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トピックス

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去のトピックス  ニュース・トピックスのバックナンバーがご覧いただけます。
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 2004年7月
「恋の予感がしたらおそうじサービス」、フラオグルッペ沖社長 (2004.07.30)
『米がこぼれる』木村由佳(新風舎)1,000円 (2004.07.29)
神戸市観光案内DVDを卒業生安田真奈さん(1993年法卒)が演出 (2004.07.28)
ハイポニカでおいし野菜を―西崎悦子さん(1997年農卒) (2004.07.27)
宮田教授(理)の調査で、阪神淡路伏在断層が判明 (2004.07.26)
柳川教授(経)の新著「産業組織と競争政策」(2004.07.23)
日本橋復活の仕掛け人―大堀正博さん(1984年法卒)(2004.07.22)
キトラ古墳・高松塚古墳研究―百橋明穂教授(文)(2004.07.21)
震災後10年を経て地域に根ざす学生ボランティア(2004.07.20)
日本と中国のビジネス橋渡し、鄭剣豪さん(1990年・法院)(2004.07.16)
「独立請負人」、磯田明子さん(1987年・教卒)(2004.07.15)
「宮本武蔵生誕地考」を出版した小田盛稔さん(1960年・法卒)(2004.07.14)
日経主催の「産学連携シンポジウム」(2004.07.13)
前立腺がんの早期発見法について語る守殿教授(医)(2004.07.12)
石井教授(営)の新著『営業が変わる』(2004.07.09)
社会とリスクとの関わりを論じる滋賀大酒井教授(1965年・経院)(2004.07.08)
出光コレクション誕生100周年『蒐集家・出光佐三のこころ』開催中(2004.07.07)
「神戸大学東京オフィス」開設準備室 開所式 (2004.07.06)
「陣鼓」第16号から (2004.07.05)
石川教授(国際文化)のプラハ案内 (2004.07.01)


「恋の予感がしたらおそうじサービス」、フラオグルッペ沖社長(1969年・教卒)(2004.07.30)

家事代行業のフルオグラッペ(社長、沖幸子さん(1969年・教卒))は、「恋人が来るので水回りをすぐきれいに」といった一人暮らしの女性のニーズに対応する、新たなサービスを開始した。家事代行業の市場規模は現在年三百億円程度と見られるが、今後五年間で1千億円を越す可能性が高いと見られており、仕事を持つ若い女性や独身男性向けの新たなメニュー展開も楽しみである。
(7月28日付、日経・首都圏)

沖さんは、社長業のほかにテレビや雑誌、新聞などで生活評論家としても活躍する多忙な毎日だが、どんなに忙しくても生活を楽しむという姿勢を忘れない。興味のあることにはどんどんトライし、ケーキ作りは趣味の域を超えてプロ並みの腕前だ。
仕事が終わった後のティータイムや、愛犬との大切な時間、南の島でのダイビングと、自分を喜ばせるための「お楽しみ」を用意して、それを楽しみに生きていくことが元気の秘訣だと話す。
(Naturist 2004年7月)

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『米がこぼれる』木村由佳(新風舎)1,000円(2004.07.29)

JR東海道線・辻堂駅前の本屋で、『ノルウェイの森』を超える小説史上最高のヒット作、『世界の中心で愛を叫ぶ』(片山恭一著)の(・)隣(・)に(・)『米がこぼれる』(新風舎1,000円)が平積みにされている。この本の作者は、地元のフリーライター木村由佳さん(1988年文卒)。

一際目立つ赤と黒の表紙には、大きな米粒が描かれており、思わず手にとってみたくなる。「米がこぼれる」、「雪の絹」、「滝のもらい乳」、「狼の約束」、「鷲の爪あと」 の5篇の童話が入っている。どの話も一読するとシンプル。それでいて一話の中に読みどころが何箇所かあり、「つるのおんがえし」や「南総里見八犬伝」など、既存の童話との隠れたつながりも描かれて面白い。大人も楽しめる。

木村さんは、元新聞記者、現在はフリーのライター。消費生活アドバイザーの資格をもち、2児の母でもある。今回の童話のほかにも、農村統計協会発行の月刊誌『AFF』に連載を持つ。さすがに主婦ならではの視点による執筆が多いかと思いきや、現在は麻雀小説を執筆中だという。「勉強のために、時間を作って雀荘に通っています!」と木村さん。パワーあふれる次回作に是非期待したい。

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神戸市観光案内DVDを卒業生安田真奈さん(1993年法卒)が演出(2004.07.28)

神戸市観光案内DVD「Feel KOBE」が、神戸大出身の映像作家安田真奈さん(1993年法卒)の演出により完成、製作元であるFeel KOBE観光推進協議会は国内外の観光キャンペーンにおいて活用する他、企業や団体等向けの貸し出しにも随時対応するとしている。

安田さんは大学時代から映画を撮り始め、卒業後もメーカー販促部門に総合職として勤めながら年1〜2本は映画を撮り続けた。現在は退職し、監督・脚本に専念しているが、在職中は「OL映画監督」として各方面で取り上げられ、あきる野映画祭グランプリをはじめ、各地のコンテストで多数の入賞を果たした。いわゆる「普通」の視点から「普通」の人たちを描く作品が特徴。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4010/

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ハイポニカでおいし野菜を―西崎悦子さん(1997年農卒)(2004.07.27)

西崎さんが企画・デザインしたトマト型の家庭用栽培装置『果菜ちゃん』

「子供のころに食べたおいしいトマト」の味に魅かれて大阪高槻市にあるプラスチックメーカー「協和」に就職。同社の水気耕栽培システム「ハイポニカ」の研究・販売に携わっているのは、西崎悦子さん(1997年農卒)。ハイポニカは71年に開発された、肥料バランスと水温管理により植物本来の生育能力を高める農法で、環境さえ整えば一株からトマト1万3000個ができるというから驚きだ。

西崎さんは、「植物は育て方で見た目も味も変わってくる。多くの方に栽培の楽しさを知っていただき、おいしい野菜を食べてもらいたい」と、この仕事に情熱を燃やす。

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宮田教授(理)の調査で、阪神淡路伏在断層が判明(2004.07.26)

阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市東部の市街地で、地表に現れていない潜在的な二本の伏在断層が走っていることが、宮田隆夫(理)教授(構造地質学)の調査で明らかになった。

周辺のマンホール被害の解析から、震災時にこれらの断層が動いた可能性が高く、未解明とされる神戸市街直下の断層活動を探る手掛かりになりそう(7月9日付神戸新聞)。

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柳川教授(経)の新著「産業組織と競争政策」(2004.07.23)

神戸大学経済学叢書の第12輯として柳川隆教授(経)「産業組織と競争政策」(勁草書房)が出版された。定価は、3,700円+税。

第3章では世界的な産業再編と市場集中のタイトルで、自動車産業、鉄鋼産業、航空輸送産業を俎上に載せる。第10章は、課徴金のカルテル抑止効果について。そして、第12章では、日本航空と日本エアシステムによる経営統合の競争政策上の問題点という極めて今日的テーマを扱っている。

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日本橋復活の仕掛け人―大堀正博さん(1984年法卒)(2004.07.22)

 この三月、地上二十階建ての「日本橋一丁目ビルディング」を開業させ、東京・日本橋の街おこしを統括して担うのは、三井不動産の大堀正博さん(1984年法卒)。日本橋ならではの特徴を表現しようと、ビル上層階に「金融センター」を作り上げ、商業ゾーン「COREDO(コレド)日本橋」には伝統ある飲食店などを国内外から誘致した。

仕事が終わった後も、地元の商店主らのサークルに顔を出し、イベントの企画に精を出すなど「資金だけでなく知恵も出す」。ビルの建設にとどまらず、歴史ある日本橋の再開発という大きな舞台で奔走する毎日だ。(2004.7.10読売新聞)

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キトラ古墳・高松塚古墳研究―百橋明穂教授(文)(2004.07.21)

奈良県明日香村のキトラ古墳と高松塚古墳の石室は、普段は光が差し込むことのない、漆黒の世界である。壁画の調査・研究等についてもファイバースコープや赤外線カメラを利用して行われ、ごく限られた研究者のみが足を踏み入れることのできる、秘められた空間なのだ。その限られた研究者の一人が文学部の百橋明穂教授(美術史)である。

キトラ古墳の壁画にはヘラによる下描きの痕があるとされているが、百橋教授は同じ壁画でも、十二支とされるキトラの壁画、「獣頭人身」の顔の部分には「下書きに拘束されない自由な墨線の妙味があらわれている」「下書きをせず、画師の自由な表現力に任せたのでは」と感じている。

このたびの調査で、ひん死の状態だと診断された壁画には、まだ解明されていない謎も多いのだろう。千三百年の時を超え、修復されることが決まった壁画の取り外しは、来月にも着手される予定である。

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震災後10年を経て地域に根ざす学生ボランティア(2004.07.20)

神戸大学には、阪神淡路大震災から10年を経て、今なお活動を続ける2つのボランティアサークル「学生震災救援隊」と「総合ボランティアセンター」がある。
震災直後にできた神戸大学関係のボランティアグループは約15団体。「救援隊」以外のほとんどの団体が震災の年の春には活動を終え、有志は地元に帰っていった。そんな中1995年5月に立ち上がったのが「総合ボランティアセンター」。2団体は協力し合って、高齢被災者の支援や人々の交流の場を作り出す喫茶活動などを行ってきた。  

震災後10年目を迎え、今なお活動を続けている2団体であるが、メンバーのほとんどが震災を経験していない学生達、被災者側の複雑な心境とのすれ違いが生じることもあるという。それでも2団体の有志が主催する「復興祭」改め「灘チャレンジ」は、今や市民1万人が楽しむイベントにまで成長した。「する・される」の関係を超え、彼らの活動が地域に根付いた証である。

以上は6月22日付けの中日新聞による。この記事を書いたのは中日新聞大阪支社編集部、芦原千晶さん(1994年理学部卒)。芦原さんもまた、当時のボランティア活動で関わった被災者との人間関係が、苦い記憶となっていた。震災から10年目の今年、学生ボランティアと地域の共生にうれしい驚きを覚えつつ、自分自身の気持ちにも一区切りつけたようである。

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日本と中国のビジネス橋渡し、鄭剣豪さん(1990年・法院)(2004.07.16)

7月1日の日経「円と元」特集に、鄭剣豪剣豪集団会長の記事が出ている。鄭さんは中国出身、神戸大大学院に留学、1995年に起業、神戸市が臨海部で進めるビジネス中華街に日本法人を設立した。

日本の中小企業の製本や技術を中国の大手電機、機械メーカーに売り込む事業などを手がける。人懐っこい笑顔と独特の語り口で広げた人脈が武器。「技術が不足する中国企業と、確かなぎじゅつを持ちながら市場を求める日本の中小企業をつないで、共存共栄を図りたい」と鄭さんは語る。

日本が休みのときは中国で、中国が休みのときは日本で働くという鄭さん。猛烈な働きぶりだ。

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「独立請負人」、磯田明子さん(1987年・教卒)(2004.07.15)

 

個人の働き方がますます多様化している。そんな中、社外のスペシャリストとして複数企業の仕事をプロジェクト単位で請け負う「独立請負人(ドクウケ)」と呼ばれる人々が増えている。7月5日付のプレジデント誌で紹介された磯田明子さん(1987年・教卒)もその一人。14年間勤めたリクルート社時代に身に付けたマーケティングのノウハウ・知識・経験を使って、株式会社マーケティング・ウィザードを立ち上げた。会社を大きくする野望は抱かないが、マーケティングの「職人」として顧客企業のプロジェクトの中核を担っている。

 会社に属していると、効率性や採算を第一に考えなくてはならず、いいアイデアを思いついてもあきらめなくてはならないことも多い。会議も苦痛だ。会社の看板を下ろすと時間を自由に使え、読書や市場観察なども十分できる。それでも、「ドクウケ」となってから順調に仕事が取れるのは、これまで自らが築いてきた社外の人脈のおかげである。職人としての「腕」と「人脈」この二つが「ドクウケ」として生きる磯田さんの命綱となっている。

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「宮本武蔵生誕地考」を出版した小田盛稔さん(1960年・法卒)(2004.07.14)

高砂市在住の小田盛稔さん(1960年・法卒)が、「宮本武蔵生誕地考」を出版した。宮本武蔵の生誕地に関しては、兵庫県高砂市、同揖保郡太子町、岡山県大原町の三説があり、定説は確立されていない。「比較してみると高砂説が有力に見えてくるが、史料にも矛盾点がある」と、小田さんは語る。

小田さんの著書は、「生誕地碑」の写真、古文書等を比較検討し年譜風のまとめをおこなっている。元銀行員の小田さんは、定年退職後に地域の歴史の研究を始めた。出版は高砂プロバスクラブ。購入希望者は小田さん(0794-47-3759)まで。

以上は6月11日付毎日(地方版)、6月6日付神戸新聞から。

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日経主催の「産学連携シンポジウム」(2004.07.13)

日経紙が主催する「産学連携シンポジウム」が、大阪で開催され、その概要が6月30日付日経産業新聞に4ページにわたり掲載された。神戸大に関しては、北村副学長からTLOひょうご、神戸医療産業都市構想、文学部地域連携センターなどについての紹介があった。

第一部は3人の副学長(下記)の講演。各大学の産学連携の現状報告があった。

京都大学副学長 松重和美
大阪大学副学長 馬越佑吉
神戸大学副学長 北村新三
 
第二部は、3人の副学長にオムロンの市原達朗副社長が加わりシンポジウム。「大学教育のあり方」、「地域への取り組み」等多様なテーマについての意見交換があった。

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前立腺がんの早期発見法について語る守殿教授(医)(2004.07.12)

日本人の中高年男性に急増する前立腺がんは、PSA検査で早期発見可能。これは、6月6日付神戸新聞で神戸大理事・医学系研究科(腎泌尿器科学)の守殿貞夫教授の弁である。

前立腺は、精液の一部となる前立腺液の分泌や生殖器を感染から保護する役目を担う。前立腺がんは進行が遅く、治療選択肢も多いため、適切に治療すれば予後が良いのが特徴。それだけに、早期発見のための定期的検査が大切であると守殿教授。

(参考)PSA検査
前立腺でつくりだされるタンパク分解酵素の一種「PSA(Prostatc Specific Antigen)」の血中濃度を、簡単な血液検査で調べることにより、前立腺がんの可能性の有無を診断する方法。この検査の発達や検診の普及により、前立腺がんが早期に発見されやすくなった。

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石井教授(営)の新著『営業が変わる』(2004.07.09)

石井淳蔵(営)の新著『営業が変わる』顧客関係のマネジメント』(岩波アクティブ新書114)が刊行された。
個々の営業マンの持つ個性や能力そして人脈。これらに頼って営業成績を上げていく。これが属人営業といわれるもの。しかし、そこには次のような「属人営業の限界」といったものがある。

(1)新しい人への引き継ぎがむずかしい
(2)成績にばらつきが出る
(3)不公平があったり運不運が働く
(4)営業の過程で、何が起こっているかわからない
(5)現場に対して管理者が判断できる根拠を持たない
(6)顧客の問題解決と「売り」の両立がむずかしい

そこで、石井教授は属人営業のアンチテーゼとして次のような「組織営業のメリット」を掲げる。

(1)計画や調整が行われるため、営業のムダが省ける
(2)営業の仕事が分解されるので、営業マンの能力の向上が期待できる
(3)どの顧客に対しても、一定レベルの専門的な問題解決ができる

本書が出来上がるに当たっては多数の実務家が参画している。「属人営業から組織営業へ」という方向付けについては、実務に基づいた裏づけが存在する。

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社会とリスクとの関わりを論じる滋賀大酒井教授(1965年・経院)(2004.07.08)

古くて新しいといわれる「リスクの経済学」について、酒井泰弘滋賀大(経)教授(神戸大1965年・経院)が、経済セミナー誌7月号で論じている。

リスクはドクでもあるし、クスリでもあるという酒井教授。マイナスの側面だけで捉えられがちなリスクを、プラスの側面も加味して捉えるべきであると主張する。

酒井教授はリスク経済学の歴史を、5つの時代に分けて概観している。なかでも2001年以降の時期を、未知(ミチ)ではあるが、道(ミチ)が見つかる可能性のある「再生期」と位置づけた。
人間全てを、効率主義と競争原理に従って行動する「経済人」とみなす既存の経済学。これに対し、リスクや不確実性が満ちあふれる現代においては、ゆとりのある生活、ゆたかな精神、美しい環境を作り出す「生活者」の視点が必要であり、そんな新世紀に相応しい新経済学を酒井教授は追及している。

なお、経済セミナー誌7月号の上記論文掲載の最終ページに「神戸大学大学院経済学研究科」の募集広告が出ていた。対象は本科コースと専修コースT期で、出願期間は7月26日〜30日。試験日は8月26日ならびに27日。詳しくはホームページ参照とのこと。

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出光コレクション誕生100周年『蒐集家・出光佐三のこころ』開催中 (2004.07.07)

平日も多くの人で賑わう「出光美術館」(東京・丸の内)
「指月布袋画賛」(仙 )
「館長 出光佐三」の文字

 なんともユーモラスでかわいらしい画である。おもわず笑みがこぼれる。大きな袋を手にさげたひげ面の布袋さんが、子供と一緒になって月を指差している「指月布袋画賛」である。出光佐三さん(明治期の神戸高等商業学校−神戸大学の前身)が「仙香vのこの画に恋をしてから今年でちょうど百年がたつ。百年前、出身地である九州・博多で19歳の出光さんが父におねだりをして購入したというこの画は出光コレクションの原点でもある。
 以来出光さんは、「仙香vのほかにも九州の名窯「古唐津」の名品や、大分出身の文人画家・田能村竹田など、「気に入ったものをこつこつ買って一品も売らずに積み重ねてきた」(我が六十年間 第3巻より)。中でも出光さんは、ジョルジュ・ルオーの作品を見て「キュッと筆で画いた線が見える。これは日本画じゃないか」と、「仙香vの作品の墨線に通じるものに衝撃を受けたという。
 出光コレクションは、そこに込められた出光さんの思いと、数々の名品とそれらにまつわるエピソードとともに振り返ることによって、一気に親近感を増す。「私は積み重ねの偉大なることを美術品によって教わっておるわけです。」の言葉にも、素朴で純粋な一人の蒐集家としての出光さんを身近に感じることができる。
 帰り際、入り口付近に、当時の「館長 出光佐三」の文字が掲げられているのが目に付いた。出光さんの夢の実現を控えめに主張するかのように、ぼんやりと雪洞の光に照らし出されているその様子がなんとも美しかった。

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「神戸大学東京オフィス」開設準備室 開所式 (2004.07.06)

開所式で挨拶をする野上智行学長
このあとの神戸大学木曜会では、北村副学長による、国立大学法人神戸大学の現状と課題についての講演があり、集まったOB/OGからは、講演後にも熱心な質問が相次いだ。
木曜会で講演をする北村新三副学長

6月25日(金)東京・丸の内の神戸大学東京凌霜クラブにて、「神戸大学東京オフィス」開設準備室の開所式が行われた。同準備室は4月15日から活動を開始している。神戸大学の首都圏での拠点として、学生の就職活動支援をはじめ、やマスコミ関係への広報活動も積極的に行っており、2004.6.26付の『週刊東洋経済』にもその様子が取り上げられた。また、神戸大学へ受験実績がある高校に対して大学案内等の資料提供も行っている。
開所式には野上智行学長と北村新三、 鈴木正幸両副学長が出席。野上学長は「以前からこのような拠点を作りたいと思っていた。それがこんなに早く実現されてうれしい。」と挨拶、また「この拠点を確実にしっかりとした組織にしたいという気持ちがある。」と、名称に「開設準備室」の5文字を加えた理由の説明があった。

【「神戸大学東京オフィス」開設準備室】
※月〜金 10:00 - 17:00
※夏期冬期の休暇等ありますので事前に連絡いただければ確実です。 また、就職相談の場合 は関連 OB・OG をアレンジできるかもしれませんので、 できるだけ事前にご連絡いただけるとよいと思います。
※パソコンプリンター等の利用可・喫茶コーナー有

〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1
帝国劇場ビル地下2階
神戸大学東京凌霜クラブ内
TEL: 03-3211-0032
Fax: 03-3211-3147
E-mail: tokyo-office@kobe-u. com
◆交通案内
JR 山手線 有楽町駅より徒歩3分
東京メトロ 有楽町線 有楽町駅より徒歩1分
都営 三田線 日比谷駅より徒歩1分
東京メトロ 千代田線 日比谷駅より徒歩3分

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「陣鼓」第16号から(2004.07.05)

神戸大学柔道部・神戸大学柔道部後援会が発行する「陣鼓」第16号が発行された。昨年7月20日に神戸大学で開催された創部100周年関連行事の記録・写真等が充実している。

神戸大学柔道部の歴史は、日露戦争開戦の前年である1903年(明治36年)にまで遡ることができる。この年、旧神戸高等商業学校に柔道部が誕生した。出光佐三(出光興産創業者)、石井光次郎(元衆議院議長)は創設間もないころのメンバー。

昨年末に亡くなられた三野重和柔道部後援会名誉会長(元クボタ社長)の追悼文が、10ページ以下に掲載されている。執筆は1947年卒で予科同期の神矢三郎さん。追悼文には1943年の若き日の三野さんが「学徒出陣」する際の写真が添えられていたのが印象に残った。

なお、柔道部100周年を記念して『神戸大学柔道部回顧録』が、刊行されました。この本については、本ホームページのPLAZA欄”『神戸大学柔道部回顧録』配本”ご覧ください。
http://www.kobe-u.com/contents/plaza/main.html#13

 

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石川教授(国際文化)のプラハ案内書(2004.07.01)

石川達夫教授(国際文化)による、チェコの首都プラハの案内書「プラハ歴史散歩」が講談社α新書の1冊として刊行された。定価は880円+税。モーツアルト、スメタナ、カフカ、ドボルジャーク等プラハゆかりの人物が多数登場するのも興味深い。また、「ロボット」というコトバを造語したチャペック、「プラハの春」のドゥプチェク元第一書記の名も出てくる。中欧の古都プラハの魅力が溢れた本である。写真も多く親しみやすい本だ。

石川教授はスラブ文化論が専攻。「マサリクとチェコの精神」(成文社)、「黄金のプラハ」(平凡社)「チェコ語初級」(大学書林)」、「チェコ語中初級」(同)等の著書が多数ある。

 

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