神戸大学の学生・同窓生を結ぶサービス kobe-u.com
kobe-u.com - Kobe University Community -
kobe-u.comは神戸大学の学生・卒業生・教職員のためのインターネットサービスです 神戸大学ホームページへ
掲示板 - これは会員制サービスです ウェブメール - これは会員制サービスです メーリングリスト - これは会員制サービスです メール転送 - これは会員制サービスです
神戸大学   ⇒
ホームページへ
掲示板 - これは会員制サービスです ウェブメール - これは会員制サービスです メーリングリスト - これは会員制サービスです メール転送 - これは会員制サービスです      
コンテンツ
事業会ニュース
学友会
同窓会
同窓会住所変更
公益財団法人六甲台後援会
サークル
神戸大学就職検索
お医者さん検索
ホームページ制作
会員サービス
入会案内
会員サポート
インフォメーション
お問い合わせ

神戸大学生にメールアドレスを無料開放!

ホームページ制作を引き受けます





SSL グローバルサインのサイトシール
kobe-u.comは、個人情報保護のため、SSL暗号化通信を採用しています。
個人情報保護方針
特定商取引法に基づく表記
   
同窓生ニュース

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去の同窓生ニュース一覧  過去の同窓生ニュース一覧がご覧いただけます。
お問い合わせ


 同窓生ニュース: 2008年8月
藤田誠一教授(経)の共編著『国際金融理論 』 (2008.08.29)
國部克彦教授(営)の編著『実践マテリアルフローコスト会計』 (2008.08.28)
「神戸大空襲の記録」を整理、神戸大学地域連携研究員 佐々木和子さん等 (2008.08.27)
NPOの財政基盤作りに奔走する松原明さん(1986年文卒) (2008.08.26)
神戸大学病院に、国立大学2番目の「こどもセンター」設置 (2008.08.25)
お笑い分野で活躍する神戸大学卒業生 (2008.08.22)
大内伸哉教授(法)の新著2冊、『君たちが働き始める前に知っておいてほしいこと』 、『どこまでやったらクビになるか』 (2008.08.21)
神戸の街にあこがれ終の棲家にした川上哲郎さん、テニスの三商大戦が縁 (2008.08.20)
楠木正成の顕彰歌「湊川」(青葉繁れる桜井の・・)の作曲者は兵庫尋常師範学校教官奥山朝恭 (2008.08.19)
有斐閣PR誌「書斎の窓」7・8月号から (2008.08.18)
日本総合研究所 調査部研究員の小西功二さん(1995年文卒)、中小企業の活性化を語る (2008.08.08)
NPO法人・企業ミユージアムの協会が、社会貢献賞を創設 (2008.08.07)
馬淵勇さん(1957年工卒)、手作りカメラの魅力を語る (2008.08.06)
神戸大学本館前に竜舌蘭の花が咲く (2008.08.06)
家事の専門学校ハウスホールド・ホッホシューレ7月開校、校長は沖幸子さん(1969年教卒) (2008.08.05)
前田裕子講師(経)の新著『水洗トイレの産業史』 (2008.08.04)
第22回先端技術大賞、神戸大学医学部の京極千恵子さん等受賞 (2008.08.01)
第22回先端技術大賞、神戸大学医学部の京極千恵子さん等受賞(2008.08.01)

優れた研究成果をあげた理工系学生や企業・研究機関などの若手研究者を表彰する「第22回独創制を拓く 先端技術大賞」(主催・フジサンケイビジネスアイ)の授賞式が、7月17日、高円宮妃殿下をお迎えし、東京都千代田区のパレスホテルで開かれた。

式典では、最先端のヒトゲノムの研究で文部科学大臣賞に輝いた神戸大学医学部の京極千恵子さん、がん治療の基盤となる次世代断層撮影技術の開発に挑み、経済産業大臣賞に選ばれた東北大学多元物質科学研究所と古河機械金属の共同研究チーム(代表・吉川彰氏)をはじめ、各章受賞者に賞状と賞金が贈られた(7月18日付フジサンケイビジネスアイ)。

%E7%AC%AC22%E5%9B%9E%E5%85%88%E7%AB%AF%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%A4%A7%E8%B3%9E.jpg

文部科学大臣賞に輝く神戸大学医学部の京極千恵子さん(左)ーホームページから


前田裕子講師(経)の新著『水洗トイレの産業史』(2008.08.04)

前田裕子講師(経)の新著『水洗トイレの産業史』(名古屋大学出版会)が、刊行された。定価は4600円+税。本書はトイレメーカー最大手TOTO(旧社名東洋陶器→東陶機器)をメインに据えながら他社の動向をも織り成して仕上げた”水洗トイレ”に関する歴史書である。

高度成長期に東陶機器(現・TOTO)社長を務めた杉原周一氏、戦前に日本陶器(現・ノリタケカンパニーリミテド)を率い、東洋陶器設立に尽力した大倉孫兵衛氏・和親氏父子ら過去の経営者の人物に焦点を当てている。文献のみならずインタビューも重ね、厚みがある内容となっている。産業史、経営史分野の極めて真面目な研究書であるが、テーマがポピュラーなだけあって、ボリュームのある専門書であるが面白く読める。

%E6%B0%B4%E6%B4%97%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%81%AE%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%8F%B2%EF%BC%A1.jpg


家事の専門学校ハウスホールド・ホッホシューレ7月開校、校長は沖幸子さん(1969年教卒)(2008.08.05)

この7月、フラオグルッペ社長の沖幸子さん(写真)が、家事の専門学校ハウスホールド・ホッホシューレを開校した。校長は沖さんが自らつとめる。

この学校は、日本で初めての本格的な家事のプロを育てるスクール。1987年のフラオグルッペ創業以来、顧客の信頼を得てきたフラオグルッペがもつ豊富なノウハウを伝授するのが目的。

「習得した高い家事力を活かし、社会に家庭に役立てていただければ幸いです」と、同校は呼びかけている。

2008年度実施概要は、以下のとおり。

■開講日■ 7月26日(土)・9月27日(土)・11月15日(土)

※各回とも同じ内容。いずれか1日を選ぶ。

■時 間■ 10:00~15:40

※昼食付。

■コース■ 初級コース

※中級・上級コースは別途開催予定です。

■会 場■ フラオ グルッペ株式会社 研修室
〒108-0074 東京都港区高輪2-17-13 テイケンビル8階
(都営浅草線泉岳寺駅 A2A3出口より徒歩2分)
      
■受講料■ 35,000円(税込)

■講 師■ 沖 幸子 

■定 員■ 各回10名

◆お申し込み・お問い合わせは◆

フラオグルッペ株式会社

〒108-0074
東京都港区高輪2-17-13テイケンビル8
TEL 03-3449-2783(代)  FAX 03-3449-2693

Email info@frau-grupe.com

担当:教育事業部 尾崎・宍戸 

%E6%B2%96%E5%B9%B8%E5%AD%90.jpg
フラオグルッペのホームページから


神戸大学本館前に竜舌蘭の花が咲く(2008.08.06)

神戸大学本館(六甲台)の正面左側にある田崎慎治神戸商業大学初代学長(注)の胸像脇にある竜舌蘭(リュウゼツラン、センチュリープラント)の花が咲いている。
 
1929年に神戸高商が昇格して設置された神戸商業大学。その初代学長である田崎慎治は、神戸高等商業学校の2代目の校長でもあった。中南米(特にブラジル)に造詣が深い。これが、南米ゆかりの竜舌蘭が本館の左右に植えられた理由なのだろうか。

この7月はじめ、そのうちの1本の真ん中からすくすくと5~6メートルの茎が伸び、その先に蕾がたくさん逆房状に生えて来た。7月28日の雷と豪雨を受けて、房状の蕾の一部の先に黄色の花が咲きはじめた。

7月31日朝日新聞多摩版では、東京・武蔵野市の井の頭自然文化園でも竜舌蘭の花が咲いたことがカラー写真付で報道されていた。

(注)田崎慎治(1872~1954)
長崎県出身。東京高等商業学校(現一橋大学)卒業後、同校の講師を経て文部省留学生として英国バーミンガム大学で学び、帰国後郷里の長崎高等商業校(現長崎大学)教授に就任。
1908年4月、第1回ブラジル移民を輸送する「笠戸丸」の出航を目にして、南米移民に強い関心を持つ。神戸高等商業学校教授となり、愛弟子にはブラジルで活躍した宮坂国人、上塚司、辻小太郎、栗津金六、九十九利雄などがいる。

竜舌蘭は、その名のとおり「100年に1回花が咲く」といわれるように、滅多に花が咲くのにめぐり合わない植物なので、咲いた年は縁起が良いといわれている。折りしも、今年はブラジル移民100年の年に当たる。また、この植物は、原産地では『テキーラ』と呼ばれてその根の部分からメキシコの有名な『テキーラ酒』が造られる。

%E7%AB%9C%E8%88%8C%E8%98%AD

写真提供:株式会社神戸学術事業会


馬淵勇さん(1957年工卒)、手作りカメラの魅力を語る(2008.08.06)

7月24日付の日本経済新聞朝刊「文化欄」(最終ページ)に、馬淵 勇さん(1957年工卒)が、「手作りカメラ遊び心写す」というタイトルで長文の寄稿を行っている。馬淵さんは、クラッシクカメラや手作りカメラの分野では、広く知られており、『クラシックカメラ便利帳』(平凡新書)等の著書も多数ある。

%E9%A6%AC%E6%B7%B5.jpg


馬渕さんらが1971年に発足させた「日本手作りカメラの会」は、40年近くにわたりオリジナルのカメラを作り続けてきた。同会の会員数は、現在約40名。表具師、ラーメン店経営、彫刻家、弁理士等職業は様々である。ちなみに、馬淵さんは元商社マン。神戸大学在学中は、オーケストラに所属、フルートを吹いてという多才ぶり。

会員が作り上げるカメラは極めてユニーク。コーヒーミルにカメラを仕込んだり、蒸気機関車の模型にカメラを組み込んだという作品もある。会員達の力作は、8月末まで日本カメラ博物館(東京・千代田区 http://www.jcii-cameramuseum.jp/)で展示されている。


NPO法人・企業ミユージアムの協会が、社会貢献賞を創設(2008.08.07)

NPO法人「企業ミユージアムの協会」(理事長亀田訓生氏)が、発足10周年を記念して社会貢献賞を創設。この度優秀賞6館と奨励賞4館を決定した。

6月3日付読売新聞(大阪版)では、「くらし・家庭」欄で、地元大阪の「豆玩舎ZUNZO」(グリコのおまけの作者宮本順三さんの制作したおまけ約500点等のコレクションを展示)、大阪糖菓が設けた「コンペイトウミュージアム」(大阪府八尾市)を取り上げていた。

また、北日本新聞、富山新聞(何れも7月4日付)では、地元のYKKの吉田忠雄記念室を、毎日新聞(7月8日付大阪本社版)には
UCCコ-ヒー博物館が、中日新聞、静岡新聞(何れも7月17日付)には、ヤマハ来客会館がというように、各地で話題を呼んでいる。その他の受賞館は、次のとおり。

久慈琥珀博物館(久慈琥珀、岩手県久慈市)
印刷博物館(凸版印刷、東京・文京区)
夢工房「技術 文化館」(山岡金属工業、大阪府守口市)
KTCものづくり技術館(京都機械工具、京都府久御山町)
UCCコーヒー博物館(上島珈琲、神戸市中央区)
大塚国際美術館(大塚美術財団、徳島県鳴門市)

NPO法人・企業ミユージアムの協会の理事長亀田訓生(かめだ・みちお)さんは、大阪府豊中市の出身。1960年神戸大学経営学部(平井泰太郎ゼミ)を卒業した。学生時代、まだ無名に近かった経営学者ドラッカーが神戸大学を来訪し、平井ゼミ生たちと一緒に本館前で記念写真をとった。そんな思い出があるという。

卒業後は松下電器に入社する。広報畑を歩み、東京広報部長、本社広報センター所長を歴任した。定年退職直前の2年間は同社の技術館館長をつとめる。松下幸之助が「社会に貢献することを信条とする人」であったことから、亀田さんの第二の人生は、自ら設立したNPO法人・企業ミユージアムの協会と共にある。

%E4%BA%80%E7%94%B0.jpg
印刷博物館での表彰式(右から二人目が亀田さん)


日本総合研究所 調査部研究員の小西功二さん(1995年文卒)、中小企業の活性化を語る(2008.08.08)

日本総合研究所の調査部研究員である小西功二さん(1995年文卒)が、7月24日付フジサンケイビジネスアイ紙で、中小企業の活性化を語っている。タイトルは、「中小企業活性化へ支援を」。

わが国経済の先行き不透明感が強まっている。そのなかで、中小企業の景況感は急速な悪化をみている。日銀短観によると、大企業との業況格差はここ数年、既往最大の水準で推移していて、問題が構造化しつつある。

中小企業がこのような現状を打破するためには、経営戦略の重点を「財務スリム化」から「付加価値創造力強化」へシフトすることが求められるとして、小西さんは以下の3点が重要と指摘する。

①グローバルな視点に基づいて販売市場を拡大すること。
②販売価格の維持・引き上げに向けて差別化路線を明確化すること。
③人材育成に注力すること。

小西さんは、1972年大阪府生まれ。1995年日本自動車連盟入職。調査企画、マネジメント職などを経て、2007年から日本総合研究所に出向。地域経済活性化の課題などビジネス環境全般にかかわる問題の調査研究に従事している。中小企業診断士。

【お知らせ】
夏季休暇のため、8月11日から15日まで配信を休ませていただきます。


有斐閣PR誌「書斎の窓」7・8月号から(2008.08.18)


有斐閣が発行するPR誌「書斎の窓」(7・8月合併号)に、多数の神戸大学教授または名誉教授が執筆している。何れも有斐閣から刊行した自著に関連する寄稿。以下は、目次から。

ミクロ経済学の教育を目指して・・・柳川隆(経) 
『ミクロ経済学・入門』を刊行して
マーケティングをいかに教えるか・・・高嶋克義(営)
『現代マーケティング論』を刊行して

大学生のコミュニケーション・スキル教育・・・天野明弘(営)
『スタディ・スキル入門』の刊行によせて

(注)柳川隆・高嶋克義両氏は現教授。天野明弘氏は名誉教授

%E6%9C%89%E6%96%90%E9%96%A3.jpg

なお、「書斎の窓」6月号には、前川洋一郎氏(1967年営卒、元松下電器役員)が、伊丹敬之・田中一弘・加藤俊彦・中野誠(編)『松下電器の経営改革』の書評を寄稿していた。


楠木正成の顕彰歌「湊川」(青葉繁れる桜井の・・)の作曲者は兵庫尋常師範学校教官奥山朝恭(2008.08.19)

楠木正成の顕彰歌として広くうたわれてきた「湊川」。「青葉繁れる桜井の・・」の歌い出しのこの曲の作曲者は、神戸大学発達科学部の前身校の兵庫尋常師範学校教官奥山朝恭(おくやま・ともやす、1858-1943)である。

奥山朝恭は、海軍軍楽隊(1874)を経て、音楽取調掛の職員となり、そこから、兵庫尋常師範学校の教官として赴任した(1887年)。この音楽取調掛という組織は、東京音楽学校(1887年設立)の前身であり、現在の東京芸術大学のルーツということになる。

楠木正成ゆかりの湊川神社がある神戸。兵庫尋常師範学校の職員・生徒は、毎月25日(楠木正成は5月25日に戦死)に団体参拝することになっていた。奥山は、楠木正成顕彰歌を作ることを思い立ち、音楽取調掛時代の同僚である歌人で国文学者の落合直文(おちあい・なおぶみ、1861ー1903)に作詞を頼んだ。これが楠木正成顕彰歌「湊川」が誕生する経緯である。

奥山朝恭は、江戸時代末期に武家の子息として生まれたが、1874年(明治7年)に兄の勧めで海軍軍楽隊に入隊する。奥山が指導を受けたのはイギリス大使館付音楽隊長フェントン。フェントンは、日本に於ける西洋音楽導入の草分け時代の主要人物の1人である。

【参考】八木真平『兵庫の音楽史』1988年、神戸新聞出版センター

%E6%B9%8A%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE.jpg
湊川神社のホームぺージから


神戸の街にあこがれ終の棲家にした川上哲郎さん、テニスの三商大戦が縁(2008.08.20)

元関経連会長をつとめるなど”関西の顔”として活躍する川上哲郎さんは、東京の出身。大学卒業までは東京に育った。その川上さんが、大阪に本社がある住友電工に就職したのは、テニスの試合で訪れた神戸の地とのふれあいという縁がある。以下は7月26日付産経新聞に掲載された連載コラム「この人あり、元関経連会長川上哲郎さん」⑦からの抄録。


1949年(昭和24年)の夏、大学生だった川上さんは夜行列車で10数時間かけて東京から神戸に行った。まだ、新幹線などない時代のことだ。神戸では、東京商科大学(現一橋大学)、神戸商業大学(現神戸大学)、大阪商科大学(現大阪市立大学)の伝統の三商大戦のテニスの試合があったのだ。六甲山はきれいな山、関東とちがう白っぽい土の色。会場のテニスコートには女子大生が応援に来ていて華やか。

試合が終わって、誘われて行った阪急六甲に近い「コリーヌ」という喫茶店。ここは美しい姉妹が切り盛りしていた。国木田独歩の姪だという。不意に扉が開き、映画に出てきそうな40歳ぐらいの紳士が入ってくる。指揮者の朝比奈隆さんだった。美人姉妹は、朝比奈さんの方にいってしまい、学生達の相手をしてくれなくなった。

美男美女の似合う街。それが神戸。川上さんは神戸の街にあこがれ、「終の棲家にしたい」と思った。念願がかない、川上さんは、神戸市内に自宅を構えている。住友電工に入社後、迷うことなく、「コリーヌ」を再訪する。しかし、扉は閉まり、中に人気はなかった。「もう一度、あの美人姉妹に会いたいね」と、川上さん。

%E9%98%AA%E6%80%A5.jpg
阪急電鉄のホームページから (これは、今の阪急電車)


大内伸哉教授(法)の新著2冊、『君たちが働き始める前に知っておいてほしいこと』 、『どこまでやったらクビになるか』(2008.08.21)

大内伸哉教授(法)が、労働法に関する次の2冊の著書を相次いで刊行した。何れも、社会人向けに書かれた啓蒙書。若いサラリーマン向け。

○『君たちが働き始める前に知っておいてほしいこと』(日本労務研究会、800円+税)

労働法に関するルールは、初歩的なことであっても、 高校生までの間に教わることは少ない。大学に入っても、法学部に入らなければ、労働法を学ぶ機会は極めて少ない。本書は、初めて労働法を学ぶ人に、できるだけわかりやすく労働法のルールを伝えることを意図している。

○『どこまでやったらクビになるか 』(2008年、新潮新書、680円+税)

本書のサブタイトルは、「サラリーマンのための労働法入門」。 超実践的労働法入門の書である。副業、社内不倫、経費流用、ブログ、転勤拒否、内部告発、セクハラ……。身近な実例で学ぶ、我が身の守り方等が分かりやすく説明されている。男性が育児休暇をとらない理由、経歴詐称(大学卒業生が「高校卒」と詐称)等に関する”補講”というコラム的読物を収録。これがなかなか面白い。

%E5%A4%A7%E5%86%85%E4%BC%B8%E4%B9%9F.jpg


お笑い分野で活躍する神戸大学卒業生(2008.08.22)

故人では、桂枝雀(かつら・しじゃく、1939-1999)がいる。1960年に神戸大学文学部へ入学したが、約1年で中退した。順調に卒業していれば、1964年卒ということになる。本名は前田達。御影分校ではフランス語のクラスにいたが、黒縁眼鏡をかけ黒髪がふさふさした目立たない学生で、後年の落語家が前田達と同一人物とわかる卒業生は殆どいない。
3代目桂米朝に弟子入りし、桂小米を経て2代目桂枝雀を襲名、以後頭角をあらわしたといわれている。古典落語を踏襲しながらも、得異なセンスや身振りで聴衆を大爆笑にもっていく天才肌の落語家として人気を博した。精神的スランプから自殺をはかり、意識が回復しないまま死去した。その後も、CD『枝雀の落語大全』(全10巻)をはじめ、DVD、著書が出版されるなど人気は衰えない。死後出版された上田文世著『笑わせて笑わせて 桂枝雀』(2003年、淡交社)は評伝(写真)。巻末には、年譜がある。

%E6%A1%82%E6%9E%9D%E9%9B%80.jpg


現役のプロの落語家として、次の4人がいる。

○露の団六(つゆの・だんろく、1980年教育学部卒)、神戸市出身の落語家。神戸大学在学中は、落語研究会に所属。その間に露の五郎の落語を聞いて感動、弟子入りした。ラジオ関西「露の団六のニュースの大通り」でパーソナリティをつとめるなど時事問題も語るインテリ噺家といわれている。著書に重症のダウン症をもつ兄との半生を描いた『あほやけど、ノリオ ―ダウン症のアニキをもって―』(2004年、中央法規出版)がある(写真)。

%E9%9C%B2%E3%81%AE%E5%9B%A3%E5%85%AD.jpg


○林家竹丸(はやしや・たけまる、1989年経済学部卒、本名:前田仁)、宝塚市出身の落語家。神戸大学在学中は落語研究会に所属。6年間にわたりNHK(徳島、大阪)で記者をつとめるが、退職して4代目林家染丸の弟子となる。神戸大学広報誌「KOBE university STYLE」2005年(Vol.3)の「先輩登場」欄で、(落語家に転進する)「背中を押したのは阪神・淡路大震災でした」と語っている。「震災で崩れた街を見たりして、・・命助かった自分は好きなことに挑戦せにゃあかんと踏ん切りをつけました」というのがきっかけだったそうだ。

○桂吉弥(かつら・きちや、1995年教育学部卒、本名:富谷竜作)大阪府茨木市出身の落語家。在学中の1994年に桂吉朝(2005年死去)に入門する。2005年、なにわ芸術祭新人賞、咲くやこの花賞を受賞。2007年NHKドラマ「ちりとてちん」に徒然亭草原役で出演した。両親ともに教師で、父の母校の神戸大学に進んだ。大阪府立春日丘高校卒。

○桂そうば(かつら・そうば、2003年経営学部卒、本名:熊沢誠)、福岡県出身の数少ない上方落語家。2005年に桂ざこばに入門した。

お笑い研究、お笑い番組のプロデューサーの分野で活躍している卒業生もいる。

○織田正吉 (おだ・しょうきち、1954年法学部卒、本名;構恒一)、神戸市出身。神戸市役所に勤務。傍ら漫才の台本を書く。後に独立して漫才台本作家、ユーモア研究家、随筆家として健筆を振るう。著書に『笑いとユーモア』(1980年、筑摩書房)、『絢爛たる暗号』(集英社文庫)等多数。兵庫県立長田高校卒。

○沢田隆治(さわだ・たかはる、1955年文学部卒)、大阪府吹田市出身のメディア・プロデューサー。神戸大学卒業後朝日放送に勤務、「てなもんや三度笠」、「スチャラカ社員」、「新婚さん、いらっしゃい」等のプロデューサーをつとめ大ヒットさせた。1975年、日本テレビの井原高忠の勧め上京、朝日放送に在職のまま東阪企画を設立社長(現会長)に就任した。その後、「花王名人劇場」の演出・プロデューサーを担当した。著書に『決定版 私説コメディアン史 』(ちくま文庫)等多数。日本喜劇人協会副会長。

○阪田真巳子(さかた・まきこ、2003年、総合人間科学研究科博士修了)、同志社大学文化情報学部講師。関西のお笑いを身体表現の角度から学問的に研究、注目を浴びている。神戸大学在学中は、バスケットボール部に所属。

                                  (企画・制作:神戸学術事業会、文中敬称略)


神戸大学病院に、国立大学2番目の「こどもセンター」設置(2008.08.25)

神戸大学医学部付属病院の小児科病棟が、動物や草花など子供向けの内装を施した「こどもセンター」として改修され、7月23日、報道関係者に公開された。開設記念式典も開催、関係者がオープンを祝った。内装に『森』をデザインするなど、新しい試みがほどこされている(7月24日付各紙)。

「こどもセンター」は、2億2千万円の費用をかけて全面改修されたもの。国立大付属病院としては九州大学に次いで全国2番目。

続いて8月10日付神戸新聞では、「こどもセンター」に関連して、神戸大学附属病院松尾雅文小児科長の「小児医療を守るには、まず人材の育成。若手医師が働く職場の魅力を高めることも足掛かりとなる」との談話が紹介されていた。松尾小児科長は、日本小児科学界の理事。学生時代に未熟児室の中で育つ赤ん坊の姿に、命のもつ果てしない力を感じ、小児科医を志したそうだ。

%E5%B0%8F%E5%85%90%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC.jpg
受付では、テントウムシがお出迎え(神戸大学附属病院看護部ホームページから)


NPOの財政基盤作りに奔走する松原明さん(1986年文卒)(2008.08.26)

8月16日付朝日新聞「ひと」欄に、松原明さん(1986年文卒)が、「NPOの財政基盤作りに奔走する」というタイトルのもと紹介された。国内のNPO法人の数は3万5千を超えている。NPO法人が社会に与える影響力が増している一方、財政基盤が弱い団体もまだまだ多い。

松原明さんは、シーズ(「市民活動を支える制度を作る会」)の事務局長をつとめ、NPOが活動しやすい環境の整備に力を入れてきた。松原さんには、順調に見えるNPOの発展も「踊り場にある」と映っている。”資金難”は、行政の下請け化などの問題を招きがち。したがって、支援税制や寄付の拡大は急務だ。松原さんは、「ここが正念場」とばかり、国会や市民活動の現場を軽いフットワークで動き回っている。

松原さんは、コピーライターの傍ら東ティモールの独立支援運動に取り組み、国際会議で海外の非政府組織(NGO)が主体的に問題を解決する姿に目を開かれた。「日本でも」とNPO法を作るため1994年にシーズを設立、「5年間で目標が達成できなければ解散する」と宣言した由。各地の市民団体をネットワーク化して意見をまとめてきた。

自民・社会・さきがけ政権の誕生、阪神大震災でのボランティアの活動等が追い風になり、1998年に当時としては画期的な議員立法でNPO法が成立した。これに先立ち、自民党幹事長時代に何度も話し合った加藤紘一・NPO議員連盟会長は「従来の市民活動には何やら野党的政治活動のにおいがあったのを、彼が変えた」と松原さんを評している。


「神戸大空襲の記録」を整理、神戸大学地域連携研究員 佐々木和子さん等(2008.08.27)

死者6000人以上がでたという神戸大空襲。その記録を後世に伝え目的で、歴史研究家が神戸市立兵庫図書館に保管、展示されている戦時資料約3000点のデータベース化を目指している。日記や公文書は劣化が止まらない。また、記憶の風化も進んでいるので整理は早く完成させるひつようがある。以下は、8月6日付神戸新聞からの抄録。

この仕事に取り組んでいるのは、神戸大学地域連携研究員 佐々木和子さん(芦屋市在住)と、近現代史が専門の神戸外語大准教授長志珠絵(おさ・しずえ)さん(京都市)の二人。昨春から「神戸大空襲の記録」を整理している。この資料は、市民グループ「神戸空襲を記録する会」が約30年前に収集し、神戸市に寄託したもの。2人は「63年前、焦土と化した神戸で懸命に生きた人の息吹を後世に残したい」と、今年中の完成を目指している。

軍需工場が集中していた神戸は、米軍の攻撃目標となり、大規模空襲は5回に及んだ。1945年3月17日未明と、最大規模の6月5日の空襲で、市街地全域が焼け野原となった。


國部克彦教授(営)の編著『実践マテリアルフローコスト会計』(2008.08.28)

國部克彦(こくぶ・かつひこ)教授(営)の編著『実践マテリアルフローコスト会計』が、社団法人産業環境管理協会(JEMAI)から刊行された。定価は、2800円+税。本書は、國部教授を編者として、学会、実務会の著者20余名が分担執筆してできあがっている。

企業にとって、「環境と経済の両立」を実現することは、一般的には難しい。その理由は、環境保全目的の追求が経済目的の追求と合致しないことに尽きるといえよう。この点を克服するには、両者を合致させるしくみの開発が不可欠である。環境保全のための経済政策は、有力な手段であるが、それだけでは十分ではない。企業が創意工夫を凝らしながら、環境と経済を両立させる手法も同時に必要である。

環境と経済の両立にはすべての経営者が賛成するであろう。しかし、それでは「御社はどのような手段を講じて環境と経済を両立されていますか」と問われて、即答できる経営者は少ないにちがいない。環境と経済の両立は日本企業のみならず、経済活動を営む地球上のすべての組織の責務である。しかし、経済活動そのものが環境を枠外において成立しているという構造上、両者を結びつけることは、そう簡単なことではない。むしろ、人間の叡智を結集して、検討すべき難題である。

本書のテーマである「マテリアルフローコスト会計」(MFCA)は、企業活動現場において、環境保全と経済効率の向上の同時達成を目指す手法である。MFCAは環境管理会計の主要手法としてドイツでそのオリジナルとなる考え方が開発された。2000年に日本に導入されてからは、経済産業省の全面的な支援もあって、わが国で独自の発展を遂げ、インプロセス型の環境管理手法として大きな成功を収めている。インプロセス型の環境管理というのは、製造プロセスそのものを改善することで、環境負荷を低減させることを意味する。エンドオブパイプ型の環境対応よりも抜本的である。また、環境と経済の両立を強く結びつけるものである。

なお、本書は月刊誌「産業環境管理協会」に掲載された「実践マテリアルフローコスト会計」シリーズを基礎としている。この連載の企画編集にあたったのが、神戸大学の卒業生である浜野昌弘さん(1965年営卒、産業環境管理協会出版広報センター所長)。そのことが、國部教授が執筆した本書の「はしがき」の最後の部分”感謝の言葉”として明記されていた。

%E7%94%A3%E6%A5%AD%E7%92%B0%E5%A2%83%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%8D%94%E4%BC%9A.gif
社団法人産業環境管理協会(JEMAI)のホームページから


藤田誠一教授(経)の共編著『国際金融理論 』(2008.08.29)

藤田誠一教授(神戸大・経)と小川英治教授(一橋大・商)の共編著『国際金融理論 』が、有斐閣から刊行された。定価は3000円+税。本書は、「新・国際金融テキスト 全3巻」の第1巻目。編者を含む10人の執筆者の分担執筆により出来上がっている。松林洋一教授(神戸大・経)も執筆者の1人。本シリーズでは、最新の理論的アプローチと実証分析までが解説されている。

本書の「目次」は以下のとおり。藤田教授は第1章、松林教授は第3章を担当している。

第1章 国際通貨と国際通貨制度
第2章 為替相場の決定理論
第3章 経常収支の理論
第4章 対外債務問題
第5章 国際金融市場
第6章 国際資本移動
第7章 通貨危機
第8章 為替相場制度の選択
第9章 通貨統合の理論
第10章 経済政策の国際協調


%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%87%91%E8%9E%8D%E7%90%86%E8%AB%96%E3%80%80%E8%97%A4%E7%94%B0.jpg



 
    ホームお問い合わせ
kobe-u.comは神戸学術事業会(神戸大学教職員・卒業生が設立)によって運営されています
2002-2017 (C) kobe-u.com All rights reserved.