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kobe-u.com TOPICS バックナンバー (2002.7)

 kobe-u.com TOPICS
◎文芸評論家野口武彦名誉教授(文)、日経夕刊コラム「あすへの話題」に寄稿(2002.8.3)

文芸評論家野口武彦文学部名誉教授が、日経夕刊コラム「あすへの話題」に毎週火曜日に執筆者として登場。7月2日の「幕末状態」に始まり、「時世悪評」「越中ふんどし」「隠密の隠密」「麻布狸穴」と続いている。江戸文学という素材を用いながら「現代を斬る」というお得意の手法も活用されている。12月末まで半年の間野口名誉教授の寄稿は続く。

◎家事ほど素敵なショーはない!沖幸子フラオグルッペ社長・エッセイスト(1969年教卒)(2002.8.3)

沖さんがForbes9月号にエッセイを寄稿している。”20世紀には便利な道具や電気製品がどんどん生み出され、生活が便利になり家事も楽になった。しかしモノが家中にあふれ出し、一軒の家には平均すると7000種類ものモノが有るらしい。21世紀は、無駄なモノをいかに上手に自分から切り離し、シンプルライフを実現するかが課題。21世紀のビジネスは、家事を楽しくさせるアイデアやサービスが目玉商品かも。誰もがここにお金を使い、家事がエンターテインメントになるような時代こそ、本物の質の高い生活に違いない”という。

 
◎自然と調和する構造物を 鴻池組 鴻池社長(1974年工卒)(2002.8.01)

鴻池組は汚染土壌を現地で溶融無害化するジオメルト工法を用い、全国で初めてダイオキシン汚染処理を行うなど、独自の取り組みを見せている。鴻池一季社長(1974年工卒)は、”自然に手を加えること自体が悪ではなく、加えたことで立ち行かなくなるのが環境破壊”との考えから、環境のリカバリー、積極的な保全を行う環境ビジネスに取り組んでいる(日刊工業新聞7月22日)。

◎朝日アマ囲碁十傑戦全国大会で優勝、多賀文吾さん(理院)(2002.7.31)

朝日アマ囲碁十傑戦優勝の多賀文吾さんは神戸大の学生時代から強豪として全国に知られた存在で、元学生本因坊。決勝でぶつかった東北大出身の平岡聡選手とは学生時代からのライバル。”通算で2勝8敗と分が悪かっただけに、今度の優勝は大変うれしい。”という。寝屋川市で育ち、プロ棋士を目指して小学校4年から高校3年まで日本棋院関西総本部でプロ修行を続けるが、願いはかなわず。進学して理学部で素粒子論を専攻、大学院に6年いて研究者になれず。軌道修正して昨春近畿管区警察局に就職、京都府警の囲碁仲間との楽しい日々にたどり着けた(朝日新聞7月23日)。

◎ゼミ教授の一言で入社、社長に昇進、西田タクマ社長(1960年営卒)(2002.7.30)

産業と暮らしを支えるごみ焼却炉ではナンバー1、環境産業のトップランナー、タクマの社長、西田常男さんが同社に入社したきっかけは、ゼミ教授のひと言、”いい会社だよ”だった。1960年(営)を卒業して入社。社員の7割がエンジニアという技術企業であるが、”どんな会社も経営が基本。まして技術に芯の通った堅実な会社なら経営に参加のしがいがあると思った。将来は社長になると、冗談半分に公言していました。”という。夢が実現して1999年社長に就任。それから3年目にして、過去最高益を更新した(プレジデント 8月12日号)。

 


 ◎友澤橋梁PFI研究会会長(1970年工・院)インタビュー(2002.7.28)
 ◎豊原元神戸商大学長(1950年神戸経大卒)、8冊目の会津八一研究書(2002.7.29)
 ◎スポーツジャーナリスト賀川さんが旧友を追悼(2002.7.28)
 ◎飛島建設・井上副社長(1971年経卒)、抱負を語る(2002.7.26)
 ◎スリランカ風景を油絵で 神戸大留学生のヘッチアーラッチさん作品展(2002.7.24)
 ◎金井教授(営)、著書・監訳書を続々出版(2002.7.24)
 ◎ココセコム開発した松本憲一さん(工院修)(2002.7.24)
 ◎”技術を測る”フォーラム、来月大阪で延岡教授(営)等がパネラー(2002.7.23)
 ◎2002ミス加古川に、谷村さん(神戸大2年) (2002.7.22)
 ◎平尾政勝さん(1966年法卒) 損害保険会社経営者から介護事業会社社長に (2002.7.22)
 ◎神戸大等主催の国際シンポジウム成功裏に終わる (2002.7.22)
 ◎塩崎教授(工)、阪神高速の問題点について語る (2002.7.19)
 ◎和歌山大学学長に小田副学長(1971営・院)が就任 (2002.7.19)
 ◎神戸経済特区研究会(会長・新野名誉教授)が、提言書「神戸経済特区に関する提言について」を矢田神戸市長に提出 (2002.7.18)
 ◎玄武洞整備で豊岡市が検討委 神戸大、姫路工大の専門委員等で構成(2002.7.17)
 ◎山家教授(経)も対論相手の一人、内橋克人編「誰のための改革か」 (2002.7.16)
 ◎青年海外協力隊員として、南アフリカ共和国に派遣される小松さん(医・短卒)(2002.7.15)
 ◎芹田教授(法)の新著「日本の領土」(2002.7.15)
 ◎大気社高瀬取締役大阪支社長(1964経卒)のインタビューから (2002.7.12)
 ◎兵庫県アマ本因坊の座を獲得 諸留さん (2002.7.12)
 ◎大阪空気調和衛生工業協会会長に就任の菅谷さん(1966工卒)、抱負を語る(2002.7.11)
 ◎コミュニティのあり方問う 岡村さん(1959年法卒)が監訳『失われたまち』 (2002.7.11)
 ◎「小樽高商の人々」に登場の大西猪之介教授(1909神戸高商卒)(2002.7.10)
 ◎神戸大、ジョーンズ氏に名誉博士号授与(2002.7.10)
 ◎水霜談話会で野上学長が講演(2002.7.10)
 ◎カフェで町を活性化、NPOデジタルサーカス三宅代表(営・院在学)(2002.7.10)
 ◎山鳥重東北大教授(医院修了)の新著「「わかる」とはどういうことか」(2002.7.9)

 kobe-u.com TOPICS バックナンバー
◎友澤橋梁PFI研究会会長(1970年工・院)インタビュー(2002.7.30)

橋梁メーカーやゼネコン、建設コンサルタント企業らによる「橋梁PFI研究会」が発足し、具体的なプロジェクトの提案に向けた調査・研究活動を開始した。PFI(民間主導の社会資本整備)手法の本格普及に期待が高まるなか、研究対象をあくまで橋梁に絞り、新たな事業スキームの構築を目指すという点で、他に類を見ない特色のある研究組織。研究会のアドバイザーには学識者や弁護士、金融専門家らが名を連ねる。研究会活動の方向性などについて友澤武昭初代会長(長大社長)は、次のように語る。

「PFIは、必要な社会資本を効率よく整備していく方法であって、また経済の活性化も図れるものとして注目されている。同時に、関連する検討組織や勉強会なども多いが、当研究会はインフラ施設の中でも橋梁に的を絞り、効果的なPFI方式のあり方について検討することを目的としている。PFIの概念を論じるのではなく、あくまで実プロジェクトの提案につなげたい」

友澤武昭(ともさわ・たけあき)さんは、1970年(工・土木修士課程修了)、長大橋設計センター(現長大)入社。1999年社長。2002年5月橋梁PFI研究会初代会長に就任。以上は7月26日付日刊建設工業新聞からの抄録。

◎豊原元神戸商大学長(1950年神戸経大卒)、8冊目の会津八一研究書(2002.7.29)

豊原治郎さんは1927年の生まれ。元神戸商科大学の学長で、経済学博士。神戸大学の前身校のひとつ神戸経済大学を1950年に卒業、在学中は宮下孝吉教授のゼミで経済史を学んだ。専門は北米経済史で、多数の研究書がある。最近は美術史家、歌人、早稲田大学教授として著名な会津八一の研究に取り組んでいる。今年6月、晃洋書房から発行された「学匠 会津八一の生涯」(定価1800円+税)は、8冊目の会津八一の研究書だ。本書の「あとがき」には、執筆中の緊急入院等執筆の苦労や、家族の協力、これまでの集大成として評伝が完成できた喜びが語られている。

◎スポーツジャーナリスト賀川さんが旧友を追悼(2002.7.28)

賀川浩さんは1924年生まれ。神戸大学の前身校のひとつである旧制神戸商業大学予科を中退、1952年からスポーツ記者となり、現在も活躍中。 サンケイスポーツ(大阪)編集局長を経てフリーランスに。神戸一中(現神戸高校)、旧神戸商業大学(現神戸大学)、大阪クラブなどでサッカー選手とし て活躍、全国大会優勝、天皇杯準優勝の実績をもつ。サッカーW杯は、1974年(西ドイツ)からスポーツ記者として現地取材を行い、今般の「KOREA/JAPAN02」が8回目のW杯取材となる。

W杯で湧いていた6月22日、賀川さんの旧制中学以来のサッカー仲間岡田吉夫さん(1926年生まれ)が死去した。岡田さんは神戸一中から神戸高等工業 (工学部の前身)を経て早稲田大学に進み、戦後早稲田大学サッカーの再興期にプレーし、当時の日韓戦やアジア大会(第1回ニューデリー、第2回マニラ) のサッカー代表選手を勤めた。晩年、早稲田大学の女子サッカー部の監督をつとめる等「サッカーと早稲田」と縁があった岡田さんを賀川さんが回顧する。 以上は、「サッカーマガジン」特別号(7月発行)からの抄録。

◎飛島建設・井上副社長(1971年経卒)、抱負を語る(2002.7.26)

飛島建設代表取締役執行役員井上義博副社長が、7月24日付日刊建設工業新聞「スポットライト・新役員紹介」欄に登場、抱負を語っている。 建設業界を取り巻く環境は大変に厳しいものがあり、当社の強みである土木事業の発注量も大きく減少している。「人々が安全で快適な豊かな生活を享受できる社会基盤をつくる」という使命に誇りを持ち、コア事業を大切にしながら新しい目で足元を見直し、新風を呼ぶ気概を持って業務に臨む覚悟だ。

井上副社長は岡山県出身。1971年(経)卒、富士銀行に入行。麻布支店長、審査第二部長、を経て2001年執行役員審査第一部長に。本年5月飛島建設に入社した。

◎スリランカ風景を油絵で 神戸大留学生のヘッチアーラッチさん作品展(2002.7.24)

スリランカで画家、詩人として活躍しているクマーラ・ヘッチアーラッチさん(40)の油絵を集めた展示即売会が神戸市灘区山田町のギャラリーむんで開かれ、スリランカの水辺の風景を描いた「静寂」などが訪れる人の目を楽しませた。

ヘッチアーラッチさんは昨年来日、神戸大の博士課程で建築デザインを専攻している。スリランカの美術大学で講師をするかたわら、詩人としても活躍、1992年に詩集「エターナル・ミッドデイ」でスリランカの国家文学賞を受賞している(7月18日朝日)。

◎金井教授(営)、著書・監訳書を続々出版(2002.7.24)

金井寿宏教授の旺盛な著書刊行が続いている。

1月:「働くひとのためのキャリア・デザイン」 (PHP研究所)、「ハイ・フライヤー 次世代リーダー の育成法」(モーガン・マッコールの著書の監訳、プレジデント社)の2冊。

3月:「はげまし」の経営学」(宝島社)。

4月:「あなたの生き方を変える 生きがいを求めるあなたに」(共著、学生社)、「組織を動かす最強のマネジメント心理学 組織と働く個人の「心的エナジー」を生かす法」(中経出版)の2冊。

7月:「経営革命大全 世界をリードする79人のビジネス思想」( ジョセフ・ボイエット,ジミー・ボイエットの著書の監訳、日本経済新聞社 )。

以上のように今年に入って金井教授の著書等は既に6点を数える。

◎ココセコム開発した松本憲一さん(工院修)(2002.7.24)

週刊現代7月27日号の連載「ザ・ヒットメーカー」に、『ココセコム』のサービスを提供するセコム(株)の開発センターシステム7チームの松本憲一リーダー(41歳、神戸大工学部卒、大学院工学研究科修了、1985年入社)が紹介されている。 2001年4月にサービスを開始した『ココセコム』は、車とバイクの盗難対策や、子供やお年寄りの行方不明対策に、位置情報を逐次伝える通信システム。全国約1000か所の拠点から24時間緊急対処員が現場に急行する。 昨年秋、東京駅に到着した新幹線の車中で、1億円以上の宝石の入ったバッグを2人組の外国人が奪い、タクシーで逃走する事件が発生。わずか1時間15分後に東京・阿佐ヶ谷駅で犯人達は逮捕。バッグに入っていた『ココセコム』が密かに信号を送っていたのだ。

同誌では、開発の苦労が語られている。開発のきっかけは2000年5月の米クアルコム社のニュースリリース。まだ開発途上の技術を、同社と連携して不眠不休のプロジェクトで1年以内に実用化した。 「何を開発するかに限らず、時間をかければ誰でもいつかは必ずできます。それが開発というものです。しかし、サービスというものは出きるだけ早く提供しなくてはなりません。『3年後に開発できます』というのではサービスとはいえないのです」という。

端末の小型化にひときわ苦労したということで、「60g以下を目標にしていたにもかかわらず、最初の試作品は70グラムになってしまい、ガク然としました。サービス会しまであと3か月しかないというタイミングだったのです」といい、「ボディを少しずつ削り、(中略)ビスの塗装にも目を向けてゼロコンマ数gの軽量化を積み上げていきました」と証言している。

サービス開始後、最初に保護したのは、ハンディキャップを持った子供だった。「位置確認すると、反対方向のバスに乗ってしまったことがわかり、すぐに現場に急行して保護できました。『ありがとうございました』の言葉は、今でも耳に残っています」という。

◎”技術を測る”フォーラム、来月大阪で延岡教授(営)等がパネラー(2002.7.23)

不況脱出の鍵を握る新産業の創出をテーマに、大学と企業の工業技術交流の道筋を探るフォーラム”技術を測る”が8月7日、大阪中之島の大阪国際会議場で開かれる。松下の副社長を務めた水野博之高知工科大副学長が基調講演し、製品開発や企業経営に大学が持つ膨大な研究成果を役立てるための価値基準や方法論の必要性を説く。その後のパネルデイスカッションは延岡健太郎教授(営)ら5人が参加。問い合わせは078−803−6225まで(7月16日付神戸新聞)。

◎2002ミス加古川に、谷村さん(神戸大2年)(2002.7.22)

加古川市と市観光協会は7月15日、加古川まつりなど1年間の市の公的行事を盛り上げる”2002ミス加古川”の3人を発表した。このうち一人は谷村真須美さんで神戸大2年。谷村さんは”加古川市は国際交流が実はとっても盛ん。そんなところも多くの人に知ってもらいたい。”と抱負を語っている(7月16日付毎日新聞地方版)。

◎平尾政勝さん(1966年法卒) 損害保険会社経営者から介護事業会社社長に(2002.7.22)

平尾政勝さんは現在三井住友海上ケアネット代表取締役社長。昨年10月、三井海上常務から同社関連会社の三井住友海上ケアネット社社長に就任。同じ時期、三井海上は住友海上と合併し三井住友海上となった。

有料老人ホーム「ゆうらいふ横浜」の運営や在宅介護サービスがケアネット社の業務。平尾さんは、三井海上時代は海上保険分野で経験豊富。海上保険の国際会議・東京総会で事務局長を勤めた。

一転して、今の業務は高齢化社会の進展と少子化等日本社会が直面する重要課題に取り組む。地元鎌倉でボランティア活動に取り組んでいる平尾さん。趣味は読書と俳句。以上は保険銀行日報社が発行する月刊誌「ライト」7月号からの抄録。

◎神戸大等主催の国際シンポジウム成功裏に終わる(2002.7.22)

7月19日(金)、20日(祝)の両日、国際研究交流大学村「東京国際交流館」(東京・お台場)で開催された国際シンポジウム(主催:神戸大、東京国際交流館)は成功裏に終わった。神戸からバスで現地入りした神戸大留学生、地元・東京で学ぶ留学生、東京の大学で国際関係論を学ぶ学生、神戸大学卒業生等の多様の参加者が一同に会した。初日には隣接の「船の科学館」でパーティーが開かれ懇親がはかられた。神戸大学留学生の代表劉暢さん(中国)の明晰な日本語挨拶には一同驚嘆の思いだった。また、政務多忙の中駆けつけた「神戸大好き」の佐々木知子参議院議員(1978年法卒)からも励ましの言葉があった。

  主催:神戸大、東京国際交流館
  場所:国際研究交流大学村「東京国際交流館」(東京・お台場)
  テーマ:「これからの日本―世界の日本学の視点から」
  講師:河合隼雄 文化庁長官、
      ベフ・ハルミ スタンフォード大学名誉教授他
◎塩崎教授(工)、阪神高速の問題点について語る(2002.7.19)

「阪神高速が地上にある限り、神戸はアカ抜けない」と語る塩崎賢明教授(工・都市計画)。震災後早く再建された阪神高速道路。しかし、騒音や大気汚染など環境面でのマイナスはそのまま。「米国では、高速道路の移設や地中化が、都市計画において重視されつつある。復興計画でその考えを取り入れていたら、神戸はアメニティー豊かな環境都市として再生し世界に誇れるものになったかもしれない。そのチャンスを(震災からの復興時に)逃してしまったのは、残念だ」とも(7月18日付毎日・大阪)。

◎和歌山大学学長に小田副学長(1971営・院)が就任(2002.7.19)

和歌山大学の学長に小田章・副学長(1971営・院、博士課程退学)が就任する(8月1日付)。

7月17日毎日新聞地方版に掲載されたインタビューで、小田次期学長は「大変な時期に学長に就く、というのが率直な思い。今、日本は教育改革の真っただ中。国立大学は特にそうだ。中でも、和歌山大は難しい位置にある。将来的にもっといい大学にしたい」と心境を語る。

小田次期学長の専攻はドイツ経営学。中学から大学まで野球部、熱狂的なタイガースファン。

◎神戸経済特区研究会(会長・新野名誉教授)が、提言書「神戸経済特区に関する提言について」を矢田神戸市長に提出(2002.7.18)

税の優遇や規制緩和ゾーンの設定による活性化策を検討してきた神戸市の諮問機関神戸経済特区研究会(会長・新野幸次郎元神戸大学長・名誉教授)が、提言書「神戸経済特区に関する提言について」を矢田立郎神戸市長に提出した。ポートアイランドと神戸港を経済特区に指定、「21世紀の知の居留地」形成をめざすべきとしている。同研究会は神戸の特色を生かした経済特区の在り方を検討するため、今年5月に設置された。今回の提言の中で「医療産業都市構想」を進めている神戸港沖の人工島ポートアイランドを「先端医療産業特区」に、神戸港周辺のほかポートアイランドや神戸市の都心(三宮地区)も含めた一帯を「国際みなと経済特区」とすることを提言した(7月の各紙報道から)。

◎玄武洞整備で豊岡市が検討委 神戸大、姫路工大の専門委員等で構成(2002.7.17)

国の天然記念物・玄武洞(豊岡市)の景観を守ろうと、豊岡市は7月16日、「玄武洞公園整備検討委員会」を発足させた。同委員会は神戸大、姫路工大の計4人の専門委員と、国、県、同市、城崎町などの計10人で構成される。本年度中に落石防止策などを含む計画を策定し、2006年までに整備したい意向。 玄武洞は約160万年前の火山噴出で形成され、ハチの巣状の柱状節理が美しい。1931年、国の指定を受けた(7月16日付神戸新聞・第2但馬版)。

◎山家教授(経)も対論相手の一人、内橋克人編「誰のための改革か」(2002.7.16)

岩波書店刊行の内橋克人編「誰のための改革か」(定価1600円+税)は、小泉首相主導の構造改革を徹底批判する本。経済評論家内橋克人氏が6人の対論者と行った対談を一冊の本としたもの。山家悠紀夫教授(経)も対論者の一人。同じく岩波書店から昨年発行された山家教授の著書「”構造改革”という幻想」と同様手厳しい発言だ。対論者の中には、テレビでおなじみの金子勝慶応大学教授も。

◎青年海外協力隊員として、南アフリカ共和国に派遣される小松さん(医・短卒)(2002.7.15)

青年海外協力隊員として、近く南アフリカ共和国に派遣される臨床検査技師、小松万姫(まき)さんが、西淡町長を表敬訪問した。小松さんは三原高校の出身。神戸大医療技術短期大学部を経て、県立淡路病院(洲本市下加茂)に約5年間勤務した。職場の医療雑誌で見て同協力隊にあこがれ、「ある程度、仕事に自信がついた」ため応募を決意した。「どうせなら、めったに行けないところに」と、南ア行きを希望した由。南アでは比較的大きな州立病院に赴任し、血液検査などの業務のほか現地スタッフの指導も行う(7月9日付神戸新聞・淡路版)。

◎芹田教授(法)の新著「日本の領土」(2002.7.15)

芹田健太郎教授(法)の「日本の領土」が中央公論新社から刊行された。北方領土、竹島問題をはじめ領海、領空等々多面的・総合的に”領土”というテーマについて明快に解説されている。中公叢書シリーズの一冊として出版されたもの。学生・社会人向け。特にマスコミ関係者は必読。定価は1700円+税。

◎大気社高瀬取締役大阪支社長(1964経卒)のインタビューから(2002.7.12)

大気社高瀬滝雄取締役大阪支社長は、着任して3カ月。「経済情勢の厳しさは覚悟していたが、現実は想像以上。前期は西日本地域の業績も芳しくなかったので、その暗いムードを払拭し、危機感をもちながらも、一致団結して支社全体を運営していきたい」と話す。大阪支社の管轄エリアは兵庫県を除く近畿2府3県と四国4県、スタッフは約210人。

「得意分野である産業空調を中心に、環境部門に強い塗装事業部と連携を強化し、安定した事業展開を図りたい」と抱負を語る。高瀬滝雄(たかせ・たきお)さんは、1964年3月(経)卒、大気社に入社。95年には取締役、99年4月の東京本店副本店長から、4月1日付で現職。趣味は囲碁と将棋、ゴルフ。福岡県出身、63歳(7月11日付建設通信新聞)。

◎兵庫県アマ本因坊の座を獲得 諸留さん(2002.7.12)

6月16日、23日の2日間開催された損保ジャパン杯第48回全日本アマチュア本因坊決定戦県大会(毎日新聞神戸支局主催、日本棋院、関西棋院、県、神戸市、神戸市教委後援)は、囲碁インストラクターの諸留康博さん(34)=神戸市東灘区=が2年ぶり4回目の優勝、県アマ本因坊の座を獲得した。

決勝は新旧学生囲碁界出身者同士の対戦となった。木下暢暁さん(29)は京都大学囲碁部時代に学生名人戦優勝など輝かしい棋歴を誇る。一方、諸留さんは神戸大学囲碁部で鳴らしていた。

諸留さんは8月23−25日東京で開催の全国大会に出場する(7月10日付毎日・地方版)。

◎大阪空気調和衛生工業協会会長に就任の菅谷さん(1966工卒)、抱負を語る(2002.7.11)

この5月、大阪空気調和衛生工業協会会長に就任したの菅谷梓さん(1966工卒)が、日刊建設工業新聞(7月9日付)紙上で抱負を語っている。

2年後に創立30周年を控える同工業会。新たな協会活動に期待が集まっている。「受注競争は激化の一途にあり、会員各社の利益率が低下している。発注者への陳情活動など会員単独ではできない課題について取り組むことが協会の使命と考えている」と菅谷会長。

菅谷梓(すがや・あずさ)会長は、大阪府出身。1966年(工・計測)卒、ダイダンに入社。1998年専務取締役に就任、翌年大阪本社代表。現在は営業本部担当(大阪駐在)。趣味はゴルフ、木工工芸。お酒は「下戸で困る」(笑)。好きな言葉は「誠実」。

◎コミュニティのあり方問う 岡村さん(1959年法卒)が監訳『失われたまち』 (2002.7.11)

政治学者のアラン・エーレンハルト著、岡村二郎さん(1959年・法卒、元神戸市役所職員)監訳の『失われたまち』が今年4月1日、ぎょうせい関西支社から出版された。

コミュニティの生成と崩壊のプロセスを米国の事例に基づいて具体的に検証し、日本でのコミュニティのあり方を問う。岡村さんは「戦時中の隣組への反発が強く、また「自由へのこだわり」の強い世代が出てきて、地域への奉仕や義務づけを伴うコミュニティ活動は、あまり正面からは取り上げられてこなかった。視点を整理する必要がある」と監訳者あとがきで述べている。

定価は2600円。購入は同社の担当・花田さん(電話06−6352−2271、メールSyuppan_Kansai@gyosei.co.jp)まで。「kobe-u.comのHPで見た」と言えば、2000円の割引価格で購入できる。

◎「小樽高商の人々」に登場の大西猪之介教授(1909神戸高商卒) (2002.7.10)

小樽商大の前身校である小樽高商にまつわる人物にスポットライトを当てた「小樽高商の人々」が北海道大学図書刊行会から出版された(定価2000円+税)。歴代校長や小林多喜二、伊藤整等の文学者と並んで小樽高商時代の名物教授大西猪之介について一章が設けられている。

大西猪之介は神戸大学の前身・神戸高商に学び津村秀松の指導を受けた。1909年(明治42年)に神戸高商を卒業、東京高商専攻部(一橋大学の前身)に進み、1911年に小樽高商に赴任した。34歳で早世したが、死後多くの学生に慕われ講義録をもとに全8巻の「大西猪之介経済学全集」が刊行された。主著は「囚われたる経済学」。あらゆる既成の経済学を”囚われたる経済学”として批判しようとしたユニークな著書。東京高商時代の恩師福田徳三もこの本を高く評価した。

◎神戸大、ジョーンズ氏に名誉博士号授与(2002.7.10)

神戸大学は、40年以上にわたる研究交流で神戸大の研究者の指導に功績があったとして、米ロチェスター大経済学部長のロナルド・ジョーンズ博士(70)に名誉博士号を授与する。神戸大の名誉博士は5人目。ジョーンズ博士は国際貿易理論の世界的権威。神戸大の招へい教授として1カ月の在籍経験があり、経済経営研究所主催の国際学会などで特別講演も行っている。

ロチェスター大学(ニューヨーク州)経済学部は外国の優秀な留学生の育成に力を入れており、50人を超える日本の研究者がジョーンズ博士らの指導を受けた。中でも神戸大の留学生が最も多く、日本の大学を代表して授与を決めた。7月15日に授与式がある(7月5日付神戸新聞)。

◎水霜談話会で野上学長が講演(2002.7.10)

7月5日(金)、東京・一ツ橋の如水会館で開催の水霜談話会で、野上学長が「国立大学の法人化と神戸大学」の演題で講演を行った。水霜談話会は、一ツ橋・神戸両大学の卒業生から構成される勉強会。1934年(昭和9年)創設という長い歴史がある。

学長からは、この4月に、国立大学最初のスタートを切って、大学と同窓会が協同して(株)神戸学術事業会という新会社が設立され、独立行政法人化に向けて準備を開始している等ホットニュースを交えながら現状の説明や将来の問題点・展望についての説明があった。聴講は約30人。

◎カフェで町を活性化、NPOデジタルサーカス三宅代表(営・院在学)(2002.7.10)

地域の飲食店や若手アーティスト支援を目的に昨年6月に設立されたNPOの代表三宅大地さんは神戸大・経営(院)在学中。地元の個性的なカフェ等を紹介するサイト「エキュイブ(http://www.equiv.net)」を運営する。「震災からの復興は神戸らしい新しい文化の発信を」と三宅代表は語る。(7月2日付神戸新聞)。

◎山鳥重東北大教授(医院修了)の新著「「わかる」とはどういうことか」(2002.7.9)

東北大(医)山鳥重教授の「「わかる」とはどういうことか」(ちくま新書)が、話題を呼んでいる。 ヒトはどのような時に「わかった」と思うのか。この本は認識のメカニズムを解き明かす。対象を区別し、同定する知覚の基本から、より大きく深く「わかる」ために何が必要かまでを、脳の機能障害治療が専門の神経内科臨床医が一般向けに語る。認識の仕組みを論じつつ、科学的立場で自発性や好奇心などの心や感情の働きにも触れている。

山鳥重教授は1939年生まれ。神戸大(医)院終了後、神戸大学助教授等を経て現在は東北大学教授。


 

 
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