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トピックス

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去のトピックス  ニュース・トピックスのバックナンバーがご覧いただけます。
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 2003年11月
遊仲勲東邦学園大教授(1960年、経博) (2003.11.28)
「六甲ひろば」No.74から (2003.11.28)
ミトコンドリアを排除するたんぱく質を発見、柳助教授(医) (2003.11.27)
小野昭さん(1958年・経卒)の著書 (2003.11.26)
響友会東京支部総会・演奏会、至福な時空を共有 (2003.11.25)
神戸の「ウォーターフロント」 (2003.11.25)
小室教授(法)の新著「ゼミナール国際経済法」 (2003.11.21)
練習船深江丸 (2003.11.21)
北坂同志社大教授の新著「マクロ経済学・ベーシック」 (2003.11.20)
歴史資料に残った地震の記録をデータベース化、神戸大中心に (2003.11.19)
「凌霜」No.359から (2003.11.18)
「花おりおり その2」刊行 (2003.11.18)
工学部同窓会誌「KTC」No57から (2003.11.17)
国際物流では中国を強化 三菱倉庫番社長(1969年・営卒) (2003.11.14)
財務諸表監査基準の社会的認知 、内藤教授(営)がアンケート結果を分析 (2003.11.13)
南後さん(1962年・営卒)第65回全日本ベテランテニス選手権大会(65歳以上ダブルス)で優勝 (2003.11.13)
谷崎文学のエスペラント訳について解説する植村さん(1964年・経卒) (2003.11.12)
救助ロボット技術の開発を手がける田所助教授(工) (2003.11.11)
木村助教授(国際協力)、サントリー学芸賞受賞 (2003.11.11)
独禁法が定める課徴金、社会的損失負担をー井出慶応大教授ー (2003.11.10)
出光佐三さんの伝記 (2003.11.07)
脇田さん(1961年、文卒)角川源義賞を受賞 (2003.11.06)
文豪漱石は世界レベル、「日本人が知らない夏目漱石」の著者、ダミアン.フラナガンさん(2000年、文化学研究科) (2003.11.05)
神戸赤十字病院小川院長(1965年・(医)院修了)のインタビュー (2003.11.05)
「役人と数字の関係」を語る野口名誉教授(文) (2003.11.04)

 




遊仲勲東邦学園大教授(1960年、経博)(2003.11.28)

発展する華人、華僑経済、日本はさらに人や資本の開放を、遊仲勲東邦学園大教授(1960年、経博)

朝日新聞11月20日の華人ソフトパワーと題した特集記事の中で、遊仲勲教授は、華人パワーの拡大とそれに対応すべき日本の課題について、以下のように述べている。

かつての華僑は故郷に送金し、錦を飾るのが一般的だった。今は、中国の改革開放政策と経済成長につれて、国外の華人が大陸で事業をしたり、人材、文化、情報を大陸に向けて発信したりするようになった。若者の間で流行する音楽に見られるように、華人のネットワークは双方向性を持ち縦横無尽に築かれつつある。共通言語も広東語や福建語から、北京語や英語へと変わった。リスク分散の意味からも子弟を各地に送り、欧米で高等教育を受けるものも多い。日本は、物の輸入だけではなく、人や資本の一層の解放をして、国の間口を広げることが重要である。

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「六甲ひろば」No.74から(2003.11.28)

神戸大学広報委員会編集「六甲ひろば」No.74が発行された(10月15日)。特集は10月4日に神大会館六甲ホールで開催の「神戸大学・神戸商船大学統合記念式典」。野上智行神戸大学長、原潔神戸商船大の式辞が収録されている。また、この式典に合わせて神戸港に入港した韓国海洋大学校練習船「ハンナラ号」についての話題も掲載。

ワシントン大学(米)および上記韓国海洋大学校との学術交流協定の記事、第3回神戸大学地域連携推進連絡協議会開催、大学院経営学研究科公開講座、農学部公開講座等の記事。連載中の「神戸大学学友会情報」は第7回。教育学部・発達科学部同窓会である紫陽会が紹介されている。2000年に発行の「神戸大学教育学部50年史」は、7000円で頒布されたが、直後に古本屋で2万円の値がついていたというエピソードも。

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ミトコンドリアを排除するたんぱく質を発見、柳助教授(医)(2003.11.27)

神戸大医学系研究科の柳茂助教授らの研究グループは、細胞内でエネルギーを作り出す小器官であるミトコンドリアが壊れると、それを察知して細胞外に排除するたんぱく質を発見した。

このたんぱく質を医薬品などで増やせば、パーキンソン氏病や糖尿病などミトコンドリアの機能低下によって発症する病気を治療できる可能性がある(11月17日付日経)。

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小野昭さん(1958年・経卒)の著書(2003.11.26)

「定年と失業からの自由」(鳥影社)という魅力的タイトルの本が発行された。著書は小野昭さん(1958年・経卒)、337ページとヴォリュームはたっぷりで、定価は1500円+税。

詳しい紹介は、ここでは出来ないが、著書の考えは、「定年を勤続20年とし、その後の20年を別な企業(役所)で働くことを制度化する」という提案。労働力の流動化により個人も企業(役所)も活性化され良い結果を生むという主張だ。

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響友会東京支部総会・演奏会、至福な時空を共有(2003.11.25)

11月15日(土)、響友会(神戸大学交響楽団OB会)の東京支部総会が東京凌霜クラブ・東京KUCにて11月15日(土)に開かれた。総会終了後、 一般にも公開した演奏会があった。

響友会員の中島良能さん(1963年・営卒)が音楽監督を務める「湘南>エールアンサンブル」から石塚千恵(バイオリン)・南日美奈子(ピアノ)> のプロ演奏家を迎え、「世界音楽の旅 ハンガリーとルーマニアを訪ねて」と題し、バルトーク「ルーマニア民族舞曲」、デニーク「ホラスタカート」等のバイオリン曲の数々を鑑賞した。参加者は22名。

中島氏さんは日本IBM早期退職後、桐朋学園大指揮者教室修了という異色のプロ音楽家。 ルーマニア国立パカウフィル客演指揮者も務めている。

演奏会後の懇親会では、演奏者も参加。音楽にまつわる話題や参加者各位の近況報告等があり、演奏会ともども至福な時空を共有することが出来た。

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神戸の「ウォーターフロント」(2003.11.25)

月刊誌「神戸っ子」10月号に、神戸市空港対策室長、同消防局長などをつとめた上川庄二郎さん(1960年・法卒)が登場、神戸の都市の魅力である中突堤を中心とした「ウォーターフロント」を語っている。

神戸港は、観光資源として考えると「磨かれざる金剛石」と上川さんは表現する。「ウォーターフロント」と元町・三宮を結ぶ路面電車の復活という提案も出ている。「ウォーターフロント」を劇場にというスローガンも楽しい。

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小室教授(法)の新著「ゼミナール国際経済法」(2003.11.21)

小室程夫教授(法)の新著「ゼミナール国際経済法」(日本経済新聞社・定価4000円+税)が刊行された。781ページの大著。WTO、ダンピング、セーフガード、知的所有権等多岐にわたる内容を収録する。

大部の書であるが、入門書・実務書として活用できるようにも編集されている。巻末のGATTおよびWTOの紛争事例集や詳細な索引、参考文献リストは便利。

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練習船深江丸(2003.11.21)

11月12日の朝日新聞夕刊コラム”窓”欄で、桐村英一郎論説委員が神戸大と統合した神戸商船大学の練習船、深江丸について矢野吉治船長の話を交え紹介している。

商船大では、船乗りになる学生もそうでない学生も一度はこの449トンの練習船で体験航海してきた。大阪府立大や中京大などの実習も引き受けるほか一般希望者や地元の子供たちの一日乗船などで昨年度は49回計100日、海に出たという。水産系を除く国立大で船を持っているのは東大や広島大など極めて少ない。したがって、神戸大の期待は大きく、”海へのいざない”講座を新設し体験させる、内海域環境教育研究センターの授業に使うなどの案が出ている。矢野船長は、「海にかかわりのなかった学生がどんな反応を示すか楽しみ」と述べつつも、1日航海すると20万円の経費がかかることを心配しているという。

桐村論説委員は、「大海原をいく運行費など教育費としては安いものではありませんか、学長さん」とコラムを結んでいる。

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北坂同志社大教授の新著「マクロ経済学・ベーシック」(2003.11.20)

北坂真一同志社大教授(1991年、経・博修了、前神戸大教授)の新著「マクロ経済学・ベーシック」が有斐閣から刊行された。定価は2300円+税。

大学で初めて経済学を学ぶ学生、もう一度経済学を学ぼうとする社会人を対象にした本。同志社大、神戸大、名古屋市立大などでの講義がベースとなっている。

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歴史資料に残った地震の記録をデータベース化、神戸大中心に(2003.11.19)

平安時代の日記など歴史資料に残った地震の記録をデータベースとしてまとめ、地震研究に役立てる試みが神戸大学を中心に始まる。地震学者と歴史学者が協力、資料の信頼性を検証した上で収録する。研究グループは神戸大学の石橋克彦教授を中心に地震学者7人と歴史学者6人で構成。6世紀から17世紀初頭までの約5千の地震が対象(11月3日付日経)。

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「凌霜」No.359から(2003.11.18)

経済・経営・法学部の同窓会誌「凌霜」No.359(11月号)が発行された。前々号からスタートした「現役の学生諸君へ 先輩からのメッセージ」のページ。今回は、福川勲さん(1997年・経卒、大和総研)が「『キャリア』構築能力が大切」、舩曳真一郎さん(1983年・営卒、三井住友海上)が「六甲台にて」のタイトルでそれぞれ後輩に呼びかけている。

7月31日、大阪凌霜クラブで開かれた16回目のビアパーティーには55人の留学生を含む120名以上の参加者があった。恒例の日本語作文コンテスト最優秀賞となったのは、文学部の劉妍さん(中国)の「日本と恋をする私」。その全文が同誌26ページ以下に収録されている。
イベント情報

1903年(明治36年)に創部の柔道部の100年記念式典が、7月20日六甲台で開催された。野上学長、兵庫県柔道連盟藤田会長、一橋大柔友会竹内会長、大阪市大清光会広橋会長、甲南大柔道部山崎部長からの祝辞があった。参加は総勢180人。100周年にあたり「神戸大学柔道部回顧録(戦後編)」が刊行された。この出版物については、学友会ホームページPLAZAを参照。

学友会ホームページ PLAZA

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「花おりおり その2」刊行(2003.11.18)

朝日新聞社から「愛蔵版 花おりおり その2」(定価2,000円 )
が刊行され、全国の書店の店頭で晴れやかに並べられている。著者の東京農大湯浅浩史教授は、1963年に兵庫農大(現神戸大農学部)を卒業後東京農大・大学院を修了した(農学博士)。本書は、現在も朝日新聞夕刊に連載中のコラム「花おりおり」を単行本にまとめた第2弾。

「愛蔵版 花おりおり その2」は全国の書店で売れ行き良好。例えば、丸善・東京日本橋店では、和書ベスト10 の第1位を占めた(10月22日、ノンフィクション)。

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工学部同窓会誌「KTC」No57から(2003.11.17)

工学部の同窓会誌「KTC」No57が発行された。巻頭言は、KTC理事相談役の谷井昭雄松下電器産業鞄チ別顧問(1945年、神戸大(工)の前身神戸工専卒)。タイトルは「中国25年」。谷井さんは日中経済貿易センター会長でもある。「日中は、相互補完的な関係を持って、共に発展することを時期」と谷井さん。

同窓会記事、エッセイ、大学の現況等の記事と並んで、「ザ・技術」というページがあるのは、いかにも工学部の同窓会誌らしい。「ザ・技術」には3本の論文がある。そのひとつが「高炉を甦らせた挑戦者たち」(機械科1963年卒・菅原孝幸)。菅原さんは、もと神戸製鋼勤務。阪神淡路大震災でストップした高炉を復旧した経験を図表や写真を付けてとりまとめている。このテーマはNHKのテレビ番組「プロジェクトX」でも取り上げられ、菅原さんも登場している。

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国際物流では中国を強化 三菱倉庫番社長(1969年・営卒)(2003.11.14)

9月26日付日経産業新聞に、三菱倉庫番尚志社長(1969年・営卒)が登場、「省力化、情報化を進め、先端的な倉庫業を柱とする」、「国際物流では中国を強化する」等経営方針を語っている。

かつて登山やサッカーが好きだった番社長。最近は奥多摩や高尾山での山歩きが楽しみ。

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財務諸表監査基準の社会的認知 、内藤教授(営)がアンケート結果を分析(2003.11.14)

週刊経営財務10月6日号に、内藤文雄教授(営)が寄稿。日本公認会計士協会が本年1月から3月にかけて実施した「監査の基準(監査規範)に関する意識調査」の調査結果を分析している。

この調査は、公認会計士と上場会社双方に対して行われた。その中には、例えば次のような興味深い数値が出ている。以下は、その例。

「粉飾決算発見・防止」について、改定監査基準は十分に対応していると答えた公認会計士は7%、ほぼ十分に対応していると答えた公認会計士は42%あった。一方、「粉飾決算発見・防止」について、改定監査基準は十分に対応していると答えた上場企業は16%、ほぼ十分に対応していると答えた上場企業は49%あった。

「経営者の不正摘発」について、改定監査基準は十分に対応していると答えた公認会計士は4%、ほぼ十分に対応していると答えた公認会計士は28%あった。「経営者の不正摘発」について、改定監査基準は十分に対応していると答えた上場企業は12%、ほぼ十分に対応していると答えた上場企業は37%あった。

以上のように「粉飾決算発見・防止」、「経営者の不正摘発」といった項目に対して公認会計士と上場企業両者の乖離が大きかった。

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南後さん(1962年・営卒)第65回全日本ベテランテニス選手権大会(65歳以上ダブルス)で優勝 (2003.11.13)

10月6日から名古屋東山公園テニスセンターにて行われた第65回全日本ベテランテニス選手権大会(65歳以上ダブルス)大会に於いて、神戸大硬式テニス部OBの南後浩さん(1962年・営卒)が長年のパートナーである東大OB(36年卒)猪熊研二さんと組んで65歳以上のブロックで優勝した。この快挙は一昨年63回大会で渡邉健一(1953年・経卒)・森成蹊(大阪外大OB)組が優勝して以来のこと。

詳しくは下記ホームページ参照。

http://www104.sakura.ne.jp/~kutc-tennis/index.htm

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谷崎文学のエスペラント訳について解説する植村さん(1964年・経卒) (2003.11.12)

日本ペンクラブ会員の植村達男さん(1964年・経卒)が、「芦屋市谷崎潤一郎記念館ニュース」の2003年9月号に、谷崎潤一郎文学のエスペラント訳に関するエピソードについて寄稿している。

谷崎文学が多くの言語に翻訳されていることは、「文学的に優れている」ことのみならず、「テーマがグローバルな普遍性を持っている」ことの証左である。しかしザメンホフが1887年に考案したエスペラントにまで翻訳されていることは、谷崎文学の研究者・愛好者にもあまり知られていない。

植村さんが知る限り、谷崎作品が収録されたエスペラントの単行本はこれまで3冊出版されている。その全ての翻訳に携わったのが日本のエスペラント界では名を知られた石黒彰彦・宮本正男両氏。この単行本の発行に先立ち、「お国と五平」が石黒氏によりエスペラントに翻訳、雑誌に発表されたのが1960年。翌年にはその翻訳に基づき、イギリスで開催された世界エスペラント大会で、3人のイギリス人により舞台上演された。谷崎も存命中の出来事であり、その事実が谷崎の耳に届いていたのかどうか今となっては知る由も無い。

〔エスペラント〕
ポーランド生まれのザメンホフ博士により、諸民族が平和に自由にコミュニケーションできるようにとの願いを込めて創案された言語。文法は明快で、不規則や例外が無い(例えば名詞はすべて”O”で終わる)のが特徴。

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救助ロボット技術の開発を手がける田所助教授(工) (2003.11.11)

テロや地震、大災害時の危険な現場でのレスキュー活動が、ロボットに期待されている。日本におけるレスキューロボットの研究開発は、阪神大震災をきっかけに一気に進んだ。田所諭助教授(工)が会長を務める「国際レスキューシステム研究機構」では、文部科学省主導で2002年に発足した神戸ラボラトリーのNPOとして、救助ロボット技術の開発や普及活動を手がけている。

災害時に働くロボットシステムは、危険な現場で被災者の姿を捉える救助ロボットと、災害情報を送受信できる機能を備えた機器の2種類に大別される。前者では移動を考えた蛇型タイプが有力視され、後者では日常の家電製品に情報を送受信するロボット機能を持たせる案が出ている。災害時に備えるロボットの産業化は具体的な形となってきた(10月15日付産経新聞)。

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木村助教授(国際協力)、サントリー学芸賞受賞 (2003.11.11)

木村幹助教授(国際協力)が、サントリー学芸賞(政治・経済部門)を受賞した。受賞の対象となったのは、ミネルバヴァ書房から刊行された「韓国における『権威主義的』体制の成立ー李承晩政権の崩壊まで」。

なお、木村助教授は「朝鮮半島から試行錯誤する人間の姿をみたい」というタイトルの長文のエッセイを「出版ダイジェスト」紙(11月1日付)に寄稿している。

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独禁法が定める課徴金、社会的損失負担をー井出慶応大教授ー (2003.11.10)

10月20日付日経紙「経済教室」で、井出秀樹慶応大(商)教授(1978年・神戸大(経)院後期)は独禁法改正について解説するとともに、自説を展開している。以下はその概要。

独禁法見直しの柱として、違反行為者からの課徴金の引き上げが検討されている。わが国では、憲法の定める二重処罰禁止規定との関連で、刑事罰と並んで課徴金を定めるのは違憲だとする意見があった。この批判をかわすため、課徴金は機械的に不当利得を徴収するものと整理されてきた。しかし、課徴金はカルテル実行期間中の売り上げの6%とされ、カルテルによって生じた、実際の不当利得額よりはるかに少ない。この状況を見直すには、刑事罰を廃止して”行政上の制裁”として課徴金を位置付けるか、現行の制度の法的位置付けを変えずに、違反行為者に対して不当利得に加えて、社会的損失も負担させる、という考え方がある。これらの考え方により、課徴金の引き上げが可能になろう。

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出光佐三さんの伝記 (2003.11.07)

出光興産の創業者・出光佐三さんの伝記「出光佐三 反骨の経営学」がPHP研究所から刊行された。著者は水木揚元日本経済新聞社論説主幹、定価は1500円+税。

国家官僚、軍部も場合によっては敵にまわしても筋を通す。リストラを一切行わない。時には「海賊」の異名をとった出光佐三さんの生涯を描く。出光佐三さん(ー)は、神戸大の前身神戸高商を1909年(明治42年)に卒業。「人間尊重五十年」(1962年・春秋社)等多数の著書がある。また、経営者としてはユニークな存在として知られ、出光佐三さんの伝記、出光興産に関しての研究書がこれまでも数多く出ている。

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脇田さん(1961年、文卒)角川源義賞を受賞 (2003.11.06)

脇田晴子さんは、著書「日本中世被差別民の研究」(岩波書店)により角川源義賞(歴史研究部門)を受賞した。脇田さんは神戸大文学部卒業後京都大(博)単位取得、文学博士。現在滋賀県立大教授。「中世に生きる女たち」等多数の著作がある。

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文豪漱石は世界レベル、「日本人が知らない夏目漱石」の著者、ダミアン.フラナガンさん(2000年、文化学研究科) (2003.11.05)

漱石研究家、フラナガンさんが、10月10日の日経紙文化欄で、漱石との出会いから、その研究家となるに至った経緯を語っている。フラナガンさんは、高校時代から日本語の勉強を始め、「我輩は猫である」、「三四郎」、「こころ」、「門」などの英訳本を読んで、その文学の普遍性、優れた人間描写に魅かれ、シェークスピアに匹敵する作家と思うようになった。ケンブリッジ大学の東洋学部や英文科で漱石の研究をするが、教授たちは誰も漱石を正しく評価していないと感じる。

1993年に神戸大学に留学、2000年に漱石研究で博士号を得た。しかし教授達が、”世界の文豪たちとは格が違う”などというのを聞くうち、今度は漱石が日本でも正当に評価されていないと思うようになった。「英国は数世紀にわたる宣伝活動を通してシェークスピアを世界的文豪に仕立て上げた、日本はじつに消極的だ」とフラナガンさんは言う。そのような経緯から、「日本人が知らない夏目漱石」(世界思想社)を刊行した。また、「カーライル博物館」、「倫敦塔」などの小品の英訳の出版を目指している。

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神戸赤十字病院小川院長(1965年・(医)院修了)のインタビュー
(2003.11.05)

月刊誌「神戸っ子」10月号に、神戸赤十字病院小川恭一院長(1965年・医院修了)のインタビュー記事が掲載されている。小川院長は、兵庫県立こども病院長などを経て、昨年神戸赤十字病院院長に就任。

神戸赤十字病院院は、昨年8月1日に兵庫県災害医療センターとともにHAT神戸(中央区脇浜海岸通)に開設された。地域医療、、救急医療の中核として大きな期待が寄せられている。災害医療爽やかな「神戸の光と風」をイメージして建てられたというのもユニーク。「病院ももっとおしゃれに」と小川院長は語る。

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「役人と数字の関係」を語る野口名誉教授(文) (2003.11.04)

デフレ、緊縮予算、経費削減といった一連の政策が取られる時代は、目標数字だけを金科玉条とする数値万能主義の天下が出現すると、作家・野口武彦名誉教授(文)が、日経ビジネス9月22日号「作家の眼」欄で指摘している。

田沼政権時代のインフレ、積極財政、放漫予算の後始末を行なった松平定信の「寛政改革」や、明治維新の初年、租税徴収を目的として実施された苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)がその代表例。共通しているのは予算を削ったら、削った役人の功績になるという点である。予算削減が役人の点数稼ぎとなるため、頭にあるのは達成すべき「数字」だけとなる。つめたい残酷さに適性のある政治家だけを生き延びさせることになると、野口名誉教授は結ぶ。

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