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同窓生ニュース

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去の同窓生ニュース一覧  過去の同窓生ニュース一覧がご覧いただけます。
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 同窓生ニュース: 2006年6月
第一次世界大戦後の日独交流を語るー岸本肇教授(発)ー (2006.06.30)
歌人近藤芳美さんの父は、1910年神戸高商卒 (2006.06.29)
入谷純教授(経)の新著『基礎からの経済数学』 (2006.06.27)
長谷川智紀さん(2003年営卒) 出版記念パーティ (2006.06.27)
阿部泰隆名誉教授(法)共編『環境法』(第3版補訂版)刊行 (2006.06.26)
別冊『災害資料・震災資料の保存・活用に関する研究会』刊行 (2006.06.26)
王柯教授(国際文化)の新著『20世紀中国の国家建設と「民族」』 (2006.06.22)
嶋内秀之さん(2004年営院修了)共著の新著『ベンチャーキャピタルからの資金調達』 (2006.06.21)
最高裁、変化の兆し、中川丈久教授(法)のコメント (2006.06.20)
ハウス食品”プライムカレー”の開発チームリーダーの難波克章さん(1984年農卒) (2006.06.19)
シュンペーター教授の来学(1931年2月6日) (2006.06.16)
神戸大学交響楽団90周年記念式典ー「あ・てんぽ」No15(2006年5月)からー (2006.06.15)
石平さん(文化学研究科博士課程修了)の新著『中国人だから見える 日中の宿命』 (2006.06.14)
高橋千枝子さん(1993年経卒)の著書『高くても売れる! 7つの法則』、東商新聞で紹介 (2006.06.13)
佐々木蔵之介さん(1992年農卒)主演映画「間宮兄弟」 (2006.06.12)
昭和初期の神戸高商グリークラブ (2006.06.09)
藤堂圭太さん(1963年営卒)訳『ナレッジワーカー』刊行 (2006.06.08)
「DIME」6月6日号に神戸大学ビーフが登場 (2006.06.07)
神戸大硬式庭球部が輩出したデ杯選手達たち (2006.06.06)
足立正樹教授(経)の新著『高齢社会と福祉国家』刊行 (2006.06.05)
神戸大学ハンドボール部50周年記念誌刊行 (2006.06.02)
パソナアイ長谷川智紀社長(2003年営卒)の新著『一番星みつけた』 (2006.06.01)
パソナアイ長谷川智紀社長(2003年営卒)の新著『一番星みつけた』(2006.06.01)

パソナアイ長谷川智紀社長(2003年営卒)の新著『一番星みつけた』

パソナアイは20歳代の若者を対象とする就職支援会社。長谷川智紀社長(2003年営卒)の年齢は26歳と、極めて若い。長谷川社長は、今般幻冬舎から『一番星みつけた』を刊行した。定価は1400円+税。ソニーに入社2年目にスカウトされ就職支援会社の社長に就任するまでの自分史、若者に対するメッセージ等が盛り込まれている。巻末には、学生時代のゼミの恩師金井壽宏教授(営)との対談「日本を変える20代のリーダーシップ」も収録されている。

長谷川社長は、新著に関して、「いわゆる一般的な起業家本とはトーンが違って、20代で自分らしくいきいきと働くためのヒントなどがたくさん散りばめられている本になっています」とコメントを寄せている。

なお、6月10日(土)13時から15時まで、東京凌霜クラブで出版記念パーティーが、開催される。会費2000円。その他の照会先は、電話03-3211-2916.6月7日までに、連絡してください。


神戸大学ハンドボール部50周年記念誌刊行(2006.06.02)

昨年11月、『神戸大学ハンドボール部50周年記念誌』が刊行された。旧制神戸経済大学当時からハンドボール部は存在していたが、神戸大学になってから正式な運動部として承認された1953年から1959年当時を基点として”50周年”としている。

神戸大5回生(1953年入学1957年卒)以降の歴代卒業生が、それぞれの時代を語る形式をとり、50年の歴史を辿る形式をとっている。第1回ユニバーシアード大会(スウェーデン)に参加した11回生荘林康次さんの体験記も収録されている。

巻末には、”詰襟金ボタンの学生服”を着用したメンバーが集う第三部優勝祝賀会の記念写真(1954年)、第1回「五帝大ハンドボール選手権大会」(1956年)のプログラムの写真等歴史を伝える資料が多数収録されている。ちなみに、「五帝大ハンドボール選手権大会」に参加したのは東北、東京、名古屋、大阪、京都の旧帝大。神戸大は招待校として参加している。この大会は、現在の「国立八大学戦」に引き継がれている。この「国立八大学戦」をはじめ、男女リーグ戦、三商大戦その他の50年にわたる戦績も収録されている。


足立正樹教授(経)の新著『高齢社会と福祉国家』刊行(2006.06.05)

足立正樹教授(経)の新著『高齢社会と福祉国家』(高菅出版、定価2400円+税)が刊行された。人口の高齢化と少子化はますます加速している。このことが福祉国家体制や社会保障の維持をいよいよ困難にしている。依頼の路線を維持することはもはや、不可能となっており、根本的に新たな道が求められている。

本書は以上のような状況下において、高齢社会と福祉社会について著者が普段考えていることわ取りまとめたもの。これまで発表してきた論文や講義の原稿が、本書の基礎になっており、これらを元にあらためて書き起こされた。

第三章の「労働時間の短縮と自由時間の活用」のなかのだ5節「自由時間と無償労働」(107ページ)が興味をひく。ボランティア活動も、もちろん無償労働の要素であるが、家事や孫の世話等ボランティアとは異質な労働を含めて無償労働というカテゴリーでまとめて論じている点がユニーク。    


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神戸大硬式庭球部が輩出したデ杯選手達たち(2006.06.06)

百年の伝統を誇る神戸大硬式庭球部。旧制神戸高商時代からデビスカップ選手輩出してきた。そして、その伝統は新制神戸大学になっても引き継がれている。本年5月に刊行された『神戸大学硬式庭球部百年史』の「卒業生の活躍」欄の最初には、5人のデビスカップ選手の氏名(下記)、経歴が写真入で紹介されている。

鳥羽貞三 1924年(大正13年)神戸高商卒
桑原孝夫 1931年(昭和6年)神戸高商卒
布井良助 1934年(昭和9年)神戸商大卒
伊藤英吉 1934年(昭和9年)神戸商大卒
市山 哲 1960年(昭和35年)神戸大卒

『神戸大学硬式庭球部百年史』の「卒業生の活躍」欄には、全日本レベルで活躍した中牟田喜一郎元日本テニス協会会長(1940年神戸商大卒)をはじめ、輝かしい歴史につながる選手達が登場している。これらリストの中で、最も若いのが河内美宙さん(2002年卒)。2000年に関西学生・単ベスト8の戦績を上げている。


「DIME」6月6日号に神戸大学ビーフが登場(2006.06.07)

小学館発行の雑誌「DIME」6月6日号に、神戸大学ビーフに関する取材記事が4ページにわたり掲載されている。ライターの佐々木ゆりさんが、神戸市内から電車を乗り継いで2時間かかる神戸大学農学部附属食資源教育研究センターを訪問、大山憲二助教授(農)、吉田重喜生物生産技術班長にインタビューし、神戸大学ビーフが市販されるるに至る経緯や、飼育の秘訣等を明らかにしている。

この農場で飼育されているのは、他の種類の牛と交雑されていない但馬牛。ストレスが生じないよう余裕をもったスペースで育てられている。牛をリラックスして育てるのも、「おいしさの秘密」のひとつだ。新鮮な神戸大学ビーフや、農場の写真がグラビアページで取り上げられているのが印象に残る。


藤堂圭太さん(1963年営卒)訳『ナレッジワーカー』刊行(2006.06.08)

藤堂圭太さん訳『ナレッジワーカー』(ランダムハウス講談社、定価2400円)が、刊行された。原著者はトーマス・H・ダベンポート。知識労働者はどんな職場を望んでいるのか。クリエーター・研究者・医者・コンサルタント等頭脳をエンジンにビジネスをするナレッジワーカーの実態を描いている。このようなテーマを追求した本。目次は以下のとおり。

第1章 ナレッジワーカーとは?
第2章 ナレッジワーカーの相違点
第3章 知識労働の管理・成果測定・実験
第4章 知識労働のプロセス
第5章 ナレッジワーカーとテクノロジー
第6章 ナレッジワーカーの能力強化
第7章 ナレッジワーカーのネットワークと学習への投資
第8章 職場環境とナレッジワーカーのパフォーマンス
第9章 ナレッジワーカーのマネジメント

訳者の藤堂圭太さんは、1963年(営)を卒業、総合商社等に勤務の後、翻訳業を開業した。なお、本書は日本図書館協会選定図書に選ばれた(5月31日付)。

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昭和初期の神戸高商グリークラブ(2006.06.09)

1927年(昭和2年)11月26日午後6時30分から、宝塚大劇場で「第1回ミュージック・オリンピック・ゲーム」が始まった。大劇場は超満員、緊張感が漂っている。神戸大学の前身校の神戸高商グリークラブをはじめ、近隣の合唱グループが参加した。関西学院、大阪外語、大阪高工(現大阪大学)等学生団体の参加が多かった。審査委員長は、宝塚歌劇団の高木和夫氏。審査の結果、一位は神戸セレスティーナ合唱団。残念ながら、神戸高商グリークラブは三位までには入っていない。

以上は、津金澤聡廣・近藤久美編著『近代日本の音楽文化とタカラヅカ』(2006年、世界思想社、2500円+税)から拾った神戸高商グリークラブに関するエピソードである。


佐々木蔵之介さん(1992年農卒)主演映画「間宮兄弟」(2006.06.12)

佐々木蔵之介さん(1992年農卒)と塚地武雄さん(ドランクドラゴン)が兄弟を演ずる映画「間宮兄弟」が、話題を呼んでいる。脚本・監督は森田芳光さん、原作は江國香織著『間宮兄弟』(小学館)。

どこにでもいる華やかでもない兄弟の日常をほのぼのと描く。5月13日の東京を皮切りに、全国で順次ロードショウが始まる。映画「間宮兄弟」については下記参照。

http://www.mamiya-kyoudai.com


高橋千枝子さん(1993年経卒)の著書『高くても売れる! 7つの法則』、東商新聞で紹介(2006.06.13)

高橋千枝子さん(1993年経卒)の著書『高くても売れる! 7つの法則』(ダイヤモンド社、定価1575円)が6月10日付東商新聞で紹介された。東商新聞は東京商工会議所が発行する機関紙で、発行部数は9万部。1ヶ月に2回、同会議所の会員に向に発行されている。今回の紹介は、神戸大学東京オフィスが、広報活動の一環として東京商工会議所と折衝して実現にこぎつけたもの。

『高くても売れる! 7つの法則』の副題は「平成ニューリッチ」とラグジュアリーマーケティングというもの。経済の変化によって出現した「新富裕層たちが求める商品・サービスは何か」というテーマのもとLEXAS、プラチナカード等富裕層向けの商品やサービスを紹介し、マーケティングの見地から分析する。売れ行きは好調、大きな書店のマーケティング関連図書のコーナーでは、平積みとなっていることが多い。

高橋さんは、1993年に神戸大学(経)卒業後、三和総合研究所に入社。現在は合併により三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)・経営戦略部シニアコンサルタントをつとめている。経営学修士(MBA)、中小企業診断士で、『図解 健康業界ハンドブック』(2004年、東洋経済新報社)の著書がある。

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石平さん(文化学研究科博士課程修了)の新著『中国人だから見える 日中の宿命』(2006.06.14)

石平(せき・へい)さん(文化学研究科博士課程修了)の新著『中国人だから見える 日中の宿命』が、扶桑社から刊行された。定価は1500円+税。悪循環を断つにはどうすればよいか。これが本書のテーマ。中国からの高圧、日本の服従……。これでは日中関係はますます悪化するばかりだ。「日本在住十八年の俊英が、今明らかにする。中国首脳は心から「靖国」を恐れている!」というのが、本書のキャッチフレーズである。以下は、本書の目次から。

第一章 戦後最大規模の反日感情の意味するもの
第二章 中国政府の火遊びと日中関係の転機到来
第三章 「経熱政冷」の根源はどこにあるのだろうか
第四章 小泉マジックの効用と「靖国問題」の深層
第五章 「日中友好」の怪しい正体とその死亡証明書
第六章 動き出した「大陸・台湾反日同盟」の大謀略
第七章 「日中冷戦時代」幕開けの兆し
第八章 前原発言の衝撃と中国「靖国外交」の破綻
最終章   日中はいかに「最終局面」の到来を回避できるのか

石平さんは、1962年中国四川省で生まれる。北京大学哲学部を卒業した。1988年に来日、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了、民間研究機関に勤務する。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を著して中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来評論活動に入った。他の著書として『「日中友好」は日本を滅ぼす』(講談社)、『中国「愛国攘夷」の病理』(小学館)、『数字が証す中国の知られざる正体』(日本文芸社)などがある。

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神戸大学交響楽団90周年記念式典ー「あ・てんぽ」No15(2006年5月)からー(2006.06.15)


去る3月25日(土)、神戸大学交響楽団90周年記念式典が、百年記念館六甲ホールで開催された。吉田正巳さん(1935年神戸商業大卒)による「戦前の満州遠征の回顧談」、千葉修二さん(1953年神戸経済大卒)の「戦後の復活の際の苦労話」など神戸大学交響楽団のにかかわる講演があった。その後、66名の現役学生の演奏があり、続いてOB52名が加わり合同演奏等が続いた。

この合同演奏の指揮をとったのが中島良能さん(1963年営卒)。中島さんは、ビジネスマン生活の後桐朋音楽大学で指揮を学ぶ。ルーマニアの国立管弦楽団主席客員指揮者をつとめたプロの音楽家だ。神戸大学交響楽団在籍者で、プロの音楽家となった人数は10人近いという。なお、神戸大学交響楽団OB会(田中清三郎会長、1958年法卒)には東京支部(支部長藤原興、1961年経卒)があり、東京凌霜クラブにて会合をもっている。昨年10月22日開催の総会とコンサートの様子が、谷口人士さん(1976年工卒、トランペット)が、報告していた。

以上は、神戸大学交響楽団OB会誌「あ・てんぽ」No15(2006年5月)から。


シュンペーター教授の来学(1931年2月6日)(2006.06.16)

1931年2月6日、シュンペーター教授が、神戸商業大学(現・神戸大学)を訪れ、“The Present state of International Commercial Policy ”(国際通商政策の現状)と題する講演を行なった。その記録は、現在でも神戸大学から刊行されている「国民経済雑誌」1931年4月号に掲載されている。経済学史上、歴史上の人物となったシュンペーター教授。当時は、ボン大学教授でハーバード大学の客員教授でもあった。

神戸商業大学では、2月9日に“The Present State of Economics or on Systems, Schools, and Methods”(経済学の現状、あるいは体系・学派・方法について)と題する講演をおこなった。続いて、2月10日には”The Theory of Interest”(利子論)と題する講演も行っている。前者の記録は、「国民経済雑誌」1931年5月号に掲載され、後者は、その要旨が「神戸商大新聞」に掲載されたという。

シュンペーター教授は、神戸商業大学が正式の受け入れ先であったが、来神以前に、東京商科大学(現一橋大学)、日本工業倶楽部、東京帝国大学でも講演を行っている。

以上は根井雅弘(京都大学教授)『シュンペーター』(2006年、講談社学術文庫、880円+税)からの抄録。

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ハウス食品”プライムカレー”の開発チームリーダーの難波克章さん(1984年農卒)(2006.06.19)

6月9日付産経新聞「こうして生まれた ヒット商品の舞台裏」欄に、ハウス食品の新商品「プライムカレー」を開発したチームのリーダーである難波克章さん(1984年農卒)が登場、3月に発売以来注文が殺到している新商品「プライムカレー」開発の苦心談を語っている。この商品は、従来の板チョコがたのカレールーとは違い、三角形のルーを組み合わせた6個入りチーズのようなパッケージ。一人暮らしや4人家族向けなどを想定し、使い残りのルーの保存上の悩みを解決しようという意図で開発した。当初計画の1.5倍の注文が来る。急遽、テレビCMを延期するなど好評だ。ただし、現在のところ発売は東日本のみ。難波さんは「年度内には全国に広げたい」と語る。

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最高裁、変化の兆し、中川丈久教授(法)のコメント(2006.06.20)

5月31日付の朝日新聞が、東京地裁の藤山雅行裁判長の一連の判決(注)のいくつかが高裁で逆転され、最高裁で再逆転(藤山判決を支持)されている状況を取り上げ、”最高裁に変化の兆し”というタイトルをつけて報道している。

(注)都立公園の拡張計画で敷地内の官舎を温存する一方、同じ敷地に住む住民に立ち退きを求める措置を違法とした判決で、高裁で逆転した後、最高裁は棄却する際は必要のない弁論を7月に開くことを決定。また、藤山裁判長は2000年~2004年の間、民事3部に在籍、30件の税務訴訟のうち、約7割の判決で納税者側の主張を認めた。この中にも、高裁で逆転され、最高裁で再逆転された判決がある

以上の記事を受けて、中川丈久教授(法)がコメントを寄せている。そのポイントは次の通り。

日本では個別法の原案のほとんどは行政自身が作るので自らを縛るルールを書き込むことは期待できない。国会は、ほぼフリーパス。その結果、行政が何をするのかの基準が不明確な法律になってしまう。藤山判決は「では、その不明確さを補うために裁判所が解釈しよう」と考えているようだ。これは司法の責務を強く出す点で世界標準かもしれない。法的な整合性を気にするあまり、救済すべき人を救済しないのは本末転倒だ。最高裁は人々が納得する広さや深さで救済しようとする方向を推し進めているようだ。藤山判決も同じ意識の現われだろう。


嶋内秀之さん(2004年営院修了)共著の新著『ベンチャーキャピタルからの資金調達』(2006.06.21)

嶋内秀之さんが、営業創造(株)伊藤一彦代表と共著で『ベンチャーキャピタルからの資金調達』を中央経済社から刊行した。定価は2200円+税。2004年営院修了。嶋内之さんは、 1996年立命館大学卒、同年オリックス入社。現在は同社大阪支店にてベンチャーキャピタル業務に従事している。

本書はMBAホルダーのキャピタリスト(嶋内さん )、中小企業診断士のベンチャー社長(伊藤さん)の二人の視点から、ベンチャーキャピタルから資金調達を受ける方法を解説している。図表が多く読みやすい編集方針が採られている。

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王柯教授(国際文化)の新著『20世紀中国の国家建設と「民族」』(2006.06.22)

東京大学出版会から、王柯教授(国際文化)の新著『20世紀中国の国家建設と「民族」』が刊行された。定価は5000円+税。

思想の中に存在する「民族」と、現実の版図に生きる「民族」。これらの折り合いをつけることこそが、近代国家としての中国の大きな課題であった。本書は、歴史、思想、現実との狭間で格闘する思想家、政治家、そして少数民族の軌跡を辿るとともに、多民族国家中国のゆくえを考える。

王柯教授には、同じく中国の民族問題を論じた著書『民族国家 中国』(2005年、岩波新書)の著書がある。


別冊『災害資料・震災資料の保存・活用に関する研究会』刊行(2006.06.26)

神戸大学文学部から、『歴史文化に基礎をおいた地域社会形成のための自治体等との連携事業(4)』の別冊として『災害資料・震災資料の保存・活用に関する研究会』が刊行された。この出版物は、阪神、淡路大震災を機にクローズアップされてきた、「災害と歴史資料の救出」にはじまる。さらに、その後発展してきた「災害資料の保存・活用」という命題に関する研究会の報告書である。

この研究会には神戸大学をはじめとする 大学関係者、行政関係者、市民活動グループが参加、意見交換を行っている。また、北但馬震災(1925年、死者400人以上)の際の震災記録に関する報告等貴重な研究成果も公表された。そのほか、「震災資料はだれのものか」、「震災資料の共有化にむけて」等のテーマが論じられていた。


阿部泰隆名誉教授(法)共編『環境法』(第3版補訂版)刊行(2006.06.26)

有斐閣ブックスシリーズの一冊として1995年に初版が発行された
阿部泰隆名誉教授(法)・淡路剛久(立教大)共編『環境法』の第3版補訂版が刊行された。環境法全般にに関する基本的な体系書・教科書として刊行された本書は、国内外の制度等の変転を反映して何度も改定版が出ている。今般は、2004年に刊行された第3版の補訂版として刊行された。第3版刊行後の法律の制定・改正、新判例、最新データ等が反映されている。定価は2600円+税。

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長谷川智紀さん(2003年営卒) 出版記念パーティ(2006.06.27)

6月10日(土)、東京凌霜クラブで長谷川智紀さん(2003年営卒)の出版記念パーティが開催された。「若者から日本を元気に」を企業理念とする(株)パソナアイ社長の長谷川さんが上梓した『一番星みつけた』(幻冬社、1400円+税)の出版を記念して、凌霜会東京支部の若手増強プロジェクトの第一弾イベントとして開催したもの。

当日は28名が参加、昭和40年代以前の会員は僅少。一方、今春社会人になった3名をはじめ平成期の卒業生が半数を占めた。工学部、文学部、発達科学部(教育学部)等社会科学系以外の学部の卒業生も多数参加した。茂木孟(昭和34年経営卒)凌霜会東京支部副支部長の激励と乾杯で会はスタートする。長谷川さんによるパソナアイ創業、自著の出版の経緯等のスピーチがあった。一方、長谷川さんの即興のピアノ演奏(高校時代、長谷川さんは音大受験を考えたこともあった)の場面もある。加えて、長谷川さんの高校時代の同級生の母である隈本圭子さん(1978年教卒)からの激励・・・・・・。このように、様々な“サプライズ”もあった。

若者の熱心なサポーターである鈴木登先輩(1954年経卒)による中締めがあり、お開きとなった。東京凌霜クラブでは、今後も2ヶ月に一度のペースでこのような会を開催が予定されている。

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入谷純教授(経)の新著『基礎からの経済数学』(2006.06.27)

入谷純(いりたに・じゅん)教授(経)の新著『基礎からの経済数学』が、有斐閣から刊行された。定価は2400円+税。本書の特色は以下のとおり。

①初学者向けに高校数学レベルから分かりやすく解説
②経済数学の考え方のエッセンスが身につくよう、解説を工夫
③豊富な問題と丁寧な解答で、理解をより確実なものに

経済学を学ぼうとする学生が、最初にぶつかる障碍が「数学」といわれている。 このことが経済学を敬遠させる遠因となっているようだ。本書はこの障碍を、できるだけ低くするようにプランされ編集されている。本社は、学生に対するアンケート調査、実際の講義体験等の裏付けを基にできあがった。
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歌人近藤芳美さんの父は、1910年神戸高商卒(2006.06.29)

6月21日に93歳で死去した歌人の近藤芳美さんは、戦後派を代表する歌人といわれている。近藤さんは1913年(大正2年)占領下にあった朝鮮の港町馬山で生まれた。父の近藤得三さんが、1910年(明治43年)に神戸大学の前身である神戸高商を卒業後、朝鮮に本店がある銀行に就職した。子供時代の近藤芳美さんは、両親とともに朝鮮各地を転々とする。中学からは、父の故郷である広島に行き、広島二中(現広島観音高校)、旧制広島高校(現広島大学)を経て東京工業大学で建築を学んだ。1938年に大学を卒業、清水組(後の清水建設)に入社し、1973年まで勤務した。

近藤芳美さんの伝記、エッセイには神戸高商を卒業し朝鮮の銀行に勤務した父のことが時々出てくる。
1928年(昭和3年)版の凌霜会(同窓会)名簿によると、近藤得三さんは朝鮮殖産銀行羅南支店長の職にあったことが確認できる。


第一次世界大戦後の日独交流を語るー岸本肇教授(発)ー(2006.06.30)

第一次世界大戦後の日独交流を語るー岸本肇教授(発)ー

6月9日からサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会が始まった。会期中の6月17日には第一次大戦中、徳島県の鳴門市にあった坂東俘虜収容所に抑留されたドイツ軍捕虜兵と地元との交流を描いた映画「バルトの楽園」が公開された。「このような戦時下の日独交流は、兵庫県の播磨内陸部でもあった」ことを、岸本肇教授(発)が6月5日付の神戸新聞に「日独交流が伝えるもの」のタイトルで寄稿している。以下は、その概要。

 日本は第一次世界大戦が始まると、中国・青島でドイツに勝利し、約5000人のドイツ兵を捕虜とし、5年以上にわたり日本各地の俘虜収容所に分散留置していた。現在の兵庫県加西市青野原町に設けられた青野原俘虜収容所もその一つ。約450人のドイツ兵とオーストリア・ハンガリー兵が半々で収容されていた。
 1920年(大正9年)に発行された兵庫県立小野中学校(現小野高校)校友会報によると、前年の1919年5月22日、捕虜の一団150人が遠足の途中に同校生徒とサッカーをしたと記している。サッカー以外にも捕虜たちは器械体操を演じ、中学校側は柔道と剣道の試合を披露した。これが機縁で中学校側が青野原を訪れ、数回にわたりサッカーの試合をしたという。



 
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