フジッコは、昆布の佃煮等でおなじみの会社。神戸市中央区港島に本社がある。フジッコでは、とろろ昆布、加工煮豆「おまめさん」、カスピ海ヨーグルト等々のロングセラー商品を多数持っている。今年で創業50周年を迎えるフジッコ。最初のロングセラーとなったのは、昆布の佃煮をパック詰めした「ふじっ子煮」だった。
「ふじっ子煮」が発売された1971(昭和46)年当時、昆布は量り売りの高級品だった。フジッコの開発担当者は約1年半かけて長期の保存方法を研究する。新商品として発売後は、一般家庭に急速に普及、フジッコを全国ブランドに押し上げる。当初は大鍋やしゃもじを使い、ほとんど手作業で作っていたが、拡大とともに製法も進化した。塩分は発売当初の半分以下になり、80年には合成保存料を撤廃している。
当初はシイタケやゴマなど定番の4種だったが、現在は冷え性の女性に人気のショウガなど11種に増え、減塩シリーズもある。容器も進化を重ねた。1986年には、中の酸素を抜いてできたての味をより長く保てるカップ型を開発。2005年には隅に残った昆布を取り出しやすいよう、丸底などを採用している。以上は2月9日付神戸新聞から。

ところで、神戸大学に留学生に対して授与される「山岸八郎 (フジッコ) 奨学基金」をご存じであろうか。今年の1月20日、・ポートアイランドのフジッコ本社で認定証書授与式が開かれた。これは2010年度奨学生3人が決定し、開かれたものである。この奨学金は、フジッコの創業者である山岸八郎会長(1951年兵庫師範(発達科学部の前身)卒)の神戸大学基金への寄付により、2008年度にスタートしたもの。初年度は3人、2009年度は2人の私費留学生が奨学生として採用された。
【参考】
「山岸八郎 (フジッコ) 奨学基金」授賞式(神戸大HP)
http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2010_01_26_01.htm
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