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同窓生ニュース

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去の同窓生ニュース一覧  過去の同窓生ニュース一覧がご覧いただけます。
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 同窓生ニュース: 2009年11月
詩人安水稔和さん(1954年文卒)が著書『未来の記憶』を語る (2009.11.30)
大正時代の「神戸高商学友会報」が古書市場に登場、14冊で15,750円 (2009.11.27)
神戸大院生(工)らが、ルミナリエ存続のために「思わず募金したくなる募金箱」のアイデアを募集 (2009.11.26)
日本大学川合康教授(1987年文博修了)の新著『源平の内乱と公武政権』 (2009.11.25)
東京のマスコミがこぞって報道した「青野原俘虜収容所展 in Tokyo 2009」成功裏に終了 (2009.11.24)
「老舗学」を語る関西外国語大学前川洋一郎教授(1967年営卒) (2009.11.19)
俳人山口誓子の新資料、神戸大学で初公開 (2009.11.18)
神戸大・中国地質大の合同隊がチベットの未踏峰登頂に成功 (2009.11.17)
京都大学山中伸弥教授(1987年医卒)ラスカー賞受賞を祝う同期の神戸薬大江本憲昭教授 (2009.11.16)
立命館大松尾匡教授(1992年経博修了)の新著『対話でわかる 痛快明快経済学史』 (2009.11.12)
安井三吉名誉教授(国際文化)、孫文を語る (2009.11.11)
第25回若手の会、講師は元Jリーガーの弁護士八十祐治さん(1993年営卒) (2009.11.10)
日本癌学会の市民公開講座で南博信教授(医)が講演 (2009.11.09)
島並良教授(法)の共著書『著作権法入門』 (2009.11.06)
東京凌霜クラブでKUCアートサロンメンバー等による小品展開催中 (2009.11.05)
第4回神戸大学ホームカミングデイ開催される(10月31日) (2009.11.04)
第4回神戸大学ホームカミングデイ開催される(10月31日)(2009.11.04)

卒業生・名誉教授、そして現役学生・教職員が交流を深める目的で、2006年からホームカミングデイが開催されている。昨年からは、留学生ホームカミングデイとの合同開催となり、ますます賑いを増してきた。これに合わせて、卒業年ごとの同窓会も同時開催されるようになっている。今年は10月31日(土)、神戸大学基金によせられた寄附により再生された出光佐三記念六甲台講堂の”お披露目”を兼ねて開催された。


以下は、全体企画の記念式典、ティー・パーティーの概要。そのほか、留学生ホームカミングデー、各学部毎の企画が催された。

○記念式典

総合司会 NHKアナウンサー 住田 功一氏 (昭和58年 経営学部卒)
【時 間】 10:30~12:00
【会 場】 出光佐三記念六甲台講堂 (登録有形文化財)
【式次第】 学長挨拶
同窓会代表 挨拶  高﨑正弘 学友会会長
講演「神戸から始まった挑戦」
フーチャーアーキテクト㈱金丸恭文代表取締役 (昭和53年 工学部卒)

軽音楽部のジャズ演奏
「朝 (ペール・ギュント組曲より)」他

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神戸大学ホームページ(下記)から

http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2009_11_04_01.htm

○ティー・パーティー

進行 アナウンサー 朝山 くみ 氏 (平成11年 経済学部卒)
【時  間】 記念式典終了後
(12:00頃) ~ 13:00
【会  場】 六甲台本館前


なお、今回は多数の参加申込みがあり、 記念式典会場 (出光佐三記念六甲台講堂) は満席となる。このため講堂内での立ち見、または別会場での映像で、式典の様子を見る参加者も出た。


東京凌霜クラブでKUCアートサロンメンバー等による小品展開催中(2009.11.05)

11月2日(月)から20日(金)までの間、東京凌霜クラブでKUCアートサロンのメンバー等による小品展が開催されている。展示作品は全部で21点と小規模なもの。ロビーと会議室の壁を利用して展示されている。会議室の方は、会合等に使用されることもある。このため午後2時から5時までの間が鑑賞するのに適した時間帯のようだ。

出品者は、最年長の佐々木廣行さん、佐藤道生さん(ともに1954年経営学部卒)から田村節子さん(1973年工学部卒)までの幅広い世代にわたる。卒業学部も法学部、文学部、理学部、経済学部、教育学部と多様。作品も木版画、パステル、水彩画、油彩画、七宝、素描(鉛筆)、写真、オイルパステル、木炭と実に多彩である。ただ一点の写真は、神戸大学旧姫路分校講堂を撮影したもの(1960年法学部卒高井浩一さんの作品)で、「懐かしさに胸いっぱい」の感想を漏らす会員もいた。

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島並良教授(法)の共著書『著作権法入門』(2009.11.06)

有斐閣から『著作権法入門』が刊行された。定価は2500円+税。本書は著作権法に関して基本的な情報を提供する目的で企画された。3人の著者による共著で、著者は以下のとおり。

島並良(しまなみ・りょう)、神戸大学大学院法学研究科教授
上野達弘(うえの・たつひろ)、立教大学法学部准教授
横山久芳(よこやま・ひさよし)、学習院大学法学部教授

著作権の対象は、幅が広い。ましてその隣接権までを含むと、その対象は複雑多岐にわたる。文芸、学術、美術、音楽が著作権の対象。しかし、細かく見ていくと、建築、演劇、録音、テレビ、ラジオ、レコード、有線放送、インターネット、図書館等々様々なキーワードが著作権法に絡んでくる。本書では、最新の生きた議論を随所に盛り込んでいる。「森が、みえてくる」、「かつてないダイナミックな入門書」というのが本書のキャッチフレーズである。巻末には事項索引、判例索引を完備。使い勝手が良い。

第1章 著作権法への招待
第2章 著作物
第3章 著作者
第4章 著作者人格権
第5章 著作権
第6章 著作隣接権
第7章 権利の活用
第8章 権利侵害

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日本癌学会の市民公開講座で南博信教授(医)が講演(2009.11.09)

10月23日付朝日新聞に、日本癌学会の市民公開講座で行われた講演の要旨が掲載された。以下は、南博信教授(医)の講演「”拡大しなければいい”考えで」の要旨。

抗がん剤は髪の毛が抜ける、気持ちが悪くなる。抗がん剤には、あまりよくないイメージがあるかもしれない。しかし、最近は「分子標的薬」という新しい薬物が登場、がんの化学療法は変化してきた。

従来の抗がん剤は天然界の植物やカビといったものから、がん細胞を殺す働きをする物質を探して薬にしていた。抗がん剤は分裂の速い細胞を攻撃する。そのため、白血球や髪の毛といった、分裂が早い正常な細胞にも障害を与えるという副作用がある。

分子標的薬はがん細胞が生きていくのに必要な分子、いわば増殖の「信号」をブロックしようという考えでつくられたもの。白血球減少や脱毛などの症状は軽い。しかし、ニキビのような発疹、あかぎれのような皮疹といった、抗がん薬とは違う副作用が見られる。

従来の抗がん剤はがん細胞を殺して、がんが縮小することを目標にしてきた。一方、分子標的薬は基本的に、「たとえ縮まなくても大きくならなければいい」という考え方で開発されている。


第25回若手の会、講師は元Jリーガーの弁護士八十祐治さん(1993年営卒)(2009.11.10)

東京における神戸大学同窓生の集い「若手の会」は、2006年6月10にスタートした。この「若手の会」が、第25回目を迎える。11月21日開催の第25回若手の会は、Jリーガーから司法試験に合格し、弁護士として活躍中の八十祐治(やそ・ゆうじ)さんが講師。演題は「「プロサッカー選手の第二の人生」である。

スポーツ選手の引退後に訪れる第二の人生には難しい問題があるといわれている。八十さんは、司法試験への挑戦を決意するまでは出口のない迷路に迷い込んだような気持ちで過ごしたそうだ。なぜ迷路から抜け出せたのか。それは単に、弁護士になるという「思い込み」にすぎなかったとのこと。司法試験への挑戦が始まると「思い込み」が「目標」に変わり、自然に力も沸いてきて、サッカーを通じて身につけた思考力、忍耐力等を「合格」という目標に向けるだけで良かった。そのように八十さんは回想する。講演と質疑応答の後、講師を囲んでの立食パーティーが開催される。詳細は、以下を参照。            記
日 時:2009年11月21日(土)16時30分~19時30分
場 所:神戸大学東京凌霜クラブ 東京都千代田区丸ノ内3-1-1帝劇ビルB2
講 師:弁護士 八十祐治(やそ・ゆうじ)氏
演 題:「プロサッカー選手の第二の人生」
略 歴:1993年 神戸大学経営学部卒業後、ガンバ大阪に入団し、ヴィッセル神戸、アルビレックス新潟等で計8年プレーした後31歳で引退。サラリーマンとして3年間過ごした後司法試験受験のため退社。2年間の勉強で、2005年司法試験に合格。2007年9月から弁護士(大阪弁護士会所属)となる。
会 費:2,000円(ただし、昭和期の卒業生は3,000円)
                                    
◎参加希望者は、11月16日(月)までに、神戸大学東京凌霜クラブ事務局宛、FAX、電話、E-Mailのいずれかにより申し込む。                                    

FAX 03-3211-3147  TEL 03-3211-2916
E-mail tokyo@kobe-u.com


安井三吉名誉教授(国際文化)、孫文を語る(2009.11.11)

神戸市垂水区に「孫文記念館」はある。その館長をつとめているのが安井三吉名誉教授(国際文化)。10月7日付産経新聞に、安井三吉館長が登場、孫文(1866~1925年)を語っている。世界的革命家と称される孫文は、今秋、全国で封切られた映画「孫文 100年先を見た男」で脚光を浴びている。

孫文は、世界史の授業等にでてくる人物だが、日本や神戸との結び付きは意外と知られていない。安井館長は、映画により孫文が再認識されたことを喜んでいる。「映画が、孫文やこの施設、さらに日本と中国について考えを深めるきっかけになれば・・・・」と期待する。孫文は、神戸にいた中国人実業家呉錦堂(1855年~1926年)と交流があり、移情閣の前身にあたる別荘を1913年(大正2年)に訪れたという記録が残っている。

「孫文記念館」は1984年、神戸市内にあった中国人呉錦堂の別荘「移情閣」内に開設、2000年に現在地(神戸市垂水区東舞子町、県立舞子公園内)に移築された(月曜休館。大人300円。℡078・783・7172)。「孫文記念館」のすぐ近くには明石海峡大橋があり、また有栖川宮別邸跡地に建つホテル「舞子ビラ」がある。

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「孫文記念館」のホームページ(http://sonbun.or.jp/jp/)から


立命館大松尾匡教授(1992年経博修了)の新著『対話でわかる 痛快明快経済学史』(2009.11.12)

日経BP社から、立命館大松尾匡教授(1992年経博修了)『対話でわかる 痛快明快経済学史』が刊行された。定価は1600円+税。本書の目次は以下のとおり。

第1章・・・・・・アダム・スミス
第2章・・・・・・リカード
第3章・・・・・・マルクス
第4章・・・・・・ジェボンズ、メンガー、ワルラス
第5章・・・・・・マーシャル
第6章・・・・・・ケインズ
第7章・・・・・・ヒックスからサミュエルソンへ
第8章・・・・・・フリードマンと反ケインズ革命
終 章・・・・・・そして経済学の現代へ

目次を見ると、経済学史の入門書のように見えるが、本書はノンフィクションの形式で、分かりやすく経済学史に登場する学者たちの理論、歴史的背景、人物像を描いている。冒頭にいかのように、本書に登場する人物の紹介(抄録)がある。

○江古野ミク(えこの・みく)
物語の主人公で、某私立大学経済学部の女子学生(19歳)。近所の「占い師」のじいさんに受験前に勧められて、経済学史の勉強に興味をもつ。入学後、ゼミの根上先生から毎回出される課題のために、この「占い師」のじいさんから、「降霊」と称して語る大物経済学者達の「霊」の話を聞く。
○根上のぞみ(ねあがり・のぞみ)
江古野ミクのゼミの担当教授。専攻は経済学史、独身。
○謎の「占い師」じいさん
江古野ミクが子供の頃から近所で怪しい占い屋を開業しているじいさん。ミクからゼミの課題の相談を受けて、アダム・スミスの「降霊」をしたことをきっかけに、次々に歴代大物経済学者の「降霊」をしてみせる。

以上のように、経済学の書としては極めてユニークなもの。あとは読んでのお楽しみ。20年、30年前に経済学を学んだまましばらくお休み。そんな元経済学徒が再び勉強してみようと思った時に、この本を手にとって見たくなるかもしれない。

本書の著者である松尾匡(まつお・ただす)さんは、1964年生まれ。金沢大学経済学部卒業、神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。故置塩信雄教授の晩年の弟子として知られている。現在は、立命館大学経済学部教授の職にある。専門は理論経済学。論文「商人道!」で第3回河上肇賞奨励賞受賞(『商人道ノスヽメ』として発刊)。著書に『はだかの王様」の経済学』(東洋経済新報社)、『セイ法則体系』(九州大学出版会)などがある。


京都大学山中伸弥教授(1987年医卒)ラスカー賞受賞を祝う同期の神戸薬大江本憲昭教授(2009.11.16)

神戸大学医学部同窓会が発行する「神緑会会報誌」第1巻第3号(2009年10月15日)が「山中伸弥教授ラスカー賞受賞」の特集を組んでいる。その中に、神戸大学医学部時代の同期生江本憲昭神戸薬科大学教授のお祝いの言葉やエピソード等が語られている。以下は、その抄録。

○山中伸弥先生が「アメリカのノーベル賞」とも称されるラスカー賞の基礎医学研究賞を受賞されました。これは文字通り「不可能を可能にした」ips細胞の開発に対して与えられた賞であり、難病の病態解明や再生医療への新たな道をひらくものとして文句なしの受賞であります。まずは心よりお喜び申し上げます。私たち昭和62年卒業生の多くが、山中君と同級生であることを、ことあるごとに自慢していますが、これでまた自慢のネタがひとつ増えました。

○1997年に京都で分子生物学会が開催されたとき、会場で「江本、久しぶりやなあ」と声をかけてきたのが山中君でした。私は留学で約7年あまり神戸から離れておりましたので、これが卒業して初めての山中君との再会でした。山中君はスポーツ医学を専門にする整形外科医として活躍していると信じきっていただけに、基礎研究の学会で再開するのは大変意外でした。そのときの会話で鮮明に覚えているのが、「俺なあ、これから先、研究で生きていこうと思うねん。江本も将来研究でやっていくんやろうから、これから一緒にがんばろうな」という言葉です。卒業10年、これからの仕事の方向性を決める時期に「研究で生きていく」という腹をくくったこの発言こそが、現在の山中君の活躍を予言していたように私には思えます。

以上のように、関西弁での山中教授の肉声を伝える、貴重な同期生の証言となっている。なお、江本憲昭教授が所属する神戸薬科大学は、元の神戸女子薬科大学。1994年に改称し、男女共学となった。2007年に神戸大学と学術交流協定を締結している。


神戸大・中国地質大の合同隊がチベットの未踏峰登頂に成功(2009.11.17)

11月5日、現地時間午後1時20分(日本時間午後2時20分)、中国のチベット自治区にある崗日布 (カンリガルポ) 山群の未踏峰、 KG-2 (推定標高6,708m、写真)の初登頂を目指していた神戸大学・中国地質大学 (武漢) 合同学術登山隊が登頂に成功した。チベット人隊員2名 (欧珠(デーチンオーチュン)と次仁旦塔(ツェリンダンター)、 共に中国地質大学4年生) が初登頂に成功した。更に、同7日午後3時36分(日本時間午後4時36分)に、矢崎雅則さん(神戸大OB、県職員、35歳)、近藤昴一郎さん(神戸大大学院(理)、23歳)の二人も登頂に成功した。

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神戸大学ホームページから


【参考】神戸大学ホームページ
http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2009_11_09_01.htm11月10日付産経新聞


俳人山口誓子の新資料、神戸大学で初公開(2009.11.18)

戦後の俳句会をリードした俳人山口誓子(1901~1994)に関する新資料が、10月10日から16日まで神戸大百年記念館(神戸市灘区)で初公開された。新資料というのは、山口誓子が1948年に句誌「天狼」(てんろう)を創刊するにあたり、その理念を記した直筆メモや、俳人の水原秋桜子や西東三鬼(さいとう・さんき)らが誓子にあてた書簡(5通)。これらの資料は、誓子の回顧録で語られていた内容を裏付ける貴重なものである。

神戸大学では、「天狼」をテーマに展示を企画を準備中に、メモや手紙を確認した。メモには、「同人限定」「作品選抜」などと、誓子が目指した句誌のあり方が記されている。また、「用紙 田舎臭くないこと」と体裁に気を配っていたこともうかがえる。

書簡では、秋桜子が「こころから御賛同仕ります(つかまつります)」と句誌の創刊に理解。一方で、別の書簡では自身の主宰誌「馬酔木(あしび)」と天狼の両方に投稿したい人がいる場合に言及し「いかに大兄と小生との間でも困ると思ふ」と投稿者が重複しないように要望していた。また、天狼の編集長を務めた三鬼の手紙には、馬酔木との関係調整に苦慮した様子なども書かれている。

宇野田尚哉准教授(国際文化)は、「戦後、俳句は二流の芸術という批評を、実作で反論しようと天狼が創刊された。メモや書簡から当時の思いや人間関係がよくわかる」と指摘している。以上は、10月10日付読売新聞から。

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山口誓子記念館(神戸大学構内)・・同ホームページから


「老舗学」を語る関西外国語大学前川洋一郎教授(1967年営卒)(2009.11.19)

「帝国データバンク史料館だより Muse」第10号(2009年11月発行)に、関西外国語大学前川洋一郎教授(1967年営卒、老舗学研究会代表)が登場、「老舗学」を語っている。前川教授は、1944年生まれ。神戸大学卒業後、松下電器産業(現・パナソニック)に入社。取締役、渉外担当役員を経て、現在は終身客員。流通科学大学、大阪商業大学大学院でも教鞭を取っている。博士(学術)。
 
老舗学研究会代表でもある前川教授は、「老舗学」を提唱している。ここでいう”老舗”は、創業後100年以上経過の中小企業をいう。老舗が色々な場面で取り上げられているが、「それはそれなりの存在理由と価値がある。その老舗の経営のダイナミズムとサステナビリティの秘訣を学び、21世紀の経済社会に役立つことを目指す」のが「老舗学」である。

最近、「老舗学」からみて、気になる話題があると前川教授は指摘する。老舗の研究で全国を巡回、地方の老舗を訪ねると、気になることがある。『中小企業白書』でも指摘されているベンチャー企業の開業率低下である。これは、少子化現象と軌を一にする。

今は老舗といっても、スタート時点では必死でお金をためて独立、爪に火をともす質素倹約で創業してきた。永年の奉公、修業の見返りとしての暖簾分け、秘伝の引継ぎはあっても簡単に資金の援助を受けることはできない。また、老舗となってもお上から格別の恩恵は受けてはいない。かえって世間の眼が厳しくなるだけである。また、ベンチャーの自主独立を妨げることになるし、長寿企業の自主自立を損なう。企業社会は健全競争と自己責任が基本だ。前川教授は、このほか「老舗学」に関連して、「隠居制度という世代交代」、「OJTで二世三世教育」等のテーマを語っている。


東京のマスコミがこぞって報道した「青野原俘虜収容所展 in Tokyo 2009」成功裏に終了(2009.11.24)

東京のマスコミがこぞって報道した「青野原俘虜収容所展 in Tokyo 2009」成功裏に終了

神戸大学、兵庫県小野市、オーストリア大使館が主催する「青野原俘虜収容所展 in Tokyo 2009」の講演会・再現演奏会(11月7日)と、資料展示会(11月12日から21日)は、11月21日に全日程を終了した。

【参考】神戸大学ホームページ
http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2009_11_16_02.htm
今回のイベントで特筆すべきは、マスコミでの露出度。以下のように、全国紙が全国版または地方版で大きくとりあげた。神戸大学の広報活動としては、大きな成果をあげた。

○日本経済新聞(10月9日)
大津留厚教授(文)が、文化欄に「捕虜に見る欧州史の断片」を寄稿(8段、写真入)。
○毎日新聞(10月17日)東京版
「青野原俘虜収容所展 in Tokyo 2009」の予告記事(4段、写真入)。凌霜クラブで記者会見した袴田貴行記者の署名記事。
○朝日新聞(11月5日)東京版
「青野原俘虜収容所展 in Tokyo 2009」の予告記事(2段)。
○読売新聞(11月7日)都民版
「青野原俘虜収容所展 in Tokyo 2009」の予告記事(5段、写真入)。

以上は、東京でのマスコミへの露出であるが、神戸新聞本社および東京支社の取材により、神戸新聞に3回にわたり関連記事が掲載された。

○神戸新聞(11月5日)
東京での演奏会に備えて練習する神戸大学交響楽団有志(7段、写真2枚入)。
○神戸新聞(11月10日)地域ニュース(小野)
青野原俘虜収容所関連資料の撮影地確定。東京での展示と大津留教授のコメント(7段、写真2枚入)。
○神戸新聞(11月13日)
東京で「青野原俘虜収容所」資料展始まる(2段、写真入)。永見将人記者(2001年、国際文化学部卒)の署名記事。


日本大学川合康教授(1987年文博修了)の新著『源平の内乱と公武政権』(2009.11.25)

吉川弘文館から、日本大学川合康教授(1987年文博修了)の新著『源平の内乱と公武政権』が刊行された。本書は、「日本中世の歴史」シリーズ(全7巻)の第3巻として刊行されたもので、定価は2600円。

本シリーズは、院政期から鎖国の完成まで、政治の動きを中心に新たな枠組と視点で歴史の“流れ”を描いた本格的通史である。気鋭の中世史研究者が、世代を超えて理解できるよう平易に記述しているのが特色。豊富な図版や付録などで、中世の姿が立体的に甦るよう配慮されている。

平氏権力や鎌倉幕府は朝廷に代わる政権を樹立したのか。このテーマに沿って、本書は後白河院政期から執権政治の展開まで、朝廷・武門の両者の視点で協調と対立を描き出す。武家の自立を変革の時代のなかに位置づけ、新しい歴史像を提示する。

著者の川合康(かわい・やすし)教授は、1958年三重県の生まれ。東京都立大学教授を経て、現在日本大学経済学部教授の職にある。東京都による「東京都立大学の強権的な改組に反対した」という硬骨漢である(「あとがき」)。著書に『源平合戦の虚像を剥ぐ』(1996年、講談社)、『鎌倉幕府成立史の研究』(2004年、校倉書房)がある。


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神戸大院生(工)らが、ルミナリエ存続のために「思わず募金したくなる募金箱」のアイデアを募集(2009.11.26)

「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、震災発生の年である1995年の12月に初めて開催した。以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催されている。今年、2009年で15回目を迎える「神戸ルミナリエ」は、12月3日から14日まで開催されることになった。

「神戸ルミナリエ」について、神戸大大学院生らが「思わず募金したくなる募金箱」のアイデアを募っている(11月8日付読売)。学生らは2007年に始まった「一人100円募金」に協力し、2年連続でオリジナルの電飾付き募金箱を作製した。これが好評で、今年も市民に提案を求めることになった。「神戸ルミナリエ」は厳しい収支が続いている。企業協賛金も景気低迷から減少傾向にあり、募金で継続できている状況。学生らは「存続のために知恵を貸してほしい」と訴えている。

以上は、神戸大大学院工学研究科の塚本昌彦教授の研究室で学ぶ学生らが企画しているもの。コンピューターを衣服のように身に着けて使う「ウエアラブルコンピューター」を研究しており、その成果を生かした募金箱を作ってきた。2007年の作品は、募金しようと人が近づくとセンサーが反応し、発光ダイオード(LED)の光の色が変化するという仕掛け。昨年は、箱を持つ人の動きに対応し、ディスプレーの犬の画像がお辞儀するタイプなど3種類を用意して会場で寄附を呼びかけた。このような募金箱が来場者を楽しませ、2008年は5日間で約78万円が集まった。


大正時代の「神戸高商学友会報」が古書市場に登場、14冊で15,750円(2009.11.27)

大正7年から14年の「神戸高商学友会報」が、古書市場に登場、14冊で15,750円の値が付いている。古書目録(カラーページに掲載)上で売りに出しているのは、ロードス書房。「水島校長、谷本富の教授連資料、卒業記念号における全卒業者の卒論題と出身中学掲載が面白い」と、コメントしている。

ロードス書房の住所は、〒651-0096 神戸市中央区雲井通5-3-1 サンパル2F。電話・FAX(兼用)は、078-261-0250である。掲載しているのは、同社発行の「ロードス通信」第25号(12月刊)である。なお、「神戸高商学友会報」は、神戸大学経済・経営・法学部等の前身校神戸高商が発行していたもの。神戸高商は、1929年に神戸商業大学として官立大学に昇格、戦後の1944年に兵庫県下の他の高等教育機関と合併し、神戸大学となった。
 
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詩人安水稔和さん(1954年文卒)が著書『未来の記憶』を語る(2009.11.30)

11月15日付神戸新聞のコラム「著者に聞く」欄に、安水稔和さんが登場、著書『未来の記憶』を語っている。安水稔和(やすみず・としかず)さんは、1931年神戸市の生まれ。1954年神戸大学文学部英米文学科を卒業、松陰女子大学教授などをつとめた詩人。『詩集『蟹場まで』に至る菅江真澄に関する営為』により、2005年に藤村記念歴程賞を受賞した。また、1992年年に制定された「神戸大学学歌」(萌える山並み・・)の作詞者でもある(作曲は中村茂隆名誉教授)。

安水さんの新著『未来の記憶』(編集工房ノア、2940円)は、民俗学者、旅行家、随筆家、博物学者と様々な顔を持ち、近年注目が高まっている菅江真澄(すがえ・ますみ、1754~1829年)に関する書。安水さんの「真澄の本」と題したシリーズも本書で4冊目となる。40数年前から菅江真澄の足跡を追い続けてきた安永稔和さんは、「民俗学なんて言葉すらなかった時代の人だし、その目線や興味のありようは、学者のそれと明らかに違う。なんてことのない普通の人、当たり前の事柄ばかり一生懸命書き留めている。これは一体どういう人だろうか」と語る。

このような「真澄の方法」は、図らずも阪神・淡路大震災を題材とする安水さんの詩作に生きた。「自分だけでなく隣の人、さらにその向こうにいる人々の記憶をすくい取り、やさしい言葉で書く。言葉は記憶。詩人はみんなの記憶を使わせてもらっているだけ」と安水さん。「真澄と出会っていなければ、あんな形で震災を書けなかった。私の言葉はあなたの言葉であり、彼らの言葉。だから読む人が自分の痛みとして受け止められる。ずっと先まで届く『未来の記憶』になる」。

このコラムで安水さんをインタビューしたのは平松正子記者(1992年文卒)。神戸新聞文化生活部に所属している。なお、安永稔和さんは神戸新聞に定期的に掲載されている「神戸新聞文芸 詩」(新聞読者からの投稿)の選者でもある。
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