1.いのちの「水」シンポジウム開催される
神戸大学主催の上記【いのちの「水」シンポジウム―緊急時用水確保に関する検証―】が、神戸淡路大震災の15周年と時を同じくして去る1月15日(金)に神戸国際会議場の大ホールにおいて開催されました。
冒頭の主催者挨拶で神戸大学福田秀樹学長から、今や「20世紀は石油の時代」から「21世紀は水の時代」であり、水の供給は世界的に重要な課題であることから、現在神戸大学が研究を進めてきている「水」と「膜」の研究の延長線上で行われるこのシンポジウムの意義の重要性を述べられました。
また、都市安全研究センター有木康雄センター長からは、「この研究会を進めて行くことによって被災大都市である神戸発信として、いのちの「水」の認識が地球上に拡がっていくこと期待しております」と考えを述べられました。
研究発表としては、京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻の平山修久准教授による「市民生活状況からみた地震時用水確保に対するリスク軽減」について、神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻の鍬田泰子准教授による「地震後安定した水供給のための研究と技術」について、旭化成ケミカルズ水フロンティア推進部鈴木茂行部長による「分散型応急給水拠点の考え方」についてそれぞれ研究成果の発表がありました。
パネルディスカッションでは、福島敦子さん(キャスター・エッセイスト)がコーディネータ役として全体を取り仕切り、前兵庫県副知事の齋藤富雄さん(兵庫県国際交流協会理事長)・中村順子さん(NPO法人コミュニティサポートセンター理事長)・小林英一さん(神戸大学大学院海事科学研究科教授)・小宮強介(旭化成ケミカルズ取締役常務執行役員、膜・水処理事業部長)の4氏が約10分間でパネリストとしての水に対するそれぞれの考え方の基調を述べられ、同じくパネリストの加護野忠男さん(神戸大学大学院経営学研究科教授)が総括的な考えを示された上で全員でのパネルディスカッションに入りました。
「震災直後の用水確保について何が起こったのか」・「震災後の用水確保のための取り組みとその課題は何か」・「課題解決のためにわれわれがなすべきことは何か」について活発な議論が交わされました。
シンポジウムの終了にあたり司会の北後明彦さん(都市安全研究センター教授)から、本シンポジウムの結果は2月下旬の日経新聞紙上に掲載されることになるとの紹介がありました。
2.出光佐三に関するシンポジウム開催予告
出光興産創業者の出光佐三氏が、神戸高等商業学校を卒業して100年(2009年) になるのを機に、氏の創業の理念に影響を与えた神戸高商の教育理念とその後の企業経営実践に注目し、日本型資本主義の原点と現在の経営潮流を論じ、今後の日本企業の経営に提言を行います。
出光佐三氏 (1885~1981年) は、本学の前身校のひとつである神戸高商の第3期生です。卒業後、小さな商店の丁稚から始め、ともに働く人々を大切にする家族主義経営を実践し、出光興産を日本を代表するエネルギー企業のひとつに育て上げました。
シンポジウムの詳しい内容や参加申込書はこちら(PDF形式、1,681KB)。
【出光佐三の経営理念と日本型経営】
日 時:2010年2月3日(水)13:30~17:30
場 所:神戸大学出光佐三記念六甲講堂
参加費:無料
主 催:神戸大学(大学院経営学研究科)
共 催:(財)神戸大学六甲台後援会
後 援:(社)関西経済連合会、神戸商工会議所、(社)神戸経済同友会、
(財)関西生産性本部、日本経済新聞社、神戸新聞社,(NPO)現代
経営学研究所、神戸大学学友会、(社)凌霜会、MBA Café
内 容:①講演 神戸大学大学院経営学研究科 加護野忠男 教授
②講演 出光興産株式会社代表取締役 天坊昭彦 会長
③パネルディスカッション
出光興産株式会社代表取締役 天坊昭彦 会長
神戸大学大学院経営学研究科 加護野忠男 教授
関西学院大学大学院経営戦略研究科 宮本又郎 教授
神戸大学大学院経営学研究科 三品和弘 教授
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