神戸大学の学生・同窓生を結ぶサービス kobe-u.com
kobe-u.com - Kobe University Community -
kobe-u.comは神戸大学の学生・卒業生・教職員のためのインターネットサービスです 神戸大学ホームページへ
掲示板 - これは会員制サービスです ウェブメール - これは会員制サービスです メーリングリスト - これは会員制サービスです メール転送 - これは会員制サービスです
神戸大学   ⇒
ホームページへ
掲示板 - これは会員制サービスです ウェブメール - これは会員制サービスです メーリングリスト - これは会員制サービスです メール転送 - これは会員制サービスです      
コンテンツ
事業会ニュース
学友会
同窓会
同窓会住所変更
サークル
神戸大学就職検索
お医者さん検索
ホームページ制作
会員サービス
入会案内
会員サポート
インフォメーション
お問い合わせ

神戸大学生にメールアドレスを無料開放!

ホームページ制作を引き受けます





SSL グローバルサインのサイトシール
kobe-u.comは、個人情報保護のため、SSL暗号化通信を採用しています。
個人情報保護方針
特定商取引法に基づく表記
   
同窓生ニュース

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去の同窓生ニュース一覧  過去の同窓生ニュース一覧がご覧いただけます。
お問い合わせ


 同窓生ニュース: 2010年2月
石田憲司教授(海事)が会長をつとめる「海上交通システム研究会」が、フェリー業界の生き残り策を論議 (2010.02.26)
田中康二准教授(文)他共編の『雨月物語』刊行 (2010.02.24)
内閣官房副長官付参事官補佐福嶋慶三さん(2002年法前)、地球温暖化を語る(地球温暖化問題担当) (2010.02.23)
島田誠さん(1966年営)が東京・小平市でギャラリー・トーク (2010.02.22)
「情報」というコトバ、もとは軍事用語・・小野厚夫名誉教授(国際文化)の研究 (2010.02.19)
芦谷政浩准教授(経)の新著『ミクロ経済学』 (2010.02.17)
創業50周年を迎えたフジッコ、創業社長の山岸八郎さん(1951年兵庫師範卒) (2010.02.16)
大久保政芳教授(工)研究室が開発の”カプセル化技術”を活用した「特殊日焼け止め」開発される (2010.02.15)
中尾光宏さん(2001年営前)の新著『お金を借りる秘訣は、お金を借りない努力を10倍すること』 (2010.02.12)
漆嶋稔(1979年経)さん訳『FRB議長 バーンズからバーナンキまで』の書評 (2010.02.10)
元神戸大留学生マルツェリナ・レシニチャクさんが、「谷崎作品と私」の演題で講演(2月12日) (2010.02.08)
「歌劇」1月号に大津留厚教授(文)が登場 (2010.02.04)
伊藤忠エネクス小寺明社長(1970年営卒)、神戸大学在学中は南米研究会に所属 (2010.02.03)
チベット未踏峰を制覇した神戸大登山隊長の井上達男さん(1971年工卒) (2010.02.02)
神戸大の震災研究論文が、中国語に翻訳され刊行 (2010.02.01)
神戸大の震災研究論文が、中国語に翻訳され刊行(2010.02.01)

神戸大学の研究者らが震災後、7年かけてまとめた論文集『阪神大震災研究』(全5巻)が中国語に翻訳され、北京大学出版社から出版された。全317ページ。2008年5月に起きた四川大震災の被災地で役立ててもうらう目的で、神戸大学と北京外国語大・北京日本学研究センターが共同出版したもの。住宅被害や被災者の心のケア、産業復興などの課題について、データ研究手法を詳しく紹介している(1月16日付神戸新聞)。

『阪神大震災研究』は、社会科学や自然科学の専門家ら約30人で組織された神戸大学震災研究会が1995~2002年に出版したもの。学外執筆者も含め約100人が関わった。今般出版された中国語版では、『阪神大震災研究』に08年出版の関連本の内容を加え、ダイジェスト版としたもの。『日本阪神大震災研究』の題名で、論文29本を紹介。仮説住宅の建設と生活上の問題点、孤独死・自殺・労災死などの震災関連死、困難に直面する被災マンションの復興等幅広いテーマを扱っている。『日本阪神大震災研究』入手についての照会先は、(電話)03-3211-0032 神戸大学東京オフィス(植村)。


%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%98%AA%E7%A5%9E%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87%E7%A0%94%E7%A9%B6


チベット未踏峰を制覇した神戸大登山隊長の井上達男さん(1971年工卒)(2010.02.02)

昨年12月30日付の神戸新聞「人」欄に、チベット未踏峰を制覇した神戸大登山隊長の井上達男さん(1971年工卒)が登場、感懐を語っている。

11月7日、井上さんが隊長をつとめた神戸大学登山隊は中国・チベット自治区東南部カンリガルボ山群未踏峰「KG-2」(6805メートル)の登頂を果たす。若い2人の隊員が頂上に立った。井上さんキャンプで指揮をしながら、瀬戸際のアタックを見守った。そんな体験を踏まえ「若い隊員を無事につれてかえるという責任感。喜びより安堵が大きい」と、井上さんは語る。

井上さんは兵庫県香美町の生まれ。県立芦屋高校から神戸大学に進む。山岳部のリーダーをつとめた。28歳のとき、カラコルム山脈の未踏峰「シェルピカンリ」(7380メートル)に登頂したという経験を持つ。小学校6年生のとき、西宮市の甲山に登った。これを手始めに、これまで665山に登った。一生1000山登山が目標という。


伊藤忠エネクス小寺明社長(1970年営卒)、神戸大学在学中は南米研究会に所属(2010.02.03)

住友生命広報誌「Best Book」1月号に、伊藤忠エネクス小寺明社長(1970年営卒)が登場、少年時代や学生時代の”読書”を語っている。神戸大学在学中は南米研究会に所属していた。入部の動機が、ほほえましい。小寺さんは、「ある日、学食で友人と食事していて、素敵な女性を目撃しました。食事を終え、学内を歩いていると、その女性が南米研究会の部屋に入っていきました。それが、友人と一緒に入会したきっかけです(笑)」と語っている。20代のときにブラジルに6年、30代で香港に7年、40代でイタリアに5年と18年間の海外駐在生活でした。ブラジル駐在決定にあたっては、南米研究会在籍が大きくものをいったという。

伊藤忠商事に入社のきっかけは、小学生のころ。故郷の岡山の街を母親と一緒に歩いていて、伊藤忠商事と書かれた建物(営業所)を目にした。「へんな名前じゃね」小寺さんは母親に告げると、母親は「立派な会社で、大きくなったらこの会社で仕事ができたらいいね」と答えたという。

小寺明(こでら・あきら)さんは、1947(昭和22)年、岡山県の生まれ。1970年神戸大学経営学部卒業後、伊藤忠商事に入社。2000年執行役員、'02年常務執行役員繊維カンパニーエグゼクティブバイスプレジデント、2004年金融・不動産・保険・物流カンパニープレジデント、代表取締役常務取締役に就任。2006年伊藤忠エネクス顧問、代表取締役社長に就任、現在に至る。


「歌劇」1月号に大津留厚教授(文)が登場(2010.02.04)

宝塚歌劇団監修、阪急コミュニケーションズ発行の月刊誌「歌劇」1月号に大津留厚教授(文)が登場、ハプスブルグ帝国を語っている。これは、同劇団の星組公演『ハプスブルクの宝剣─魂に宿る光─』にちなんでの記事。18世紀前半の中央ヨーロッパが舞台であり、その頃の覇者である、ハプスブルク帝国のなりたちについての紹介である。

多くの民族がハプスブルク家の統治のもとで一つにまとまっていた。なぜそれが可能だったのか。どんな必然性があったのについて大津留教授は「ひとつには安全保障上の必要があった。ヨーロッパの国々は18世紀半ばまでオスマン・トルコ帝国の脅威にさらされていた。こうした異教徒に対する守りの観点から広域的な安全保障の枠組みが必要だった」と解説する。

興味深いのは軍隊での用語。軍隊では、指揮・命令をするときはドイツ語を、ふだんの会話や教練では兵士の母語を使うと定められていた。一般の兵士は指揮・命令に使われるドイツ語(約80語)を覚えれば、自分の母語で軍隊生活を送ることができたという。

大津留厚(おおつる・あつし)教授の専攻は、ハプスブルク帝国史。神戸大学人文学研究科教授、著書・訳書に『ハプスブルクの実験』(春風社)、『エリザベート 栄光と悲劇』(刀水書房)、『青野原俘虜収容所の世界』(山川出版社)等がある。


元神戸大留学生マルツェリナ・レシニチャクさんが、「谷崎作品と私」の演題で講演(2月12日)(2010.02.08)

特別学内講演会ご案内

2月12日、元神戸大留学生マルツェリナ・レシニチャクさんによる「関西の谷崎潤一郎文学」の演題の講演会が、社団法人神戸大学工学振興会(工学部同窓会)の主催で開催される。

マルツェリナ・レシニチャクさん(ポーランド)は、2009年10月から2010年3月まで、神戸大学人文学研究科朴鐘祐先生の研究室に谷崎潤一郎の戯曲研究のため在籍していた。現在は、ポーランドのアダム・ミツキエヴィチ大学で谷崎潤一郎の文学作品を研究している。神戸大学工学振興会の機関誌「KTC」弟62号に、「谷崎作品と私」というテーマで寄稿している。

谷崎潤一郎の作品は、生前から多数の言語に翻訳され、民族や言語を超えて愛読されてきた。今回の講演会では、ポーランドの若い女性研究者の視点からの「谷崎潤一郎の文学」を生で聞くことができよう。

日 時 H22年2月12日(金)15:00~17:00
場 所 神戸大学大学院工学研究科内「創造工学スタジオ1」
    神戸市灘区六甲台町1-1
講 師 マルツェリナ・レシニチャク氏
    (ポーランド国立アダム・ミツキェヴィチ大学博士課程専攻)
演 題 『関西の谷崎潤一郎文学』

【参考】http://homepage2.nifty.com/KTC/gakunaimarusan/gakunaimaru.html


漆嶋稔(1979年経)さん訳『FRB議長 バーンズからバーナンキまで』の書評(2010.02.10)

漆嶋稔(1979年経)さんの翻訳書『FRB議長 バーンズからバーナンキまで』(レナード・サントウ著/緒方四十郎監訳、日本経済新聞出版社刊、定価2500円+税)の書評が、1月18日付「金融財政事情」に掲載された。評者は、小谷野俊夫静岡県立大学国際関係学部教授。

本書の原題は、『彼等は水の上を歩くか』というもの。FRB議長というと神格化されがちな存在である。本書では、直近の5人のFRB議長(バーンズ、ミラー、ボルカー、グリーンスパン、バーナンキ)の金融政策運営を実証的に分析、批判している。その点が類書と大きく異なっている。これが評者の見解だ。ちなみに、本書ではボルカーを最上位、バーンズが最下位、ミラーを最下位から2番目と評価している。 

原著者のレナード・サントウ氏は、ダラス連銀のエコノミスト等を経験し経済コンサルティング会社を設立。各国の政府、中央銀行、金融機関に金融情勢批評を提供している。監訳者の緒方四十郎氏は日本銀行国際関係統括理事、日本開発銀行副総裁を歴任、著書に『円と日銀』(中公新書)、『遙かなる昭和ーー父・緒方竹虎と私』(朝日新聞社)がある。

訳者の漆嶋稔(うるしま・みのる)さんは、神戸大学(経)卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行。北京、香港、広東、国際業務部、上海支店を経て中国語と英語のビジネス書の翻訳家として独立。主な訳書に『中国貧困絶望工場』『馬雲のアリババと中国の知恵』『市場烈々』(以上日経BP社)、『菜根譚ーー心を磨く100の智恵』(日本能率協会マネジメントセンター)等がある。大学在学中はESSメンバーとして活躍していた。


%EF%BC%A6%EF%BC%B2%EF%BC%A2.jpg


中尾光宏さん(2001年営前)の新著『お金を借りる秘訣は、お金を借りない努力を10倍すること』(2010.02.12)

中尾光宏さん(2001年営前)の『お金を借りる秘訣は、お金を借りない努力を10倍すること』が、クロスメディアパブリッシングから刊行された。定価は1480円+税。本書の帯には「元銀行マンの経営コンサルタントが教える、お金の上手な借り方、返し方、生かし方」とのキャッチフレーズが記されている。

著者は大学卒業後都市銀行に勤務し、ベンチャー企業の発掘に携わっていた。神戸大学でMBA取得後はベンチャー企業の創業に参画、株式公開を完遂している。著者は、お金を貸す側から借りる側に移った訳で、相反する両者の立場を体験している。そのため、著者は複眼的思考をもとに本書を練り上げることができた。本書は、「銀行との付き合い方」ということに関して、多くの中小企業経営者、ベンチャー企業経営者にとって大いに参考になるに違いない。以下は、本書の目次。

第1章 借りたお金は、返さなければいけない
第2章 そもそも銀行付き合いは必要なのか?
第3章 自分の会社が、興味を持たれないことには始まらない
第4章 財務諸表が読めれば、会社のピンチを未然に防げる
第5章 お金を借りないようにすればするほど、お金が集まる
第6章 銀行をうまく使えば御社はもっと伸びる 

本書については、AMAZONでは既に23件のカスタマーレビューが登録されている。そのうちの14が「星5つ」となっていることを付け加えておこう。

%E4%B8%AD%E5%B0%BE.jpg


大久保政芳教授(工)研究室が開発の”カプセル化技術”を活用した「特殊日焼け止め」開発される(2010.02.15)

神戸大学発ベンチャーのスマート粒子創造工房(神戸市)は、ロート製薬と共同で、マイクロカプセル化技術を活用した日焼け止め化粧品を開発した。外径1~2マイクロ(100万分の1)メートルの微粒子に紫外線吸収剤を封入することで、べたつきがなく、におわない乳液状の製品に仕上げている。この製品は、近々ロート製薬から発売される。

この新製品は、大久保政芳教授(工)の研究室が開発したカプセル化技術を活用したもの。ジビルニモノマー、ポリスチレン、紫外線吸収剤などの溶液から、紫外線吸収剤を内部に包み込んだカプセル状の粒子を作り出した。以上は、2月3日付日本経済新聞から。


創業50周年を迎えたフジッコ、創業社長の山岸八郎さん(1951年兵庫師範卒)(2010.02.16)

フジッコは、昆布の佃煮等でおなじみの会社。神戸市中央区港島に本社がある。フジッコでは、とろろ昆布、加工煮豆「おまめさん」、カスピ海ヨーグルト等々のロングセラー商品を多数持っている。今年で創業50周年を迎えるフジッコ。最初のロングセラーとなったのは、昆布の佃煮をパック詰めした「ふじっ子煮」だった。

「ふじっ子煮」が発売された1971(昭和46)年当時、昆布は量り売りの高級品だった。フジッコの開発担当者は約1年半かけて長期の保存方法を研究する。新商品として発売後は、一般家庭に急速に普及、フジッコを全国ブランドに押し上げる。当初は大鍋やしゃもじを使い、ほとんど手作業で作っていたが、拡大とともに製法も進化した。塩分は発売当初の半分以下になり、80年には合成保存料を撤廃している。

当初はシイタケやゴマなど定番の4種だったが、現在は冷え性の女性に人気のショウガなど11種に増え、減塩シリーズもある。容器も進化を重ねた。1986年には、中の酸素を抜いてできたての味をより長く保てるカップ型を開発。2005年には隅に残った昆布を取り出しやすいよう、丸底などを採用している。以上は2月9日付神戸新聞から。


%E3%83%95%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%B3.jpg

ところで、神戸大学に留学生に対して授与される「山岸八郎 (フジッコ) 奨学基金」をご存じであろうか。今年の1月20日、・ポートアイランドのフジッコ本社で認定証書授与式が開かれた。これは2010年度奨学生3人が決定し、開かれたものである。この奨学金は、フジッコの創業者である山岸八郎会長(1951年兵庫師範(発達科学部の前身)卒)の神戸大学基金への寄付により、2008年度にスタートしたもの。初年度は3人、2009年度は2人の私費留学生が奨学生として採用された。 

【参考】
「山岸八郎 (フジッコ) 奨学基金」授賞式(神戸大HP)
http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2010_01_26_01.htm


芦谷政浩准教授(経)の新著『ミクロ経済学』(2010.02.17)

有斐閣から芦谷政浩(あしや・まさひろ)准教授(経)の新著『ミクロ経済学』が刊行された。定価は3100円+税。本書のキャッチフレーズは「初歩から公務員試験対策まで やさしくナビゲート」というもの。章建ては、以下の通り。

序 章 ミクロ経済学とは
第1章 需要と供給
第2章 消費者行動の基礎
第3章 消費者行動の応用
第4章 消費者行動の発展
第5章 企業行動の基礎
第6章 企業行動の応用
第7章 競争均衡の基礎
第8章 競争均衡の応用
第9章 独  占
第10章 寡  占 
第11章 外部性と公共財
第12章 情報の経済学
第13章 ゲーム理論の基礎
第14章 ゲーム理論の応用
第15章 国際貿易
第16章 顕示選好

数式に終始することなく、言葉による直感的な説明や、図表をふんだんに盛り込み、多面的に解説することを心がけているのも本書の特徴。また、標準的な基礎理論に十分に紙幅を割くとともに、情報の経済学やゲーム理論などの応用トピックを、数式に頼らずにしっかりと説明している。過去25年分の公務員採用試験と過去5年分の裁判所事務官採用試験を分析して、傾向にそった例題・練習問題を91問を収録、受験用としての便宜が図られた。

%E8%8A%A6%E8%B0%B7.jpg

なお、本書を執筆するにあたっての苦心談等が、経済・経営・法学部等の同窓会の機関誌「凌霜」(2月刊)に、芦谷准教授が自らエッセイ風に語っている。


「情報」というコトバ、もとは軍事用語・・小野厚夫名誉教授(国際文化)の研究(2010.02.19)

「情報」というコトバ、もとは軍事用語・・小野厚夫名誉教授(国際文化)の研究

税理士新聞2月15日号に、(有)インフォナビ代表の上野佳恵代表が、「情報調査力で差をつける」のタイトルの小文を寄稿している。その中に、以下のような記述があった。

そもそも「情報」というコトバは、軍事用語であった。情報の語源に詳しい小野厚夫氏(神戸大学名誉教授)の研究によると、明治時代の1876年に翻訳された『佛國歩兵陣中要務実地演習軌典』の中に最初の用例がある。当時、陸軍はフランス式の編成を採用しており、フランス語のrenseignement(「人や物を知るうえで助けに資料や調べ」の意)に、「情報」という訳語が付けられ、”敵の状情の知らせ、ないしは様子”の意味で使われたという。

何気なく使っている「情報」というコトバには、このようないわれがあったのだ。この文章を書いた上野佳恵さんは、津田塾大学の卒業生。マーケティング・データ・バンク、マッキンゼー等で情報調査部門の業務に携わったのち独立して現職。昨年7月11日東京凌霜クラブで開催の第23回若手の会で「調べる力は鍛えられる」の演題で講師をつとめた。著書に『情報調査力のプロフェッショナル』(2009年、ダイヤモンド社)がある。

若手の会での講演が縁で、税理士新聞に寄稿の際、神戸大学東京オフィスに小野厚夫名誉教授に関する照会があり、小野教授は現在は名誉教授であることを確認した。


%E4%B8%8A%E9%87%8E%E3%80%80%E6%83%85%E5%A0%B1.jpg


島田誠さん(1966年営)が東京・小平市でギャラリー・トーク(2010.02.22)

1月11日(祝)、東京・小平市にある松明堂書店の地下にあるギャラリーで、島田誠さん(1966年営、ギャラリー島田代表)のトーク「石井一男を語る」ー石井一男さんと共にーが開かれた。このギャラリーでは、神戸出身の異色の画家である石井一男さんの個展が開かれていて、それにちなんだイベント。画廊一杯の聴衆が集まった。49歳まで全く無名の画家であった石井一男さんを発掘したのが、当時(1992年)神戸元町の海文堂書店の社長で書店の2階で画廊を経営していた島田誠さんだった。

松明堂書店で石井さんの個展が開かれるのは2度目。今回の個展は、昨年12月に講談社から刊行された後藤正治著『奇蹟の画家』(定価1700円+税)にからめて開かれた。この本は、画家石井一男さんにスポットライトを当て、同時に石井さんと島田さんの出会いを中心にして、石井さんの絵に惹かれた人々との交流を描いたノンフィクション。本来は、石井さんの”トーク”が切望されるところであるが、極めて無口な石井一男さんには無理。そこで、島田さんがトークをして、同席した石井さんが、ほんの少しだけ発言するという形式がとられた。

ところで、このイベントがあってから間もない1月17日付日本経済新聞の読書欄にあるコラム「あとがきのあと」に、『奇蹟の画家』の著者後藤正治さんが登場、自著を語っている。石井さんは、神戸の古い棟割住宅に一人で住み、6畳間で淡々と絵を描き続ける清貧の画家だった。その作品とそして石井さんや島田さんとの出会いから後藤さんは筆を起こし、石井さんの画の購入者や石井さんの作品に惹かれる人たちの姿が濃密に描かれている。

石井一男さんは、1992年に49歳で初個展を開くまでは、全くの無名だった。生活費はアルバイトで稼ぎつつましく暮らす(独身)。あとはひたすら絵を描く日々。純粋さや優しさを感じさせる石井さんの作品は、愛好者の輪を静かに広げていく。神戸だけでなく、東京や名古屋で個展が開かれ、絵も売れるようになる。しかし、石井さんの本人の清貧の暮らしぶりは変わらない。「絵そのものの力と、今の世にこんな人がいるのかという驚き」が後藤さんの取材の原動力となった。

%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%AD%A3%E6%B2%BB.jpg


内閣官房副長官付参事官補佐福嶋慶三さん(2002年法前)、地球温暖化を語る(地球温暖化問題担当)(2010.02.23)

日本フィランソロピー協会の機関誌「月間フィランソロピー」2月号に、内閣官房副長官付(地球温暖化問題担当)参事官補佐福嶋慶三さん(平14法前)が登場、地球温暖化を語っている。これは、昨年12月24日に同協会の定例セミナーでの講演記録である。

まず地球温暖化問題の概要について簡単に触れた後、福嶋さんは、今回のCOP15(気候変動枠組条約締結国会合)での議論の内容や決定事項、そして決まらなかった事項について話す。最後に鳩山政権が発足してから政府が検討している温暖化対策や予算の状況について情報提供をおこなった。

福嶋さんは1975年生まれ、立命館大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科修了(修士)。環境省入省後、温暖化問題に国内対策・国際交渉の両面から取り組む。その後、内閣官房構造改革特区・地域再生推進室、英国サセックス大学大学院留学(修士)、環境省環境保全部企画課などを経て、現在に至る。


田中康二准教授(文)他共編の『雨月物語』刊行(2010.02.24)

神戸大学人文学研究科田中康二准教授(文)他共著の『雨月物語」が、三弥井古典文庫シリーズの1冊として、三弥井書店から刊行された。定価は1800円+税。このシリーズは、古典文学をわかりやすい本文と読解のポイントを記すという企画で刊行を続けている。

著者は田中康二(たなか・こうじ)准教授のほか、木越俊介(きごし・しゅんすけ)山口県立大学准教授、神戸大学大学院博士後期課程在籍の天野聡一(あまの・そういち)氏。なお、木越准教授も神戸大学(1996年文学部・1998年大学院)の出身。

本書には、『雨月物語』の作者上田秋成(1734-1809)の小伝、文学史上の『雨月物語』位置、主要参考文献リスト(巻末)があり、初学者にとって便利な本となっている。日本近世文学の中で怪談の随一と目される『雨月物語』。表紙に描かれた白い蛇の絵が印象的。


%E9%9B%A8%E6%9C%88.jpg


石田憲司教授(海事)が会長をつとめる「海上交通システム研究会」が、フェリー業界の生き残り策を論議(2010.02.26)

2月6日、高速道路の大幅割引や無料化などで乗客減に悩むフェリー業界。その生き残り策を考えようと、大学教授や海運会社などでつくる「海上交通システム研究会」が、神戸大海事科学研究科で会合を開き、意見を交換した。

パネルディスカッションでは、同研究会会長の石田憲司教授(海事)が、「陸上輸送より海上輸送のほうが二酸化炭素排出量を抑えられる」と環境面のメリットを強調した。一方、レストラン業や小売業が収益の柱になっている欧州のフェリー会社の例が報告され、「船上でお金を使ってもらえるようなビジネスモデルが必要」との意見も出た。以上は、2月7日付読売新聞から。



 
    ホームお問い合わせ
kobe-u.comは神戸学術事業会(神戸大学教職員・卒業生が設立)によって運営されています
2002-2016 (C) kobe-u.com All rights reserved.