南仏ニースに在住の竹田元彦さん(1956年法卒)が、新著『それでも ふらんすが好き』(パレード発行、星雲社発売)が刊行された。定価は1380円+税。本書は、1977年以来30年余のフランス在住の経験を踏まえた作品で、辛口のエッセイ集である。以下は本書からの抜粋。
フランス女性は、金銭欲が旺盛な上、おいしいものを食べ、贅沢なものを身に着けたい欲望が強い。だから、自分の連れ合いが経済的に行き詰まると不満が生じ、リッチな男を探しはじめるようになったりする。彼女らは男は求めても、必ずしも結婚はしたくない。結婚は自由を奪うから。欲しいのは自由と金なのだ。
フランスでは、車の交通違反の取締りがいい加減。これが重大問題である。2006年の新聞報道によると、2005年には33,030人の無免許運転者が捕まっている(フランスでは逮捕ではない)。一方、2007年8月27日の日刊紙『Parisien』(パリジャン)によると70~250万人の無免許運転者数を推定しているという(無効免許証数を含む)。当然こういう人達は自動車保険をつけることができない。人身事故を起こしても賠償ができないわけであり、全く由々しい問題である。また、違反で捕まっても、仲介、調停などで、法の目を潜れるという悪しき伝統もまかり通っている。
竹田元彦さんは、1932年兵庫県の生まれ。1956年に神戸大学法学部を卒業、1977年に渡仏した。翌年、TAKEDA MODA sariをパリ1区に設立する。現在はニースに在住で、著書に『可愛い悪の華ふらんすに魅せられた私』(2008年、オーム社)がある。

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