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同窓生ニュース

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去の同窓生ニュース一覧  過去の同窓生ニュース一覧がご覧いただけます。
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 同窓生ニュース: 2009年9月
海事博物館(深江キャンパス)で戦時徴用船公開講座、「戦前・戦後のポスターに見る日本商船」テーマの展示会も開催中 (2009.09.30)
大阪府立大学堀江珠喜教授(1982年文博修了)、次々と著書を出版 (2009.09.28)
柳広司さん(法卒)の新著『ダブル・ジョーカー』 (2009.09.25)
主婦4年、再就職し社長に。中川順子野村ヘルスケアサポート&アドバイザリー社長(1988年文卒) (2009.09.24)
京都大学山中伸弥教授(1987年医卒)、ラスカー賞受賞 (2009.09.18)
姫路競馬場に洪水調節池、船場川河川整備計画検討委(委員長:藤田一郎・神戸大(工)教授)が検討 (2009.09.17)
中島良能さん(1963年営卒)、「魔笛」を指揮 9月26日・27日 大和市生涯学習センターホールで (2009.09.16)
市田良彦教授(国際文化)が、ベネズエラのチャべス大統領と対面 (2009.09.15)
「Mitsui V-Net」(三井ボランティアネットワーク事業団ニュースレター)最新号から (2009.09.14)
蓑原俊洋教授(法)が、新政権に関して発言(9月4日付毎日) (2009.09.11)
野口武彦名誉教授(文)が衆院選挙に関して江戸時代との比較で論評 (2009.09.10)
衆院選挙に関する五百旗頭真名誉教授(法)の発言から (2009.09.09)
和田進教授(発)、総選挙を語る (2009.09.08)
山家悠紀夫さん(1964年経卒、暮らしと経済研究室主宰)、総選挙を語る (2009.09.07)
神戸高工廣田精一初代校長が、1914年に創刊した電気雑誌「OHM」が、6月で1200号。11月で95周年。 (2009.09.04)
元南海放送アナウンサー永江孝子(1983年法卒)さんが衆議院選挙四国比例区で当選 (2009.09.03)
三品和広教授(営)がコーディネーター、組織学会50周年記念事業で (2009.09.02)
神戸大学病院櫨木暢子医師が、成功率高い禁煙補助薬について語る (2009.09.01)
神戸大学病院櫨木暢子医師が、成功率高い禁煙補助薬について語る(2009.09.01)

8月15日付神戸新聞に、成功率高い禁煙補助薬についての話題が掲載された。この7月から、JR西日本の多くの駅ホームが禁煙となった。路上、タクシー、特急列車など、たばこが吸えない空間は増える一方。肩身が狭くなり、健康への影響も考えて、たばこをやめる愛煙家は多いに違いない。そんな中、禁煙をサポートする新しい飲み薬の使用が広がっている。

「不思議と吸いたい気持ちが起こらなかった。想像以上にスムーズにやめられた」といった感想が寄せられているのが、「バレニクリン」(商品名チャンピックス)。昨年5月に発売された新しい禁煙補助薬だ。従来型のパッチやガムは、たばこの成分のニコチンを補充し、吸えないイライラを抑える。これに対しバレニクリンは、まったく別の働きでニコチンを含まず、内服すると成分が脳神経に働きかけ、喫煙した気分にさせる。たばこをまずく感じさせる作用もあり、「禁断症状」を抑えて禁煙へと導く。

標準で5回の通院が必要で、3ヵ月での完全禁煙を目指す。臨床試験では禁煙成功率は6割以上。神戸大学病院でも今年3月までに14人がこの薬での治療を受け、約3分の2が成功したという。費用は保険が適用されると約1万8000円。たばこ約60箱分でニコチンパッチでの治療より6000円ほど高額。しかし、成功率もやや高いとされている。また、ニコチンは血管を収縮させる作用があるため、心筋梗塞や脳梗塞など血管の病気の患者は、従来のパッチなどが使えなかった。しかし、バレニクリンなら使用でき、「画期的な薬」と神戸大学病院の禁煙外来担当の櫨木(はぜき)暢子医師は語っている。


三品和広教授(営)がコーディネーター、組織学会50周年記念事業で(2009.09.02)

組織学会の50周年記念事業として、「ミニ・コンファレンスシリーズ」が開かれる。その第一回「実践的戦略論」は、9月14日の開催。このイベントは、三菱地所が協力体制を組んでおり、丸の内のビジネス街には、三品教授の写真入りの多数チラシが配備されていた。以下は、その概要。 

●コーディネーター  三品 和広 (神戸大学)
●パネリスト       浅羽 茂  (学習院大学)
             岡田 正大 (慶應義塾大学)
             楠木 建  (一橋大学)

日 時:2009年9月14日(月)19:00~20:30
    開場:18:30、閉会:20:30              
参加費:組織学会会員 1,000円・一般 2,000円
   (事前申込不要、当日会場にて支払。先着100名)
会 場:コンファレンス・スクエア・エムプラス1階 サクセス    
東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1階(JR「東京駅」丸の内南口から徒歩3分)
    TEL:03-3282-7777
    (地図:http://www.emplus.jp参照)

概要(「実践的戦略論」の広報用チラシから。原文のまま)
経営学者は、一般に何処に就職するか未定の学生を対象に講義をすることに慣れています。MBAのように既に企業で働く人たちを相手にする場合でも、多種多様な業界から学生は集まってきます。それゆえ、いつ、どこでも役に立つ戦略論、または抽象度の高い戦略論を学者は語るわけです。こうした戦略論は汎用性が高いという利点を持つ一方で、特定の状況に応用するとなると難しさが残ります。実践的戦略論とは、このギャップを埋めようとする戦略論の側からのアプローチの総称とお考え下さい。当日は、現在戦略的決断が迫られている具体的2社を例に取り上げ、各パネリストにいかに戦略を考えたらよいか、どのような戦略案を提案するのかを議論していただきます。応用は戦略論のユーザーが自らの責任において行うものと割り切る立場とは一線を画す論者たちが、どのようなアプローチをとるのか見ていただいて、実務家の皆さんに参考にしていただければ幸いです。


問合せ先:特定非営利活動法人 組織学会 事務局
TEL:03-5220-2896(平日11時~16時) FAX:03-5220-2968


元南海放送アナウンサー永江孝子(1983年法卒)さんが衆議院選挙四国比例区で当選(2009.09.03)

南海放送(本社:愛媛県松山市)の人気アナウンサーだった永江孝子(1983年法卒)さんが、8月30日投票の衆議院選挙に立候補、四国比例区で当選した。

永江孝子(ながえ・たかこ)さんは、松山市の出身。愛媛県立松山東高校を経て神戸大学法学部に進む。大学では落語研究会に所属していた。卒業後南海放送に入社する。報道技術本部局次長兼放送部長を歴任の後、今般の選挙で愛媛1区で民主党から立候補した。安倍内閣の元官房長官塩崎恭久氏に僅差で破れ次点となり、比例四国ブロックで当選した。

【参考】永江孝子さんのホームページ
http://www.nagae-takako.jp


神戸高工廣田精一初代校長が、1914年に創刊した電気雑誌「OHM」が、6月で1200号。11月で95周年。(2009.09.04)

1914年(大正3年)、廣田精一神戸高工初代校長が前任の東京電機学校時代に、電気雑誌「OHM」を創刊した。2009年6月号に雑誌「OHM」は、丁度1200号記念号を発行した。更に11月1日には創刊95周年を迎える。ちなみに、発行元のオーム社は、東京電機学校(東京電機大学の前身)の出版部から生れたもの。設立と同時に「OHM」を発行した。この時期は、丁度電力技術の勃興期にあったという。

神戸大学工学部の前身校である神戸高等工業学校(神戸高工)。その初代校長(1921年就任)の廣田精一氏は、扇本眞吉氏とともに電機学校の創立者の一人であった。オーム社の社名は、電気抵抗の単位「オーム」に由来する。また、広田(H)、扇本(O)とともに創業に携わった教頭丸山(M)莠三の三氏の頭文字がたまたまO、H、Mとなる”奇遇”も重なったともいわている。

【参考】オーム社の沿革については、下記参照。

http://www.ohmsha.co.jp/ohmgrp/history.htm

なお、神戸高工廣田精一初代校長やオーム社のエピソードについては、昨年3月に神戸学術事業会から発行(六甲出版販売発売)された『ビジュアル版 神戸大学物語』に所収の「廣田精一神戸高工校長エジソンと会見」(54ページ)を参照。

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本書の詳細、またはご購入については、神戸大学学友会ホームページhttp//kobe-u.comのPLAZAを参照してください。なお、全国の一般書店からの取り寄せも可能です。


山家悠紀夫さん(1964年経卒、暮らしと経済研究室主宰)、総選挙を語る(2009.09.07)

神戸新聞が、衆議院選挙を直前に控えた8月25日から「総選挙インタビュー 選択の意義」のタイトルで連載を開始した。その第1回目に、暮らしと経済研究室を主宰する山家悠紀夫(やんべ・ゆきお)さんが登場、「構造改革路線と決別を」と主張している。山家さんは、神戸大学経済学部卒業後第一銀行入行した。第一銀行は日本勧業銀行と合併。その後第一勧銀総合研究所に移り、1994年に専務理事に就任した。2001年から2004年には、神戸大大学院経済学研究科教授をつとめる。著書に『”構造改革”という幻想」(岩波書店)、『”痛み”はもうたくさんだ!』(かもがわ出版)。以下は、その概要。

格差や貧困が浮上したのは1998年。2万人台だった自殺者が突然3万人を超え、以後は横ばい。右上がりだったサラリーマンの給与も、減少に転じた。橋本内閣が始め、小泉内閣が進めた構造改革の結果だ。バブル崩壊後の不景気は、株価や地価の下落、消費低迷など「需要」の側に問題があった。だが、多くのエコノミストや経済界は「供給」側の企業に問題があるとの見立てをした。「企業が活力を失っているから、もうからない。この構造を改革すべし」という主張だ。そこで政府は、企業に自由に活動させるため規制緩和を進める。大企業が安価で使いやすい労働力を確保できるように、製造業に労働者派遣を認めた。また、経済活動に干渉しない「小さな政府」を目指し、郵政などを民営化した。医療費の本人負担を上げるなど社会保障をスリム化した。財政再建を旗印に、地方交付税も削減した。

”構造改革”の結果はどうか。企業の経常利益は27兆8000億円(1997年)から53兆5000億円(2007年)に倍増した。半面、民間サラリーマンの平均給与は年収467万円(1997年)から437万円(2007年)に減少してしまった。


和田進教授(発)、総選挙を語る(2009.09.08)

神戸新聞が、衆議院選挙を直前に控えた8月25日から「総選挙インタビュー 選択の意義」のタイトルで連載を開始していたが、その第5回(8月29日付、最終回)に和田進教授(発、憲法学)が登場した。「国民が平和の問題について無関心なようで、心配している」と、最近の心境を述べ、主として憲法9条問題を中心に所感を述べている。以下は、その概要。

日本は今後、憲法9条の改正を通じて軍事力を増強し、米国との同盟関係を深めるべきか。それとも、憲法9条を守り、世界唯一の被爆国として、オバマ米大統領の登場で動き始めた核兵器廃絶への動きをリードすべきか。憲法改正の手続きを定める国民投票法の施行を来年5月に控え、総選挙は、今後数十年間のわが国の方向性を定める分岐点となるだろう。

2007年の参院選では、当時の安倍晋三首相が10年に憲法改正することをマニフェスト(政権公約)に掲げたが、自民大敗で頓挫した。今回の総選挙は国民生活の安定が最大のテーマ。選挙後すぐに改憲に向けた流れが動き出すとは考えにくい。しかし、今回選ばれる衆議院議員が、具体的な憲法改正発議にかかわる可能性はある。


衆院選挙に関する五百旗頭真名誉教授(法)の発言から(2009.09.09)

衆院選挙の直前の8月26日、五百旗頭名誉教授(法)、東京凌霜クラブ久しぶりに来訪。同クラブで開かれた「神戸大学大学院修了、防衛省幹部三氏、昇格祝い会」への出席が目的だった。三氏はいずれも防衛大学卒業生で、神戸大学大学院工学研究科に学んだ方々。五百旗頭名誉教授は、選挙直後にマスコミに登場、所見を述べる機会が多かった。

○衆議院議員選挙直後の9月1日付日本経済新聞に「衆院選 有識者座談会」の記事が掲載された。今回の選挙で「民意は何を示したのか」「政権交代を実現した民主党の課題は何か」が、主要なテーマ。出席したのは五百旗頭真防衛大学校長(神戸大学名誉教授)、茂木友三郎キッコーマン会長、田中秀征元経済企画庁長官。以下は、五百旗頭名誉教授の発言の抄録。 

(今回の選挙を)何十年後に振り返ると、日本政党史上、画期的な選挙だったと見られるようになる。(非自民連立の)細川内閣は自民党が第1党だったが、安定基盤を持たない脆弱さが国民を幻滅させた。308議席を獲得している民主党はやり方次第でいい仕事ができる。今回の選挙から本当の意味での二大政党制が始まると思う。・・細川政権の時に、自民党はスキャンダルを追及した。この手は慎んだほうがいい。

9月5日付朝日新聞に五百旗頭真名誉教授の、「政権交代」に関する論考が掲載された。以下は、その抄録。ここでは、1920年(大正9年)の原敬内閣の例などをひいて、今回ようやく実現した政権交代であるとして、民主党は「論功行賞人事やお友達内閣を避けるべき」「マニフェストの実行については優先順位をつけよ」と忠告する。また、自民、民主両党とも「スキャンダルの暴きあい等品格に欠けた行いをするな」という趣旨の指摘もしていた。一方、野に下った自民党は、政策の勉強や人材の準備が必要とも説く。


野口武彦名誉教授(文)が衆院選挙に関して江戸時代との比較で論評(2009.09.10)

衆院選挙の結果が出て間もない9月3日付読売新聞に、文芸評論家の野口武彦名誉教授(文)が登場、「歴史が教える政権交代」という連載コラムの2番バッターとして「民主党は改革者になれるか、”世直し”空約束は命取り」のタイトルで、政権交代を語っている。政治に対する国民の不満を吸い上げた民主党。しかし、マニフェストで掲げた政策を実行する能力があるのかに不安が残る。「真の改革を実現するには、何が必要か」。この点に関して、幕末の歴史に詳しい文芸評論家、野口武彦名誉教授が登場したもの。以下は、その抄録。

今般の政権交代劇を、1867年(慶応3年)に江戸幕府15代将軍の徳川慶喜が統治権を天皇に返した「大政奉還」になぞらえる向きがある。選挙前の6月に行われた自民党代議士会で、麻生首相に「自民党はこの際、『大政奉還』を決断すべきだ」と要求した議員もいたという。しかし、明治維新は、徳川幕府から新政府に政体が移ったいわば「革命」だ。今回の選挙結果は、国の統治形態が変わるわけでない。あえて、江戸時代の歴史に例えるなら、11代将軍、家斉の死後に老中の水野忠邦が行った「天保の改革」(注)に当たるのではないか。

現代社会は、天保期と同じく内憂外患を抱えている。国は巨額の財政赤字を抱えている。一方、都市と地方の格差は拡大し、北朝鮮の核開発や中国の台頭に対応を迫られている。今回の選挙で、国民はとにかく変化を求めた。世直しを求めたのに近い。民主党は何か一つ腹をくくり、本当に国民の得になることをやり遂げてほしい。

(注)天保の改革
老中の水野忠邦(1794~1851年)が1841年、幕府財政難と異国船の出没など海外情勢の緊迫化を受けて始めた。商業の発達で華美になった江戸を倹約令で引き締め、一方、人口が中央に流出し荒れた地方の農村を立て直すため帰郷を促す「人返しの法」を出した。物価を下げるため都市の商業を独占する大商人らが作る株仲間を解散させ、国防強化を狙って江戸や大阪周辺を直轄領にする「上地令(あげちれい)」なども発表したが、急進的な内容に反発は強く、忠邦は失脚、2年余りで終える。


蓑原俊洋教授(法)が、新政権に関して発言(9月4日付毎日)(2009.09.11)

9月4日付毎日新聞に、蓑原俊洋教授(法、日米政治外交専攻)が登場、衆院選挙後に発足する新政権に関して発言している。タイトルは「新政権にまずはお手並み拝見の米政権 個別問題に固執しすぎて大局見失うな」というやや辛口。以下は、その抄録。

まず認識しなければならないのは、米国は新政権に対しさして期待していない。米国から見た民主党とは、反自民の一点を除けば一体感を欠いた集団であり、そのもろさは選挙戦のなかで政策のぶれによって露呈された。まして、外交・安保に対する見解が異なる社民党と連立を組むのでは、新政権の政策実行力にすぐ疑問符が付く。そこで米国はまずはお手並み拝見という姿勢を取るであろう。

蓑原俊洋(みのはら・としひろ)教授は、19米カリフォルニア州出身の日系人で、71年の生まれ。神戸大学大学院博士課程修了。著書に『排日移民法と日米関係』、『日米関係史』(共著)がある。


「Mitsui V-Net」(三井ボランティアネットワーク事業団ニュースレター)最新号から(2009.09.14)

三井ボランティアネットワーク事業団のニュースレター「Mitsui V-Net」VOL42(9月1日発行)の第1面に、神戸大学留学センター長の中西泰洋教授の講演録が掲載されている。演題は「留学生との交流を通して」というもの。以下は、その抄録。

神戸大学には70以上の国々から1,000名を超える留学生が学部・研究科に在籍している。約3割が国費留学生(文部科学省の奨学金受給者)で、残りの約7割が私費留学生である。その私費留学生の内、約5割が何らかの奨学金を受けている。宿舎については全体の約4割の留学生が大学寮等の公的な宿舎に入居している。私費留学生の大半は母国では、経験したことのないアルバイトをしながら、生活を営んでいるのが実情。

留学生センターは、留学生を対象とした日本語日本文化教育ならびに修学・生活上の相談指導、学内外における国際交流の推進、日本人学生に対する留学相談指導を業務としている。現在、中西教授は、日本語日本文化教育を担当し、中上級レベル(日本語能力試験2級程度)以上の日本語能力を持つ留学生を対象とした授業科目(「読解」「作文」「漢字・語彙」等)を受け持つ。また、国際文化学研究科の博士前期・後期課程の専門教育である日本語教育学に関する授業と院生の研究指導を行っている。

留学生にとって、日本の会社事情を知り、また日本企業で働く体験を持つことを望んでいる。その意味で、三井ボランティアネットワーク事業団の会員による留学生との交流は心強い限りと思っている。

なお、「Mitsui V-Net」VOL42の別のページには、内田春樹さん(1955年経卒、三越OB)が登場、フランスの物理学者や、中国女性のOさんとの1対1の交流体験を語っている。内田さんは、完全に仕事を離れた2007年から、三井ボランティアネットワーク事業団の活動に参加したという。


市田良彦教授(国際文化)が、ベネズエラのチャべス大統領と対面(2009.09.15)

9月15日付東京新聞のコラム「こちら特報部」によると、市田良彦教授(国際文化)等5人が、8月下旬にベネズエラのチャべス大統領と対面した。チャべス大統領は、「反米の旗手」、「独裁者」と評されていて、国連総会の演説等で物議をかもしていることで知られている。

チャベス大統領は、今年の4月に訪日。その際に、「日本のリベラルな知識人と話したい」と発言、これが今回の会見となった。チャべス大統領の印象として、「実像は『田中角栄』のような古い型の政治家では。ただ、人事面では独裁的な一面もあるようだ」と語っていた。


中島良能さん(1963年営卒)、「魔笛」を指揮 9月26日・27日 大和市生涯学習センターホールで(2009.09.16)

9月26日(土)・27日(日)両日、「大和シティオペラ・白鳥会 第10回記念オペラ公演」が、神奈川県大和市の生涯学習センターホールで行われる。演目は、モーツアルトの歌劇「魔笛」。湘南エールアンサンブルを指揮するのは、中島良能さん(1963年営卒)、プロの指揮者だ。

以下は、公演の概要。

9月26日(土)14時30分開演
9月27日(日)14時30分開演

入場料 3,500(当日:4,000円)

問い合わせ 090-4624-7094
      090-6194-0208

中島さんは、神戸大学在学中は、オーケストラの指揮者をつとめ、卒業後は日本IBMに勤務する。53歳の時に日本IBMを退職、桐朋学園大に学び指揮者に転身したという異色。日本とヨーロッパで指揮者として活躍を続けている(この項2008年12月16日付読売新聞)。


姫路競馬場に洪水調節池、船場川河川整備計画検討委(委員長:藤田一郎・神戸大(工)教授)が検討(2009.09.17)

2004年・台風23号による豪雨で、姫路市中心部を流れる船場川があふれ、179戸の浸水被害が出た。これを受け兵庫県が、姫路競馬場に貯水量12万トンの洪水調節池を造ることを決定した。レーストラック内側の芝生広場2.5ヘクタールを深さ8メートル(最大水深7メートル)まで掘り下げる。本年度から概略の設計に入り、都市型のゲリラ豪雨に威力を発揮することになろう。完成は2015年を目指す。

この計画は、河川工学や生物の専門家、流域住民ら18人でつくる船場川河川整備計画検討委員会(委員長:藤田一郎・神戸大(工)教授)により当時の雨量をもとに策定された(9月9日付神戸新聞)。


京都大学山中伸弥教授(1987年医卒)、ラスカー賞受賞(2009.09.18)

iPS細胞研究の京都大学山中伸弥教授が、ラスカー賞を受賞する(9月15日付各紙)。これは、米ラスカー財団が9月14日に発表したもの。今年のラスカー賞の基礎医学部門に、さまざまな組織に変化するiPS細胞(人工多能性幹細胞)をつくった京都大再生医科学研究所の山中伸弥教授、英ケンブリッジ大のジョン・ガードン氏が選ばれた。ラスカー賞は米国で最も権威がある医学賞で、受賞者の2割以上がノーベル賞を受けている。授賞式は10月2日にニューヨークで開かれる。

山中教授は06年、マウスの細胞の核に特定の遺伝子を導入する方法で、ふつうの細胞に多能性をもたせることに成功した。07年には人間でも同様のiPS細胞づくりに成功している。この成果により、患者の皮膚などの細胞から治療に必要な組織をつくって、移植する「再生医療」実現への道が開けた。西塚泰美(にしづか やすとみ、1932ー 2004)元神戸大学学長も、1989年にラスカー賞を受賞している。なお、ラスカー賞受賞の日本人は山中教授が6人目。


【参考】神戸大学ホームページ(2008年4月8日、神戸大学入学式で講演する山中伸弥教授、講演内容)
http://www.kobe-u.ac.jp/info/messages/m2008_04_08_yamanaka.htm


主婦4年、再就職し社長に。中川順子野村ヘルスケアサポート&アドバイザリー社長(1988年文卒)(2009.09.24)

9月14日付日経紙夕刊コラム「キャリアの軌跡」に、野村ヘルスケアサポート&アドバイザリー中川順子社長(1988年文卒)が紹介されている。中川さんは夫の海外転勤をきっかけに退職。帰国を機に野村証券時代の上司に誘われ医療法人の経営や事業継承を支援する今の会社に2008年1月に入社、3ヵ月後に社長に就任した。

中川さんは、神戸大学卒業後野村証券に入社する。社会学専攻だったので金融は素人同然。1992年に投資銀行本部に移ってからは「何を言っているのか分からない」と知識不足を実感する。そんな時、課長から「知識は覚えるものではない。使うものだよ」とアドバイスを受けた。これがきっかけで「仕事を通じて学んでいけばいいんだ」と頭を切り替え、攻めの姿勢へ転換する。後方支援に徹して、数千億の資金調達から数億円の案件まで幅広く成功につなげた。新しい職場は、以前とは分野は変わっている。しかし、仕事の姿勢は変わらない。「謙虚な姿勢に自信が見え隠れする」と、コラムは結ばれていた。


柳広司さん(法卒)の新著『ダブル・ジョーカー』(2009.09.25)

戦前の陸軍に設けられたスパイ組織「D機関」が活躍する『ダブル・ジョーカー』(角川書店、定価1500円+税)が話題を呼んでいる。9月15日付読売新聞のエンターテイメント欄に、他の3冊(薬丸岳『悪党』等)とともに紹介されている。『ダブル・ジョーカー』の著者である柳広司(やなぎ・こうじ)さんは、1967年三重県の生まれ。神戸大学法学部の卒業生(ただし、卒年は不明)。本書は、5篇で構成される。最初の4編は、月刊誌「野生時代」に分割連載されたもの。これに書き下ろし1篇を加え単行本化されたもの。

柳さんのデビュー作は『黄金の灰』(2001年)。2008年に刊行した『ジョーカーゲーム』は、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞をダブル受賞した。

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大阪府立大学堀江珠喜教授(1982年文博修了)、次々と著書を出版(2009.09.28)

大阪府立大学堀江珠喜教授(1982年文博修了)が、この7月から10月にかけて、硬軟合わせて3冊の著書を出版した。

10月5日に出版が予定されているのが、『いい加減な人ほど英語ができる』(祥伝社新書、定価760円+税)。日本人は真面目すぎる。だから、英語を学ぶとしている。しょせん、英語なんて道具のひとつ。もっと気楽に、不真面目に遊びながらやればいい。これが本書が勧める英語学習法である。著者の英語教育の体験を踏まえたユニークな本。目次を見ると、「和文英訳はするな」、「英会話本はナンセンス」、「発音より大声」等、ちょっと惹かれる見出しが並ぶ。

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9月30日付で出版が予定されているのがフランス語からの翻訳書『オスカー・ワイルドのコント集 白鳥の歌』(アートダイジェスト、1900円+税)。原著者はGuillot de Saix(ギヨ・ド・セ)
、オスカー・ワイルドが、サロンなどで語ったコントをフランス人のワイルド研究家でワイルド関係資料の収集家である原著者が1942年にフランス語で刊行した。堀江教授の手により、本邦初訳が出版されることになった。本書の奥付には、著者の軟らかい分野の著作は一切出てこない。『ワイルドの時代 ー世紀末風俗雑和』(TCA出版)ほか3冊のワイルド関係の著作がリストアップされている。極めて硬く、そして真面目で、専門的な本である。

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7月20日付で出版されたのが『寝取られた男たち』(新潮新書、定価720円+税)。『源氏物語』、『アンナ・カレーニナ』等古今東西の文学作品や身近な話題を材料に”妻に浮気された夫”を題材に薀蓄を傾ける。硬軟両刀使いの著者の”軟”の分野の著作である。なお、新設間もない神戸文学館では、最近堀江珠喜教授の業績に着目、オスカー・ワイルド関連の著作を纏めて5冊を、同館のコレクションに加えた。

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海事博物館(深江キャンパス)で戦時徴用船公開講座、「戦前・戦後のポスターに見る日本商船」テーマの展示会も開催中(2009.09.30)

10月3日から海事科学研究科が主催、海事博物館共催の公開講座が開かれる。本講座は、海事博物館所蔵の貴重な資料を活用し、博物館のもつネットワークを活かして多彩な講師陣がそろっているのが特色。

講義日程・題目・講師
1. 10月3日 (土) 13:30 ~ 15:00
「戦時徴傭船の展開と被害の実態解明」
宮本三夫氏ー(財) 日本殉職船員顕彰会推薦海運研究者
2. 10月10日 (土) 13:30 ~ 15:00
「沖縄の学童疎開船「対馬丸」」
ゆたか・はじめ氏ーエッセイスト
3. 10月17日 (土) 13:30 ~ 15:00
「日本商船隊の壊滅と経緯について」
宮田幸彦氏ー拿捕船研究委員会
4. 10月24日 (土) 13:30 ~ 15:00
「海底に見た戦場の現場」(遭難当時そのままの商船隊の姿)
吉村朝之氏ー(有) アアクエイトテレビ 代表取締役
5. 11月7日 (土) 13:30 ~ 15:00
「高砂丸の奇跡とその時代背景」
菊池寧氏ー(株) 商船三井 広報室社史担当

詳細は下記参照。

http://www.kobe-u.ac.jp/info/exlecture/list/maritime-H21_02.htm


神戸大学海事博物館は定例の「海の日」記念事業として、7月17日から10月31日まで、海と船の企画展「戦前・戦後のポスターに見る日本商船」を開催している。今回の展示は、館所蔵の山田早苗コレクションから「船舶行動記録」、 仲島忠次郎コレクションからポスター、これまでに寄贈を受けた模型船、上田毅八郎画伯の徴用船絵画等をベースに、 第二次世界大戦前後の「商船」盛衰の歴史をポスター等で紹介するもの。入場は無料、開館は、月・水・金の13:30~16:00、ただし、10月12日(祝日)は休み。詳細は下記参照。

http://www.kobe-u.ac.jp/info/event/e2009_07_17_01.htm

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