10月26日付産経新聞に伊藤忠テクノソリューションズ奥田陽一社長(1970年営卒)が登場、最近のSI(システムインテグレーター)業界を語っている。
情報システムの構築を請け負うSI業界の人気にかげりが見えているのではないかという質問に対して、奥田社長は、次のように回答している。
SI企業は全国で1万社以上ある。一見、最先端で華やかなイメージもあるが、下請け的な仕事も多く労働環境がかなり厳しいところもある。こうした状況の中で、競争激化によるプレッシャーと顧客からの価格引下げ要求などが業界の魅力低下を招いている。日本には技術に立脚したソフトウエア産業も少なく、SI業界は面白いということをもっとPRしていかないと優秀な人材は集まらない。
奥田社長は、SI業界の飛躍のポイントとして、業界の地位向上が重要であるとし、そのためにはグローバル展開がカギであると語っていた。伊藤忠テクノソリューションズでは、世界7ヵ所にある海外拠点をベースに、海外進出する日本企業に対して現地でのシシテム構築やサポートサービスを提供している。4月にはインドIT(情報技術)企業のウィプロ・リミテッドと国内外のSIビジネス分野で包括提携することで合意したという。
奥田陽一(おくだ・よういち)さんは、大阪府の出身。1970年に伊藤忠商事入社。常務、専務、副社長を経て、2005年から現職にある。

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