1月5日の朝日新聞は”街は語る”とのテーマで95年1月17日の阪神大震災の際、震災と火災にあった六甲道駅北地区の”西尾荘”で犠牲者となった3人の神戸大生について、1ページ全部をさいて、特集している。
3人とも北棟1階の住人。坂本竜一さん(当時工3年)、中村公治さん(経営3年)、鈴木伸弘さん(工3年)の3人である。坂本さんは柱にはさまれ、土壁がかぶさっていた。他の学生住人が必死に救出しようとしたが、膝が抜けない。そのうち火が迫ってくる。
坂本さんの最後の言葉は「もういいから、逃げてくれ」だったという。中村さんは「助かるんかなあ」と最後につぶやいたと言う。このような言葉が当時彼らを助けようとしたが、迫り来る火のために、救出を断念せざるを得なかった同僚学生だった人達の脳裏に今も焼きついて離れないという。
なお、この記事は連載企画「街は語る」のうちのひとつ。1月9日付同シリーズでは、寺林素乃さん(2003年・発達卒)が、クローズアップされていた。寺田さんは、神戸市灘区六甲道付近の「お地蔵さんの分布状況」を調査し、卒業論文の都市論のテーマとした。
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