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10月6日付朝日新聞夕刊の「思潮21」に、定期寄稿者一人である五百旗頭真教授(法)が寄稿。以下は、その論旨。
日本社会もアメリカの社会に似て、いいのも悪いのもいるという多様性に満ちた社会になってきている。五百旗頭教授のゼミでは、毎週本を読んできて発言し、教授との応答を求められる。その結果、90分の時間が4時間になって9時に終わる。その知的格闘を喜びとするゼミ生は圧倒的に多い。
大学院生も外国の公文書館へ出かけ、オリジナルの資料を集め、優れた論文を書く。教授の学生時代は考えられなかった。スポーツ選手がスイスやロッキー高地でキャンプを張るのと同様のこと。やる気と能力さえあれば、インフラが良くなっているので、伸びる機会を与えられている。
しかし、日本のエリート層と高等教育がなお米欧に及ばないのは心配である。米欧の教授達から「韓国、中国に比べても、最近の日本の若者は覇気が無い」と指摘される。その意味で、政府が100名の若者を長期留学させ、学位取得を支援する制度が今年発足させたことは注目に値する。松下村塾と岩倉使節団の初心に戻って出直さないと、日本は21世紀を越せないのではないか。
なお、11月25日(木)18:00から東京凌霜クラブで開催の「木曜会」(全学部の同窓生を対象)において、五百旗頭教授の講演があった。演題は「大統領選挙後の世界と日米関係」。
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