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同窓生ニュース

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去の同窓生ニュース一覧  過去の同窓生ニュース一覧がご覧いただけます。
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 同窓生ニュース: 2007年1月
滋賀大学酒井泰弘教授(1963年経卒)の新著『リスク社会を見る目』 (2007.01.31)
上田雄さん(1954年文理卒)の新著『遣唐使全航海』 (2007.01.30)
孤独死を追う、上野易弘教授(医) (2007.01.29)
第6回神戸大学学友会東京支部若手の会 (2007.01.26)
吉田一彦名誉教授(国際文化)の共著『暗号事典』 (2007.01.25)
高校の社会科に関して、鈴木正幸副学長が発言 (2007.01.24)
延岡健太郎教授(経済経営研究所)著『MOT(技術経営)入門』の書評 (2007.01.23)
「座談会 平和と文化」で王柯教授(国際文化)が語る (2007.01.22)
但馬地方出身の文化人たち―前田純孝(歌人)、東井義雄(教育者)、宇野雪村(書家)― (2007.01.19)
石井淳蔵教授(営)が説く「組織営業のすすめ」 (2007.01.18)
「救助ロボット」研究と故・競基弘さん(震災当時自然科学研究科大学院生) (2007.01.17)
神戸大学東京フェアに約400人が参加、大盛況 (2007.01.16)
内閣府山本光昭参事官(1984年医卒)、日本酒を語る (2007.01.15)
地主敏樹教授(経)が2006年の経済・経営書を概観 (2007.01.12)
野口武彦名誉教授(文)による2006年の3冊 (2007.01.11)
神戸新聞「東京便り」欄に團野廣一学友会東京支部長登場 (2007.01.10)
児童文化研究会が90年史を刊行 (2007.01.09)
児童文化研究会が90年史を刊行(2007.01.09)

1915年(大正4年)に創設された児童文化研究会が、昨年11月に『童研90年の歩み』を刊行した。巻頭には、神戸高商の学生時代に児童文化研究会(童研)を創設した平井泰太郎神戸大学名誉教授(1897-1970)の回顧録が掲載されている。この寄稿は、1965年(昭和40年)に開催された童研50周年記念「春の子供大会」プログラムに掲載されたもの。大正時代の神戸高商生と地元の子供達との素朴な交流の様子が描かれている。

巻末の「年表」が興味深い。神戸高商在学中、平井泰太郎名誉教授の創作童話「ねんねんねむの木」が、創刊第2号の「赤い鳥」誌に掲載された(1918年)。戦前には学生の創作した児童劇がNHKラジオ(JOBK)で放送されたこともある。2006年5月6日7日に六甲台講堂で開催された「春の子供大会」は、第107回目にあたる。そして昨年11月23日には創設90周年祝賀会が瀧川記念学術交流会館で100人の関係者が出席して開催された。

神戸大学の歴史とともに歩んで来た童研。その活動はマスコミが注目するところであり、毎日新聞社が発行した『神戸大学 キャンパスの人々』(1978年)には、影絵・人形劇等のプログラムをもち県北部の小学校を9泊10日で巡回するといった童研の活動状況とともに、その歴史が紹介されている。これについては、『童研90年の歩み』の巻末に転載されている。

【参考】神戸大学児童文化研究会のホームページ
http://home.kobe-u.com/doken/

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城崎でのキャンプ集合写真(ホームページから)


神戸新聞「東京便り」欄に團野廣一学友会東京支部長登場(2007.01.10)

昨年末、神戸新聞のコラム「東京便り」欄に團野廣一学友会東京支部長(凌霜会東京支部長)が登場した(12月24日付)。苦学生だった学生時代、週一回のグリークラブの練習が楽しみだった。神戸大学経営学部を卒業(1956年)、就職した三菱造船(後に三菱重工)では発電プラントの輸出を担当する。海外渡航は260回をこえる。日中国交回復前、三菱グループ首脳の訪中に随行、周恩来首相との会談に同席した体験もある。

三菱重工で取締役、三菱総研で副社長をつとめる。今もビジネスに携わる多忙の日々。2006年5月から神戸大学同窓会の東京支部長に就任した。神戸大学は国際性を志向している。自らの体験を学生達に伝え「自分を育ててくれた神戸に恩返しをしたい」と團野さんは語る。

このインタビューは、東京凌霜クラブのロビーで行われた。インタビューしたのは、神戸新聞東京支社の足立聡記者。足立記者は、1997年神戸大学発達科学部の卒業生である。

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東京・丸ノ内にある凌霜会東京支部(東京凌霜クラブ)のロビー風景


野口武彦名誉教授(文)による2006年の3冊(2007.01.11)

2006年12月24日付朝日新聞読書欄は、特集として「この1年の「記憶」として」というタイトルのもと、各書評委員が3冊の本を選び簡単にコメントしている。野口武彦神戸大学名誉教授(文)が選んだのは次の3冊である。野口教授が“格差社会”を否定する立場から選択したことがうかがわれるといえよう。しかも、800円弱という低価格。また、比較的書店で見つけやすい新書版という共通点もある。多くの日本人がうすうすと感じている格差社会の到来を考えるための格好の3冊である。

・須田慎一郎著『下流喰い』(ちくま新書、735円)
・城繁幸著『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書、735円)
・文春新書編集部編『論争 格差社会』(文春新書、788円)

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野口名誉教授は、上記3冊を挙げた後で、「江戸のその日暮らし」層は、幕末に徳川幕府を沈める軟泥になった。低所得層はしだいに不安定さを増して、いつかは国家の重心を傾ける」と指摘する。いかにも江戸文学者らしい鋭い指摘である。しかし、為政者側・体制側にとっては、この指摘は手痛く突き刺さることはないかもしれない。いずれにせよ50年後、100年後には、野口名誉教授のコメントが再評価されることになろう。


地主敏樹教授(経)が2006年の経済・経営書を概観(2007.01.12)


2006年12月24日付日本経済新聞読書欄で、地主敏樹教授(経)が2006年の経済書を概観している。まず、日ごろ日経紙でおなじみの経済学者・経営学者25人が、2006年に出版された経済・経営書を推薦し、その結果をランキング化がされている。その上位21点について、推薦者の一人である地主教授がコメントを行なっている。

地主教授は、2006年はデフレ脱却が進み大手企業や金融機関が高い利益を上げ景気拡大が続いた。一方、社会構造の変化は泊まらない。このような情勢を反映して、デフレ下の金融政策とIT(情報技術)化の影響という2テーマに票が集まったと分析する。ちなみに、第1位は植田和男著『ゼロ金利との闘い』(日本経済新聞社)、第2位は梅田望夫著『ウェブ進化論』(筑摩書房)、第3位は神門善久著『日本の食と農』(NTT出版)であった。神戸大学からは第7位に宮尾龍蔵教授(経済経営研究所)の『マクロ金融政策と時系列分析』(日本経済新聞社)第13位に延岡健太郎教授(同)の『MOT〔技術経営〕入門』(同)の2冊がベスト21入りした。

ゼロ金利との闘い.jpg


経済・経営書を推薦した25人の経済学者の中にはコメントを行なった地主教授(経)のほか神戸大学教授の小川進(営)、加護野忠男(営)、金井壽宏(営)の名がある。また、この他神戸大学関係者としては太田肇同志社大(営院修了)、宮本又郎関西学院大(経院修了)も推薦者となっている。


内閣府山本光昭参事官(1984年医卒)、日本酒を語る(2007.01.15)

公益産業研究調査会(略称・公研)が発行する月刊誌「公研」2006年12月号に、内閣府の山本光昭参事官(1984年医卒、ライフサイエンス担当)が、「日本酒の飲み方の構造改革」というタイトルのエッセイを寄稿している。

大量飲酒は、肝臓など健康を害し、当人にとって不幸なこと。特に女性にとって日本酒はイメージが悪いかもしれない。もっと日本酒を楽しむためには、紙パック入りの日本酒を大量に飲むのではなく地酒を含むバラエティに富んだ高品質の日本酒を適量飲む。そのような”構造”を山本光昭参事官は提唱している。

公研.gif

今年も神戸大学が企画する純米大吟醸酒「神戸の香」の生酒が、1月17日から発売される。詳しくは下記参照(神戸大学ホームページ)。

http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2007_01_10_01.htm


神戸大学東京フェアに約400人が参加、大盛況(2007.01.16)

新年早々の1月12日、「神戸大学東京フェア-未来づくりは神戸から-」が、東京港区のホテル「フロラシオン青山」で開催された。

フェアのねらいは、神戸大学の現状のPR、神戸大学がかかわる産学官民連携のシーズ情報の発信にある。全体は①講演会、②パネル展示・試作品展示、③ 交流会の3部構成。官庁・企業・研究機関などから約400人の出席者を迎え、大盛況だった。

①講演会
野上智行学長の挨拶に続き、基調講演では川崎重工業株式会社大橋忠晴社長(1969年工卒)が、「21世紀を生きる重工業として目指すもの」と題して、明治以降の日本の重工業の歩みと自社の発展を振り返る。更に、21世紀には世界の基幹産業を目指してエネルギーと環境の分野でグローバル化を進めると語った。また、金井壽宏教授(営)は「ネットワークの連結力-神戸発のワールドクラスのために-」と題して、ワールドクラスの活躍とは地域にしっかり根ざしながら活動の質・深さ・波及性で世界レベルの水準に達することだと説明し、そのための道筋を探った。


②パネル展示・試作品展示
「安全・安心」「環境」「健康」「食」に関する69のシーズを展示。 医学、工学、理学、農学、海事科学、総合人間科学の研究者が説明に当たった。

③交流会
文部科学省、経済産業省、兵庫工業会等の要職者の挨拶等の後懇親会に入る。貴重な情報交換の場ともなり、今後の産学連携の実現が期待される。参加者一同、農学部発の日本酒「神戸の香」を堪能することが出来た。

【参考】神戸大学ホームページ
http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2007_01_15_02.htm

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神戸大学ホームページから「パネル展示の様子」


「救助ロボット」研究と故・競基弘さん(震災当時自然科学研究科大学院生)(2007.01.17)

朝日新聞夕刊に長期間にわたり連載中のコラム「ニッポン人脈記」。新年に入ってからは、阪神大震災関連のテーマが続いている。1月5日付の第2回では、競基弘(きそう・もとひろ)さんが登場する。震災の犠牲となった競さんは、震災時には神戸大学大学院自然科学研究科で、宇宙で働くロボットを研究していた。

競さんの指導教官であった松野文俊助教授(現電気通信大教授)と田所諭助教授(現東北大教授)は、震災後に「救助ロボット」の研究を始める。震災で競さんを失った。また、そこに救出を求める人がいても倒れた物を動かせず救出できない。これらの体験が「救助ロボット」研究の引き金となった。当初関西以外では「救助ロボット」への関心は極めて低かった。しかし、9.11の同時多発テロが”例えは悪いが黒船となって”(松野教授)救助ロボへの関心が一気に高まる。

2002年11月に「国際レスキューシステム研究機構」が結成され、田所会長、松野副会長という体制ができた。昨年、神戸でシンポジウムが開催され、様々な「救助ロボット」が公開された。「救助ロボット」の業績を挙げた若手研究者を表彰する”競基弘賞”も生まれた。第1回の賞は東工大助教授の塚越秀行さんと茨城大助教授の城間直司さんに贈られた。塚越さんは「おい、研究をやめるなよって、競君に背中を押されているように感じる」と語っている。

【参考】競基弘賞 http://www.rescuesystem.org/tmp/NEW/framepage01.htm

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「救助ロボット」のデモンストとレーション風景
(国際レスキューシステム研究機構のホームページから)


石井淳蔵教授(営)が説く「組織営業のすすめ」(2007.01.18)

2006年12月24日付日本経済新聞の第6面の全面を使用して、大阪で開催された第2回「経営者未来塾」の概要が掲載されている(全面広告)。「経営者未来塾」は、アサヒビール、積水ハウス等大手企業8社の協賛のもと、日本経済新聞社広告局が企画・制作を行なっているセミナー。第2回「経営者未来塾」の講師は石井淳蔵教授(営)であった。タイトルは「組織営業のすすめ 顧客関係のマネジメント」である。

石井教授は住宅メーカーと外資系メーカーの事例をあげ、“組織営業”の必要性を説く。この組織営業の対極にあるのが“属人営業”。石井教授の挙げる“組織営業”のポイントは、次の3点である。

①営業プロセスをいくつかのステップに分けて分業をおこなう
②営業のミッションは顧客の問題解決であることを明確化、マーケティングとは区別する
③案件の進ちょく管理は営業マンではなくマネジャーが担当する

なお、「経営者未来塾」の第3回目は1月21日に東京で開催される。講師は内田和成早稲田大学商学学術院教授、演題は「異業種格闘技」となっている。

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石井教授の著書『仮想経験のデザイン』(2006年、有斐閣)


但馬地方出身の文化人たち―前田純孝(歌人)、東井義雄(教育者)、宇野雪村(書家)―(2007.01.19)

兵庫県北部に位置する但馬地方。この但馬地方の歴史や自然を知り、この地域出身の人物を知る。そして、但馬通、但馬ファンを増やしていきたい。そんな目的をもって「但馬検定」という制度がある。その任に当たるのが、財団法人但馬ふるさとづくり協会。同協会では「但馬検定」受験者のための参考資料として『ザ・たじま』を2006年秋に発行した。同書の人物編のページに以下の神戸大学関係者がでてくる。御影師範学校、姫路師範学校は何れも神戸大学発達科学部の前身校である。

前田純孝(まえだ・すみたか、1880-1911)は、新温泉町の生まれ。御影師範学校を卒業後東京高等師範学校に学ぶ。学生時代から「明星」等の歌誌に詩や短歌を発表する。女学校の教員をつとめるが病に倒れ、故郷に帰り闘病生活を送る。死後の1913年、友人たちの手で『翠渓歌集』が出版された。評伝に西村忠義『永遠なる序章』(1958年)がある。

東井義雄(とおい・よしお、1912-1992)は、豊岡市の東光寺の長男として生まれた。姫路師範学校を卒業後小学校教員となる。終戦後、教育制度が大きく変わり人々が暗中模索するなか、1957年に実践記録『村を育てる学力』を出版した。全国的に大きな反響を呼び、広島大学ペスタロッチ賞、神戸新聞社平和賞、文部省教育功労賞等を受賞する。地元の豊岡市には東井義雄記念館がある。

宇野雪村(うの・せっそん、1912-1995)は、新温泉町の生まれ。御影師範学校を卒業後、書を上田桑鳩(うえだ・そうきゅう)に学ぶ。戦前(大日本書道院展)、戦後(日展)で度々特選受賞する。師のあとを継ぎ奎星会(けいせいかい)の代表となり、前衛書道の草分け的存在として国際的にも活躍した。2000年から、偉大な書道家を顕彰する「宇野雪村賞」全国書道展が、毎年実施されている。

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但馬空港カウンター


「座談会 平和と文化」で王柯教授(国際文化)が語る(2007.01.22)

2006年12月24日付日本経済新聞に特集「座談会 平和と文化」が掲載されている。この座談会は昨年10月22日に奈良・西大寺で開かれた。座長は日本画家の平山郁夫氏。山内昌之氏(東京大学大学院教授)、アフマド・ジャラリ氏(イラン・ユネスコ常駐代表部大使)ウィリアム・A・グラハム氏(米・ハーバード大教授)、王柯(ワン・ク)氏(神戸大教授)が参加している。

この座談会では、信仰や文化的伝統の違いから生じる対立を乗り越え、共生していく可能性を論じ合った。そこでは、文化を通じた対話の重要性が改めてクローズアップされた。
王教授は「日本人ほど他の文化に対して反感を持たず、積極的に吸収する民族はないと思う。外来文化に対する寛容さには本当に感心する」と語っている。

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王柯教授の著書『多民族国家 中国]』(2005年、岩波新書)


延岡健太郎教授(経済経営研究所)著『MOT(技術経営)入門』の書評(2007.01.23)

1月7日付の日経紙「読書欄」で延岡健太郎教授(経済経営研究所)著『MOT(技術経営)入門』(日本経済新聞社、定価3000円+税)の書評が掲載されている。書評の執筆者は、武石彰一橋大教授。

武石教授は「類書が米国流の技術経営の紹介であったり、ノウハウや分析手法の解説書であったりするのに対し、本書は日本の製造業を対象に絞り込んだ明確なメッセージを持ち、技術経営に取り組む上での基本的な考え方、姿勢を論じている」と本書を評価する。

目指すべきは価値創造(花を咲かせる)と価値獲得(実をとる)の両方であり、そのための鍵は、コア技術、組織プロセス、事業システムからなる、長期的に鍛え上げられた組織能力である。これが本書を貫く主張であると、武石教授は本書を論評していた。
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高校の社会科に関して、鈴木正幸副学長が発言(2007.01.24)

昨年12月7日付朝日新聞(大阪本社版)文化欄が、高校の社会科の“履修漏れ”の問題を扱っている。高校の限られた時間のなかで、社会科に関して地理・日本史・世界史をどのように教えるのか。このテーマに関して各教科に携わる3人の専門家が発言している。

神戸大学鈴木正幸副学長(日本近代史)の主張は、世界史を必修とする一方で「自国の歴史が必修でないのは不正常」というもの。そのほか、「時間的に厳しいが全科目必修が最善」(京都大学金田章裕教授・人文地理)、「3科目を横断的につなげた科目新設を」(大阪大学桃木至郎教授・東洋史)の意見が開陳されていた。

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鈴木教授の著書『皇室制度』(1993年、岩波新書)


吉田一彦名誉教授(国際文化)の共著『暗号事典』(2007.01.25)

研究社から吉田一彦・友清理士著『暗号事典』が刊行された。定価は4000円。ローマ時代に使用されたカエサル暗号、ポーの小説で使用される暗号、「ダヴィンチ・コード」等古今東西の様々な暗号が約1300項目にわたり取り上げられている。なお、本書に関しては、日本経済新聞(1月14日付)で、「暗号の知識を網羅」のタイトルのもとで紹介されている。

『暗号事典』は、日本図書館協会の選定図書となっている(1月17日付)。なお、吉田名誉教授には、『騙し合いの戦争史』(2003年、PHP新書、定価700円+税)、『暗号戦争』(1998年、小学館、定価 1,600円)等多数の著書がある 。

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第6回神戸大学学友会東京支部若手の会(2007.01.26)

昨年6月にスタートした神戸大学学友会東京支部若手の会。2月24日に第6回が開催される。概要は以下のとおり。

日時:2007年2月24日 13:00 - 15:30
場所:東京都 千代田区丸の内3-1-1帝劇ビルB2神戸大学東京凌霜クラブ
概要: 1996年経済卒の藤井恵さんを迎えて、「シンクタンク業務を通じてのキャリア開発」と題する講演
会費:平成卒は2000円。昭和卒は3000円。

藤井さんは三菱UFJリサーチ&コンサルティング勤務。『中国駐在員の選任・赴任から帰任までの完全ガイド』等著書多数。若手の会は、同窓会に若手卒業生が集えるよう土曜日に開催。今回で5回目になる。年次を超えた交流という同窓会のメリットも追及しているので、昭和期の卒業生の参加もあるが、毎回平成期の卒業生や女性卒業生の参加が多いという特色がある。主催は神戸大学学友会東京支部。したがって全学部の卒業生が対象。講演終了後は恒例のビアパーティが開催される。

申し込み先:神戸大学東京凌霜クラブ事務局宛
FAX 03-3211-3147  TEL 03-3211-2916
E-mail tokyo@kobe-u.com


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藤井恵さんの著書『中国駐在員の選任・赴任から帰任まで完全ガイド 』
2006年、清文社、定価2,310円


孤独死を追う、上野易弘教授(医)(2007.01.29)

阪神大震災が残した悲劇の一つは孤独死である。1月9日付の朝日新聞夕刊の連載「ニッポン人脈記」では、孤独死問題に立ち向かう人たちの活躍を伝えている。神戸大の法医学教授の上野易弘さんもその一人。

上野教授は、仮設住宅で孤独死した353人すべての死因を調査した。その結果、「存在を忘れられ、遺体になってすら見つけてもらえない。死者から見えてくるものを伝える役割が有ると気づきました」と上野教授語る。

上野教授によると、孤独死した男性は50代と60代が極めて多い。アルコール性と見られる肝疾患が死因の大きな割合を占めているという。仮設住宅は4年余で姿を消したが、2003年には孤独死者458件。仮設があった頃より2割増えている。

柳田.gif

柳田邦夫編『阪神・淡路大震災10年』(2004年、岩波新書)の表紙。孤独死など災害弱者の問題を扱う。本書の著者の一人に山口一史さん(1964年文卒)。


上田雄さん(1954年文理卒)の新著『遣唐使全航海』(2007.01.30)

上田雄(うえだ・たけし)さんの新著『遣唐使全航海』が出版された。本書は、次のようなテーマを扱っている。

○遣唐使の派遣回数は十二回か、十五回か、二十回か?
○遣唐使は季節風について無知だったので、ほとんどの航海で遭難したのか?
○遣唐使船の航路は北路→南島路→南路と変わっていったのか?
○遣唐使船は帆走するよりも櫓で漕ぐことのほうが多かったのか?
○鑑真は日本への渡航を果たすまでに五度、洋上で遭難、漂流したのか?
○空海は長期留学生なのに、なぜ渡唐後一年余りで帰国できたのか?

上田さんは、神戸大学文理学部(注)の卒業生。高等学校教諭を経て(財)阪急学園・池田文庫学芸員をつとめる。現在、日本海事史学会地方理事。著書に『日本渤海交渉史』(共著、彩流社)『渤海国の謎』(講談社現代新書)『渤海使の研究』(明石書店)『渤海国』(講談社学術文庫)等がある。

(注)1949年4月、旧制神戸経済大学を軸に県内の専門学校・旧制高校、師範学校を統合し神戸大学が発足した。この時点では、文理学部が設置されていたが、1954年(昭和29年)に文理学部が廃止され文学部と理学部が発足した。

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滋賀大学酒井泰弘教授(1963年経卒)の新著『リスク社会を見る目』(2007.01.31)

岩波書店から、滋賀大学酒井泰弘教授(1963年経卒)の新著『リスク社会を見る目』が刊行された。定価は2200円+税。

現代社会に溢れる「リスク」とは何か。人間は「リスク」を回避しつつ「リスク」に挑戦し、安心を買いつつ夢を追い求める複雑な生き物であるという。本書は、ユニークなタッチで、この”リスク”というテーマを分析している。松本清張、アガサ・クリスティの推理小説や、司馬遼太郎の随筆、金子みすゞの童謡詩、大相撲などを題材に「リスク」の見方を明らかにしている。

酒井教授は、1940年大阪の生まれ。神戸大学経済学部卒業、ロチェスター大学大学院博士課程を修了した(経済学博士)。ピッツバーグ大学助教授、広島大学助教授、筑波大学教授などを経て、現在は滋賀大学特任教授、筑波大学名誉教授。日本リスク研究学会会長でもある。著書に『リスクの経済学』(有斐閣、1996年)、『リスク、環境および経済』(共編著、勁草書房、2004年)等がある。


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