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朝日新聞創刊125周年記念に、同紙夕刊の連載コラム「花おりおり」の筆者湯浅浩史東京農大教授(1963年、農学部の前進である兵庫農大卒)の講演会が6月末に開催された。8月11日の同紙に講演会の模様が掲載されている。以下その要旨。
湯浅教授は子供時代から植物好きで、カボチャを植えたりしていた。それがこうじて大学では遺伝学を専攻、その後植物を求めて40ケ国以上を訪れる。ギアナ高地のテーブル台地に降り立った最初の日本人でもある。
わが国における「桜前線」「花見」などの見方・習慣等は、他の国には見られない。「民族植物学」の観点からすると、日本人はかなり特殊な民族といえる。花見や植林などは万葉集にも歌われている。
”秋風は涼しくなりぬ馬並めていざ野に行かなはぎが花見に”
花見の対象はハギ、続いて梅であった。
”古の人が植えけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし”
万葉人が”いにしえ”というのはいつのことか、「日本は植林に関して世界に冠たる先進国といって良い」と湯浅教授は結ぶ。
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