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トピックス

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

 


 2005年8月
石橋教授(都市安全研究センター)の随想「地震と時代」 (2005.08.31)
ナニャンゲちゃん募金 「まだ目標の1割未満」、ご協力を!(2005.8.30)
漁士会の交遊、森栄宇部三菱セメント社長(1966年法卒)(2005.8.30)
選び取った平和発展、五百旗頭真教授(法)の戦後60年総括(2005.8.29)
マダガスカルに消防車を送る ー留学生と市民の交流が縁ー(2005.8.26)
鹿島和夫さん(1958年教卒)のロングセラー「一年一組せんせいあのね」 (2005.8.26)
朝日新聞論説委員清水建宇さん(1971年営卒)のコラムから(2005.8.25)
中井久夫名誉教授(医)の著作3冊(2005.8.24)
大谷邦郎さん(1984年法卒)の著書「関西唯の人」 (2005.8.23)
木村教授(国際協力)の「紙上特別講義−日韓関係−」 (2005.8.22)
神戸大学地域連携研究員の佐々木和子さんとアーカイブズ(2005.8.19)
藤井恵さん(1996年、経卒)の著書「これならわかる!租税条約」(2005.8.18)
総田正巳さんの歌集「うづ潮」 (2005.8.09)
「恋心はイーシャンテン」を出版した木村由佳さん (2005.8.08)
滝川教授(経)の新著「ファイナンス理論入門」 (2005.8.05)
多賀さんが準優勝 朝日アマ囲碁十傑戦(2005.8.04)
藤田佳代さん(1966年、文卒)、第45回久留島武彦文化賞を受賞(2005.8.03)
神戸大時代の桂枝雀、植村さんの「随想」から (2005.8.02)
藤堂圭太さん(1963年営卒)による翻訳書「産業進化4つの法則」(2005.8.01)
 
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石橋教授(都市安全研究センター)の随想「地震と時代」(2005.08.31)

8月24日付の神戸新聞夕刊コラム「随想」欄に、石橋克彦教授(都市安全研究センター)が、地震に関して警鐘を鳴らすエッセイを寄稿している。タイトルは「地震と時代」。
日本では、歴史の大きな転換期に大地震が重なった例が少なくない。地震国だから偶然の一致もあるが、時代の変化を象徴したり、加速したりもしている。古くは1185年、平家が壇ノ浦で滅亡した三カ月半後に京都大震災が起きた。人々は平家の怨霊を恐れつつ、時代が変わるという実感を深めたようだ。日本列島は新たな大地震活動に入りつつある。今世紀半ばまでには、首都圏大地震や東海・南海巨大地震などがほぼ確実に起るだろう。それらは、どんな時代の変化を告げるのだろうか。
なお、石橋教授の旧著「大地動乱に時代」は、阪神大震災発生の前年(1994年)に刊行されたロングセラー。版を重ね、既に14万部が発行されている(8月28日付朝日・読書欄)。


ナニャンゲちゃん募金 「まだ目標の1割未満」、ご協力を!(2005.08.30)

既報(7月19日)のとおり、あしなが育英会で活動する北田浩嗣さん(経・4年)が、アフリカのウガンダでのボランティア活動で知り合った心臓病の少女ナニャンゲちゃんへの支援を呼び掛けている。北田さんは、知人を通じて募金箱を置いたり、神戸大関係者にメールで呼び掛けたりしてきた。しかし、8月27日現在で、目標額の200万円の1割に満たない約15万円しか集まっていない。

 あしなが育英会で活躍する北田さん。7月から8月は国際交流キャンプなどの世話人として飛びまわっていたが、「9月は本腰を入れて募金活動をしますので、ご協力をお願いします」と話している。

「支援する会」の発起人の一人、NHK大阪放送局のアナウンサー住田功一さん(1983年営卒)は、「私の長女(3歳)も偶然全く同じ心臓疾患で先日手術をしたばかりです。ナニャンゲちゃんには時間があまりありません。ご協力よろしくお願いいたします」とメッセージを寄せている。


「ナニャンゲ・レジーナちゃんの心臓手術を支援する会」への募金は、郵便振替口座00990-6-191072まで。金額はいくらでもかまわない。

 詳細はブログhttp://nanyangeheartoperation.ameblo.jpを参照。


漁士会の交遊、森栄宇部三菱セメント社長(1966年法卒)(2005.08.30)

8月16日付日経紙のコラム「交遊録」欄に、森栄さんが寄稿している。森さんは東京水産大学(現東京海洋大学)漁業学科を卒業、その有志による懇親会”漁士会”のメンバー。森さんは大学卒業後も他の大学に興味を持ち、最初に合格した神戸大法学部に学士入学した。その時、漁士会のリーダであるキッツ会長清水雄輔さんから”これもご縁だぞ”と助言された。森さんは三菱マテリアルを経て、現在は宇部三菱セメント社長。


選び取った平和発展、五百旗頭真教授(法)の戦後60年総括(005.08.29)

8月14日付の朝日新聞は9ページの全部を割いて、五百旗頭真教授(法)による戦後60年の解説を掲載した。この中で五百旗頭教授は日本の戦後の歴史のいくつかのエポックに焦点を当てている。まず、”本土決戦”を陸軍が主張する中、”平和を得て復興の光明を求めるべきである”とする天皇の聖断に阿南惟幾陸相が従い、終戦が決定した。このことから、戦後の平和的発展路線への地平が開かれた。本土決戦があったならば、ドイツ、ポーランド並みの犠牲者をだし、戦後復興のための人材も失われていただろうと五百旗頭教授は推定する。

次に、サンフランシスコ講和を前に、吉田首相がダレス特使との交渉で、即時再軍備を拒否した事が指摘されている。朝鮮戦争のさなかのこの抵抗によって、軽軍備と経済復興最優先の路線打ち出しえたのだと教授は述べている。このようにして非軍事分野で格別な能力を身につけた日本は、欧米とは違った目線で困っている国の支援ができる。安全保障上の役割も拡充すべきだが、両者のバランスを見失ってはならない、と教授は結ぶ。


マダガスカルに消防車を送る ー留学生と市民の交流が縁ー(2005.08.26)

神戸ナマナクラブの中山里栄さんら主婦を中心としたメンバーで構成されるマダガスカルに消防車を送ろうと呼びかけている。「ナマナ」とはマダガスカル語で友だちの意味。市民の協力で中古消防車の手配ができ、9月5日の船便で送ることが決まった。しかし、資金が足りない。神戸ナマナクラブでは、更に支援を呼びかけている。

このプロジェクトは今春まで神戸大経済学研究科で学んでいたラザフィマヘファ・イヴハシナ・フィザーラさん(愛称イヴさん)と市民の交流がきっかけで始まった。マダガスカルは、アフリカ大陸の東南沖に浮かぶ世界で4番目に大きい島。ワオキツネザルなど、大陸から分離したあと独自に進化した動物が暮らす自然の宝庫。最近封切られたアニメ映画「マダガスカル」でも知られる。1960年にフランスから独立した。しかし、まだ発展途上で社会基盤の整備が遅れている。

 きっかけは、イヴさんの親戚の白血病の少女を救おうという活動だった。中山さんらとイヴさんの交流が深まり、今年の4月にイヴさんの出身地、首都近郊のタンジュンバトゥ市を訪れたところ、消防車や消火のための資材が不足していることを知る。7月には、神戸大農学部の竹田真木生教授ら教官や大学院生、市民らが賛同して支援を募り始めた。たまたま、東灘消防署で廃車になった消防ポンプ車があり、現地に送ることを決定。船便で送る手配がついたが、まだ資金が不足している。輸送費、諸費用などで100万円程度が必要で、募金を継続苦衷中。ポンプ車には現地の子どもたちのために文具、楽器なども積み込むことになっていて、これらの寄付も募っている。

 支援金は、郵便振替00930ー5ー263954神戸ナマナクラブまで。詳しくは、同クラブ世話人の中山里栄さん、電話078ー882ー4777へ。


鹿島和夫さん(1958年教卒)のロングセラー「一年一組せんせいあのね」(2005.08.26)




ご参考

  「一年一組せんせいあのね」という本の名前を聞くと、子供時代を思い出し、懐かしさでいっぱいになるかもしれない。この本の著者は鹿島和夫さん。1935年大阪・泉佐野市の生まれで、1958年に神戸大学教育学部(現発達科学部)を卒業して神戸市内の小学校の教員となった。43歳ごろから低学年教育に関心を持ち、以後主として一年生児童を担任した。担任の子供たちが「あのねちょう」と称するノートに書いた詩をまとめ編集した「一年一組せんせいあのね」(理論社)を1978年に刊行する。その後「あのねちょう」、障害児教育、独自の教育論等に関する図書を多数刊行する。1998年から鹿島さんは、太陽の子保育園に勤務、独自の自由保育を開き、2002年3月に退職した。現在は「あのね子ども相談所」を開設、悩める保護者からの相談を受け、教師たちと授業研究を行っている。

  鹿島さんの最初の本「一年一組せんせいあのね」は、子供たちに読みつがれていることはもちろん、教員志望の学生が教育の入門書として読んでいる。以下に引用する詩は『一年一組せんせいあのね』から。

 けっこんしき

おかあさんとおとうさんの
けっこんしきのしゃしんをみたら
ぜんぜんちがう人みたいでした
いもうとがしゃしんにのってないといって
ないておこりました


朝日新聞論説委員清水建宇さん(1971年営卒)のコラムから(2005.08.25)

朝日新聞論説委員清水建宇さん(1971年営卒)が、8月16日付朝日夕刊のコラム「窓 論説委員室から」に「昭和天皇とリンカーン」を寄稿している。昭和天皇が戦時中もリンカーンの胸像を身近に置いていたという内容。この胸像は1929年当時駐公使を務めていた佐分利貞夫が、アメリカから帰国した際のからの土産だった。日本中が「鬼畜英米」と叫んでいたときに、敵国の元大統領の胸像が、昭和天皇の身近にあった。その理由は分からない。


中井久夫名誉教授(医)の著作3冊(2005.08.24)




ご参考




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ご参考

7月10日付毎日新聞読書欄の中の「この人・子の3冊」欄に、中井久夫名誉教授(医)の著作3冊が取り上げられている。

 1「徴候・記憶・外傷」みすず書房
 2「治療文化論」岩波現代文庫
 3「アリアドネからの糸」みすず書房

以上の3冊を選んだのは東京大学助教授の田中純さん。中井名誉教授の精神医学の著書は、「門外漢にも魅力的な小径が開かれ」ていると指摘する。この欄には、イラストレーター和田誠さんによる中井名誉教授と田中助教授のイラストが添えられている。


大谷邦郎さん(1984年法卒)の著書「関西唯の人」 (2005.08.23)




ご参考

毎日放送記者の大谷邦郎さん(1984年法卒)の著書、「関西唯(ただ)の人」が、話題を呼んでいる。この本では、関西でユニークな仕事に就いている人たち24人のルポを行っている。女性落語作家くまざわあかねさん、東本願寺の僧侶鈴木君代さん、吉本興業マネージャー大谷重雄さん。青いバラを開発し、マスコミで大きく報道された勝本幸久さん(サントリー先進技術応用研究所)も登場する。

大谷さんは、ラジオ番組「ニュース&スポーツ番組「ナイトアングル」を担当していた。その中に「週刊!お仕事時間」というコーナーがあり、これが基礎となり本書が出来上がった。出版は星湖社(電話06−6245−5974)、定価は1200円+税。


木村教授(国際協力)の「紙上特別講義−日韓関係−」 (2005.08.22)

朝日新聞(大阪)の紙上特別講義欄で、木村幹教授(国際協力)の「日韓関係」の講義がスタートした。韓流ブームや竹島問題、日本で活躍中の歌手BoAの例を挙げて、現在の日韓関係をわかりやすく解いている。

木村教授は「多くの人が韓国に対して、隣国だから分かり合えそうと、安易な期待を持っているが、それは甘えだ」と述べる。韓国人だから、隣国だからというレッテルにとらわれず、世界の国の一つとして、個々の人間を見られるような関係を作ることから新しい日韓関係が始まる。これが第1回目の締めくくりだった(7月25日付)。


神戸大学地域連携研究員の佐々木和子さんとアーカイブズ(2005.08.19)

7月1日付日経紙夕刊の連載コラム「現代を歴史に刻む:アーカイブズの今」に神戸大学地域連携研究員の佐々木和子さんが登場、アーカイブズについて語っている。

1996年12月、高校の非常勤講師として歴史を教えていた佐々木和子さん(52)に、財団法人二十一世紀ひようご創造協会から「震災の記録保存を手がけてみないか」という興味深い話が舞い込んだ。この仕事に就く前、佐々木さんには一つの衝撃的体験があった。

1991年、佐々木さんは米国立公文書館を訪れた。個人的な関心から第二次大戦中の米軍による爆撃の被害を長年にわたり調べてきた。米国を訪れた際、「何かの足しになるかな」程度の軽い気持ちで公文書館を訪ねた。しかし、そこで佐々木さんは「革命とも言うべき体験をする。人生観が変わった」と回想する。外国人旅行者で、公文書館を訪ねるのも初めて。いわば全くの素人に、公文書館の職員は親切に対応し、一年間有効のパスまで発行してくれたのだった。

震災の記録保存の仕事を終えた今、佐々木さんは神戸大学地域連携研究員をつとめている。今でも米国立公文書館で交付されたパスを大切事に持っているとのこと。


藤井恵さん(1996年、経卒)の著書「これならわかる!租税条約」(2005.08.18)




ご参考

UFJ総研、海外経営相談室研究員の藤井恵さん(1996年経卒)の著書「これならわかる!租税条約」が清文社から刊行された。約450ページの大著で、定価は3000円+税。

本書は租税条約(55ヶ国、45条約)の入門書。一般の企業の海外取引等に関係しそうな項目を中心に、個々の条約ごとにその取扱いがどのように異なってくるのかを、租税条約のひな型ともいえる「OECDモデル条約」に沿って解説している。平易な言葉を用い、イラストや図表を多用して、国際税務の専門家でなくても簡単に理解できるよう工夫されている。

企業関係者、国際課税の専門家、金融機関、国際課税を学ぶ学生など租税条約や国際税務従事者の必携書。

藤井恵さんは、1996年神戸大学経済学部(藤田誠一ゼミ)を卒業、社会人になってから再び母校の大学院に学ぶ(2001年修了、岸本哲也ゼミ)という勉強家。税理士の資格も持つ。


総田正巳さんの歌集「うづ潮」 (2005.08.09)




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総田正巳さんは、神戸大学の前身の神戸経済大学を1953年に卒業した。この年は、戦後の学制改革の結果、旧制大学と新制大学の卒業生が同時に卒業することになるという巡り会わせとなる。
総田さんが昨年刊行した歌集「うづ潮」には、”苦学生”と題する短歌が収録されている。この当時の大学生の苦労が偲ばれる。


苦学生の語彙すでにして死語といふ学資稼ぎて我は卒へしを

はつたい粉こねて食みをり淡路島去りて苦学生の動員の想ひ

昭和二十八年新旧大卒の就職難置く去りのわれを夢に嘆けり

敗戦後の苦難は語らず寮生活バイトに学びし時をなつかしむ

苦学して貧しかりし吾が青春が楽しきひと齣木瓜の花まぶし


総田さんは、淡路島の生まれ、戦時下の学徒動員のうちに終戦を迎え、苦学生として復学。更に、そして実業に入ってからり第一線を退くまで。その年月を総田さんは「私には真にうず潮の流れに生き継いできた歳月という感慨があります」と振り返る(「うづ潮」あとがき)。「うづ潮」は2004年、青磁社(電話075-705-2838)刊。定価は2500円+税。


「恋心はイーシャンテン」を出版した木村由佳さん (2005.08.08)




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このたび麻雀小説「恋心はイーシャンテン」を出版した木村由佳さんは、加古川市の生まれ、神戸市西区に転居後、長田高校、神戸大文学部を卒業する(1988年)。物書きの世界を目指し、新聞社に勤務し、結婚後はフリーライターに。話し好き、人を楽しませるのが好きとあって、新聞社時代には漫才の台本を手掛けたこともあった。

 マージャンとの出会いは小学生のころ。家族の間のゲームだった。雀荘通いの中で生まれたのが「恋心はイーシャンテン」。イーシャンテンは上がりの二つ手前の状況をいう。タイトルの意味は恋の成就ならぬ、もやもや状態とか。小学生の息子を送り出して雀荘に通う主婦を主人公に、年若い対戦相手との駆け引きや自己主張、会話の裏の女性ならではの心理などを、三つの短篇にまとめ、従来のギャンブル小説とは異なる趣を出している。「恋心はイーシャンテン」は、新風社(03・5775・5040)の発行、定価は税込みで1050円。
 
5月27日、東京凌霜クラブで「恋心はイーシャンテン」の出版記念パーティーが開催され、30人が参加した。当日の写真とともに木村由佳さんの記事が7月1日付神戸新聞に掲載された。


滝川教授(経)の新著「ファイナンス理論入門」 (2005.08.05)




ご参考

滝川好夫教授(経)の新著「ファイナンス理論入門」が、PHPから発行された。定価は1900円+税。本書は、ビジネスマン向けのファイナンス理論の入門書。「ファイナンス理論とは何か」「なぜファイナンス理論を学ぶのか」を読者に理解させるために、ニッポン放送をめぐるライブドアとフジテレビジョンの株式取得合戦を教材に選んでいる。図版、表を多用して読者が理解しやすいよう配慮されている。


多賀さんが準優勝 朝日アマ囲碁十傑戦(2005.08.04)

日本棋院会館で開かれていた第45回朝日アマ囲碁十傑戦全国大会(朝日新聞社主催)最終日の7月18日に決勝戦が行われ、特別招待の多賀文吾選手(34)が滋賀県代表の会社員(東大囲碁部出身)田中伸拓選手(27)に敗れ、惜しくも準優勝に。多賀選手は第42、43回大会の優勝者。

多賀さんは1971年生まれ。神戸大理学部物理学科、自然科学研究科で素粒子論を専攻。囲碁部に在籍した。1994年全日本学生本因坊優勝のほか、在学中に全日本学生十傑戦、全日本学生名人戦にそれぞれ準優勝している。

文学部の卒業生西村修さん(特別招待)は4位だった。以上は、7月19日、7月25日付朝日新聞等からの抄録。


藤田佳代さん(1966年、文卒)、第45回久留島武彦文化賞を受賞 (2005.08.03)

藤田佳代舞踊研究所を主宰する藤田佳代さん(1966年、文卒)が、第45回久留島武彦(くるしま・たけひこ)文化賞を受賞した。受賞理由は以下の通り。

創作実験劇場の開催を通した若手の舞踊・振付家の育成に力を注ぎながら、ダンスによる知的障害者への指導を続けてきた業績に対して。

贈呈式は、7月20日(水)午後5時から山の上ホテル(千代田区神田駿河台)にて行われた。久留島武彦(1874-1960)は、わが国の近代児童文化の開拓者のひとり。また財団法人日本青少年文化センターの初代会長であった。久留島武彦文化賞は、久留島武彦の業績を記念し青少年文化の向上と普及に貢献した人および団体を顕彰して、わが国における青少年文化の発展に寄与することを目的に1960年に制定されたもの。


神戸大時代の桂枝雀、植村さんの「随想」から (2005.08.02)

落語家桂枝雀さんの本名は前田達。植村達男さん(1964年経卒、日本エッセイストクラブ会員)は、神戸大学御影分校(教養課程)で、その前田さんと同じクラスだった。入学は1960年4月、第二外国語でフランス語取ったので、前田さん(文)と植村さん(経)が同クラスとなった。フランス語を選択する学生は少数派。経済・経営・法・文・理・工各学部の学生を集めて、ようやく一クラスが形成された。その中で文学部の学生が最も多かった。後に大阪府教育委員となる高橋叡子(旧姓南部)さんも同じクラスにいた。

当時の前田達さんの風貌は、「髪は黒々、黒ブチの眼鏡」。後年、テレビや雑誌等で拝見する桂枝雀さんとは似ても似つかぬイメージだった。口数は少なく、“人気者”で皆を笑わせるタイプでもない。そのように植村さんは回想する。

フランス語の授業は、駆け足でA、B、C(アー、ベー、セー・・・)と発音を学習する。次に文法に進み、更に短い文を読む。前期の試験が終わり、秋の後期の授業が始まると、モーパッサンの短篇を読み始める。“Regret”というタイトルの短篇小説だ。丁度皆が“Regret”に四苦八苦していた頃、前田さんは大学から殆ど姿を消していた。とうとう植村さんは落語家になった前田達(桂枝雀)さんとは会わずじまいだった。

以上は7月4日付神戸新聞夕刊「随想」からの抄録


藤堂圭太さん(1963年営卒)による翻訳書「産業進化4つの法則」(2005.08.01)




ご参考

藤堂圭太さん(1963年営卒)が、アニタ・M・マクガーハン著の 「産業進化4つの法則」の翻訳書を刊行した。出版社は、ランダムハウス講談社、定価は2600円+税。原著者のアニタ・M・マクガーハンは、ボストン大学経営大学院教授で、本書で紹介する理論は、10件の詳細な統計と、25件以上の事例研究に基づいている。事例は、アメリカの広い範囲の産業をカバーし、そこで活動する企業の各部門を対象にした業績のパターンを調べたものである。調査は、ハーバード・ビジネススクール、スタンフォード大学、ボストン大学で10年以上にわたって行われた。

なお、訳者の藤堂圭太(とうどう・けいた)というのはペンネーム。本名は、土佐正毅さん。土佐さんは、1963年年神戸大学経営学部卒業後、総合商社に永年勤務したビジネスマンである。1999年から翻訳業を開業、ビジネスだけでなくエンターテイメント分野の翻訳を目指す。

 
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