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トピックス

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去のトピックス  ニュース・トピックスのバックナンバーがご覧いただけます。
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 2005年11月
三輪裕範さん(1981年法卒)の新著『四〇歳からの勉強法』、早くも増刷 (2005.11.30)
のびやかスペース「あーち」で小川譲さんの遺作展 (2005.11.29)
元Jリーガーの八十(やそ)祐治さん(1993年営卒)、司法試験合格 (2005.11.28)
神戸大が東京、名古屋、広島の三都市進学説明会を開催 (2005.11.25)
早川武夫名誉教授(法)の名著「法律英語の基礎知識」増補版刊行 (2005.11.24)
体内時計は副腎ホルモンが調整、岡村均教授(医) (2005.11.22)
話題を呼ぶ、東京理科大三土修平教授(1982年経院修了)の著書「靖国問題の原点」 (2005.11.21)
神戸大学に「経営の殿堂」開設(2005.11.18)
角野康郎教授(理)が、外来生物規制に関して発言(2005.11.17)
「現代GP」に採択された神戸大の「震災教育システムの開発と普及」(2005.11.16)
文化功労者に選ばれた脇田晴子さん(1956年文卒)(2005.11.15)
神戸大学からの司法試験合格者数、今年は30名(2005.11.14)
小塩隆士教授(経)の新著「人口減少時代の社会保障改革」の書評(2005.11.11)
金井寿宏教授(営)、ジャックウエルチ「ウイニング 勝利の経営」を書評(2005.11.10)
未来の経営者との造り込みについて論じる三品和広(営)教授(2005.11.09)
KTC山本和弘常務理事が勧める「図解でわかる等価変換理論」(2005.11.08)
ディレクトフォース代表理事 水野勝さん (1961年経卒)(2005.11.07)
五百旗頭教授(法)が「戦略の本質」の書評(2005.11.04)
首相の靖国参拝、”戦争日本”と”戦後日本”の区別を、王柯教授(国際文化)(2005.11.02)
理念なき「村上」型投資家 従えば会社に損失、加護野教授(営) (2005.11.01)
 
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三輪裕範さん(1981年法卒)の新著『四〇歳からの勉強法』、早くも増刷 (2005.11.30)



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現役商社マンである三輪裕範(みわ・やすのり)さん(1981年法卒)の著書『四〇歳からの勉強法』(ちくま新書、700円+税)が、話題を呼んでいる。三輪さんは、1957年の生まれ。伊藤忠商事の調査室長の職にある。神戸大学法学部を卒業、伊藤忠商事に入社の後、ハーバード・ビジネススクールに留学、MBAの資格を取得した。TOEICは985点という超好成績。

三輪さんは、多忙なビジンネスマンの傍ら、これまでに『ハーバード・ビジネススクール』(丸善ライブラリー)、『ニューヨークタイムズ物語』(中公新書)等多数の著書を刊行した。本書は、上記のような著者の体験に基づいて書かれた”ビジネスマンの勉強法”についての指南書である。コマギレ時間の利用法、新聞や雑誌との”付き合い方”、本の選び方、英語力習得法等々内容的には多岐に渡る。これらは、項目としての目新しさはないかもしれない。しかし、三輪さんがビジネスマンのかたわら知的生産活動を持続してきた。その実績を踏まえてのことであるからて説得力ある内容の本である。換言すれば、学者や評論家が書いた空論とは違う。

『四〇歳からの勉強法』は、11月10日に発売。11月中に増刷が決まるという人気ぶりだ。景気は良くなってきた。企業業績も良好。しかし、日本経済の前途は順風満帆とはいえない。中間管理層の一員として多忙な毎日を送るビジネスマンたち。彼等は、いつかは50歳になり、55歳に到達する。そのとき慌てないためには40歳ぐらいから勉強(テーマは自分で選ぶしかない)を続けていけば、その蓄積は大きい。漫然と、ゴルフ、カラオケ、ゴマスリの毎日を過ごしていては、未来は無いに等しい。そのように感じているビジネスマンにとっての必読書だ。


のびやかスペース「あーち」で小川譲さんの遺作展(2005.11.29)

神戸市灘区神ノ木通にある”のびやかスペース「あーち」”は、神戸大発達科学部大学院が経営する子育て支援施設である。この10月、この施設で、元美術教師小川譲さんの遺作展が開催された。小川譲さんは1900年(明治33年)生まれ。六甲小学校や市立神戸中学校(現葺合高校)などで教えた後、画業に専念した。次男の小川旦(たん)さんが、「あーち」でボランティア活動をしており、学生たちが小川譲さんの作品のこと知り「人柄や作品をぜひ伝えたい」との希望をもち、展示会が実現する。発達科学部津田英二助教授も参画、学生たちの学芸員としての実習も兼ねる催しとなった(10月26日付読売新聞、神戸新聞他)。


元Jリーガーの八十(やそ)祐治さん(1993年営卒)、司法試験合格
(2005.11.28)

1993年経営学部を卒業後、「J1」のガンバ大阪などで活躍した八十祐治さんが、今年の司法試験に合格した。八十さんは茨木高校、神戸大学とサッカー部に所属、Jリーグ発足の1993年にガンバ大阪に入団、中盤の選手として2年間でリーグ戦3試合に出場した。その後はJFLのヴィッセル神戸(現J1)など3チームを渡り歩き、2000年に引退した。東京で営業マンとして働きながら予備校に通い、今年2度目の挑戦で見事司法試験合格を果たした。「弁護士として選手をサポートしたい」と八十さんは抱負を語っている(11月14付日経夕刊他各紙)。


神戸大が東京、名古屋、広島の三都市進学説明会を開催(2005.11.25)

神戸大今秋初めて、東京、名古屋、広島の三都市で進学説明会を開催した。国立大学の独立行政法人化に沿った、新しい動きのひとつとして見られれている。進学説明会では、大学全般に関する紹介が行われたほか受験生に対する個別相談も実施された(10月17日付日経)。

9月10日に東京・青山のオーバルビルで開催された説明会は、当初の予想を倍以上上回る盛況。母校の近況を知るため参加した神戸大OB数名や、来年2月18日の神戸空港開港に向けて東京で広報活動を行っている神戸市職員(東京駐在)の姿もあった。神戸大の受験生増加は、神戸市にとっても関心事。なお、神戸空港関連では、航空会社の動きも活発。神戸大学工学部卒の西久保慎一さん(1978年工卒)が社長をつとめ、神戸空港乗り入れをいち早く決定したスカイマークエアラインでは、営業マンが神戸大学東京オフィスに出入りし始めた

ご参考: 「名古屋での進学説明会に140人の参加がありました」
   http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2005_08_23_03.htm
  「東京で進学説明会を開きました」
   http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2005_09_13_01.htm
  「広島で進学説明会を開催しました」
   http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2005_10_11_03.htm

早川武夫名誉教授(法)の名著「法律英語の基礎知識」増補版刊行(2005.11.24)



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1914年生まれの早川武夫名誉教授(法)は、お元気で活躍中。今秋、名著「法律英語の基礎知識」の増補版が刊行された(商事法務、定価3000円+税)。弁護士の福山敬士さんとの共著で、表紙には早川名誉教授の似顔絵が描かれている。

冒頭には若き日の早川名誉教授の自伝「がんばれ諸君!」(「英米法サロン」から採録)が序章として掲載されている。逆境をものともせず、30歳をすぎて東大法学部を卒業したという早川名誉教授の一代記だ。

本文は2編に分かれる。「ANDとORについて」「時に関する前置詞」など一見やさしい用語の説明があるかと思うと、英米法の基礎となるラテン語やフランス語の法律用語についての章を設けるなど内容は多岐にわたっている。


体内時計は副腎ホルモンが調整、岡村均教授(医)(2005.11.22)

岡村均教授(医)らは、体の一日のリズムを刻んでいる体内時計の調整には、副腎から分泌されるホルモンが関係している可能性があることを突き止めた。これはネズミの実験によりわかったもの。副腎ホルモンには、リズムを一定に保つ働きがあるらしい。体内時計の乱れは不眠や時差ボケの原因になるため、研究成果は治療法の開発につながりそうだ(11月14日付日経)。


話題を呼ぶ、東京理科大三土修平教授(1982年経院修了)の著書「靖国問題の原点」 (2005.11.21)



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10月6日付朝日新聞読書欄に、東京理科大三土修平教授(みつち・しゅうへい、1982年経院修了)の著書「靖国問題の原点」(日本評論社、1575円)が紹介され、絶賛されている。次に紹介するのは、その抄録。評者は、評論家の宮崎哲弥氏。 

「靖国問題」を主題とする本は数多出版されているが、特定イデオロギーに染め抜かれた、「内輪」向けの論考ばかり。読むに値しないものが殆どである。断言するが、近年上梓された夥しい靖国関連書のなかで、読むに足る内容を備えているのは本書のみである。

「靖国問題の原点」の著者である三土教授は、1949年東京の生まれ。1972年東京大学法学部を卒業し、経済企画庁に勤務した。その後、1982年に神戸大学大学院経済学研究科を修了、愛媛大学法文学部教授を経て、2000年から東京理科大学理学部教授。経済学博士(神戸大学)。経済学の研究・教育に携わる傍ら、永年宗教問題にも取り組み、求道的側面と社会批評的側面との両面で活動。1986年奈良の東大寺(華厳宗)で得度。


神戸大学に「経営の殿堂」開設(2005.11.18)

神戸大学は、”神戸市内で創業し、独自のビジネスモデルを構築した経営者”を顕彰する「経営の殿堂」を開設した。野球にならって殿堂を作り神戸の起業の歴史を伝え、後に続く起業家の励みとするため。

殿堂入りしたのはロック・フィールドの岩田弘三氏、ノーリツの太田敏郎氏、アシックスの鬼塚喜八郎氏、ワールドの木口衛(まもる)氏と畑崎広敏氏、ダイエーの中内功氏、神戸ポートピアホテルの中内力氏の計8人。神戸大は年内にも殿堂入りを数人追加する予定。経済・経営・法学部などがある六甲台キャンパス本館の一室に、会社の歴史や製品・サービス、創業者の写真などを一枚のパネルにして展示。日時を決めて公開する計画だ(10月8日付日経)。


角野康郎教授(理)が、外来生物規制に関して発言(2005.11.17)

11月12日付の朝日新聞コラム「私の視点」に角野康郎教授(理)の寄稿が掲載されている。角野教授が環境省特定外来生物等専門家グループ植物部会長として選定した特定外来生物について、他の学者から異論があったことについて、考えを述べている。そのひとつはオオキンケイギクで、「在来の植生を圧迫しているような事実はなかった」との反論があった。これに対して、角野教授はオオキンケイギクはシバやススキが優占する植生では拡がることはないが、他の場所では旺盛に繁殖し、既存の植物を消滅に至らしめると述べている。

オオキンケイギクは、美しい黄色の花畑を造成するにはきわめて適した植物。しかし、放置すれば日本の生態系に深刻な影響を与える外来植物であり、特定外来生物に選定することを提案したと角野教授は結ぶ。


「現代GP」に採択された神戸大の「震災教育システムの開発と普及」(2005.11.16)

今年度、国の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に採択された神戸大学の「震災教育システムの開発と普及」。これに関して、現代GP担当の西島章次副学長が、語っている。以下は、その抄録(10月18日付読売)。

なぜ今、防災教育か。震災10年という区切りを迎え、その経験や教訓、研究の蓄積を風化させてはならない。世界各地で多様な災害が発生しているが、阪神淡路大震災の経験を被害の軽減に生かすことが出来る。経験を伝え、風化を防ぐことは、39人もの学生が犠牲になった神戸大の使命だ。


文化功労者に選ばれた脇田晴子さん(1956年文卒) (2005.11.15)

日本史研究家の脇田晴子さん(1956年文卒)が、文化功労者に選ばれた。脇田さんは滋賀県立大学名誉教授で、現在は城西国際大学客員教授。神戸大学を卒業後、脇田さんは京都大学大学院に進み、1963年に博士課程を修了。主に日本中世史の分野で活躍する。商業史、都市史、女性史、芸能史、被差別部落史の研究分野で大きな業績を重ねた。女性史の分野では「女性史総合研究会」を組織し、年報「女性史学」の編集長を長く担当した。

『日本中世商業発達史の研究』 (御茶の水書房) 、『日本中世都市論』 (東京大学出版会) 、『室町時代』 (中公新書) 、『日本中世被差別民の研究』 (岩波書店、第25回角川源義賞) 、『中世に生きる女たち』 (岩波新書)等の著書が多数ある。

橘女子大学、鳴門教育大学、大阪外国語大学で教授を歴任後、滋賀県立大学に移り、昨年から現職。

能学には大学時代から関心が深く、凌霜謡会の会員でもある。、昨年10月19日には、神戸大学学友会大阪支部(大阪凌霜クラブ)で、講演会の講師をつとめた。演題は「文化の政治性ー天皇と中世文化を中心として」。



神戸大学からの司法試験合格者数、今年は30名 (2005.11.14)

2005年度の司法試験合格者が発表された(11月10日付各紙)。今年の合格者数は1464人(前年比19人減)。早稲田大が228人で、昨年に引き続きトップ。神戸大は昨年より3人少ない30人で10位だった。

▽2005年度司法試験大学別合格者数 ()内は昨年度

1位
早稲田大
228
(226)
2位
東京大
225
(226)
3位
慶應義塾大
132
(170)
4位
中央大
122
(121)
5位
京都大
116
(147)
6位
大阪大
57
(45)
7位
一橋大
51
(57)
8位
同志社大
48
(30)
9位
名古屋大
32
(26)
10位
神戸大
30
(33)
10位
北海道大
30
(16)

なお、1996年以降10年間の神戸大学からの司法試験合格者数合計は181名となる。この数字は、社会科学系同窓会誌「凌霜」(2005年11月発行)所収の安永正昭教授(法)「司法試験雑感」に出ていた9年間の数字(151)に、最新数字(30)をプラスしたもの。


小塩隆士教授(経)の新著「人口減少時代の社会保障改革」の書評
(2005.11.11)



ご参考

10月30日付の日経紙読書欄にあるコラム「この一冊」に、東洋大学駒村康平教授が小塩隆士教授(経)の新著「人口減少時代の社会保障改革」(日本経済新聞社、1900円)の書評を寄稿している。

駒村教授はまず「著者はこれまで公的年金の民営化を主張してきたことで知られるが、本書では比較的現実的な社会保障改革案が提示されている」と紹介する。そのうえで、評者として「少子化対策の効果は不明瞭であり、人口減少を前提とした社会保障制度に変更すべきである。そのために小さい政府とし、負担の先送りはやめるべきであるという本書のメッセージは明解である」と自己の見解を述べている。


金井寿宏教授(営)、ジャック・ウェルチ「ウィニング 勝利の経営」を書評
(2005.11.10)



ご参考

10月16日付日経書籍欄に、金井寿宏教授(営)が、ジャック・ウェルチの「ウィニング 勝利の経営」(日本経済新聞社、2000円+税)の書評を寄稿している。

金井教授は本書は経営の諸問題を扱っているが、人の問題に大きく傾斜しているのが特徴であると述べている。CEOの仕事の75%近くは人間の問題と言ってのけたウエルチ。本書でも人事重視、しかも経営トップだけでなく、ミドル重視の姿勢が示され、働く一人一人への配慮や助言と言う面が濃厚と指摘している。


未来の経営者との造り込みについて論じる三品和広(営)教授(2005.11.09)

11月13日、六甲祭当日に開催される「ベンチャービジネス研究会フォーラム」で、楽天・三木谷浩史社長と経営学研究科・三品和広教授との対談が予定されている。三品教授は、「第45回エコノミスト賞」の受賞者。8月9日付のエコノミスト誌に受賞記念論文を寄稿している。以下は、その概要。

経営者に大きく依存しない経営のあり方を、戦後の復興の中で着実に作り上げてきた日本の企業が、企業間競争のグローバル化に伴い、米国型の経営者の「製造工程」を取り入れることがいずれ不可欠になる。

この経営者の造り込み、「製造工程」でのポイントは、第一に新卒採用。従来型の新卒社員に加えて、終身雇用を前提としない経営職採用を行う。その後、選抜・登用の過程を経て人材に見合うポストを用意する。同時に世界観や事業観をチェックする教育機会も必須となる。グローバル化に加えて、社会規範や価値観や言語を全く共有しない社員を大量に迎え入れる時代に備え、経営者の造り込み急がれる。


「ベンチャービジネス研究会フォーラム」
参考:http://www.kobe-u.net/rokkosai-event/


KTC山本和弘常務理事が勧める「図解でわかる等価変換理論」
(2005.11.08)



ご参考

神戸大学工学部の同窓会である(社)神戸大学工学振興会(略称:KTC)。その常務理事をつとめる山本和弘さんお勧めの本がある。日刊工業新聞社から出版された新刊書「図解でわかる等価変換理論−技術開発に役立つ70のポイント]だ 。この本は、等価変換創造学会編のよるもので、定価は2200円。


従来、歴史的な人類史上の大事業は、少数の天才や偉人だけが持つ創造的思考能力に頼ったものと思われてきた。しかし、本書が紹介する”等価変換理論”は、それが誤解であることを物語り、<創造とは何か>、<創造的思考とは何か>という、今日まで多くの人が簡単に立ち入って行くことのできない世界を解き明かしている。

城野和三郎元神戸大学工学部長(神戸大学名誉教授)も、この理論の賛同者だった。また、山本さん自身も「図解でわかる等価変換理論」の編者である等価変換創造学会の幹事として研究に携わっている。


ディレクトフォース代表理事 水野勝さん (1961年経卒)(2005.11.07)

10月25日付産経新聞のコラム「先行人」に、ディレクトフォース代表理事 水野勝さん(1961年経卒)が登場、抱負を語っている。


団塊の世代が定年を迎えるいま、悠々自適の”第二の人生”に思いをはせる人も多い。だが「そんなのは半年で飽きる。エネルギーを持て余したシニアの受け皿が必要と思った」と、水野さんは、シニアを活用する組織ディレクトフォース(東京・竹橋)を約3年前に設立した。大手商社、丸紅の副社長を退任後、関連会社の社長職をけっての旗揚げだった。

ディレクトフォースは、大手企業の管理職経験者約300人が在籍している。今の活動は、大学への講師派遣や中小・ベンチャー企業の経営指南。例えば、多摩大学では、アサヒビールのOBが、スーパードライ等のヒット商品に携わった経験を踏まえた講義を行い、人気を博した。


五百旗頭教授(法)が「戦略の本質」の書評(2005.11.04)

五百旗頭真教授(法)は、毎日新聞の書評委員。10月23日付の同紙の読書欄のトップ「今週の本棚」で、野中郁次郎他著「戦略の本質」(日本経済新聞社、定価2310円)を詳細に分析して紹介する。本書は20年前に同じ著者たちにより刊行され話題を呼んだ「失敗の本質」に続く労作。太平洋戦争の敗因研究の書である。

なお、五百旗頭教授は、中央公論10月号に「歴史の咎を「戦争責任」で超えるとき」を寄稿。この論文は、同誌のの連続企画”戦争責任60年目の検証”の一環として掲載されたもの


首相の靖国参拝、”戦争日本”と”戦後日本”の区別を、王柯教授(国際文化) (2005.11.02)



ご参考

10月22日の朝日新聞オピニオン欄で、小泉首相の靖国参拝に関し王柯教授(国際文化)が意見を述べている。王教授はまず、留学や史料調査で中国を訪れることの多い王教授の学生たちが、抗日戦争勝利60周年の今年、例年になく戦争についての質問を受けた、とのコメントを述べる。

そのうえで、「”戦争日本”と”戦後日本”を区別せず、戦争体験のない世代の日本人に戦争に対する道義的責任を背負わせる」ような行為は心無い行動と思えると自説を述べている。次いで、このような現象がなぜ起こるのか、と問いかける。それは、一部の日本の政治家が、「”戦争日本”の戦争犯罪の否定に躍起になり、A級戦犯をまつる靖国神社への参拝が自分の使命だと主張し、自国の歴史教科書が侵略に触れると”自虐的”と攻撃し、東京裁判すら否定する」といった発言をする。このような事実に起因していると王教授は述べる。

王教授は「今、首相にとって必要なのは、”戦後日本”が”戦争日本”とを徹底的に決別したことを示すことだ」と結ぶ。王教授の専攻は中国近現代史、本年3月岩波新書「多民族国家 中国」が出ている。


理念なき「村上」型投資家 従えば会社に損失、加護野教授(営) (2005.11.01)

理念なき「村上」型投資家 従えば会社に損失、加護野教授(営)

10月19日付毎日新聞に、インタビュー記事として加護野忠男教授(営)が登場、村上ファンドの阪神電鉄株の買占め等について発言している。

「村上ファンドや楽天の動きをどう見ますか」の質問に対して、加護野教授は「こうしたM&A(合併・買収)は今後増える。しかし、いまはやりの辛抱のきかないM&Aは段々すたれていく。米国でも半数は失敗だ・・・・村上ファンドは理念も志もない」と発言。この記事のタイトルは「理念なき「村上」型投資家 従えば会社に損失」となっていた。


 
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