第28回日本国際賞(Japan Prize 2012)に佐川眞人博士(神戸大学工学部1966年卒)の受賞が決定する
国際科学技術財団は1月25日、2012年の日本国際賞の【環境エネルギー・社会基盤】分野の受賞者として磁石開発会社「インターメタリック」(京都市)の佐川眞人社長(68歳)と、【健康・医療技術】分野の受賞者として慢性骨髄性白血病の治療薬イマニチブの開発に貢献した米国のジャネット・ラウリ―博士(86)、ブラウン・ドラッカー博士(56)、ニコラス・ライドン博士(54)の3氏に贈ると発表した。賞金は各5千万円。授賞式は4月25日に東京で行われる。
佐川眞人博士は世界最高性能の永久磁石「ネオジム磁石】を開発した。この磁石を用いたモーターは小型軽量で消費電力が大幅に少なく、ハイブリッド車や電気自動車に使われるなど省エネルギーに貢献している。
日本国際賞(Japan Prize)とは、「科学技術において独創的・飛躍的な成果を上げ、科学技術の進歩に大きく寄与し、人類の平和と繁栄に著しく貢献した」人に対して、国際科学技術財団が授与する賞である。 第29回(2013年)は、物理・化学・工学領域では【物質・材料・生産】分野と生命・農学・医学領域では【生物生産・生命環境】分野に、第30回(2014年)は【エレクトロニクス・情報・通信】分野と【生命科学】分野に、第31回(2015年)は【資源・エネルギー・社会基盤】分野と【医学・薬学】分野を対象とすることになっている。
佐川眞人(さがわ まさと)博士 1943年生れ 徳島県出身
1966年 神戸大学工学部電気科卒業
1968年 神戸大学大学院修士課程(電気工学)修了
1972年 東北大学大学院博士課程(金属工学)終了 工学博士
1972年 富士通株式会社入社
1982年 住友特殊金属株式会社(現日立金属株式会社)入社
1984年 大阪科学賞受章
1985年 科学技術長官賞受賞
1986年 米国物理学会賞受賞
1988年 インターメタリック株式会社設立
同社代表取締役社長として現在に至る
1990年 朝日賞受賞
1991年 日本王用磁気学会賞受賞
1993年 大河内記念賞受賞
2003年 本田記念賞受賞 |