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トピックス

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去のトピックス  ニュース・トピックスのバックナンバーがご覧いただけます。
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 2004年12月
西塚前学長追悼抄 (2004.12.28)
川西祐三郎さん版画展「神戸大18景」 (2004.12.28)
植物学者牧野富太郎の神戸時代にスポット−白岩さん(1957年教卒) (2004.12.27)
神戸女学院との合同演奏会−神田キリスト教教会にて (2004.12.27)
マスターズ甲子園2004閉幕 (2004.12.24)
2005年度NIE実践校募集 (2004.12.24)
プロ棋士と学生、二足のわらじ−久保田大さん(経済学部) (2004.12.22)
「走り高跳び」と「走り幅跳び」で関西インカレ制覇−陸上部井奥一樹さん (2004.12.22)
「神戸 震災をこえてきた街ガイド」島田誠さん(1966年営卒) (2004.12.21)
被災地支援についての論評、中井名誉教授(医) (2004.12.21)
金井教授(営)の新著「ハッピー社員」 (2004.12.20)
シャノン新社長横地さん(1970年経卒)抱負を語る (2004.12.17)
学生向け講義、自慢話抜きで、水野勝さん(1961年、経卒) (2004.12.17)
大学コミュニティーのハブ(軸)に ―神戸学術事業会、高瀬進さん (2004.12.16)
新潟県中越地震・台風23号の被害調査報告会 (2004.12.16)
今も生きる出光佐三さんの語録 (2004.12.15)
藤田教授(経)他編「欧州中央銀行の金融政策とユーロ」 (2004.12.15)
発明届け出数急増 (2004.12.14)
津川兵衛(つがわひょうえ)名誉教授(農)が第一回JICA理事長表彰を受賞 (2004.12.13)
世界初の遺伝子治療で難病と闘う−松雄教授(医) (2004.12.10)
神戸ベンチャー支援&研究会 (2004.12.10)
「新スペシャリストになろう!」 (2004.12.09)
オーダーメードMBA講座 (2004.12.08)
「元気に百歳」クラブ (2004.12.07)
六甲登山口に爆弾! (2004.12.06)
追跡!「名門ゼミ生」の就職後(金井ゼミ(営)) (2004.12.06)
社内研修をオーダーメイドで−京セラと神戸大学が連携− (2004.12.03)
「民族と言語」塩川伸明(著) (2004.12.02)
「ウェアラブルの伝道師」塚本昌彦教授(工) (2004.12.01)


西塚前学長追悼抄 (2004.12.28)

12月5日付の読売新聞「追悼抄」欄に西塚泰美前学長の追悼記事が掲載された。11月3日に神戸市で開催された学会中の突然の異変(翌日死去)。生前の研究活動に対する態度や、社交的で気さくな人柄についてのエピソードも紹介している。1995年の阪神大震災直後に学長に就任し、先頭に立って大学の復興にもつとめた。学長を退いてからも、兵庫県成人病センター総長としてがん対策に意欲を燃やしたり、21世紀COEプログラムの委員として審査に精力を傾けるなど、何事にも全力を尽くす姿勢は一貫していた。「自分自身で新しいことを見つけ、それを面白いと思って進まなければいけない。西塚先生から学んだことは、研究に取り組む姿勢だった」と吉川潮バイオシグナル研究センター教授が語るように、その姿勢は着実に弟子から弟子へと受け継がれていくことだろう。

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川西祐三郎さん版画展「神戸大18景」 (2004.12.28)

11月18日から12月5日、百年記念館において、神戸市在住の版画家川西祐三郎さんの特別版画展が開催された。期間中は1300名近い来場者があり、大盛況のうちに幕を閉じた。川西さんは版画家の故川西英さんの三男。8歳で版画を始め、神戸などを題材に約千百点もの作品がある。「神戸大18景」は大学史紀要の表紙として依頼され、1991年から制作を開始、統合によって誕生した海事科学部で完成をむかえた。同じような箱型の建物だが、「経済・経営学部」の背景には青空、「理学部」には満開の桜など、楽しみながら描きそれぞれに個性を出している(12月1日付神戸新聞)。

川西さんの作品が掲載された特別版画展のパンフレットやしおり(来場者に配布)も非常に評判がよかった様子。同パンフレットは丸の内の神戸大学東京オフィス開設準備室、梅田の大阪凌霜クラブ、神戸元町の神戸大学クラブでも閲覧が可能。

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植物学者牧野富太郎の神戸時代にスポット−白岩さん (1957年教卒) (2004.12.27)

日本の植物分類学の父、牧野富太郎は並外れた行動力の持ち主だけにエピソードも多い。だが、これまで牧野と神戸との関りはあまり語られることはなかった。兵庫県生物学会会長の白岩卓巳さん(1957教卒)は、牧野の知られざる「神戸時代」に光をあてた。

牧野富太郎は小学校中退ながら独学で植物学を極めた。東大の助手をしていたものの、研究活動による多額の借金に苦しめられ、後に南蛮美術館を開く神戸・兵庫の池長孟の援助をきっかけに神戸での研究活動を開始した。白岩さんは、以来25年にも及ぶ神戸での牧野の活動を日記や記録、関係者の証言などから調べ上げ、牧野の人生が、神戸抜きには語れないことをはっきりさせた。

小学校教諭だった白岩さんは、全国小学校理科研究会の副会長をつとめた経験もあり「水生シダは生きる」などの著書や論文もある。常に新しいテーマに取り組むバイタリティーの持ち主で、これまでの業績に対して2003年日本植物分類学会賞を受賞している(11月8日神戸新聞)。

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神戸女学院との合同演奏会−神田キリスト教教会にて (2004.12.27)

12月4日(土)、在京神戸大学グリークラブOBと在京神戸女学院OGの合唱団「KCめぐみ」の合同演奏会が行われた。pdf詳細はこちら

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マスターズ甲子園2004閉幕 (2004.12.24)

元高校球児たちが、あこがれの地甲子園でもう一度夢を追いかけた。11月28日、阪神甲子園球場に集まった元球児たちは、千葉、山口、熊本、愛媛各県の4代表や県選抜チームによる試合やシートノック、キャッチボールなどに汗を流した。選手宣誓を行った山口県選抜チームの小林智美さん(21)は、試合でも一番・投手として先発。先頭打者を内野ゴロに仕留めて「気持ちよかった」と笑顔で語った(11月29日付朝日・大阪)。

この大会の実行委員長を務めるのは長ヶ原誠助教授(発達)。長ヶ原教授の専攻はスポーツ老年学、中高年を対象としたワールドマスターズゲームの陸上400mに出場するなど、自身も生涯スポーツの実践者でもある。マスターズ甲子園は今回が第1回目、来年以降も継続して開催し、「高校野球のOB、OGたちの同窓会のような集いにしたい」と意気込む。

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2005年度NIE実践校募集 (2004.12.24)

野上智行学長が会長をつとめる、県NIE推進協議会が2005年度の実践校12校を募集している。NIE運動は新聞を教材に活用しようという運動で、実践校に選ばれると一定の条件で新聞各紙が無料提供されるほか、オリエンテーション、新聞記者の派遣授業、新聞社見学などができる。問い合わせは神戸新聞社内、同協会事務局(電話078−362−7054)、締め切りは来年2月末。

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プロ棋士と学生、二足のわらじ−久保田大さん(経済学部) (2004.12.22)

プロ棋士と学生の2つの顔を持つ経済学部在学中の久保田大さん。さぞかし大変かと思いきや、本人はどちらも楽しくて仕方ない様子。大学での研究テーマは、「企業が百年、二百年の長い期間で利潤を最大にするための活動」。論文のことで教授に注意されたときは囲碁、逆に囲碁で行き詰ったときは経済学にと気分転換をし、上手にバランスをとっている。今後もこのまま、経済学を学びつつ、棋士としてトーナメントの本戦に勝ち上がるのが目標(11月29日神戸新聞)。

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「走り高跳び」と「走り幅跳び」で関西インカレ制覇−陸上部井奥一樹さん(発4年) (2004.12.22)

「走り高跳び」と「走り幅跳び」という跳躍の方向が全く違う2種目で、今年5月の関西インカレを制したのは発達科学部身体行動論4年の井奥一樹さん。

井奥さんは、スポーツを心から楽しむドイツの国民性に興味を持ち、独学でドイツ語を勉強。01年世界陸上走り高跳び金メダリストのマルチン・ブス選手のコーチであるライナー・ポーテル氏の下で3週間のドイツ留学も経験した。練習で「何をやるか」ではなく「どのようにやるか」の重要性を学んで帰国、2年越しの自己ベスト更新を果たした。

今後の活動予定も意欲的で、お世話になった人への感謝の気持ちが原動力になっているという。ドイツへの留学も再度計画中だ。将来の目標は大学院に進み教諭となること。井奥さんのように、自分の道を自ら切り開く、たくましい若者を育成してほしい(11月29日報知)。

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「神戸 震災をこえてきた街ガイド」島田誠さん(1966年営卒) (2004.12.21)




ご参考

少し変わった視点の街ガイド「神戸 震災をこえてきた街ガイド」(岩波ジュニア新書、定価980円+税)が出版された。この本は、「市民団体アート・サポート・センター神戸」代表島田誠さん(1966年営卒)と、都市民俗学専門家森栗茂一教授(大阪外大)の共著によるもの。神戸の観光ガイドの役割をもっているが、それだけではなく、街が震災から立ち直っていく様子を、市民の姿を盛り込みながら描きつつ、観光施設や「隠れた名所」(下町の市場や「たこ焼き屋」など)を紹介している。「表面上だけではわからない街の姿を、若い世代の人に知ってもらうきっかけとなれば」と島田さんは語る。

島田さんは、元海文堂書店の社長をつとめ、現在は「ギャラリー島田」の代表もつとめている。 海文堂書店は、神戸元町商店街にある書店。元々は海事図書の出版販売を手がける専門店として1914年(大正3)に創業した。今年創業90周年を迎える個性派の書店である。本書は地元神戸の歴史とともに歩み、震災後は文化を通した復興活動に取り組んできた島田さんならではの視点で綴られ、新たな神戸の魅力発見につながりそうだ。ちなみに本の印税収入は被災地のNGOなどに寄付される。

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被災地支援についての論評、兵庫県こころのケアセンター長、中井名誉教授(医) (2004.12.21)

10月29日付の朝日新聞が、被災地への支援というテーマで専門家の意見を紹介している。中井久夫名誉教授もその一人。以下のコメントを寄せている。

災害には他者への共感を生み出す側面があり、共感に基く被災者への支援が重要なことは論を待たない。と同時に、被災地で最も過酷な職務についている医療機関や自治体職員への心のケアを含めた応援も重要である。特に、こうして人達の応援要員を配置することが重要である。人は孤立感にとらわれると驚くほど早く力尽きてしまう。交代要員が来る、と思うだけで孤独感は軽減できる。

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金井教授(営)の新著「ハッピー社員」 (2004.12.20)




ご参考

金井壽宏教授(営)の新著「ハッピー社員−仕事の世界の幸福論」が刊行された(2004年・プレジデント社、952円+税)。本書は、ビジネス誌プレジデントに掲載された論考に加筆修正を加えてできあがったもの。

組織で働くことイコール「我慢」「犠牲」ではない。組織でしか実現できない大きな夢もある。また、マネージャーやリーダーとして成長していく挑戦や喜びがある。そんな仕事の世界の幸福論を6章にわけて綴ったユニークな書。「今どきの出世の幸福論」「頼れるリーダーの幸福論」「部下と上司の幸福論」「飽きずに働くことの幸福論」「彷徨える中年の幸福論」「「踊る」組織の幸福論」が各章のタイトル。

経営者や事業責任者の立場からではなく、働く個人の側に立って仕事や会社における幸せとは何かを探る。糸井重里(コピーライター)、藤原和博(リクルート→公立中学校長)等多方面の人材との対談が収録されているのも魅力だ。

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シャノン新社長横地さん(1970年経卒)抱負を語る (2004.12.17)

樹脂サッシメーカーのシャノン新社長横地旦(よこち・あきら)さんは、以下のように抱負を語っている(11月5日付日経産業)。

樹脂サッシは断熱性の良さから省エネ商品として需要を伸ばしている。国内のサッシメーカーで樹脂に特化しているのは当社だけ。品質では親会社のトクヤマの技術を転用し、業界トップのトステムに負けない自信がある。京都議定書の発効を控え、樹脂サッシへの需要は一段と高まる。この追い風に乗ってシェア拡大を図る。

横地さん(1970年経卒)は、徳山曹達(現トクヤマ)に入社。2004年5月にシャノン専務に就任、9月から社長。在学中は応援団に所属していた。

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学生向け講義、自慢話抜きで、水野勝さん(1961年、経卒) (2004.12.17)

10月28日付の朝日新聞夕刊ピープル欄で水野勝さん(1961年、経卒)が紹介されている。元丸紅副社長の水野さんは、2002年に設立された中間法人デイレクトフォースの代表理事。企業を退職した管理職経験者240人が集まり、大学への講師派遣、ベンチャー企業の財務相談、財務専門家の紹介などをしている。

水野さん自身も昨年秋から多摩大学で商社マンの実務経験を苦労話などを含め講義している。講義に際しては、「自慢話は禁物」と決めているという。

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大学コミュニティーのハブ(軸)に ―神戸学術事業会、高瀬進さん(1997工卒・2001営博士前期修了) (2004.12.16)

11月14日付の読売新聞で、神戸学術事業会の動きが紹介されている。神戸学術事業会は、大学の同窓会組織を母体として2年前に設立された株式会社で、総勢13万人にのぼる神戸大学同窓生の人脈活用を目指している。現在は主に、在校生と同窓生をつなぐインターネットネットサービスや、大学・同窓会等からの事業の受託を担っているが、将来的には卒業生が経営する企業との産学連携や、大学発ベンチャーの支援事業にも力を入れていく予定だ。

高瀬進取締役(1997工卒・2001営博士前期修了)の元には、ベンチャーを立ち上げた研究者から、経営者を紹介してほしいという相談や、卒業生の転職相談など、幅広い依頼が舞い込む。高瀬さんは「大学という一つのコミュニティのハブ(軸)になりたい」と、同窓生のネットワークを活用して奔走している(11月14日付読売)。

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新潟県中越地震・台風23号の被害調査報告会 (2004.12.16)

阪神大震災から10年を目前に、学内各所で震災関連のさまざまな活動が行われている。

神戸大学都市安全研究センターでは、相次いで起こった台風23号と新潟県中越地震による被害調査のため、それぞれの被災地に調査団を派遣した。その結果を踏まえて11月13日に工学部で報告会を開き、研究者や学生ら50人が被災状況や防災対策について意見を交わした。同センターは引き続き調査を行い、来年3月をめどに報告書をまとめる。

また、キャンパス内のフロンティア館では、阪神大震災の関連資料を収集、公開している神戸大学付属図書館「震災文庫」特別展が行われた(11月8日〜11月14日)。地震当日の新聞の号外やボランティアの活動記録など百点を展示し、期間中の来場者は887名にものぼった(11月13日付読売、11月14日付毎日、神戸大学付属図書館HP等)。

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今も生きる出光佐三さんの語録 (2004.12.15)

出光興産総務部広報課発行の月刊誌「月刊出光」には、同社の創業者出光佐三さん(神戸大学の前身神戸高商1909年卒)の言葉が「出光の言葉 看脚下」のタイトルのもとで連載されている。

「月刊出光」11月号には、その第32回として「出光では各自の受け持ちの仕事のうえでは、お互いに自主独立の経営者である」(出典「マルクスが日本に生まれていたら」1972年刊)という言葉が紹介されている。出光興産等出光グループ企業には「経営学でいう経営者とか使用人という概念はない」というのが、出光佐三さんの主張。この言葉を受けて、現役の社員が「付記」としてコメントを寄せている。この号のコメントには「大企業病」というキーワードが使われ、従業員一人ひとりが自主独立経営者として何をなすべきかを自問自答し舵取りをしていきたいとむすばれていた。

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藤田教授(経)他編「欧州中央銀行の金融政策とユーロ」 (2004.12.15)




ご参考

1999年1月に導入されたユーロは、「1国家1通貨」という従来の通貨の歴史から見ると壮大な実験だといえる。 12の国がユーロを共通の通貨として使用し、また欧州中央銀行と12カ国の中央銀行からなるユーロシステムが単一の金融政策を決定・実施するからだ。 このような壮大な実験の結果、12カ国の中では両替をする必要はない。したがって、企業や金融機関にとっては為替リスクがない大きな市場が形成された訳である。

本書(有斐閣発行、定価3045円)は、ユーロや欧州中央銀行の金融政策に関する体系的な研究書。 第1部は、欧州中央銀行およびその金融政策の特徴と問題点 第2部は金融政策と財政政策のあり方およびEU拡大に伴う問題点、 第3部は国際通貨としてのユーロの可能性をそれぞれ検討する。編者は藤田誠一教授(経)のほか、 田中素香(中央大)、春井久志(関西学院大)。執筆陣には久保広正教授(経)も加わっている。

なお、10月5日付日経金融新聞のコラム「編書 行間を語る」では、藤田教授が3人の編者を代表して本書の紹介をしている。

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発明届け出数急増 (2004.12.14)

神戸大学の発明届け出数は本年度4-9月で約50件の届出があり、03年度の同期に比べて20件近く増えている。また、特許出願は25件であった。同様に京都大学などでも発明の届出数が急増しており、件数増加の背景には届出の義務化や特許収入が手厚くなったこともあるが、なによりも教官の意識の変化によるものが大きいと考えられる。各大学は知的財産本部を設け、知的財産を経営資源として扱う動きが始まっている(10月26日付日経)。

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津川兵衛(つがわひょうえ)名誉教授(農)が第一回JICA理事長表彰を受賞 (2004.12.13)

独立行政法人化1周年を迎えたJICAは10月1日、JICA本部にて「JICA設立記念式典」を催し、「第1回JICA理事長表彰」表彰式を行った。

津川名誉教授は、フィリピン・ピナトゥボ山地における葛による泥流防止ならびに葛を利用した農業開発や、フィリピン・イフガオ州の世界遺産の棚田保全など、JICAの国際協力事業に長年にわたって貢献・協力し、途上国の人材育成や社会発展に尽力した個人として表彰された。第一回の本年度は16人、8団体が選ばれ、表彰式では緒方貞子理事が「『人を通じた活動』を支えていただいた皆さまの献身的な尽力にJICAを代表して感謝と敬意を表したい」と述べた。以上はJICA機関紙「国際協力」11月号およびJICAホームページ等から。

JICAホームページ
http://www.jica.go.jp/Index-j.html

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世界初の遺伝子治療で難病と闘う−松雄教授(医) (2004.12.10)

「デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)」という病気がある。遺伝子以上が原因で、筋力を失っていく難病で、男児3,500人に一人の割合で発症する。進行が早く、3,4歳で発症して小学校を卒業する頃には自力歩行が困難になるほど筋肉が萎縮してしまう。

これまで有効な治療法がなかったが、松雄雅文教授(医)の研究チームが病気の進行を食い止める世界初の遺伝子治療に取り組んでいる。人工的に合成したDNAを使って、タンパク質の生成を促す。それぞれの患者に応じたDNAの合成が必要になるため、「究極のオーダーメイド医療」とも言われている。

神戸大学小児科の筋ジストロフィー外来には、国内約5千人のDMD患者のうち約400人が全国から通院している。海外からの問い合わせも多い。病院内にはDMD患者の治療と家族への生活支援を目的にしたNPO法人も設立。松雄教授は、「今後は進行を食い止めるだけではなく完治させる治療にも全力を注ぎたい」と話している(11月1日付産経)。

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神戸ベンチャー支援&研究会 (2004.12.10)

神戸大学は9月、ベンチャーの育成などを目的に設立した「ベンチャー支援&研究会」を発足させた。加登豊(営)教授が会長をつとめ、135人の研究者や企業経営者が会員登録している。

10月27日に開かれた初会合では、東証マザーズ上場のバイオ企業、アンジェスエムジーの創業者である森下竜一大阪大教授が、自らの経験を元に創業期の課題などを説明。特許をテコにした大企業との提携や外部からの人材登用などをアドバイスした(10月28日付神戸新聞)。

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「新スペシャリストになろう!」 (2004.12.09)




ご参考

7月15日付の本トピックスでもご紹介した株式会社マーケティング・ウィザード代表取締役礒田明子さん(1987年教卒)が多方面で話題になっている。同じくリクルート出身の武田斉紀さんによる著書「新スペシャリストになろう!―リクルート社員が会社を辞めても幸せになれる理由―」(2004年PHP)に登場している。

リクルート在職中の営業では、「売って、売って、売りまくり」だった礒田さんであるが、人が思いつかないような特別なことをやったわけではなさそうだ。課題を整理して解決し、それでも受注につながらなければ隠れている課題をとことん探し出して、提案、解決する。自分ですべて解決できないのだから、人に相談し、協力してもらう。当たり前のことをやりきり、やり続けてきたのだという。こうして身につけたキャリアとスキルに女性ならではの視点をかけ合わせて、2002年7月に礒田さんはマーケティングプランナーとして独立した。リクルート時代の年収を週休3日の業務で上回るのが目標だ。

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オーダーメードMBA講座 (2004.12.08)

11月1日付の日経紙で、企業が社内研修の一部をビジネススクールに委託、カリキュラムを注文し”出前”してもらう「オーダーメード講座」が取り上げられている。その一例として、神戸大経営学研究科の教授らがつくった特定非営利活動法人(NPO)現代経営学研究所が行っている、京セラの「神戸大学MBA基礎コース」が紹介されている。

9月に終わった第一期には、部課長クラス33人が参加、京都、横浜、鹿児島の3拠点をテレビ会議で結び、一日8時間、8回にわたって経営戦略とマーケテイングに特化した講義とデイスカッションが行われた。次世代リーダの育成を目的にし、第二期には事業部長クラスに参加させるという。同法人理事長の谷武幸教授は「企業の課題や解決策を実例に基き議論することで経営学のエッセンスを集中的に学んでもらえる」と語っている。

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「元気に百歳」クラブ (2004.12.07)

「元気に百歳」クラブは、2000年1月1日にスタート。60歳以上のメンバーを中心としたボランティアグループで構成されている。「元気が最高のボランティア」とし、それぞれが生きがいを持ち「百歳まで元気に生きる」ことを目標とし、毎年10月10日に「元気に百歳」というクラブ誌を刊行している。

上月永文さん(1958年法卒)もメンバーの一人で、今年のクラブ誌に「カルチャーショック」というタイトルのエッセイを寄稿している。ヨーロッパの公共交通機関には改札がなく、日本のように乗るときも、降りるときもチェックされることはない。それでも交通事業が破綻せずに成り立っているのは市民生活のあり方、考え方が根本的に違うからではないかと指摘。日本は近代化を急ぎすぎるあまり、その過程で、ヨーロッパで市民生活のあり方や考え方の基礎を作り上げたといわれる「リベラル・アーツ」を見落としてしまったためではないかと、自己の体験から振り返る。

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六甲登山口に爆弾! (2004.12.06)

今年8月15日の終戦記念日を発行日として、神戸市の交友プランニングセンター制作の合同自費出版本「語り継ごう!書き残そう!私たちの戦時体験記」(友月書房、定価1500円)が刊行された。まだまだ語りたくないという考えも根強い中、「戦禍の風化」への挑戦を残された者の使命と考え、39名の戦時体験を綴ったものだ。

その中でも徳永卓磨さん(画家)の体験記には、ちょっとびっくりした。六甲登山口に爆弾が落ち巨大なすり鉢状の穴があいたことなどが記されていたからだ。そのときの強烈な振動は、阪神大震災によく似ており、家のガラスは全部割れ、道に出ると土煙で何も見えないほどの爆発であったらしい。

当時神戸市灘区篠原北町に住んでいた徳永さんは、毎晩のように空襲警報によって避難を強いられており、それは自宅全壊の被害を受けた阪神大震災よりも嫌でつらい経験だったと記されている。防空壕を抜け出して大石川にかかる橋から眼下を眺めると、黒いゴマ粒のような爆弾が無数に落下し、やがておにぎり大の橙色に変わる様子が見えた・・・・・・。

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追跡!「名門ゼミ生」の就職後(金井ゼミ(営)) (2004.12.06)

11月15日付のプレジデント誌で「大学と出世」という特集が組まれた。その中で、神戸大学は経営学部の金井ゼミが「追跡!一橋、神戸、慶應「名門ゼミ生」の就職後」の記事の中で2ページにわたり紹介されている。学生による自立的な活動が重視される金井ゼミの卒業生たちは今、どのように活躍しているのか。

長谷川智紀さん(2003年営卒)は弱冠24歳であるが、この11月、最初の就職先であるソニーからパソナグループが新しく作ったパソナアイという会社の社長として引き抜かれた。大学在学中には友人等と就職活動支援組織を立ち上げたり、ソニー在籍中には入社2年目ながら、いくつものプロジェクトマネジメントを手がけている。長谷川さんが大学時代に作った「就職活動支援組織 神戸大学 job-navi」は、神戸大学で就職活動支援というネットワークを生み出し、旧国立大学としては珍しいと評されるほど熱心な神戸大学の支援体制構築のきっかけとなった。

谷井等さん(1996年営卒)もNTTを退職後、自らインデックスデジタルという会社を設立して社長を務めている。電子メールを用いたマーケティング、販促などを行うメール配信システムの提供を行う会社で、NTTコミュニケーションズや楽天など、多くの企業への導入実績がある(11月15日付プレジデント)。

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社内研修をオーダーメイドで−京セラと神戸大学が連携− (2004.12.03)

今年9月、京セラで「神戸大学MBA基礎コース」という社内研修コースの第1期が修了。講義はNPO法人現代経営学経営所(理事長は谷武幸神戸大教授)が担当した。部課長クラスの社員33人が参加、京都、横浜、鹿児島の3拠点をテレビ会議システムで結ぶ研修。1日8時間、8回にわたり経営戦略とマーケティングに特化した講義の受講やディスカッションを行った。企業側は講義を大学院に委託することで、体系的な教育を実施できるのが利点と考える。京セラの同コースは次世代リーダーの育成を目的とし、第2期では、事業部長クラスを参加させる予定だ(11月1日付日経)。

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「民族と言語」塩川伸明(著) (2004.12.02)




ご参考

渋谷謙次郎(法)助教授が、10月29日付の「週刊読書人」で、塩川伸明著の「民族と言語」(岩波書店)を紹介している。以下はその概要。

ソ連の民族・言語政策は、壮大な「失敗」の例としてみなされることも多いが、塩川氏(東大教授、ロシア現代史・比較政治論)はそのようなステレオタイプに安住せず、なお解明すべき問題や現代に通じる多様な教訓や素材が横たわっているとみなしている。過度の抽象化や一般化を避け、個別の実証的データに丹念にあたりながら、当時のソ連の実情をできるだけ等身大で解明しようとする。

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「ウェアラブルの伝道師」塚本昌彦教授(工)(2004.12.01)


(写真をクリックすると拡大します)

いつでもどこでも、歩きながらでもコンピューターが使えるウェアラブル(装着型)とよばれる装置を身につけるのは、この10月から工学部電気電子工学科教授となった塚本昌彦さん(写真)。2001年より、ウェアラブルコンピューティングの実践として、百グラム前後あるこの装置を終日身につけているという。上目遣いにのぞきこめば通常のパソコン画面を、数十センチ離れたところから眺めているような感覚で見られるようになっている。

ソニーのウォークマンが、ヘッドフォンをつけて街を歩くその格好良さが受けて大ヒットしたように、「将来、東京・原宿の盛り場で今の私のような格好をした若者が遊んでいる」と塚本さんは明言。NPO法人ウェアラブルコンピュータ研究開発機構(通称:チームつかもと)を立ち上げ、ウェアラブルの普及啓発活動を積極的に推進している。装置を外すのは、街行く人が当たり前のようにこれを着けるようになるとき?(10月20日付日経夕刊)

写真は塚本教授関連のHP
http://www-nishio.ise.eng.osaka-u.ac.jp/~tuka/index-jp.html)から

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