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同窓生ニュース

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去の同窓生ニュース一覧  過去の同窓生ニュース一覧がご覧いただけます。
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 同窓生ニュース: 2008年4月
文春新書『新華僑 老華僑』に神戸大(工)卒業の留学生が登場 (2008.04.30)
羽地亮准教授(人文)が代表をつとめる共生倫理研究会編『共生の人文学』刊行 (2008.04.28)
柳川隆教授(経)他著『ミクロ経済学・入門』刊行 (2008.04.24)
東京凌霜クラブに掲示されている美術品と作者 妹尾正彦(1901ー1990) (2008.04.24)
八木哲浩名誉教授(文)の遺稿・追悼集 (2008.04.23)
住田功一アナ(1983年営卒)が、キャスターをつとめるNHK新番組「かんさい 熱視線」 (2008.04.22)
読売新聞「顔」欄に「惑星Ⅹ」の向井正教授(理)登場 (2008.04.21)
東京凌霜クラブに掲示されている美術品と作者 山崎隆夫(1905-1991) (2008.04.18)
三宮センター街の古書店「後藤書店」閉店を惜しむエッセイ (2008.04.17)
石平さん(1995年文化学研究科博士修了)の新著『知っているようで知らない これが本当の中国33のツボ』 (2008.04.15)
女性の視点で災害対策を語る、相川康子准教授(経済経営研究所) (2008.04.14)
松田卓也名誉教授(理)、英国のSF作家アーサー・C・クラークさんを語る (2008.04.11)
五百旗頭真名誉教授(法)編『日米関係史』刊行 (2008.04.10)
室崎益輝名誉教授(工)が語る「独り暮らしのリスク」 (2008.04.09)
池尾愛子著『赤松要 わが体系を乗りこえてゆけ』(評伝・日本の経済思想)刊行 (2008.04.08)
梶山寿子(1987年文卒)さんが、G・ハメル、B・ブリーン著『経営の未来』の書評を朝日新聞に寄稿 (2008.04.07)
第1回企業ミュージアム社会貢献賞決まる (2008.04.04)
地域の力-食・農・まちづくり (2008.04.03)
神戸大でロケをおこなった「ぼくの彼女はサイボーグ」、5月31日公開 (2008.04.02)
日本経済研究奨励財団、2007年度奨励賞 神戸大から2件 (2008.04.01)
日本経済研究奨励財団、2007年度奨励賞 神戸大から2件(2008.04.01)

2月17日付の日本経済新聞に、恒例の日本経済研究奨励財団(館龍一郎理事長)の2007年度の奨励金交付先が発表された。77件の申請から交付対象となったのは27件。神戸大学からは次の2件の研究が奨励金の対象となった。

・岩壷健太郎 経済学研究科准教授
パネル構造VARの推計方法とその応用に関する研究
・宮尾龍造 経済経営研究所教授
自然利子率の計測とそのマクロ政策含意

なお、そのほか三野和雄前神戸大学教授(現大阪大学教授)の国際化と経済変動も交付対象となっている。


神戸大でロケをおこなった「ぼくの彼女はサイボーグ」、5月31日公開(2008.04.02)

昨年、神戸大キャンパスでロケをおこなった「ぼくの彼女はサイボーグ」(http://cyborg.gyao.jp/)が、5月31日に公開 されることになった。撮影があったのは、経済232教室、本館前庭、アカデミア館1F食堂等。神戸大学生約100名がエキストラとして参加した。この映画の監督はクァク・ジェヨン、出演は小出恵介、綾瀬はるか他。神戸大学のロケでは竹中直人、桐谷健太等の俳優も出演した。

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このほか、神戸大学で昨年ロケが行われた「神様のパズル」(http://www.kami-puzzle.com/、6月7日公開)、「火垂るの墓」(7月5日、東京・岩波ホールで公開)の公開が予定されている。


地域の力-食・農・まちづくり(2008.04.03)

岩波新書『地域の力-食・農・まちづくり』に登場の2人の卒業生 松岡夏子さん(国際文化)、安井孝さん(農) 

この2月に新刊書として発行された大江正章(おおえ・ただあき)著『地域の力-食・農・まちづくり』は、食生活、農業、まちづくりについて先進的な取り組みをしている全国の事例を訪ね歩いたルポルタージュの書である。もともとは、岩波書店から発行されている月刊誌「世界」に連載されていたもの。これが1冊の岩波新書となった。

徳島県上勝町で「ごみゼロ」に取り組んでいるのが、松岡夏子さん。松岡さんは1981年、西宮市の生まれだ。神戸大学国際文化学部を卒業して、2004年8月から上勝町で暮らしている。松岡さんは、ごみの減量へ向けた啓発を行うNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーの、若き事務局長だ。34種類に分別したごみを町民が持ち込むごみステーションの運営に当たっている。上勝町では2020年までに町内のごみをゼロにすることをめざした「上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言」をしている。徹底した分別が始まってから、焼却ごみ量はそれまでの半分程度に減り、リサイクル率は大幅に上がって70%台である。

「もともとごみ問題に関心を持っていて、デンマーク留学中にこの町がNPO立ち上げのための職員を募集していると知って、就職のために来ました。ゴールはごみゼロだけではないと考えてます」という松岡さんの声が収録されていた。松岡さんが注目するんは、お年寄りの暮らし。そこには無駄がない。そもそも容器包装なんて関係ない。そのような暮らしに誇りをもってほしいと思い、ゼロ・ウェイストを広める冊子『くるくる』に、お年寄りに登場してもらっているそうだ。

「地産地消の食は文化」というコンセプトのもと愛媛県今治市で活動しているのが安井孝(現・企画振興部企画課課長補佐)さん。安井さんは、1959年生まれ。神戸大学農学部で、有機農業の価値を早くから提唱し、有機農業運動とのかかわりが深い保田茂(前神戸大学農学部教授、日本有機農業学会初代会長)のもとで学んだ。保田教授の熱意を受け継いで、地産地消と学校給食をリードし地域を変えつつある。

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第1回企業ミュージアム社会貢献賞決まる(2008.04.04)

NPO法人「企業ミュージアムの協会」(事務局:大阪府吹田市、亀田訓生理事長)が発足10年を記念して「第1回企業ミュージアム社会貢献賞」を設定、その対象となるミュージアム(受賞館)決定した。受賞館と開設企業・団体は次の通り。

【優秀賞】
久慈琥珀博物館(久慈琥珀)▽印刷博物館(凸版印刷)▽夢工房「技術・文化館」(山岡金属工業)▽大塚国際美術館(大塚美術財団)▽KTCものづくり技術館(京都機械工具)▽ヤマハ来客会館(ヤマハ)

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久慈琥珀博物館(岩手県久慈市)のホームページから

【奨励賞】
UCCコーヒー博物館(上島珈琲)▽コンペイトウミュージアム(大阪糖菓)▽おまけやZUNZO(あんど)▽YKK吉田忠雄記念館(YKK)

「企業ミュージアムの協会」の亀田訓生(かめだ・みちお)理事長は、1960年神戸大学経営学部を卒業、松下電器産業に入社した。広報部長、松下電器技術館館長に就任、定年退職後に企業ミュージアムコンサルタントとして活躍、その後「企業ミュージアムの協会」を設立、理事長の職にある。

【参考】「企業ミュージアムの協会」ホームページ http://ss4.inet-osaka.or.jp/~senri/


梶山寿子(1987年文卒)さんが、G・ハメル、B・ブリーン著『経営の未来』の書評を朝日新聞に寄稿(2008.04.07)

2008年3月30日付朝日新聞に、フリージャーナリストの梶山寿子(1987年文卒)さんが、G・ハメル、B・ブリーン著『経営の未来』(藤井清美訳、日本経済出版社・税込2310円)の書評を朝日新聞に寄稿している。

梶山さんは、本書を「21世紀のマネジメントの指針を描く良書」と評価する。そして、「会社という組織はなぜ社員の意欲を萎えさせるのか」という疑問を抱いている人は、ぜひ手に取ってほしいと本書を勧めていた。本書の主著者は『コア・コンピタンス経営』で知られる経営・戦略論の権威、ゲイリー・ハメル。ハメルによると「本書は夢を持ち、なおかつ行動する人のための本である」そうだ。

G・ハメル等著者が夢に描くのは「イノベーションの電流があらゆる活動に流れ、反逆者が常に保守主義者に勝利する企業」、「社員からそれぞれの最高の力を自然に引き出せる企業」である。本書は、革新のためのヒントが豊富。問題意識を持つ人に多くの”気づき”を与えてくれる本。現場の小集団に権限委譲する自然食スーパー、ホールフーズ、徹底的にフラットな組織を持つグーグル、一人の中間管理職が改革に挑んだ米家電販売大手、ベストバイなどの先進例が収録されているのも本書の魅力である。

なお、梶山さんは、日本経済新聞社系のサイト「BIZ+PLUS」(http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/kajiyama.cfm)において、連載「プロデューサーの発想法に学べ!」を寄稿している。

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池尾愛子著『赤松要 わが体系を乗りこえてゆけ』(評伝・日本の経済思想)刊行(2008.04.08)

日本経済評論社から発行されている「評伝・日本の経済思想」シリーズの第2回配本として、池尾愛子著『赤松要 わが体系を乗りこえてゆけ』が刊行された。 定価は2500円+税。

赤松要(あかまつ・かなめ)一橋大学名誉教授(1896年ー 1974年)は、福岡県久留米市の出身。1919年に神戸高商(神戸大学の前身校)を卒業、東京高等商業学校専攻部(一橋大学の前身校)に進み、学者の道を歩む。名古屋高商(名古屋大学の前身校)教授から東京商科大学(一橋大学の前身校)教授を経て1960年に一橋大学を退職、名誉教授となる。

「雁行形態型発展論」(経済発展の理論)で世界的に有名な赤松教授は、ハーバード・ビジネススクールの実例教授法を日本に導入、その東アジア・大洋州の資源分布論は戦後の貿易政策に影響を与えるなど多方面の業績を残した。一橋大学定年後は、明治大学、拓殖大学で教鞭をとった。また、中央賃金審議会会長等の公職を務めている。

 なお、赤松教授の没後の1975年には、関係者の手で追悼論集『学問遍歴』が、(社)世界経済研究協会から出版されている。この本には、神戸高商時代の同期生佐渡卓氏(元日本国土開発社長、元凌霜会東京支部長)、中山正實氏(画家)や、宮田喜代蔵氏(神戸大学名誉教授)、藤井茂氏(同)等が寄稿している。

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室崎益輝名誉教授(工)が語る「独り暮らしのリスク」(2008.04.09)

神戸新聞夕刊の定例コラム「随想」欄(3月31日付)に、室崎益輝名誉教授(工)(むろさき・よしてる、消防庁消防研究センター所長)が、「独り暮らしのリスク」について語っている。

室崎名誉教授は、浴槽の中で”したたかお湯を飲み込んで、目が覚める”という体験をした。すぐに体勢を立て直すことができたので、地獄を見なくてすんだ。このヒヤリハット事故を体験して室崎名誉教授は、「居眠り入浴」の延長上に溺死事故があることに気づく。

風呂の溺死事故が増えているそうだ。犠牲者は年間で4千人。「この数字は、地震に遭遇して死亡するリスクの何倍もの値である」と室崎名誉教授は指摘する。続いて、「巨大地震対策も大切だが、それ以上に浴槽溺死対策に取り組むことが求められる」とのコメント。室崎名誉教授は、この3月に、4年間の単身赴任に終止符を打つ由。「無事に単身生活を乗り切ったことに、ほっと胸をなでおろしている」とエッセイは結ばれていた。


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五百旗頭真名誉教授(法)編『日米関係史』刊行(2008.04.10)

有斐閣ブックスの1冊として五百旗頭真(いおきべ・まこと)名誉教授(法)編『日米関係史』が刊行された。定価は2400円+税。
 
ペリーが来航してから今日にいたる迄、150余年が経過した日米関係。この間、挫折や破局の時期もあったが、それを超えての立派な前進と業績もあった。20世紀のうちに「最も重要な2国間関係」とすら語られるようになった日米関係である。21世紀には、どのような軌跡をたどるのか。その結果は、両国のみならず、アジア・太平洋地域と世界全体の境遇を大きく左右する。そのような問題意識から本書は編纂された。

本書は11章からなり、各章とも、日本外交、アメリカ外交の研究者が共同執筆し、草稿を研究会合宿において付き合わせ、噛み合わせ、議論し、新草稿を生み出した。このような作業を重ねて、本書は練り上げられた。更に編者(五百旗頭名誉教授)が全体を通して調整することによってできあがった。本書は150余年に及ぶ日米関係を省察する決定版通史といえよう。本書の目次(概要)は以下のとおり。

第1章 日米の遭遇と世界史への登場 19世紀後半
第2章 日露戦争と日米台頭の時代 1895-1908年
第3章 第一次世界大戦と日米関係の再調整 1909-19年
第4章 ワシントン体制 1920年代
第5章 日本の戦争とアメリカの不承認 1930年代
第6章 日米戦争と日本占領 1941-52年
第7章 パクス・アメリカーナの中の戦後日本 1950年代
第8章 日米協調の果実 1960年代
第9章 危機の中の日米関係 1970年代
第10章 新自由主義の時代 1980年代
第11章 冷戦後、9.11以後の日本とアメリカ 1990-2007年
関係年表
事項索引
人名索引

本書は全国の30余名の研究者が集まり実現が可能となった。執筆者たちの中には蓑原俊洋教授(法)、井上正也(法院博士後期課程在学)等神戸大学関係者の名がある。外国人研究者やジャーナリスト(朝日新聞・船橋洋一主筆)の参加があるのも本書のユニークなところといえよう。

本書の冒頭の「はじめに」に注目したい。温厚な五百旗頭名誉教授が、文部科学省の無神経で官僚的な発言(防衛大学教授は科研参加資格がない)に怒りを覚えた顛末が語られている。本書は日米関係のみならず日本の官僚体質までも読者に情報提供してくれたことになる。
 

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松田卓也名誉教授(理)、英国のSF作家アーサー・C・クラークさんを語る(2008.04.11)

3月21日付朝日新聞夕刊は、3月19日に死去した英国のSF作家アーサー・C・クラークさん(1917ー2008)の追悼特集を組んでいる。クラークさんの作品で、最も有名なのは映画化された「2001年宇宙の旅」。クラークさんは、青年期に静止通信衛星を予言する論文を発表し注目を浴びた。この静止通信衛星は、天気予報や衛星放送に使われるなど実用化されるに至っている。

追悼特集では各界の3人が、それぞれクラークさんを語っている。
松田卓也名誉教授(理)もその一人。松田名誉教授は、「「宇宙の夢」世界動かす」のタイトルのもと、クラークさんを偲んでいた。松田名誉教授が神戸大学の教授時代、研究室では毎年「2001年宇宙の旅」のビデオ上映会を開き、学生たちに見せていたという。「最良のSFがどんなものか、科学を志す若い人に知ってほしかった」からだ。

「2001年」との出会いは1977年のこと。留学先のスイスの映画館だった。松田名誉教授は、強烈なメッセージ性と映像美に圧倒されたそうだ。その後、原作を読み「幼年期の終わり」等も手にした。「著作は豊富な科学的アイデアが盛り込まれ、人類が一段上の超人類に進化していくという思想に貫かれている。単なる小説家を超えた存在」と松田名誉教は結ぶ。

なお、この特集記事では、松田名誉教授のほかに、漫画家の松本零士さん、東京大学坂村健教授が、クラークさんについての思いを語っていた。

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         ハヤカワ文庫


女性の視点で災害対策を語る、相川康子准教授(経済経営研究所)(2008.04.14)

3月15日付読売新聞夕刊に、神戸大学経済経営研究所(情報経済経営研究部門)相川康子准教授が登場、女性の視点からの災害対策を語っている。

阪神・淡路大震災から既に13年の歳月がが過ぎた今、「災害対策に女性の視点を」というコンセプトが広がりつつある。このテーマで、講演などで全国を駆け回っているのが相川康子准教授だ。相川准教授は「普段から女性の声を聞いていなければ、いざというときに何も出来ない」ことを強調する。

相川准教授は、元神戸新聞記者。震災当時は生活部で、女性や環境の問題、まちづくりなどを取材した。トイレや着替え、暴力などの課題が噴出したが「明確な女性の視点を持てなくて、もやもやしていた」という。2004年に新潟県中越地震が起き、神戸の女性たちが発信し始めた。翌年、「災害と女性のエンパワーメント」国際フォーラムが開かれ、国の防災政策にようやく盛り込まれた。

能登地震から約1年を経た3月22日、石川県穴水市で開催された「女性のための防災会議」で、相川准教授が基調講演を行った。その中でにも「復興計画にも女性の視点は必要」というテーマが、入っていたそうだ。


石平さん(1995年文化学研究科博士修了)の新著『知っているようで知らない これが本当の中国33のツボ』(2008.04.15)

石平(せき・へい、1995年文化学研究科博士修了)さんの新著『知っているようで知らない これが本当の中国33のツボ』が海竜堂から出版された。定価は、1500円+税。「中国の真実が今、明らかになる!!」のキャッチフレーズのもと、例えば「中国のツボ」として、次のようなポイントが解説されている。 
      
・「歴史の国」、中国の虚と実
・「環境問題」という中国のアキレス腱
・中国共産党による一党独裁の本当の意味
・中国の軍需拡大と台湾海峡の「時限爆弾」
・ダブル・バブルの膨張とその行く末
・偽造製品の背後に潜む拝金主義の氾濫と倫理崩壊
・毛沢東・鄧小平政治の残した負の遺産 
・中国のツボ 「歴史認識問題」と「靖国問題」の深層

本書のまえがきで、石さんは「日本人と話していて、「中国」に対する相手の認識の甘さや勘違いのひどさに驚いた」経験が多く、それが本書を書く契機となったことを述べていた。
                      
石さんは、1962年中国四川省の生まれ。1984年に北京大学哲学科を卒業した。在学中に、毛沢東洗脳教育から目覚め、その後中国民主化運動に没頭する。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日、日本語学校卒業。1989年の天安門事件をきっかけに祖国中国と「精神的に決別」する。神戸大学博士課程修了後、民間研究機関に勤務ののち、中国問題・日中問題評論家として執筆、評論活動を展開している。

著書に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)、『私は「毛主席の小戦士」だった』(飛鳥新社)、『中国「愛国攘夷」の病理』(小学館文庫)、『論語道場』(致知出版社)等がある。この4月には『日本と中国は理解しあえない』(日下公人共著、PHP、1400円+税)を出版している。


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三宮センター街の古書店「後藤書店」閉店を惜しむエッセイ(2008.04.17)

フリーの編集者である高橋輝次(たかはし・てるつぐ)さんが、今年の1月14日をもって閉店した三宮センター街の老舗の古書店「後藤書店」を惜しむエッセイを書いている。これは、創元社(大阪に本社がある出版社)のホームページに連載されたもの。高橋さんは、このホームページに連載エッセイ「高橋輝次の古書往来」を書いている(注)。

(注)http://www.sogensha.co.jp/page03/a_rensai/rensai.html

「高橋輝次の古書往来」の第55回が、「後藤書店で最後に手に入れた本と雑誌から─ 『私のコスモポリタン日記』と『校正往来』 ─」のタイトル。「後藤書店」が登場している。


エッセイでは、「後藤書店」の98年に及ぶ店の歴史を簡単に辿るとともに、高橋さんが閉店まで何度か足を運び、そこで出会った『私のコスモポリタン日記』等の古本についての感懐を書き綴っている。「後藤書店」は、明治43年に中央区(現在の)に誕生した。創業者は、現経営者の御兄弟の父親である後藤和平さん。阪神大水害、神戸空襲、阪神大震災と三度も大きな被害を受けながら乗り越えて経営を続けてきたが、お二人共、80代になり体力が衰えたので、まだ元気なうちに店を閉じることになったという。

奇しくも、「後藤書店」の歴史は、神戸大学100年余の歴史とほぼ重なっている。明治から平成まで、神戸大学(とその前身校)の極めて多数の教職員・学生たちが、「後藤書店」のお世話になったことであろう。

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高橋輝次さんの著書『誤植読本』


東京凌霜クラブに掲示されている美術品と作者 山崎隆夫(1905-1991)(2008.04.18)

山崎隆夫(1905-1991)

神戸高商在学中に洋画家小出楢重に師事。1930年神戸高商卒業後三和銀行勤務、芦屋支店長等をつとめた。1954年、佐治敬三(当時専務)に頼まれサントリーに移籍、取締役宣伝部長をつとめる。宣伝部に開高健、山口瞳、柳原良平がいた。銀行就職後も一貫して絵を描き続け、1943年に国画会会員に推挙された。69歳でサントリー関連企業であるサンアド(広告企画会社、社長をつとめた)を退職、84歳で亡くなるまで画家として活動する。

作成:㈱神戸学術事業会

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読売新聞「顔」欄に「惑星Ⅹ」の向井正教授(理)登場(2008.04.21)

この2月28日、全国の各紙で写真入りで報じられた神戸大学発の大ニュース「惑星Ⅹ」。4月7日付読売新聞に、このニュースをフォローするコラムが掲載された。この日の「顔」欄に「惑星Ⅹ」の向井正教授(理)が登場、「太陽系の新たな惑星の存在を予測した神戸大教授」として紹介されている。

向井教授等は、太陽系の果てを約1000年周期で回る「惑星Ⅹ」の存在を理論計算で割り出した。見つかれば、惑星発見史に初めて日本人の名が刻まれる。7年前のこと、ブラジル出身の研究員パトリック・ソフィア・リカフィカ(Patryk S. Lykawka)さんが向井教授の門をたたいた。その熱意に応えて惑星科学の基礎から教え、得意のコンピューターを生かせる「惑星探査」をテーマとして与えた。

「実は1、2年前までⅩの存在には懐疑的だった。ところが失敗を重ねる度に精度が増し、気付けば存在を確信していた」と向井教授は語る。2人が解析に使ったのは、意外にも普通のパソコン。学内の約40台をつなぐアイデアで“金星(きんぼし)”をあげた。

少年時代は天体望遠鏡をのぞいたこともなかった向井教授。しかし、京都大で学んだ微粒子論が宇宙のチリ研究につながり、火星や小惑星の探査計画にかかわってきた。惑星Ⅹは発見されても、他の惑星と軌道の傾きなどが違うため、第9惑星の座に無事就ける保証はない。冥王星を惑星から外すことを巡って天文学界が揺れた一昨年夏の再現も予想される。「惑星に関心が集まる波乱なら楽しみ」と向井教授。

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神戸大学ホームぺージ(http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2008_02_28_01.htm)から
手前が「惑星X」、遠くに見えるのが太陽。


住田功一アナ(1983年営卒)が、キャスターをつとめるNHK新番組「かんさい 熱視線」(2008.04.22)


NHKアナウンサー住田功一(1983年営卒)さんが、キャスターをつとめるTV新番組が話題を呼んでいる。新番組の名称は、「かんさい 熱視線」。総合テレビ金曜日の午後7時30分~7時55分で放送され、再放送は、月曜日の午前11時05分~11時30分となっている。

この番組では、関西で起こる様々な出来事の中から、毎週、最もホットなテーマに“熱い視線”を投げかけ、徹底的に掘り下げていく。衝撃的な事件・事故・災害から、身近な教育・医療などの問題、スポーツ、そしてヒューマンドキュメンタリーまで、「かんさい熱視線」の扱うジャンルは様々だ。キャスターは、この春まで「かんさいニュース1番」を担当してきた住田功一アナウンサー。住田さんの”売り”は、「関西生まれ関西育ち、関西をこよなく愛するキャスター」であるという。

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八木哲浩名誉教授(文)の遺稿・追悼集(2008.04.23)

4月7日付神戸新聞に、地域史研究の八木哲浩名誉教授(文)の遺稿・追悼集が、有志の手によって刊行されたと報じられている。

兵庫県内の市町史の編さんを数多く手掛けた八木名誉教授は、地域史研究家として知られている。八木名誉教授の遺稿・追悼集『八木哲浩先生と幕府領国論』は、大阪城周辺地域の歴史を考察した遺稿を基に、研究者らで構成される有志の追悼文を加え、まとめられたもの。

八木名誉教授は、兵庫県たつの市出身。専門は日本近世史で、兵庫県史のほか、姫路、旧龍野、伊丹市、旧八鹿町など県内九市八町で自治体史の監修・執筆に当たり、2006年に83歳で亡くなった。

遺稿は、江戸幕府が強い影響力を及ぼした大阪城周辺の地域を指す「幕府領国」がテーマ。この地域の旗本や大名の所領配置、農村構造、各地域で生産される木綿、酒などの商品流通について論じている。A4版377ページ、7000円。残部は約80部。遺稿と著作目録のみの簡易版(3000円)は30部残っている。連絡先は、刊行会の新宮さん℡090・8231・3202。


東京凌霜クラブに掲示されている美術品と作者 妹尾正彦(1901ー1990)(2008.04.24)

妹尾正彦(1901-1990)

岡山県都窪郡豊洲村(現倉敷市)に生まれる。父の転勤で京城に転居、京城中学を経て神戸高商に入学。在学中から油絵を描く。同好の学友と「青猫社」をつくり、学内で春秋2回の展覧会を開く。1925年(大正14年)、神戸高商卒業後朝日海上火災保険(後の同和火災(現ニッセイ同和損保)の前身会社)に勤務しながら引き続き絵を描き続ける。卒業の翌々年に「1930年協会」に出品、2等に入選する。1931年(昭和6年)以来、ほぼ毎年独立美術協会展に出展。この間、損害保険料率算定会理事をつとめる。65歳で定年退職後、画業に専念する。1976年(昭和61年)、東京都青梅市立美術館で「妹尾正彦画業60年展」が開催され、作品の多くが同美術館に所蔵されることになる。

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製作:㈱神戸学術事業会


柳川隆教授(経)他著『ミクロ経済学・入門』刊行(2008.04.24)

1960年前後に生まれた3人の経済学者(神戸大学柳川隆教授、 北海道大学町野和夫教授、名古屋商科大学吉野一郎教授)3人による著書『ミクロ経済学・入門』が有斐閣アルマ叢書の1冊として刊行された。定価は2100円+税。

本書は、難しい数式を抜きにして”経済学のおもしろさ、応用範囲の広さを実感”できるよう工夫されている。また、ビジネスや公共政策に関する応用トピックも幅広く取り入れ、現実の例を解説したケース・スタディもふんだんに盛り込み、興味深く読み進めるよう企画されている。以下は、目次の概要。

第Ⅰ部 市場の機能と限界
    ーミクロ経済学の基礎を学ぶ
第Ⅱ部 組織における情報と戦略
    ービジネスを読みとく
第Ⅲ部 政府の機能と限界
    ー政策を読みとく

巻末には索引(事項・人名)が完備されていて、学習に便利。本書は、経済学の初学者向けにかかれたもの。しかしながら、かつて経済学を学んだ定年退職者が、「最近の経済学のテキストは、どんなだろうか」と考え参照するなど、思わぬ利用法もあるだろう。
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羽地亮准教授(人文)が代表をつとめる共生倫理研究会編『共生の人文学』刊行(2008.04.28)

神戸大学大学院人文学研究科(注)羽地亮准教授が代表をつとめる共生倫理研究会編『共生の人文学――グローバル時代と多様な文化』が、昭和堂から出版された。定価は2300円+税。

本書は、人文学研究科の若手教員(准教授、講師、助教)12人の参加により、”共生倫理”のキーワードのもと、それぞれの研究分野について探求をおこなっている。

本書には、どのような研究成果が収録されているのか。そのことを示すわかりやすい例をあげて見よう。以下は、第11章、第12章のタイトルである。第11章は、16世紀に大きな”市”が開かれていたフランスの都市リヨンに移住し、新しい商業技術をもたらしたイタリア人たち、第12章は現代フランスの難民受け入れ事情が、それぞれのテーマである。


・第11章 近世フランスの大市都市リヨンとイタリア人 小山啓子

・第12章「亡命の権利」―フランスにおける難民受け入れ制度―白鳥義彦

(注)大学院人文学研究科は、昨年4月からスタートした。同研究科の教員は大学院と文学部の講義を受け持っている。

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文春新書『新華僑 老華僑』に神戸大(工)卒業の留学生が登場(2008.04.30)

文春新書の1冊として刊行された譚璐美・劉傑共著『新華僑 老華僑ー変容する日本の中国人社会』(定価850円+税)に神戸大(工)卒業の留学生が、”新華僑”の一例として登場している。
 
日中交流が活発化する中で注目を集める日本の華僑社会。長年独自の位置を占めてきた彼らは、中台関係の変化、「新華僑」(注)の台頭、世代交代を受け、大きな転換期を迎えている。これが本書の問題意識。

本書には、神戸市在住の田中氏といういわゆる「新華僑」が登場する。ただし、田中というのは”仮名”である。田中氏は、広東出身で42歳。中国のエリート大学工学部の修士課程を修了して、1985年に神戸大学の大学院に留学、工学博士号を取得した。卒業後は神戸のコンピュータ企業に就職する。留学生だった中国人女性と結婚して一戸建ての家を購入し、子供も生まれた。今では会社の中堅幹部として頼られる存在になり、上海や北京などの支店をたばねる中国総括責任者となった。田中氏は仕事の利便性などから日本国籍を取得している。

田中氏のような新世代の中国人たちは、いわば現代のエリート集団を形成する。IT産業や金融など最先端職業についたり自ら会社を立ち上げたりした。そして日中両国にまたがり活躍している。

本書の著者の一人である譚璐美(たん・ろみ)さんは、1950年東京生まれ、慶應義塾大学文学部卒業。同大学講師、中国中山大学講師を経て、現在はノンフィクション作家。著書に『江青に妬まれた女 ファーストレディ王光美の人生』等がある。もう一人の著者の劉傑(りゅう・けつ)さんは、1962年中国・北京の生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。早稲田大学社会科学総合学術院教授。著書に『国境を越える歴史認識 日中対話の試み』(共編著)、『漢奸裁判 対日協力者を襲った運命』等がある。

(注)かつて、華僑の概念は─中国大陸から外国へ出て行き、重労働に耐えて生活する貧しい中国人である─というものだった。彼等の子孫は「老華僑」と呼ばれることがある。。一方、初代や二代目がややもすれば固執してきた国籍問題に柔軟に対応し、日本国籍に帰化して「華人」になった人たちも少なくない。もう一つ、1980年代以降に中国大陸から大勢の留学生が日本にやってきたことである。中国人留学生は日本の大学で高等教育を身につけた後、そのまま日本に定住したことで「新華僑」と呼ばれるようになった。「新華僑」は、IT、金融、学術研究など最先端分野の職業についたり、日本の大企業に就職して日中経済交渉の最前線で活躍をする人も少なくない。

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