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トピックス

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去のトピックス  ニュース・トピックスのバックナンバーがご覧いただけます。
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 2005年12月
「犯罪を招いた規制緩和」、塩崎賢明教授(工)の意見(2005.12.29)
野島安太郎さん(元神戸大職員)の翻訳書「La Kapao」、古書価8500円(2005.12.27)
旧神戸商工会議所ビルを設計した神戸高工古宇田実第2代校長(2005.12.26)
「凌美会50周年記念誌」発刊(2005.12.22)
一海知義名誉教授「東京河上会」で講演 (2005.12.21)
コニカミノルタ人事・採用グループ吉田伸也さん(1986年工卒) (2005.12.20)
ヤキトリとバイオリン (2005.12.19)
「但馬ゆかりの50人」に登場する神戸大関係者たち (2005.12.16)
「桂枝雀爆笑コレクション」(全5巻)刊行開始 (2005.12.15)
神戸空襲から60年 (2005.12.14)
2005年度日本経済研究奨励財団の奨励金交付、神戸大から2件 (2005.12.13)
加護野忠男教授(経営)、「ニッポンの企業家 金子直吉」を連載 (2005.12.12)
アルプス電気創業者片岡勝太郎さん(1937年、神戸高工卒)の追悼記事 (2005.12.09)
新野幸次郎元学長が支援会議代表委員をつとめる「市民のかけ橋 神戸から全国へ」事業(2005.12.08)
沖幸子さん(1969年教卒)の新著「ドイツ流掃除の賢人」神戸新聞で紹介 (2005.12.07)
荻正道さん(営卒)の「ソニーが危ない!」文庫版で再登場 (2005.12.06)
魚の油が心臓病を予防、2万人で臨床実験、横山光弘教授(医) (2005.12.05)
体内時計は副腎ホルモンが調整、岡村均教授(医) (2005.12.02)
山脇佐江子さん(1969年文卒)が館長をつとめる姫路市立美術館) (2005.12.01)
 
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「犯罪を招いた規制緩和」、塩崎賢明教授(工)の意見(2005.12.29)

 12月10日付朝日新聞に、塩崎賢明教授(工)による「耐震偽造問題」に関する意見表明が掲載されている。「これは犯罪であり、悪質業者の活動を防ぐ手立てが取られていれば防ぎ得た」と教授は述べる。

 建設業界はもともと違法脱法行為が少なくなく、その上、1998年の建築基準法で建築確認を民間に開放したことが、事件の温床を作ったようなもの。更に、確認検査については、「公共機関が厳正に民間をコントロールする仕組みが必要」と塩崎教授は主張する。耐震偽造でなくても、1981年の新耐震基準を下回る住宅は全国に1150万戸あると推定され、「地震大国日本の住宅政策やまちづくりはどうあるべきか、今回の事件を機に基本的な法制度を定め、公共、民間の役割を見直すべきである」と塩崎教授は結ぶ。

本面もkobe-u.comを御愛読いただき、有難うございました。「トピックス」については、“1月6日から”新年の配信は開始いたします。

「野島安太郎さん(元神戸大職員)の翻訳書「La Kapao」、古書価8500円 (2005.12.27)

1960年前後、神戸大学で施設課長等をつとめていた野島安太郎さんは、高名なエスペランティストとして海外でも知られている。野島さんは、多数の日本文学作品をエスペラント(ポーランド生まれのユダヤ人L.L.ザメンホフ博士が1887年に発表した国際共通語)に翻訳した。芥川龍之介の「河童」も、野島さんにより翻訳され他の作品とともに出版されている。タイトルは「La Kapao」。ちなみに、Laは冠詞、エスペラントでは名詞は常に”o”で終わることになっているので Kapaoとなる。

「La Kapao」の初版本は、今日では高値を呼んでいる。2005年12月発行の「和洋会古書展」のカタログによると、価格は8500円となっている。この本を出品しているのは東京・新宿区の「古書すからべ」(電話・FAX:03-3233-8838)。


旧神戸商工会議所ビルを設計した神戸高工古宇田実第2代校長 (2005.12.26)

神戸大学工学部の前身校である神戸高等工業(神戸高工)。古宇田実(こうだ・みのる、1879−1965)第2代校長は、神戸大学名誉教授で、専門は建築学であった。古宇田名誉教授は、東京帝国大学建築学科を卒業、1921年(大正10年)新設の神戸高工の建築科主任として赴任、1929年(昭和4年)から1945年(昭和20年)まで同校の校長をつとめた。

神戸高工退任後、古宇田名誉教授は文部省文化財専門審議会専門委員、杉野女子短大楽長などを歴任した。神戸高工時代の1929年に設計した旧神戸商工会議所ビルは名建築として知られている。広く市民に愛され、強力な保存運動もあったが、1987年(昭和62年)に取り壊されてしまった。

古宇田実名誉教授は、古建築の修理監督もつとめたことでも知られている。法隆寺国宝保存工事事務所長をつとめ、加古川鶴林寺鐘楼の解体修理を完成させたという業績で後世に名を残した。

【参考文献】

のじぎく文庫編「兵庫県人物事典」(中)1967年、のじぎく文庫

かどもとみのる「メリケン波止場」2003年、長征社


「凌美会50周年記念誌」発刊(2005.12.22)

神戸大学美術部凌美会は、1954年(昭和29年)に発足した。今般、創部50周年を記念して「凌美会50周年記念誌」が発刊された。本間健一OB会長の挨拶、新野幸次郎学友会長、難波昭学友会副会長(紫陽会会長)、坂井幸蔵KTC理事長、野上智行学長をはじめ多数の関係者の祝辞が寄せられている。神戸大学教育学部(現発達科学部)で非常勤講師をつとめていた画家の元永定正さんが、神戸大学(生)との交流を回想した手記も掲載されている。

70ページ余にわたる各世代のOBたちの様々な回想記、60ページ余の年表。この年表には出品者たちの氏名が詳細に記録されている。そして、巻末の写真は新入生歓迎、展覧会風景、夏合宿等内容は盛りだくさんだ。



一海知義名誉教授「東京河上会」で講演(2005.12.21)

一海知義(いっかい・ともよし)名誉教授(中国文学)が、「東京河上会」で講演を行う。概要は以下のとおり。

【東京河上会講演会】

・一海知義(神戸大学名誉教授)
「漢詩の世界と河上肇」

・安達誠司(第一回「河上肇賞」本賞受賞者)
「レジーム間競争の思想史」

日時:2006年1月29日(日)午後1時から(開場12時30分)
場所:東京神田・学士会館306号室(地下鉄神保町下車3分)
会費:1500円
問合せ、申込先は、以下へ。
「東京河上会」(電話 03−5272−0301)

以上は藤原書店(出版社)の広報誌「機」(2005年12月)掲載の告知による。「東京河上会」の事務局は、藤原書店内にある。

なお、一海名誉教授は、上記「機」誌にエッセイ「帰休閑話」を連載中(2005年12月で133回)。藤原書店からは、一海名誉教授の著作として「論語語論」(定価3150円)、「漱石と河上肇」(定価2940円)等が出版されている。



コニカミノルタ人事・採用グループ吉田伸也さん(1986年工卒)(2005.12.20)

12月5日付「フジサンケイ ビジネスアイ」紙(旧日本工業新聞)の就職欄に、コニカミノルタエキスパート人事サポート部・採用グループリーダーの吉田伸也さん(1986年工卒)が登場、コニカミノルタグループの採用状況等を語っている。以下は、その概要。

2006年の採用は、技術者ニーズが高く9割が技術系。学生と直接会い、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを重視する。同社の経営理念は『新しい価値を創り出そう』というもの。高い目標に挑戦、失敗してもくじけない人を望む。2007年の採用計画は年明けになり少したってから公表される。


ヤキトリとバイオリン(2005.12.19)

今年創刊されたばかりの神戸市灘区のタウン紙「皆様新聞」をご存知だろうか。この12月1日に発行されたのが第4号。この号の一面を飾るのが阪急六甲駅南(六甲八幡神社北)にあるヤキトリ屋さんで、店の名前は「与平」という。一見すると何の変哲もないヤキトリの店である。

「与平」の暖簾をくぐると、香ばしい香りとともに、壁にバイオリンが飾られているのに気づく。ご主人は、若いころプロのタンゴミュージシャンだった。お客さんには音楽好きも多い。店のBGMは、もちろんタンゴ。閉店間近には、ご主人の演奏によるスペシャルライブが始まることもあるという。

電話:078−871−1538、日曜、祝日は休み。
メニュー:ずり(砂肝)、ささみ、ささみ各100円他。


「但馬ゆかりの50人」に登場する神戸大関係者たち(2005.12.16)



ご参考

この11月に神戸新聞総合出版センターが「但馬ゆかりの50人」を刊行した。この小冊子(定価300円で兵庫県内の主要書店で発売)には、円山応挙、志賀直哉、植村直己など兵庫県北部の但馬地方が生んだ人物たち50人がピックアップされている。但馬地方の歴史と観光の散策ガイドブックの役割をつとめている。50人の人物の中に、以下のように神戸大発達科学部(前教育学部)の前身校出身者が5人登場している。

・前田純考(1880〜1911) 
御影師範を経て東京高師に進み、佐々木信綱に作歌を学ぶ。与謝野鉄幹が”東の啄木、西の純考”とたたえた歌人。肺結核で31歳の若さで亡くなった。

 せめてだに山の嵐の吹き荒れて我が病む窓に桜ふらせよ

 風吹かば松の枝なる枝なれば明石を思ふ妹と子思ふ 

没後「翠渓歌集」が出版された。

・小谷澄之(1903〜1991)
御影師範から東京高師卒。柔道の頭角を現し、6段だった1932年、ロスアンゼルス五輪に急遽レスリングで出場、3回戦で敗れたが健闘がたたえられた。柔道の海外普及に努めた。

・森はな(1909〜1989)
明石女子師範を卒業、小学校教師を務める。戦後の荒廃のなか、学校劇の創作と上演に取り組む。退職後童話を執筆、1973年に出版した「じろはったん」で第7回日本児童文学者協会新人賞受賞。

・東井義雄(1912〜1991)
姫路師範卒業。小学校に着任。僻地で綴り方教育に情熱を傾ける。「村を育てる学力」などの著書で広島大からペスタロッチ賞を受賞。

・宇野雪村(1912〜1995)
御影師範卒業、小学校で教職につく。書を上田桑鳩に学び、戦前の大日本書道展、戦後の日展などで受賞。前衛書道の旗手として海外でも活躍。毎日芸術賞受賞。



「桂枝雀爆笑コレクション」(全5巻)刊行開始(2005.12.15)



ご参考

ちくま文庫から、「上方落語 桂枝雀爆笑コレクション」の第1巻(すびませんね)が、12月に出版された。定価は945円。この本は、全5巻の第一冊目。上方落語の爆笑王の魅力を速記と写真で再現したというのがうたい文句の本である。解説は神戸大文学部を1955年に卒業した澤田隆治(1955年文卒)さんが担当している。
桂枝雀さん(本名:前田達)は1960年4月に神戸大学文学部に入学したが、約1年で中退した。桂枝雀さんが入学した頃の教養課程は御影にあった。入学直後は、いわゆる「60年安保」に時期。集会やデモ等で大学は大揺れであった。また、国会デモで亡くなった東大生樺美智子さんは、神戸高校の卒業生で、神戸大生の中に友人等が多く、加えて父樺俊雄さんが前神戸大教授(社会学)であったことから、神戸大教授陣の中に生前の樺美智子さんを知る人も多かった。
「60年安保」騒動が治まり、御影分校は次第に静かになり始めた。気がついたら文学部の学生前田達さんは、姿を消していた。これが当時の在校生の感懐であったという。



神戸空襲から60年(2005.12.14)



ご参考

1945年3月以降、神戸は数度の空襲に襲われた。それから60年。このたび神戸新聞総合出版センターから「神戸大空襲 戦後60年から明日へ」が刊行された。神戸空襲を記録する会が編者になり多数の市民や関係者が寄稿している。足立巻一さん(作家)、畑専一郎さん(神戸新聞主筆)等、当時を知る市民の体験記とともに、戦後生まれの空襲を体験していない」世代からも多数の寄稿があるのが本書の特色。巻頭には、空襲に関する写真が多数挿入されている。燃え上がる旧神戸高等工業学校校舎(長田区水笠通にあった。現神戸大工学部)、焼け跡と旧神戸医学専門学校(現神戸大医学部)建物等神戸大学ゆかりの写真も収録されていた。本書の執筆者の中には、前記畑専一郎さん(1938年旧神戸商業大学卒)をはじめ室崎益輝前神戸大教授(現消防研究所理事長)、神戸学生青年センター飛田雄一館長(1978年神戸大農学部卒)、神戸空襲を記録する会杉田哲世話人(1953年神戸大教育学部卒)等多数の神戸大関係者が参加している。



2005年度日本経済研究奨励財団の奨励金交付、神戸大から2件
(2005.12.13)

2005年度日本経済研究奨励財団の奨励金交付、神戸大から2件

日本経済研究奨励財団は2005年度の奨励金交付対象23件を決定、神戸大関係は以下の2件であった(12月4日付日経)。

○羽森茂之経済学研究科教授
 商品先物市場の機能に関する実証研究

○三重野文晴国際協力研究科助教授  
 東アジアにおける日系.外資系企業の資金調達行動の研究



加護野忠男教授(経営)、「ニッポンの企業家 金子直吉」を連載
(2005.12.12)

11月21日から日経、経済教室欄に加護野忠男教授(営)が、「ニッポンの企業家」欄に寄稿している。クローズアップされているのは、戦前の神戸に本拠を置いた総合商社鈴木商店の金子直吉。8回にわたる連載された。鈴木商店は、現在の双日、かつての日商(後に日商岩井)の前身企業。戦前の鈴木商店を三井・三菱に並ぶ大商社に育てたのが金子直吉である。もっとも、鈴木商店は昭和初期の金融恐慌のあおりで経営破たんしてしまう。しかし、鈴木商店をルーツとする神戸製鋼や帝人などの大企業は今日でも健在で、隆盛を誇っている。

本連載では、金子を支えた旧神戸高商(現神戸大)出身の高畑誠一(後の日商社長)がロンドンで活躍したことも披露されている。居留地の外国人商人による国際貿易の独占を日本人の手に取り戻さねばならない。そんな使命感を持った企業家が直接貿易に導かれた。高知県出身の金子直吉もそのようにして神戸にひきつけられた人材の一人であったと加護野教授はコメントする。

なお、金子直吉や鈴木商店を扱った文学作品として、城山三郎著「鼠」(ねずみ、文春文庫)がある。この経済小説には、前記
高畑誠一をはじめ西川政一、久琢磨等神戸高商の卒業生たちが実名で多数登場している。



アルプス電気創業者片岡勝太郎さん(1937年、神戸高工卒)の追悼記事 (2005.12.09)

10月23日、アルプス電気創業者で前社長の片岡勝太郎さんが亡くなった。享年89歳。片岡さんは、1937年に神戸大工学部の前身校である神戸高等工業学校を卒業した。1948年に兄弟とともに片岡電気を創業して以来、苦労を重ねて、アルプス電気(後に社名変更)を電子部品のトップメーカーに育てた。同業他社に自主独立を説いて回り、電子部品産業の飛躍のきっかけをつくった功労者でもある。片岡さんは、業界でボスと呼ばれる存在になっても、「背伸びして人間性を喪失するような、おごった行動があってはならない」と自らを戒めていたという。また、いつも遊びを楽しみ、幅広い交友関係をもっていた。11月25日付日経紙夕刊には、長文の追悼記事(コラム「追想録」)が掲載された。



新野幸次郎元学長が支援会議代表委員をつとめる「市民のかけ橋 神戸から全国へ」事業 (2005.12.08)

阪神・淡路大震災から10年。「震災10年神戸からの発信」が結成され様々な事業が行われた。その中で象徴的だったのが「市民のかけ橋 神戸から全国へ」事業。この事業は、震災時の支援に対する感謝の気持ちをこめて神戸市民が各地を訪問、震災の経験や教訓、復興への取り組みなどを直接伝えることを目的として発足した(実施は昨年12月から今年の5月)。この「市民のかけ橋 神戸から全国へ」の成果報告会が8月27日に開かれた。神戸大元学長で「震災10年神戸からの発信」支援会議代表委員である新野幸次郎さんが、基調講演をおこなった。新野さんは、「阪神・淡路大震災により「公的」には限界があり、市民は「自助」を基本として「共助」による復旧・復興をを目指すべきだと思い知らされた」「被災した神戸市民が全国へ震災の経験を伝えることが大切」等を訴えた。以上は、11月30日発行の第7号「KOBEハートだより」(「震災10年神戸からの発信」推進委員会事務局発行)から。



沖幸子さん(1969年教卒)の新著「ドイツ流掃除の賢人」神戸新聞で紹介
(2005.12.07)



ご参考

フラオグルッペ社長の沖幸子さん(1969年教卒)が新著「ドイツ流掃除の賢人」(光文社知恵の森文庫、660円)を刊行した。フラオグルッペは、ハウスクリーニングを業とする会社。本書は沖さんがドイツ等へ留学中に学んだ「時間も労力もかけないシンプルな掃除術」が披露されている。11月13日付神戸新聞読書欄で、「ドイツ流掃除の賢人」が紹介され、あわせて沖さんが神戸大学の卒業生で、姫路市出身であることも言及されていた。

沖さんは、フラオグルッペ社長のかたわら、大学で起業論を講じ、厚生労働省などの政府審議委員をつとめるなど多方面で活躍中。



荻正道さん(営卒)の「ソニーが危ない!」文庫版で再登場 (2005.12.06)



ご参考

2年前に単行本として刊行され話題となった「ソニーが危ない!」が、今般文庫本となり、単行本と同じ彩図社から出版された。定価は798円。著者の荻正道さんは、1948年の生まれ。神戸大学経営学部の卒業生であるが、”荻正道”ペンネームであり、卒業生の名簿(「凌霜会名簿」)に名前は出ていない。本書は、”経営不振に悩む現在のソニーの姿”を2年前に予言したものとして注目されている。



魚の油が心臓病を予防、2万人で臨床実験、横山光弘教授(医)
(2005.12.05)

イワシやサバなどの青魚に含まれる油の成分を摂取すると、心臓病になるのを防ぐ効果がある。この研究成果は、日本人2万人を対象にした大臨床実験で確認したもので、横山光弘教授(医)らが11月14日に、米国ダラスで開催中の米国心臓協会学術集会で発表した。コレステロール値の高い18645人の男女を対象に、コレステロール値を下げる薬を処方した上で、半数の人にはイコサペンタエン酸(EPA)を抽出した高純度のカプセル薬も飲んでもらった。5年間の追跡期間中に、EPA薬を飲んだ場合、心臓病のリスクを19%減らす効果を得た。日本では欧米に比べ、心筋梗塞などの死亡率が低い。これは魚を多く食べる食生活が一因と指摘されていたが、臨床試験で確かめられたのは初めて(11月16日付朝日夕刊)。



体内時計は副腎ホルモンが調整、岡村均教授(医) (2005.12.02)

岡村均教授(医)らは、体の一日のリズムを刻んでいる体内時計の調整には、副腎から分泌されるホルモンが関係している可能性があることを突き止めた。これはネズミの実験によりわかったもの。副腎ホルモンには、リズムを一定に保つ働きがあるらしい。体内時計の乱れは不眠や時差ボケの原因になるため、研究成果は治療法の開発につながりそうだ(11月14日付日経)。



山脇佐江子さん(1969年文卒)が館長をつとめる姫路市立美術館
(2005.12.01)

日本一の名城である姫路城に隣接して、レンガ造りの美しい建物がある。姫路市立美術館だ。館長をつとめるのが山脇佐江子さん(1969年文卒)。同美術館では、特別展として12月24日までケーテ・コルヴィッツ展が開催されている。二つの世界大戦という歴史上の大きなうねりの中を生き抜いたケーテ・コルヴィッツ(女性)は、ドイツを代表する版画家・彫刻家。今年が没後60年にあたる。


観覧料は次のとおり。
 一 般 1000(800)円
 大高生  600(400)円
 中小生  200(100)円
*( )内は前売りおよび20名以上の団体料金

詳細は、下記参照。
http://www.city.himeji.hyogo.jp/art/



 
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