神戸大学大学院経営学研究科教授 砂川伸幸氏(いさがわ のぶゆき 1995年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了)が日経新聞朝刊の経済教室欄に「問われる企業統治」を連載執筆する
「売上高が数千億もある企業で何故あんなことが起きるのか」「技術は素晴しくても、経営がそれをダメにする」「社外役員がいるはずなのに、社長にはモノを言えないのだろうか」
オリンパスや大王製紙などの事例に接し、「問われる企業統治」(上)(下)を日経新聞紙上に執筆する。 経営の暴走はファイナンスがらみで生じることが多くその理由として、
①金融の倫理、②事業会社のファイナンスリテラシー(知識や活用能力)の不足、③コーポレートガバナンス(企業統治)の3つをあげている。
そして、企業経営を規律付ける様々な方策が不可欠であり、組織ぐるみの不祥事は社内では抑制できず、独立役員の導入では人数よりも構成が重要であり、社外役員の質を高める必要があるとしている。また事が起こってから第3者委員会で原因を解明しようとしても事後では遅く、金融の倫理・能力の向上が避けられず、加えてマスコミが「企業の不祥事で株主価値が大きく毀損された」と警鐘を鳴らし続けることで、日本のコーポレートガバナンスは向上する。
砂川伸幸(いさがわ のぶゆき) 1966年兵庫県生れ(津名高校出身)
1989年 神戸大学経営学部卒業
1989年 新日本証券株式会社入社
1995年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了(榊原ゼミ)
1995年 神戸大学経営学部助手
1998年 神戸大学経営学部助教授
2007年 神戸大学大学院経営学研究科教授
現在他に、京都大学経営学管理大学院客員教授、日本証券アナリスト協会試験委員、ファイナス学会理事とう
主要著書:「コーポレート・ファイナンス入門」日経文庫
「日本企業のコーポレートファイナンス」日本経済新聞出版社(共著) |