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トピックス

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去のトピックス  ニュース・トピックスのバックナンバーがご覧いただけます。
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 2004年11月
産学連携はお任せ−技術マップの作成 (2004.11.30)
立脇早大教授(1959年営卒)の新著「外国銀行と日本」 (2004.11.29)
糖尿病の画期的な治療につながる研究を ―春日教授(医) (2004.11.26)
64歳で作家デビューした森はなさん(1927年明石女子師範学校卒)をしのんで (2004.11.25)
久保教授(経)他編『ヨーロッパ経済論』刊行 (2004.11.24)
大空を目指すベンチャーの旗手、西久保慎一スカイマークエアラインズ社長(1978年工卒) (2004.11.22)
井上祐美子さん(1981年教卒)の文庫本『非花』(中公文庫)刊行 (2004.11.19)
米同時多発テロ 慰霊モニュメント「ポストカード」設計 ―曽野正和さん(1993年工建築卒) (2004.11.18)
森山正和教授(工)編『ヒートアイランドの対策と技術』刊行される (2004.11.17)
甲子園の夢をもう一度!― 長ヶ原誠助教授(発達)、マスターズ甲子園を企画 (2004.11.16)
滝川教授(経)新著『やさしい金融システム論』 (2004.11.15)
温室効果ガスの排出権取引の推進を、天野明弘兵庫県立大副学長(1958年経院、神戸大名誉教授)の提言 (2004.11.12)
植松教授(経)他編著『日本経済論』 (2004.11.11)
パチパチパンチが学問に! ―阪田真己子さん(2002年総合人間科学研究科博士課程修了)の吉本新喜劇研究 (2004.11.10)
「拡大EU経済の動向と展望」 久保教授(経)が世界経済評論誌に寄稿 (2004.11.09)
法科大学院説明会(10月16日)開催される(東京・丸の内) (2004.11.08)
阪神淡路大震災の教訓を語る東洋ゴム工業片山相談役 (2004.11.05)
男女関係論を語る大阪府大堀江教授(1982年文・博修了) (2004.11.04)
ハッピー・ターン人生―植村達男さん(1964年経卒)、鷹取澄さん(1965年経卒) (2004.11.02)
松田晃演さん(1957年経卒)神戸と東京でクラッシックギターコンサート (2004.11.01)


産学連携はお任せ−技術マップの作成 (2004.11.30)

森田弘一経済経営研究所助教授が中心となって、薄型表示装置の関連技術を一覧できる「戦略的技術マップ」を作成した。同マップは企業間で激しい開発競争が進む液晶パネル、有機ELパネル、プラズマパネルの3製品について企業が大学に求める技術を42項目に分類。そのうえで近畿の15大学が現在取り組んでいる研究の進行度を紹介したものである。

森田助教授は「各大学の研究の進捗度が製品別にわかるようになっているので、企業は産学連携を戦略的、効率的に進められると思う」と活用を呼びかける。マップは千部作成され、10月14日、15日に行われた「近畿産学官連携ビジネスショウ2004神戸」で配布された(10月9日付神戸新聞)。

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立脇早大教授(1959年営卒)の新著「外国銀行と日本」 (2004.11.29)




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わが国最初の「銀行」は、1873(明治6)年に設立された第一国立銀行。しかし、それより10年まえに外国銀行が横浜に支店を開設し、近代的な銀行業務を営んでいた。その後、1880年に横浜正金銀行が設立されるまで、外国為替業務はもっぱら外国銀行によって独占されていた。 

「外国銀行と日本」の著者立脇和夫(たてわき・かずお)早稲田大(商)教授は、元日銀マンで、」長崎大学教授を経て、現職。本書(蒼天社出版刊、定価は3200円)は、幕末から二〇世紀末に至る迄の在日外国銀行史である。立脇教授は神戸大学から経済学博士号を授与されている。

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糖尿病の画期的な治療につながる研究を ― 春日教授(医) (2004.11.26)

「糖尿病研究を志したころ、患者は今の十分の一ほどだった」と語る春日雅人教授(医)。それが、今や最も治療が求められる病気となっている。

春日教授は東京の開業医の家に生まれ、内科医の父から「病院で働く、開業する、研究を志す。医師にはいろんな生き方がある」という話をよく聞いたという。同級生の間では花形である外科の人気が高い中、「外科だけでは治せない全身疾患を手がけたい」と糖尿病を選んだ春日教授。研究者として独り立ちしていく手ごたえを感じたのは20代後半の米国留学だった。

42歳という異例の若さで東大講師から神戸大学教授に抜擢された春日教授は、着任後も日々の診察を行いながら、先進的な糖尿病研究を続けている。文科省の21世紀COEプログラムの研究拠点リーダーも務め、10月1日からは神戸大学病院長に就任。とにかく多忙であるが、「研究と診療の両方をできたことがよかった」、「研究に行き詰まったとき、患者さんに何度も励まされた」と、患者さんとのコミュニケーションを自らの研究活動への糧としている。(10月10日付神戸新聞)。

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64歳で作家デビューした森はなさん(1927年明石女子師範学校卒)をしのんで (2004.11.25)




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森はなさん(1927年明石女子師範学校卒)は、64歳で日本児童文学者協会新人賞を受賞して作家デビューを果たした。代表作『じろはったん』をはじめ、『キツネの花よめいしょう』『こんこんさまに さしあげそうろう』など、ふるさとの但馬を題材にし、包み込むような語り口で読者を引き込む。

(注)明石女子師範学校は、現発達科学部の前進である教育学部の前身校のひとつ。

 その森はなさんをしのんで『ふるさとの語り部 森はな・人と文学』(神戸新聞総合出版センター、定価800円)が刊行されている。井上恵美子さん(1953年教育卒)が会長を務める「森はなをしのぶ・ささゆりの会」が中心となり、森はな文学の評論集が一冊の本になったものだ。作品論を中心に、作品から派生した英訳や歌、小学校での親子感想文の取り組みなどが記されている。森はなさん自身の遺稿も収められている。それぞれの森はな文学に対する想いの詰まった、温かみのある一冊である。

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久保教授(経)他編『ヨーロッパ経済論』刊行 (2004.11.24)




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ミネルヴァ書房発行の「現代世界経済叢書」(全8巻)の第5巻として、田中友義駿河台大教授・久保広正神戸大(経)教授編『ヨーロッパ経済論』が刊行された。定価は3,360円(税込)。

ヨーロッパ経済を歴史、欧州統合、社会保障、日欧関係等多面的にアプローチし分析した好著。また、環境政策についての章を設けるなど、幅広い編集方針が浸透している。巻末資料(統計、年表、索引)が完備している。全体を11人の執筆者が分担。神戸大からは、久保教授のほかに奥西孝至教授(経)も加わっている。

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大空を目指すベンチャーの旗手、西久保慎一スカイマークエアラインズ社長(1978年工卒) (2004.11.22)

朝日新聞、10月9日(土)の別刷「Be On Saturday」のトップで、西久保慎一スカイマークエアラインズ社長が紹介され、2ページにわたって、インタビューを含む記事が掲載されている。

西久保さんは、その実力とオーナー経営者のセンスを同社創業者の澤田秀雄会長に見込まれ、今年1月に社長に就任。西久保さんは、神戸大工学部卒業後、データ配信会社を設立、その後マスターネットを買収して上場を果たす。スカイマークにはシステムを見て欲しいと言われたのが縁。だんだんやることが拡がり、とうとう「社長をやらないか」と言い寄られるようになった。2004年4月期に赤字幅を大きく縮小、今期は創業以来初めてとなる14億5千万円の黒字を予想している

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井上祐美子さん(1981年教卒)の文庫本『非花』(中公文庫)刊行 (2004.11.19)




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多数の中国歴史小説作家として知られる井上祐美子さん(1981年教卒)。新刊の文庫本『非花』(中公文庫)が話題を呼んでいる。美しさと才知を愛され娼妓から中独外交官の妻となった金花がヒロイン。舞台は欧米日ロ8カ国に制圧された義和団事件後の北京。零落した金花が、旧知のドイツ人武官に兵士の略奪をやめさせよと掛け合いにゆく姿を描いた表題作など、誇り高き女性たちを描いた4編の中国歴史小説が収められている。(中公文庫620円)

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米同時多発テロ 慰霊モニュメント「ポストカード」設計 ― 曽野正和さん(1993年工建築卒)(2004.11.18)


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米国同時多発テロから3年を経た9月11日、貿易センタービルのあるマンハッタン島対岸、スタッテン島で慰霊モニュメントの除幕式が行われた。このモニュメントを設計したのは西宮市出身ニューヨーク在住の曽野正和さん(1993年工建築卒)。曽野さんは神戸大学大学院在学中に米国に留学し、1998年からニューヨークの建築事務所に勤務している。

テロ当時はタイムズ・スクエアの事務所にいて無事だったが、貿易センタービルには顧客や友人が多数勤務しており、崩壊の瞬間をテレビで見て、ショックのあまり吐き気がしたという。その後もニューヨークで仕事を続けていたが、建築家として「何かしなければ」という思いに駆られた。昨年1月に持ち上がったスタッテン島の記念碑コンペは若手建築家にとってテロ犠牲者の追悼にかかわれる初めてのチャンスだった。179件の応募の中から選ばれた曽野さんの作品は「残された人と帰れなくなった人をつなぐシンボルに」と、2枚のポストカードがモチーフとなっている。
 
島内の犠牲者の遺族を回って全員の写真を集め、一人ひとりの特徴をスケッチにおこし、モニュメントに横顔を一つずつ刻み込んだ。大変な作業だったが、「テロの犠牲になった一人ひとりに家族がいて人生があった。名前だけが刻まれているより、その面影を残したほうが何十年、何百年後でもその人が家族や地域にとってどれほど大切な人だったかが伝わると考えた」と曽野さんは語る。

9月11日の除幕式には遺族等約3千人のほか、ニューヨーク市のブルームバーグ現市長とジュリアーニ前市長も訪れた。遺族等は3時間かかって、順番に一対になったモニュメントの間に入り、そこに刻まれた犠牲者の横顔に見入った(10月14日付産経)。

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森山正和教授(工)編『ヒートアイランドの対策と技術』刊行される (2004.11.17)




ご参考

毎週のように大型台風が日本列島を襲う今秋は、その因果関係ははっきりとしないが、地球の温暖化や環境問題について考えさせられる。
森山正和工学部教授(工)を中心に多数の研究者が『ヒートアイランドの対策と技術』学芸出版社、2300円+税)を出版した。

ヒートアイランド(都市部が周辺域より高い温度になる現象)は環境問題である。わが国の本格的な環境対応は1960年前後の高度経済成長期に起こった公害対応に始まったといえる。当時は「エンド・オブ・パイプ対応」といって、工場で何が行われているのかは問わず、配水管や煙突から出てくる廃棄物を処理することが主な環境対応であった。ところが1990年代になり、地球の温暖化が問題になると共に、もはやこの対応では何の解決にもならないことが分かり、工場や、都市のあり方や活動自体を問う「トータルシステム的対応」が環境対応の根幹となりつつある。

熱汚染は最後の公害といわれていた。大気汚染や水質汚濁といった化学物質による汚染問題は処理技術とそれに必要なクリーンなエネルギーの投入によって解決できるが、投入されたエネルギーはすべて熱汚染に転嫁されるものであること、また熱汚染は処理技術やエネルギー投入では解決が難しいことなどからきわめて難しい問題であると認識されている。

エンジニアリングも大きな転換期を迎え、「ものつくり」から「ライフサイクルの追求」へと課題が移行しつつある。本書は、このような背景の下で、ヒートアイランドの現状とさまざまな方面からの対策、技術を論じている。なお、本書はは15人の編著者が執筆しているが、竹林英樹助手(工)、田中貴宏研究員(自然科学研究科)も執筆者の一人。

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甲子園の夢をもう一度!― 長ヶ原誠助教授(発達)、マスターズ甲子園を企画 (2004.11.16)

11月28日、甲子園球場で「マスターズ甲子園2004」というイベントが開催される予定。「マスターズ甲子園2004」実行委員長を務めるのが長ヶ原誠助教授(発達)。自身も鹿児島県立鶴丸高校時代に、投手として活躍。また、鹿屋体育大学在学中も九州学生リーグでプレーした。長ヶ原助教授の専攻はスポーツ老年学、生涯スポーツの実践者でもあり、今回のマスターズ甲子園へかける想いも熱い。
高校硬式野球部OB(女子マネージャーや途中退部者を含む)が出場資格を持つ。開催要領は、大会ホームページ。実行委員会事務局の電話は078-803-7885。なお、スタンドからの応援、観戦は自由。

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滝川教授(経)新著『やさしい金融システム論』 (2004.11.15)




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滝川好夫教授(経)の新著『やさしい金融システム論』(日本評論社刊・定価3360円)が、刊行された。この本に関して、滝川教授は、「消費者が変わらなければ日本経済は変わらない。 日本経済を変えるためには賢明な消費者を育てなければならない。企業人づくりばかりでなく、 消費者づくりのための教育を行わなければならない」と、この本を書くに至る動機を述べている。金融の消費者教育をめざす。これが本書の目的としているところだ。

本書の対象は、資産・負債管理を将来行うことになるであろう大学生および、 資金運用・調達を現在行っている社会人・主婦である。

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温室効果ガスの排出権取引の推進を、天野明弘兵庫県立大副学長(1958年経院、神戸大名誉教授)の提言 (2004.11.12)

9月23日付の日経経済教室で、天野明弘教授は温暖化対策のための中心手法として、国内排出取引制度 の活用を提言する。温室効果ガスの排出取引再度は、今後世界的に地球温暖化の中心的手法に位置付 けられていく見通し。日本企業がこの制度に習熟しなければ、近い将来、国際競争で不利になると予想される。

中央環境審議会が8月に行った中間とりまとめでも国内排出取引制度がもりこまれている。制度の活用が望まれると述べている。

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植松教授(経)他編著『日本経済論』 (2004.11.11)




ご参考

現代世界経済叢書シリーズの1冊として植松忠博・小川一夫編著
『日本経済論』が、ミネルヴァ書房から発行された。定価は3200円+税。

90年代から続く長期低迷から脱却できない日本経済。地価の下落が続き、銀行には不良債権という重荷がのしかかったまま。物価の下落にも歯止めがかかっていない。政府もゼロ金利政策や度重なる財政出動によってこのような状態からの脱却を試みてきた。しかし、「資産デフレ」を克服するまでには至っていない。

なぜ、このようなスランプが10年以上の長期にわたって続いてろのか。本書の主眼は、この点の解明にある。90年代以降、日々の経済活動とそれを支える諸制度は、どのような特徴を有し、どのように変化していったのか、それを戦後の日本経済の歴史の流れの中で多面的にとらえることによって、長期低迷のメカニズムが浮かび上がってくる。

本書は編者の植松教授のほか、竹内憲司助教授(経)、井川一宏教授(経済経営研究所)、松林洋一教授(経)も執筆。また編者の小川一夫大阪大教授は、前神戸大学教授。

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パチパチパンチが学問に! ―阪田真己子さん(2002年総合人間科学研究科博士課程修了)の吉本新喜劇研究 (2004.11.10)


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吉本新喜劇を研究の題材にしている研究者がいる。福島学院大学講師の阪田真己子さん(2002年総合人間科学研究科博士課程修了)である。
 身体メディア論が専門の阪田さんは、幼い頃から身近であった吉本新喜劇を題材に、どのような体の動きが、人々の笑いを誘うのかについての論文をまとめている。誕生当時から徹底的なドタバタで笑いをとることを基本コンセプトとしてきた吉本新喜劇も、90年代以降はギャグの中心は動作から台詞へと移っているという。それでも台詞の際の大仰な動作や直後のズッコケなど、依然として身体の誇張された表現が笑いを誘発していることが阪田さんの調べでわかった。

また、舞台のおもしろさに芸人の身体性がどのように関わるのかを検証するために、吉本新喜劇の島木譲二や池乃めだかの協力を得て「パチパチパンチ」や「猫まね」などのギャグを3次元的に分析した。データの計測には、頭のてっぺんからつま先まで主な突端部や関節など数十箇所の動きを赤外線カメラで追跡する、モーションキャプチャという機器を使用する。「ハルク」「スパイダーマン」などの製作過程でも使用され、映画やゲームなどの映像業界には欠かせない機器だ。
 感性情報の分析は顔の表情では研究が進んでおり、「口角を上げて唇を半開きにすれば『幸福』」と定式化すらされている。阪田さんは当初、身体でも感性情報を各部位の動きに還元できると考えていた。ところが、人が身体のどの部位を見て感情を判断するかという実験では、人は身体の部位ではなく、周囲の空間を見ていることが分かった。哲学者が議論する「身体空間」の存在か(9月25日付朝日)。
 
 阪田さんの研究は心理学、工学、情報科学、身体論など他分野が交錯する地点にある。学際的学問分野を扱う神戸大学総合人間科学研究科の第1期生である阪田さんは、「「人間とは何か」という究極の共通課題に向かっていくためには、従来の学問分野の枠を超えて全体を見渡すことのできる包括的な視野が必要であることを、大学で学びました。」と、現在の研究理念の基礎が神戸大学での学びにあると語る。
今日も、後輩らの先駆となるべく、福島、神戸、京都、大阪と、日本中を走り回る日々だ。

写真【阪田真己子さん 神戸大学東京オフィスにて】

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「拡大EU経済の動向と展望」 久保教授(経)が世界経済評論誌に寄稿 (2004.11.09)

久保広正教授(経)が、「拡大EU経済の動向と展望」を世界経済評論誌9月号に寄稿している。本年5月、EUは歴史的ともいえる拡大を実現した。キプロス、チェコ、エストニア、ハンガリー等が新たにEUに加盟、加盟国数は15ヶ国から25ヶ国へと増加した。

新加盟国の財政赤字、失業率(ポーランドでは19.6%)、通貨統合、経常赤字と資金流入等の項目に触れながら、新加盟国の経済発展の可能性を論じている。

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法科大学院説明会(10月16日)開催される(東京・丸の内)(2004.11.08)


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 10月16日、東京凌霜クラブ(東京・丸の内)で、来春入学希望者対象の法科大学院説明会が開催された。会場には40名余の受験希望者が集まり、中川丈久教授や濱本正太郎助教授の説明に熱心に耳を傾けた。

 全体説明では法科大学院の厳しい進級制度や学習負担についての説明があり、参加者等は表情を引き締めた。また、学習負担を厳しくしているだけに、卒業後の国家試験合格率がかなり高いと予想されることや、学生がハードな学習内容に対応できるようなフォロー体制などについて、在学中の1期生の様子を例に具体的な説明がなされた。

 終了後の個別質問では山田誠一教授も加わり、3名の回答者の前にはそれぞれに質問者の長い列ができた。参加者の年齢層は比較的若く、全体説明終了後には凌霜クラブのロビーで、リラックスした様子で自己紹介をしあい、意気投合する様子も見られた。

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阪神淡路大震災の教訓を語る東洋ゴム工業片山相談役 (2004.11.05)

東洋ゴム工業の片山松造相談役(1955年営卒)が、日本経団連の機関誌「経済Trend」9月号で、阪神淡路大震災に学んだ危機管理の教訓を語っている。

第一のポイントは、総責任者となる対策本部長の指名が百のマニュアルよりも大事であるということ。第二のポイントは、トップの現場優先、率先垂範が何よりも重要であるということ。第三のポイントは、大禍は常に背中合わせであるということ。

テロの不安が絶えない現代において、「特に第三のポイントを肝に銘じたい」と片山相談役。

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男女関係論を語る大阪府大堀江教授(1982年文・博修了) (2004.11.04)

男女関係に関する多数の著書で知られる大阪府立大の堀江珠喜教授(1982年文・博修了)が、婦人公論(9月22日号)誌上で独自の男女関係論を語っている。

「遅刻魔は女性関係もだらしない」、「いばりたがる彼に騙されない」、「サバイバル能力こそ男の本領」等身近な事例を通じて男性の本質を鋭く突いている。相手の男性が魅力的な人物か、困った人物かということは、女性が男性に何を求めるかによって変わる。

一番大事なのは、女性が「どういう人生を送りたい」のかをよく考えること。これが、会社を早期退職して専業主夫という選択をした夫を持つ堀江教授の結論だ。

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ハッピー・ターン人生―植村達男さん(1964年経卒)、鷹取澄さん(1965年経卒)(2004.11.02

 10月15日付のAERA臨時増刊号「ハッピー・ターン人生」に植村達男さん(1964年経卒)、鷹取澄さん(1965年経卒)の第二の人生が紹介されている。
誌面は長年の夢を実現した人、仕事で身につけた技術で独立した人、まったく未知の世界に飛び込んだ人、第二の人生をいきいきと歩む50人を系統別に分類、特集している。

植村さんは「次世代支援系」。
株式会社神戸学術事業会の社長であり、学術事業会が運営を請負う、神戸大学東京オフィス(開設準備室)のコーディネーターでもある。東京・丸の内にあるオフィスを拠点に、同窓生を巻き込んだ就職支援や大学広報のため、東奔西走する日々だ。誌面には掲載されていないが、植村さんは日本エッセイストクラブに所属、マスコミ関係の人脈も幅広く、これが大学広報のために役立つ。また、出版社への就職を希望する者には具体的なアドバイスも可能となる。
 退職と同時に、同窓生等との共同出資により同社を立ち上げた植村さん。それまで培ってきた幅広い人脈を最大限に活用し、大学と社会を縦にも横にも繋いで広げる、まさにコーディネーターとして活躍中である。

鷹取さんは「脱力系」と紹介されている。
 阪神大震災の影響もあり、「会社にしがみつかずに自由に生きようと思った」と58歳であっさり会社を退職した鷹取さん。被災者に温かい食事を振舞う同年代の男性たちを見て、「職業も生い立ちも関係ない。」と感じたという。
現在は、アースウォッチの活動に参加している。米国生まれの国際NGOで、生態系や環境保全にかかわる研究活動を資金と労力の両面でサポートするボランティア団体だ。もともとは山登りが趣味の鷹取さんは、東京農業大学の研究チームとともに丹沢に登り、ネズミやモモンガの生息を調べるための巣箱作りを手伝ったり、専門家の指導でデータ集めや記録作業などを行うなど、遊びが結果的に社会貢献につながっているのが魅力的だという。「中高年はもっと外で遊べばいいのに」と、自然と遊び学ぶ日々を満喫している様子。

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松田晃演さん(1957年経卒)神戸と東京でクラッシックギターコンサート(2004.11.01)

 ギタリストの松田晃演さん(1957年経卒)が、神戸と東京でクラッシックギターコンサートを開催する。
松田さんのギターは音色が柔らかで羽毛のように繊細な感触があると評される。ギターの音は小さいが、松田さんの多彩でダイナミズムに富む表現力は、百人のオーケストラにも負けない。(オーディオ評論家:林正儀)
松田さんはクラシックギターの神様”アンドレス・セゴビアに師事し、世界中で演奏活動を展開する、日本のクラシックギター界の第一人者。その功績が認められ、国際カステルヌオーヴォ・テデスコ協会の名誉評議会員となり、さらには姫路市民文化賞も受賞している。1969年にはニューヨークのカーネギー・リサイタルホールでも演奏し、ニューヨークタイムスにより絶賛されている。
年輪とともに深みと輝きを増す松田さんのテクニックと音色を、バッハのチェロ組曲やルイス・ミラン、トローバ、ポンセなどの珠玉の名曲で楽しめる絶好の機会である。

【神戸公演】 11月5日(金)ホテルオークラ神戸3階「チャペル・リバージュ」078-333-0111
【東京公演】11月12日(金)東京オペラシティリサイタルホール03-5353-0788
開場18:20 開演19:00 入場料4,500円(全席自由)

チケットのお問い合わせは ⇒ 電子チケットぴあ 0570-02-9990

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