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トピックス

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去のトピックス  ニュース・トピックスのバックナンバーがご覧いただけます。
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 2003年9月

笹山前神戸市長の叙勲開催を祝う会開催 (2003.09.30)

野口名誉教授の新著「幕末伝説」 (2003.09.30)

「日本におけるMBAの評価」についてリポートする植村さん(1964年経卒) (2003.09.29)

天神祭船渡御に「神戸大学学友船」登場 (2003.09.26)

チッソ岡田新社長(1964年営卒)(2003.09.26)

高森教授(工)等、小型探索ロボで被災地地図作製 (2003.09.25)

NHKアナ住田さん(1983年・営卒)の著書「語り継ぎたい命の尊さ」の増補版刊行 (2003.09.24)

剣道部創部100周年記念式典 (2003.09.24)

「ありのままの自然を」八木さん(1993年農院 (2003.09.22)

日本カタン社長森川さん(1968年・法卒)、学生時代を語る (2003.09.19)

神戸大学東チベット学術登山隊、中国登山協会と調印式 (2003.09.19)

極上トマトの作り方 (2003.09.18)

22歳の社長、田中克明さん(2003年・経卒)(2003.09.17)

塩野義製薬・伊藤誉子さん(2000年MBA) (2003.09.16)

静岡大石橋助教授等の新著 「インターネット経済学案内」 (2003.09.16)

高柳さん(1970年・医卒)の新著 (2003.09.11)

早川名誉教授(工)の発言 (2003.09.11)

澤田隆治さん(1955年・文卒)の「決定版 私説コメディアン史」出版 (2003.09.11)

林青学大教授(1960年・営卒)の新著 (2003.09.10)

石川教授(国際文化)によるチャペック伝の書評 (2003.09.09)

井上賀友さん(経・4)ロスで研修中 (2003.09.09)

久保教授(経)の新著 (2003.09.08)

肝臓細胞の増殖を体内時計が制御、岡村教授ら(医学系研究科) (2003.09.05)

ネットを使いIR説明会、伊藤忠商事藤田副社長(1965年・経卒) (2003.09.05)

『神戸大学史学年報』18号発行 (2003.09.04)

癌治療の可能性秘めた蛋白質を発見、杉浦助教授(医学系研究科) (2003.09.03)

神戸大、NECと産学連携で人材育成 (2003.09.02)

製造業100社、神戸大等4大学と産業競争力再生へ共同研究経) (2003.09.02)

危機管理は人のつながりから 野尻名誉教授(経) (2003.09.01)




笹山前神戸市長の叙勲開催を祝う会開催 (2003.09.30)

7月15日、笹山幸俊前神戸市長の勲一等瑞宝章受章を祝う会が、神戸ポートピアホテルで開催された。笹山前市長同は,1945年に工学部の前身校のご卒業。工学部としては先年受章の工学部同窓会KTCの前理事長・谷井昭雄さん(1948年卒・元松下電器産業社長)に続く栄誉だ。

お祝いの会では、矢田立郎神戸市長をはじめ各界からの祝辞があった。笹山さんからは「叙勲は,神戸市民が震災からの復興,新しい街づくりに懸命に努力してきた賜物…」と誠実な人柄が滲み出た挨拶があった。

 出席者は皆,58年前の戦後復興から一貫して神戸の街づくりに努めてこられた笹山さんの足跡をしのび、最後は童謡「ふるさと」の大合唱で和やかな会を締めくくられた(「六甲ひろば」8月号)。

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野口名誉教授の新著「幕末伝説」(2003.09.30)

この2月、「幕末気分」(講談社)により第54回読売文学賞(評論・伝記賞)を受賞した野口武彦名誉教授(文)。前著の続編ともいえる「幕末伝説 何でもありの時代」を、同じく講談社から刊行(定価・1900円)。幕末・維新の埋もれた事件にスポットライトをあてて描いた歴史評論集だ。

7編の作品が収められているが、その中のひとつに「兵庫港のマルクス商会」というのもある。

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「日本におけるMBAの評価」についてリポートする植村さん(1964年経卒) (2003.09.29)

企業史研究家の植村達男さん(1964年経卒)が、産労総研発行の社員教育専門誌「企業と人材」9月5日号に、「日本におけるMBAの評価」の歴史的変遷について寄稿している。

日本人MBAの第1号は浅野開作。1952年にハーバード大学に入学した。半世紀を経た今日、書店にはMBA関連書が数多く並ぶ一種のブームの状況にある。ところが、MBAは、広辞苑、辞林、日本国語大辞典(全13巻)等の国語辞典には項目として出ていない。少し前の経営学辞典にさえ項目は欠落していた。一方、「現代用語の基礎知識」(自由国民社刊)には以前から取り上げられているが、記述は表面的だ。

そんなMBAについて、朝日新聞発行の週刊誌AERA2003年 6月2日号の記事は客観的な視点から最新のMBA事情を取材して書かれている。かつては過度なMBA礼賛があり、一方日本の企業風土のために折角取得したMBA資格が活かされてなかった。ところが、そのMBAが、日本の企業の中で適材適所として漸く活かされるようになった事例が出てきている。AERAには、それが具体的に紹介されている。また、川村雄介長崎大学教授は、「MBAにもピンからキリまである」と発言、日本人のMBA信仰に警鐘を鳴らしている例も紹介(週刊東洋経済2001年8月11・18日合併号)。

なお、同寄稿中、MBA取得希望者のガイドブックとなるよう工夫された書物として、実際に伊藤忠商事社員として留学した経験を持つ三輪裕範さん(1981年法卒)著の「ハーバード・ビジネス・スクール MBAへの道」(丸善ライブラリー)も言及されていた。

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天神祭船渡御に「神戸大学学友船」登場 (2003.09.26)

神戸大学友会(全学同窓会)では,大学当局のご理解のもと,7月25日の大阪天神祭船渡御に奉拝船「神戸大学学友船」を出した。船には大学当局はじめ学友会メンバーの総勢200人余りが乗船した。同窓生では、谷井昭雄神戸大学運営諮問会議副委員長,難波昭紫陽会会長,島一雄KTC副理事長,平田二郎凌霜会大阪クラブ顧問,八木頼夫同副会長ほかの方々が乗船。加えて,大阪クラブ恒例の留学生による日本語作文コンクールで最優秀賞,優秀賞に輝いた留学生3人もビアパーティーとは別に特別招待された。

奉拝船は午後6時過ぎに出航,御神霊を乗せた御鳳輦船や約50艘の供奉船を50艘の奉拝船がお迎えしました。船上では,タレントの総合司会で若手漫才師,歌手らが次々と自慢の芸を披露,また台湾料理「龍潭」の程一彦さんの料理を味わいながら,行き交う船同士が大阪締めで交歓,帰路には頭上で数百発の打ち上げ花火が夜空を彩るなど,火と光と水の祭典「天神祭」を満喫した一夕だった。

「天神祭」は、菅原道真公が祭られている大阪天満宮のお祭り。道真公は学問の神様として知られている。来春からの国立大学法人化に向けて神戸大学が好スタートを切れることを,乗船者一同神妙に祈念した。

大学の名を冠した奉拝船は,長い歴史の中で今回の「神戸大学学友船」が初めての由(「六甲ひろば」8月号)。

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チッソ岡田新社長(1964年営卒) (2003.09.26)

攻めの姿勢で再生の道を切り開くチッソ岡田新社長(1964年営卒)

2000年に策定されたチッソの「再生計画」。必須とされる毎年40億円の利益確保のため、経営企画室長として構造改革を取り仕切ったのが、今年同社10年ぶりの新社長に就任した岡田俊一さん(1964年経卒)。日本で初めて事業化した塩化ビニルから撤退し、急成長する液晶などの機能材料やバイオケミカルを強化するなど、社員の意識改革に取り組む。水俣病原因企業としての責任を一身に背負う岡田社長は、「(水俣病後も)会社に残る社員は会社が良くなることで初めて報われる」と、攻めの姿勢に徹する(9月3日付朝日新聞)。

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高森教授(工)等、小型探索ロボで被災地地図作製 (2003.09.25)

高森年教授(工)等のグループは、小型の探索ロボットを走らせ、地震による倒壊家屋の分布など被災地の地図を自動的に作製する技術を開発した。今後ロボットの操作支援システムとして発展させ、被災者の救助・探索に役立てる(8月19日付日経産業)。

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NHKアナ住田さん(1983年・営卒)の著書「語り継ぎたい命の尊さ」の増補版刊行 (2003.09.24)

住田功一さん(1983年・営卒)の著書「語り継ぎたい命の尊さ」増補版(一橋出版、定価980円+税)が刊行された。住田さんはNHKアナウンサー。今年の春からは、大阪局で「関西ニュース1番」を担当している。

「語り継ぎたい命の尊さ」の初版は1999年に発行された。住田さんは阪神大震災当時は、東京の局勤務であったが、たまたま帰省中の神戸で震災を体験した。実家は高台にあり、周辺の被害は比較的軽かった。この時点では多くの住宅が倒壊し多数の人命が失われたことに全く知らなかった。住田さんが東京のニュースセンターに電話を入れ伝えた現地情報は、全国に流れた地震ニュースの第一報だった。ところが、高台を降り市内に取材に出てみると阪神高速道路の倒壊、一階部分が押しつぶされたマンション等壮絶な被害状況を目の当たりにする。「自分の神戸からの第一報が、被害が軽いという印象を与え、救援を遅らせたのではないか」と住田さんは悔やむ。

この本は高校生以下の若い世代に話しかける調子で書かれている。阪神大震災で失った6433人の尊い命。その中には多数の学生・生徒や子供たちがいた。住田さんは若い読者に「大切なのはなぜ、ここで人が死んだか、という冷厳な事実を知ることです。それを心にとどめ、人の命を守るために、その経験を生かすということが大切です」と訴える。

この本のユニークなのは、読者がEメールを使って感想文や意見を著者に送ることができる仕組みになっていることである。また、「読者のホームページ」も用意されている。「語り継ぎたい命の尊さ」は、小学校・中学校・高校の総合学習、社会、国語の教材として全国で使用されている。この本を印刷物として利用するだけでなく、メールやホームページという手段で、立体的に活用することができる。この本で、命の尊さや防災を濃密に学ぶことが可能となっている。増補版では、新たに付録が設けられ初版に寄せられた「読者からの声」の欄も設けられた。また、「修学旅行に行こう」と題して、人と防災未来センター(神戸市中央区)を初めとする震災資料館や被災地のモニュメントの紹介が行われている。

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剣道部創部100周年記念式典 (2003.09.24)

去る4月26日、神戸大六甲台で剣道部創部100周年・剣友会創設80周年記念式典・祝賀会が開催された。剣道部長藤田誠一教授から剣道部・剣友会の歴史を辿りながらの挨拶。続いて、来賓を代表して木山正規兵庫県剣道連盟会長、山本三郎兵庫県学生剣道連盟会長、森武麿一橋大剣道部長、長村光造京都大剣道部長からの祝辞があった。

式典の後、正門西隣に完成したばかりのアカデミア館で祝賀会が開かれた。統合が予定されている川崎神戸商船大剣友会長はじめ多数の来賓の祝辞があった。来賓(18名)・特別参加(一橋大・大阪市大剣友会6名)を含め総勢212名出席という大盛会であった(経済・経営・法学部の同窓会誌「凌霜」2003年8月)。

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「ありのままの自然を」八木さん(1993年農院) (2003.09.22)

8月4日付神戸新聞のコラム「論」欄に、兵庫県立人と自然の博物館八木剛主任研究員が登場。蛍の人工増殖等を例に挙げ、「ありのままの自然を愛する心の余裕を持ちたい」と語る。人工増殖するためには、業者は蛍の成虫を各地で採取する。そして、蛍を”買う”のは各地の自治体。蛍の人工増殖を行う業者の存在が、蛍の減少をもたらすという皮肉な結果をもたらす。

八木さんは1968年生まれ。1993年神戸大(農)修士修了。専門は生物地理学で、蛍・赤とんぼ等「ふるさと昆虫」を中心に調査研究・普及活動を続けている。

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日本カタン社長森川さん(1968年・法卒)、学生時代を語る (2003.09.19)

9月8日付日経紙・大阪版(かんさい21)に、日本カタン社長森川寛さん(1968年・法卒)が登場、学生時代の思い出等を語っている。

神戸大へ入学したのは1964年。通学路はハイキングコースのようだった。甲子園球場で場内スタッフとしてアルバイトをした。阪神巨人戦でグラウンドボーイをつとめたとき、巨人の三塁手長嶋茂雄選手に話しかけられたこともあった。部活は、法律相談部。神戸商工会議所で相続などの法律相談に無料で応じていた。

法律相談部の先輩の人柄にひかれ住友商事に入社、海外の鉄鋼プラントの建設現場で働くことが多かった。1999年にベネルックス住友商事社長に就任、今年6月から日本カタンの社長に。

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神戸大学東チベット学術登山隊、中国登山協会と調印式 (2003.09.19)

神戸大学山岳部・山岳会(OB会)は、カンリガルポ(崗日戛布=kangri Karpo)山群の最高峰・ルオニイ峰(Ruoni Feng=若尼峰6610m)の初登頂をめざす「神戸大学東チベット学術登山隊」を派遣する。

10月2日には、その本隊が中国・成都に向けて出発することになっている。本隊出発に先立つ9月12日、神戸大で中国登山協会との調印式が行われた。調印式には、中国登山協会李致新副主席と神戸大学野上智行学長・平井一正総隊長(工・名誉教授)が出席、派遣メンバーや派遣先についての公式文書を交わした(9月12日付神戸新聞夕刊)。

「神戸大学東チベット学術登山隊・募金のお願い」

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極上トマトの作り方 (2003.09.18)

永田照喜治さんの新著「「極上トマト」をベランダで作る」(2003年・光文社・1300円+税)が、刊行された。永田さんは1948年神戸経済大学(経済・経営・法学部の前身)卒業後、永年にわたり農業に従事、独自の農法を研究、おいしい野菜作りのために、野菜本来の生命力を引き出そうというもの。その研究成果は”永田農法”として知られている。最近の話題としては、昨年ユニクロの新規事業と提携したことがあげられる。

本書は、その成果を踏まえ「家庭菜園の楽しさ、面白さ」を、写真とイラストを用いて解説している。タイトルにあるトマトだけでなく、パセリ、なす、イチゴ等扱う野菜の種類は豊富。

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22歳の社長、田中克明さん(2003年・経卒) (2003.09.17)

9月3日付の朝日新聞大阪版に、今春神戸大を卒業し翻訳会社の社長をつとめる田中克明さんが紹介されている。英語から古代エジプトの象形文字迄。田中さんは66種類の言語の翻訳をする会社ニードフォーチェンジ(大阪市西区)の社長を始めて3年目になる。翻訳者は世界中に910人いる。翻訳の発注があると、メールを使って複数の翻訳者に打診、確実に早くしかも安価に請け負ってくれる人を探す。これがニードフォーチェンジのやり方だ。

学生時代に、宿題代行サークルの代表をつとめていた。このサークル興味を持った大阪の会社社長が「会社を作らないか、資本金3000万円で好きにやっていい」と声をかけてきた。これが「起業」の発端だ。

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塩野義製薬・伊藤誉子さん(2000年MBA) (2003.09.16)

9月8日の日経夕刊で活躍する女性MBAの特集を組んでいる。伊藤誉子さんもその一人。薬学博士の伊藤さんは入社以来、研究所で基礎研究を続けつながら、「企業であれば研究開発の効率化こそが社会貢献につながる」と考え、経営を学ぶために、働きながら神戸大学のビジネススクールに通い始めた。

授業料は自腹だったが会社は協力的で、伊藤さんを経営企画部に異動させてくれた。また、ドイツのビジネススクールに4ヵ月半交換留学した際も出張扱いにするなど、事実上の会社派遣として全面支援した。2000年3月にMBAをとった後は、新規プロジェクトに次々参加。現在は、昨年立ち上がった新製品マーケテイングのための組織横断的プロジェクトにかかわる。

「授業で学んだことと現在の仕事内容が完全に合っている」さらに、「チャンスがあればいずれもっと上の立場から経営に関わりたい」と伊藤さんは語る。

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静岡大石橋助教授等の新著 「インターネット経済学案内」 (2003.09.16)

静岡大石橋太郎助教授等の新著「インターネット経済学案内」が、日本評論社から刊行された。同じ静岡大の遠山弘徳助教授との共著(定価は2000円+税)。本書はインターネットを活用して経済学を学ぶための指南書である。例えば、日銀統計の入手方法や海外のHP利用法などが具体的に図解入りで説明されている。

石橋助教授は山口大(経)卒業後、神戸大(経)大学院に進み1988年博士課程単位取得し、現在は静岡大助教授。遠山助教授との共著「はじめよう インターネットで経済学」(1998年)等の類書がある。

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高柳さん(1970年・医卒)の新著 (2003.09.12)

高柳和江さん(1970年・医卒)は、小児外科の医師で医学博士。現在は日本医大の医療管理学・助教授の職にある。高柳さんは、神戸大医学部を卒業後、1977年に徳島大学で博士課程を修了、その後クウェート、米国で医者として、研究者として活動した。日本では数人しかいない英国小児外科学会員でもある。

1977年から10年間、クウェートでただひとりの日本人医師として勤務した高柳さん。今般、その体験を書き記したエッセイ集「砂漠とハイヒールードクター・カズエが見たアラブー」(春秋社・定価1500円+税)を刊行した。アラブの国クウェートで小児外科をつとめたという特異な体験記は本書の魅力だ。加えて、地球上には宗教や生活心情が異なる様々な価値観を持つ人たちが住んでいることが実感としてよくわからせてくれる。そんなことをしみじみと感じさせてくれる好エッセイ。

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早川名誉教授(工)の発言 (2003.09.12)

早川和男名誉教授(工)が、朝日新聞8日月25日付のコラム「私の視点」で防災の日(9月1日)にちなんで発言。今の日本では、欠陥住宅が溢れている。誰もが安全な家に住めるようにしなければならないとし。そのためには、既にイギリス・ドイツ等欧米で導入されている居住安全保障法を日本で制定することを提案する。

政府の無策に対する舌鋒は、岩波新書の名著「住宅貧乏物語」(1979年)以来一貫して鋭い。

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澤田隆治さん(1955年・文卒)の「決定版 私説コメディアン史」出版 (2003.09.11)

澤田隆治さん(1955年・文卒)の名著「私説コメディアン史」の決定版が、ちくま文庫として刊行された。452ページとボリュームたっぷりで、定価は1000円+税。

「私説コメディアン史」は、澤田さんが神戸大卒業後、朝日放送に入社、ラジオプロデュサーとして、またテレビのディレクターとして関わりのあったコメディアンたちの人物像を描いたもの。「私説コメディアン史」は、1977年、白水社から初版が発行され、その後1993年に同じ白水社から「定本 私説コメディアン史」のタイトルで、若干の増補版が出た。

今般の「決定版 私説コメディアン史」は、3度目の登場。大幅に加筆・訂正が行われている。エノケン、エンタツ、アチャコ、藤田まこと、脱線トリオ、関敬六・・・。登場する人物は多彩。澤田さんがプロデューサーとして手がけた「てなもんや三度笠」「スチャラカ社員」の叙述は当事者だけあってヴィヴィドだ。

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林青学大教授(1960年・営卒)の新著 (2003.09.10)

「異文化インターフェース経営」等多数の著者がある林吉郎青学大教授(1960年・営卒)の新著「異端パワー」(2003年・日本経済新聞社・1800円+税)が刊行された。 人材コンサルタント福島由美さんとの共著。

これまで同質性を重んじていた日本企業。しかし、これからは同質性だけでは生き残れない。そこで異端パワーが重視される。
”企業と個人”を考える上で要な問題提起をする本。特に、若い世代の読者にとって希望が湧いてくる内容の本である。

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石川教授(国際文化)によるチャペック伝の書評 (2003.09.09)

8月24日付の日経紙読書欄に、石川達夫教授が、イヴァンクリーマ著「カレル・チャペック」の書評を寄せている。カレル・チャペックは”ロボット”という言葉を作ったことで知られるチェコの作家。「ロボット」(作品名)のようなSFのみならず、純文学、推理小説、児童文学、動物文学、伝記文学、旅行記、エッセイ、コラムなど、多様なジャンルで健筆を振るった作家であると紹介。

先般、小泉首相がチェコ首相主催晩餐会で、ロボット”アシモ”を同伴、アシモが乾杯の音頭をとり、チェコ語で挨拶し、チェコ首相と握手したことが話題になった。このパーフォーマンスは、ロボットと言う言葉を作ったチャペックに因んでのものといわれている。

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井上賀友さん(経・4)ロスで研修中 (2003.09.09)

米・ロサンゼルスの邦字紙羅府新報(8月9日付第1面)によると、神戸大(経)4回生井上賀友さんは、エッセイコンテスト「私の関西活性化案」に応募して当選、もうひとりの当選者田端亜衣子さん(京都大・教)4回生とともにロサンゼルス市内で研修中。

このコンテストは、地盤沈下する一方の故郷・関西を何とか元気にしようと、南カリフォルニア在住の関西出身者の会「関西クラブ」(岩本ロッキー会長)が日本の学生から募集したもの。以下は羅府新報紙の抄録。

 井上さんは、就職活動支援サークル(注)を展開。ホームページで情報を発信し、就職活動支援の各種催しを主催。大阪で生まれ育った田端さんは、関西独自の伝統芸能「お笑い」による活性化論を提案した。

 2人は、日本貿易振興会(ジェトロ)、ロサンゼルスの企業、全米日系人博物館、敬老引退者ホーム等を訪れ、ホームステイも体験する。各訪問先で活発に質問する2人に「ここでの体験を帰国後の活性化活動に生かしてほしい」と関係者は期待を寄せる。

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久保教授(経)の新著 (2003.09.08)

神戸大学経済学叢書の11冊目として、久保広正教授(経)「欧州統合論」が勁草書房から刊行された。定価は3700円+税。

市場・通貨の統合、財政政策・産業政策・通商政策そして労働市場等。本書では、欧州統合に関して多面的なアプローチがなされている。久保教授は1973年神戸大(経)卒後丸紅に勤務、1999年から母校の神戸大教授に着任した。丸紅勤務時代の1979年、欧州委員会に派遣されたのが、本書のテーマ「経済統合とは何か?」に関心を持つきっかけとなった(同書まえがき)。

久保教授(経)は同じ欧州統合をテーマとして、世界経済評論誌2003年7月号に「欧州統合の原状と展望」を寄稿している。

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肝臓細胞の増殖を体内時計が制御、岡村教授ら(医学系研究科) (2003.09.05)

8月22日付の日経紙で、神戸大医学系研究科の岡村均教授と山口瞬助教授による研究成果「肝臓細胞の増殖を体内時計が制御する」が報じられている。

この研究により、医薬品を投与した時の細胞の反応は、体内時計の作用によって、分裂時期とそうでない時期で異なるケースがあることが明らかになった。正常細胞に影響を与えにくい時期に抗がん剤などを投与することで、副作用を減らせる可能性があるという。この研究成果は8月22日発行の米科学誌サイエンスに掲載された。

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ネットを使いIR説明会、伊藤忠商事藤田副社長(1965年・経卒) (2003.09.05)

伊藤忠商事がインターネットと電話を使いIR説明会を開催した。8月14日付日経産業新聞は、同社藤田純孝副社長に対するインタビュー記事を掲載以下のように解説している。

四半期決算が制度開示となり、アナリストから説明会を開いて欲しいとの声があった。一方、多数の企業の発表が集中するので、アナリストも忙しい。そこで、IT技術を使い一堂に集めなくても済むやり方を導入した。

藤田副社長は、1965年(経)卒・伊藤忠商事に入社、60歳。2001年から現職。

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『神戸大学史学年報』18号発行 (2003.09.04)

神戸大学史学研究会発行の『神戸大学史学年報』18号が、発行された。その内容は以下の通り。

●特集
シンポジウム「歴史における交通と宗教」 市原宏一「「民族」的危機における社会的結集の一形態  〜中世前期バルト南岸のスラヴ固有宗教〜」 坂江渉「古代国家の交通とミナトの神祭り」 横井靖仁「起請文の「成立」と神※」  ※は示に氏

●研究論文
朴三憲「府藩県三治期」地方官の人事変遷 蒋海波「辛亥革命時期神戸華僑の政治活動について  〜「王敬祥関係文書」を中心に〜」木久史「一六世紀後半の畿内における価格表記について  〜『多聞院日記』から〜」

バックナンバーについては、在庫のあるものは随時 販売しております。詳しくはメールアドレスまで。

kobe_shigakuken@hotmail.com 運営委員長 竹内一博(神戸大学文化学研究科)

<史学研究会の概要>
神戸大学史学研究会は、1986年に歴史学の発展と会員相互の親睦を目的として設立された学術団体。会員は神戸大学文学部・文学研究科・文化学研究科の史学関係の教員・学生・卒業生を中心に構成されている。会員数約300名。年1回7月に開催される総会での講演のほか、毎年様々なテーマを設定し開催する例会や、学生を中心とした読書会、卒論修論報告会などを行っている。

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癌治療の可能性秘めた蛋白質を発見、杉浦助教授(医学系研究科) (2003.09.03)

8月21日の日経紙夕刊によると、神戸大医学系研究科の杉浦麗子助教授らは、細胞が異常に増殖するのを防ぐ体内物質の働きをさらに強めるたんぱく質(Rnc1)を発見した。このたんぱく質を人工的に制御すれば、がんを治療できる可能性がある。成果は21日発行の英科学誌ネイチャーに掲載される。

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神戸大、NECと産学連携で人材育成 (2003.09.02)

NECが各地の大学と連携した人材育成事業を本格展開する。既にスタートしている一橋大学、北海道大学に続き、本年9月からは神戸大学、11月からは東北大学も共同取組を開始する。

NECの人材開発事業の特徴は、既存の社内経営資源を有効活用できる人材を重視していること。人の長所・短所を見抜き、適材適所の人員配置を行なう能力を備えた管理者を養い、事業環境の変化に柔軟に対応する社内体制を構築するのが狙いだ。外部から学識者を招くなどの戦略的人材育成で成功している米国の複合企業。日本の企業文化は、外部からの人材登用に対する抵抗感が強いだけに、大学との連携で社内の人材育成を目指すNECの試みが注目される(8月5日付日本工業新聞)。

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製造業100社、神戸大等4大学と産業競争力再生へ共同研究 (2003.09.02)

8月16日付の日経紙によると、東芝、三菱化学、松下、日産、石川島播磨などの企業と、東大先端技術研究所、一橋イノベーション研究所、神戸大経済経営研究所、慶応などの研究者が集結し、日本の産業の競争力再生を目指す共同研究に乗り出す。

経済産業省が旗振り役となり、社会科学分野の産学連携プロジェクトとしては1994年の”メイドインジャパン”以来約10年ぶりの大型共同研究となる。

日本企業が直面している問題のうち、研究開発費と企業収益がつりあっていないという大きな問題がある。その原因として技術経営が欧米企業と比較して、著しく劣っているという報告がある。このような現状を踏まえ、この共同研究では、

1.MOT(技術経営)の教育プログラム
2.日本の産業競争力の評価と向上のためのシナリオを作成していく。

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危機管理は人のつながりから 野尻名誉教授(経) (2003.09.01)

震度6クラスの地震が連発した宮城県地方。いずれやってくる宮城県沖地震の被害を少しでも減らしたい。そのための人間の知恵として、阪神大震災を経験した野尻武敏名誉教授(経済政策論)のコメントが紹介されている。

同教授は、災害時に最後まで残るのはモノではなく、人のつながりであり、危機管理の最高の装置はコミュニティであると説く。災害の被害を防ぐためには、家具の固定などの自助努力と、コミュニティ、隣人との付き合いの再構築が求められる。パソコンや携帯電話のネットはもろいが、隣近所の人によるひと声の「ネット」は強い(8月3日付読売・仙台版)。

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